「星野リゾート」Trip.48 |[★宿泊券プレゼント付き!]熊本城のおひざ元で、イイもの探し♪「OMO5熊本(おも) by 星野リゾート」。
#観光

2024.5.23thu

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「星野リゾート」Trip.48 |[★宿泊券プレゼント付き!]熊本城のおひざ元で、イイもの探し♪「OMO5熊本(おも) by 星野リゾート」。

旅好きな人にとっては憧れの「星野リゾート」。極上ステイを叶える独創的なテーマで圧倒的非日常を提供するホテルから、街の活気や文化を丸ごと楽しむサービスを提供するホテルまで5種類のサブブランドを抱えますが、どこも素晴らしいホスピタリティで多くの旅行者を魅了しています。雑誌『ケリー』編集長が毎月「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第48弾は、熊本城に見守られるようにたたずむ「OMO5熊本」へ。宿泊券プレゼントにもぜひご応募を!

profile 雑誌『ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。「熊本への旅は人生初! お城を眺めながら、とても贅沢な時間が過ごせました」。

熊本の一等地!街ナカで過ごす「OMO5熊本」は、人も景色も最高。

熊本城の城下町で、古くから栄える一等地「下通・上通商店街」。その中心にある「OMO5熊本」は、街歩きの拠点にうってつけ!熊本の方言で新しいもの好きを指す「わさもん」が集う場所です。このホテルのコンセプトは、「わさラッシュ!城下マチ」。街全体をリゾートとして、ゲストをディープな世界へと導きます。

共有スペースの「OMOベース」にある「ご近所MAP」は、OMO最大級の大きさ!スタッフが足で稼いだ60店舗のリアルなおすすめ情報が掲載されています。ジャンルは、ショッピングにグルメ、カフェと様々。他のエリアと比べると、バーの情報も多数発見。「この後体験するアクティビティにもバー関連があったような…」。この日、編集長も熊本のバーデビューを果たすことに!?

マップのすぐ隣には、熊本にまつわる書籍や写真集などが集まったライブラリーがあります。本とマップを合わせてチェックすることができるのが便利で、熊本滞在中に行きたいスポットが増えてしまいそう!カフェも併設されているので、ドリンクを飲みながらゆったりするのも◎。

「OMO5熊本」の凸凹テラスからは、熊本城がいつでも眺められます。日中の凛とした姿から夜の幻想的なライトアップまで、シャッターチャンスは24時間!このテラスは、茶臼山の地形に沿って建てられた廓をイメージし、景観に溶け込むような作りに。凸凹の高低差のあるベンチや植栽がユニークです。

熊本といえば、2016年の震災がまだ記憶に新しいところ。凸凹テラスの各所には震災で破損したお城の瓦を使ったライトが置かれています。

この植栽の鉢も、お城の瓦。こういう設えによって、震災を風化させることなく、未来の防災への意識に繋がるんだなと感じます。

やぐらルームに加えて新しいタイプも!くつろぎとワクワクのゲストルームにチェックイン。

OMOといえば、やぐらルーム。ここ「OMO5熊本」にももちろんあります。こちらは「やぐらルームB」のタイプ。和紙畳が素足に心地よいリビングスペースは広々。ソファベッドが二つに分かれているので、複数名宿泊でもゆったり過ごせます。

器の縁のように、客室空間をテーブルで囲んだ「うつわルーム」。入口から入るとすぐにデスクがありますが、ベッド側からはローテーブルとして使うことができます。

こちらは「えんたくルーム」。ベッドの間にテーブルを配しているので、日中はベッドをソファにして作戦会議、夜は仕切りとして活用してプライベートな距離を保てる空間に。ありそうでなかったタイプ!そしてどの部屋も収納力が抜群で、とても機能的です。

また、各部屋にあるカップがオリジナルでかわいい!熊本城と「OMO5熊本」をイメージしたイラストで、カラーバリエーションは、青、黄色、ピンクの3種類。こちらは、ホテルのショップで販売しています。「使い心地もちょうどいい!自分用のお土産に購入したくなっちゃいます」。

熊本を知るために、まずはOMOレンジャーと「城下マチさるく」!

すぐそこにはお城、周囲は賑やかな繁華街&商店街。このシチュエーションに、街歩き欲がふつふつと高まります。熊本の歩き方と街の特徴、隠れたスポットなどを広く深く知りたいならば、絶対にOMOレンジャーと行く「城下マチさるく」に参加しなくては!OMOベースの大きなご近所マップ前に集合し、まずは熊本の街についてのお話を聞きます。

「熊本とは、もともと隈本と書いたんですよ」と、OMOレンジャーの木原さん。このように漢字が変更されたのは、東海エリアの人にもゆかりのある戦国武将「加藤清正」によるもの。加藤清正が熊本に城を築いたとき、勇壮なイメージの「熊」の字を使うように命じたと言います。また、加藤清正は熊本の人々からも愛され、今でも親しみ込めて「せいしょこさん」との愛称で呼ばれているのだとか。そんな、歴史的背景の知識も得ながら、「城下マチさるく」に出発です。

向かうのは、熊本随一の繁華街「上通商店街」。アーケード街に、あらゆるジャンルのお店がひしめき合っています。また、新旧のお店が共存しているのも見ていて楽しいポイント。

まず足を止めたのは、金龍堂まるぶん店。創業100年を超える老舗書店です。ここには、火避けの守り神として「カッパの銅像」が3体並んでいます。熊本震災で被災をしたこの店ですが、カッパの銅像はびくともせずに残っていたとか。今でもお店の守り神として鎮座しています。

こちらは、アーケードの中間地点にある「OMOKEN PARK」。震災以前にはテナントビルが立ち並んでいましたが、今はポケットパークとして開放的なカフェ&スペースとして復興しました。

カフェの中庭では、井戸水を汲み上げることができます。熊本74万人の生活を支える地下水だと思うと、大切さが身に染みる!カフェ内はグリーンも豊富で、散策途中に立ち寄るととても癒されます。

商店街でお茶を振舞っているのは「お茶の堀野園 茶以香」さん。お茶の葉を炒る、香ばしい、いい香りが立ち込めています。ここは「深むし茶」の専門店として熊本市で創業し、今では健康管理士が作る健康茶も話題に。ここ上通店ではカフェが併設され、お茶スイーツも楽しめます。

商店街から脇道に進んだ先にある「汗かき地蔵堂」。ここには、平安時代より長安寺という寺がありましたが、廃仏となった名残がこの「汗かき地蔵堂」。国内で何か大きなできごと起こると石の表面が水に濡れたようになり、ご本尊のシルエットが浮かび上がるのだとか。過去には、第二次世界大戦の開始と終戦の時に汗をかいたと言われています。

「城下マチさるく」で歩くこと約1時間。興味深い話や小ネタを満喫した後は、ホテルに戻って「まぜまジェラート」(650円)で一息。好きなフレイバーのジェラートと、2種類のトッピングを選んで混ぜこぜにしたジェラートです。この日は、バニラと生スイートポテト、銘菓「肥後太鼓」を合わせた「OMO5熊本スペシャル」をセレクト。「肥後太鼓のザクザク食感がいいですね。おかきと豆のお菓子だから、甘じょっぱさがクセになります。疲れが吹き飛びます!」と編集長。

そろそろ夜の街歩き計画タイム。夜ごはんと熊本のバーデビューはOMOレンジャーにお任せ!

夕方5~6時の間、OMOベースのご近所マップ前では「くまもとGo-KINJO BAR」が開かれます。これはOMOレンジャーが、熊本市内に120軒以上はあると言われるバーを楽しむお手伝いをしてくれるもの。「地元のバーって、ハードルが高そうだけど…」とまずはフローチャートでタイプを診断。

そして今回、おすすめされたのが「夜香木」というバー。「洗練された女性がデビューしやすいお店ですよ」と教えてくれました。早速、夕食&二軒目のバーへ!

夕食は、おすすめのバー「夜香木」の二階にある「瑠璃庵」へ。熊本食材にこだわり、地元の人々で連日にぎわうお店です。建物は、もともと旅館だった築150年の物件をリノベーション。

大きな梁が建物の歴史を感じさせます。重厚でありながらもライトな木目のインテリアで、カジュアルにも過ごしやすい雰囲気です。料理はコースが基本。土鍋付きごはんと料理のしっかりとお腹を満たすコースもありますが、この日は2軒目も控えていたので「旬のお料理5品」(軽めの少し贅沢なおつまみ)のコースで。

「焼きそら豆とフムス」。ほっくりと焼き上がったそら豆に、中東の伝統料理フムスをディップしながらいただきます。自然栽培の野菜は、味わいと香りの良さが格別。

もち麦のサラダは、スナップエンドウとイカが入った、食感も楽しい一品。透明のトマトジュレとディルの香りがさわやかで「すっきりと冷えた白ワインに合いそうですね」。

ワインは、日本のものと自然派のワインが中心で、約1000本がスタンバイしているとか。スタッフに訪ねて料理に合わせてもらうのが正解です。

天草で獲れる魚を使った一品は「マナガツオのカツ」。上品な味わいの白身なので、レモンをキュッと絞って。添えられたカブのコールスローと自家製粒マスタードをアクセントに。

ホルモン剤を使用せず、循環型畜産農業で飼育した「菊池源吾牛」を使ったハンバーグがメイン料理。繋ぎも使用しないので、肉のうま味がダイレクトに味わえる一品です。この店の料理は、地元の魚介や野菜、肉、ジビエを使った和食をベースに、各国のテイストをプラス。「少しずついろいろ食べられる。このポーションがとても贅沢。ワインと一緒においしくいただけました!」と編集長。物足りない場合はアラカルトで追加することもできます。

お腹を満たした後は、1階の「夜香木」へ。隠し扉のような引き戸を開けると、程よくライトダウンした落ち着いた空間が広がります。この店でバーテンダーを務める木場さんは、世界最大級のカクテルコンペティション「DIAGEO WORLDCLASS」で優勝した経歴を持つ人物。「ここでしか飲めない味」をゲストに提供することを信条にしながらも、バーのハードルを下げたいと、ノーチャージかつBGMやメニューのセレクトにもこだわっているのだとか。

編集長がオーダーしたのは「Beni」。バーボンウイスキーと地元の赤ワインなど3種類を合わせた、軽やかでエレガントなカクテルです。

奥にあるのは、屋号でもあり、夜にしか咲かない「夜香木」の香りを再現した「Yakoboku」。ジンをベースに、スノージャスミンや台湾のスパイス・マーガオ(山胡椒)が香ります。熊本で400年ほど続く伝統的な陶器「小代焼」のグラスの口当たりや質感も優しい。ビーントゥーバーのチョコレートで作られる「カカオ 326」のボンボンチョコレートと一緒にいただき、夜のひと時を過ごしました。

「清正公(せいしょこ)さん乾杯セット」でもう一杯!熊本の夜を満喫。

ホテルに戻ると、OMOベースと凸凹テラスが何やら賑やか。「むしゃんよか 熊本城Night」が開催され、食後の一杯を熊本城とともに楽しんでいます。このアクティビティは、夜8~10時まで毎日開かれ、毎週金曜と土曜はご近所アーティストによるライブ演奏が行われます。

「清正公さん乾杯セット」(2000円)をオーダーすると、オリジナルカクテルとスイーツ、清正公さん乾杯カードがついてきます。カクテルは、球磨焼酎「武者返し」に清正公さんが朝鮮から持ち帰ったと言われる「清正人参(セロリ)」と柚子を合わせたさわやかなおいしさ。トラをモチーフにした抹茶テリーヌの最中をアテに。

清正公さん乾杯カードには、夜限定で見られる仕掛けが!モノクロの清正公さんをフラッシュ撮影すると、色が浮き上がります。「こういうトリックって、ついやってみたくなって、うまくいくと盛り上がりますよね。清正公さんも『むしゃんよか(熊本の言葉でかっこいいという意味)』です!」。

朝食から熊本らしさ満点。「オモーニングブレッド」でエネルギーチャージ。

「OMOカフェ」の「オモーニングブレッド」(1250円)は、5種類のメニューがスタンバイしています。選びたいのは、やっぱり熊本らしいもの!「ホワイトシチューのキューブトースト れんこんマスタード」は、からしれんこんのチップスが添えられているのが特徴的。パンをカットすると温かいシチューがジュワッとあふれ出します。すべてのメインに、サラダとスープ、ドリンクがセットになっています。

「フレンチトーストさつまいも&シトラス」も、地元ならではの食材を使ったメニュー。なめらかなさつまいもペーストと柑橘果汁を合わせた、甘酸っぱいスイーツのような朝食。

「熊本城を眺めながらテラスでいただくのも素敵ですが、今日は昨日歩いたルートのおさらいと、この後の散策計画をしたいのでマップの前で!」。朝食タイムも有意義に♪

チェックアウト直前にもう1アクティビティ!城と街の魅力を「かたらんね!熊本お城ばなし」

毎日朝の10時から行われている「かたらんね!熊本お城ばなし」は、11時のチェックアウトギリギリに参加できるアクティビティ。加藤清正の人となりに関連したエピソードの数々で、熊本城と街の魅力を知ることができます。

加藤清正は「おしゃれだった」「女性に弱かった」「心配性だった」というタイトルに、編集長も興味津々。トラをも退治したという豪傑ぶりとは正反対!な、これらのエピソードから、熊本城が難攻不落だった理由や、熊本の街が地下水都市と呼ばれるようになった理由が紐解かれます。

OMOレンジャーとオリジナルの絵札を持ってじゃんけん勝負。最後の最後まで、盛り上げてくれます!

「かたらんね!熊本お城ばなし」に参加をするともらえる「オリジナルマップ」は、絶景のフォトスポットの紹介などが記されているので、旅の締めくくりに立ち寄って思い出作りをするのも◎。「取っておいて、次の熊本旅行の時に使うのもよさそうですね」。

思い出に残るモノ作りがしたい!という人には、11時から始まるアクティビティ「miikke(みっけ)~あなたのくまもといろ~」(1800円)への参加がおすすめ。チェックアウト後からでも参加可能です。これは、熊本を拠点に活動するユニット「itiiti」協力によるもの。熊本城の石垣をかたどった「熊本城 武者返しブローチ」を選ぶところからスタート。

ブローチのカラーバリエーションは30色!からしれんこんや馬刺し、名所の通潤橋(つうじゅんきょう)などからイメージする色がずらりとそろっています。2色を選ぶとき、思い出に残ったものから選んでも、色のインスピレーションで選んでも。

台紙に選んだブローチを差し込むと、清正公さんが石垣の上に立っているみたい!

次に、熊本名産のい草をカット。泥染めした「藺草」(いぐさ)の感触と自然の癒される香りを感じながら長さを切りそろえます。「『藺草』の素材に触れたのは初めて。さらさらとして軽くて、質感も気持ちいいです」。

カットしたい草を「itiiti」オリジナルのボックスに詰めて、ブローチを付けた用紙でふたをすれば完成。「藺草」は消臭効果もあるので、自宅に帰ってからも重宝しそう。または、旅のエピソードとともにプレゼントにしても。
熊本の街とグルメ、お城、アート…。様々なジャンルを満喫した「OMO5熊本」での滞在。五感に刺激を受けた2日間の旅もここで終了です。
さて、次はどこの星野リゾートへ? 次回もお楽しみに!

OMO5熊本(おも) by 星野リゾート

住所
熊本市中央区手取本町5-1
時間
 IN15:00/OUT11:00
駐車場
 あり(提携・有料)
カード
 可
料金
 1泊1万8000円~(税・サービス料込、食事なし)
公式サイト
 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kumamoto
インスタグラム
https://www.instagram.com/omo_hotels/?hl=ja

※掲載されている情報は、2024年4月時点のものであり、変更となる場合があります。

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応募締切は2024年7月1日(月)

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KELLY Editors

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