2024.3.15fri
【インタビュー】名古屋市出身のシンガーソングライター・澤田 空海理が2ndシングル『已己巳己』をリリース!
2024年2月14日(水)、シンガーソングライターとして活動中の澤田 空海理さんがメジャー2ndシングル『已己巳己(いこみき)』をリリース!
澤田さんは、メッセージ性のある歌詞と切ないメロディラインが特徴。美しくも儚い歌声と誰もがハッとさせられる言葉で、SNSを中心に人気を集めています。さらに、2023年12月にはメジャーデビューが決定し、数々のアーティストに楽曲提供も行うなど、今最も勢いのあるアーティストの一人です。
今回は、まだまだミステリアスな澤田さんについて深掘りするべく、新曲「已己巳己」制作についてから、地元・愛知での思い出まで、たっぷりお話をお伺いしました。
澤田 空海理
- PROFILE
- 1993年生まれ。愛知県名古屋市出身。2017年には作詞/作曲/編曲/プロデュース全て自身で担当したアルバム「フラワーガール」をリリースし、多方面から高い評価を得た。2021年3月にアーティスト名義をSori Sawadaから本名の澤田 空海理に変更。作家としても活動し、森七菜や足立佳奈などに楽曲提供も行う。2023年10月にインディーズラストシングル「ケーキの残骸」、12月にメジャーデビューシングル「遺書」を配信リリースした。
新曲「已己巳己」について
――メジャー2ndシングル『已己巳己』リリースおめでとうございます! 新曲「已己巳己」制作のきっかけを教えてください。
赤裸々に話してしまうと、本当は別の曲をリリースするつもりだったんですが、制作チームで会議をしたときに、反応があまりよろしくなくって。それで、一から作り直すということになり、生まれました。
――そうだったんですね。この楽曲は「心」がテーマになっていると思いますが、このテーマにした理由は?
半分、八つ当たりというか。最初の曲をはねられたっていうのも、やっぱりあると思います。最初に書いていた方は、これまでの作品と比べてみても鬱屈としていない作品で、その鬱屈としていないものをはねられた以上は、っていうのがやっぱりありました。「鬱屈としたものをやっていいんだったら」と(笑)。
――なるほど。じゃあ「已己巳己」と比べると、明るい印象の曲だったんですね。
そうですね、かなり明るかったと思います。
――いつかその曲も聞いてみたいです。「已己巳己」を聴かせていただき、私自身これまでの人生で”心がなければ、こんなに辛いと感じなかったのに”と思う場面が何度かあって、すごく胸が痛くなりました。この作品は実体験を基に制作されましたか?—―
他の曲ほどではないんですが、この曲にも必ずその一部はあります。あんまり自分が正しいことをしているという風に年々思えなくなってきていて。やっぱり、言い方が悪いですが、人をないがしろにして曲を書いていると言われれば、それまでで。それをやるからには、ヘラヘラして続けるわけにはいかないというのが自分の中にあります。最後の方に「あなたに出会いさえしなければ こんな惨めな化け物にならずに済んだのに。」という歌詞があるんですが、僕が通ってきた道や、人を題材にして曲を書くという行為自体がそもそもなければ、こういう結果に繋がっていなかった、と。こんなこと、しなきゃよかったと思う。そんな思いから書きました。
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タイトルの由来「同じ”心”でも、全く異なるもの」
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