ナチュールワインと小皿料理のビストロ「que」とカクテル&ワインスタンド「nome」【伏見】
#バー

2024.7.2tue

ナチュールワインと小皿料理のビストロ「que」とカクテル&ワインスタンド「nome」【伏見】

洋菓子店「カシヅキ」やお酒が飲める大衆酒場「ワイロ」」、ナチュールワインを楽しめるビストロ「リンダ」、ラム肉料理の「羊咩咩」など、名古屋の飲食シーンに新しい風を送り続ける人気店の姉妹店として、2024年6月に「que(キュー)」と「nome(ノメ)」が誕生しました。

地下鉄「伏見駅」から徒歩3分程。広小路通に面した細長いビルの1・2階にオープンしたばかりの、話題の新店をご紹介します。

ワインセラーには、常時300~400種類のナチュールワインがスタンバイ!

地下鉄・伏見駅から西へ向かって広小路通を歩いていると、窓ガラス越しに見えるスタイリッシュな店内や、ライブ感いっぱいの調理スタッフの様子に、思わず足が止まります。

2024年6月4日にグランドオープンしたこのお店、1階は小皿料理とナチュールワインのビストロ「que」、2階はアテとお酒を楽しむカジュアルバー「nome」

店内は、コンクリートがむき出しになったワイルドな空間で、随所に飾られたグリーンと相まって、森の中の洞窟に迷い込んだような雰囲気です。

2階にあるワインセラーには、信頼のおける生産者のナチュールワインを中心に、常時300~400本がスタンバイ。少量生産の希少なワインも多く、毎週新しいワインが次々と入荷します。

ボトルでオーダーしたいワイン好きの方は、ワインセラーに入ってセレクトできるのもうれしいポイントです。

想像力をかき立てる、ワクワク感が止まらない小皿料理(1F que)

1階の「que」は、同じくナチュールワインを楽しめる系列店の「linda」とは一線を画し、「いろいろな料理を少しずつ食べたい」というわがままを叶えてくれる小皿料理が特徴です。

「ズワイガニと旬野菜のクスクスタブレ」(800円)

直径10数cmほどの小ぶりなお皿に、旬の野菜や肉、魚など厳選した食材を使った彩り豊かな料理を盛り付け。まるで、日本スタイルのおばんざい料理を、思い思いに選ぶような自由さがありながら、一皿一皿がどれもスペシャリテのような存在感と輝きを放っています。

「鴨胸肉ロースト・スパイスバター」(1400円)

1人呑みや2~3人の集いでも、色とりどりの料理をたくさん並べて食べるという贅沢さを、存分に満喫できるのが魅力です。

店内で生地をこね、発酵から焼成まで手掛ける「自家製リッチバターブリオッシュ」(1P 400円)

メニューを見ると、自家製海藻バターとカラスミ、発酵エビペーストと煮干し、和牛ラグーと花山椒など「この組み合わせ、食べたことない!」「どんな味わい、香りなのだろう?」と想像力がかき立てられる品々がずらり。

シェフの加藤泰行さんによると「イタリアンやフレンチの要素に、カラスミや海藻など、日本らしい食材や旬の物を取り入れています。小皿料理なので、平均6~7品は楽しんでいただけると思います」とのこと。

「メニューを見ただけで心が躍ったり、運ばれてきた料理に満面の笑みがこぼれたり。そのワクワク感を楽しんでほしい」と語る加藤さん。新しい味との出合いに期待が高まります。

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ナチュールワインと小皿料理のビストロ「que」とカクテル&ワインスタンド「nome」【伏見】

WRITER

Shizue Hanano

Shizue Hanano

大学卒業後、編集会社に勤務し、レジャー情報に関する雑誌編集、ウェブサイトの立ち上げに従事。紙媒体の企画から執筆まで一貫して携われるステージを求めて北陸・金沢の出版社へ。30歳を機にUターンし、名古屋の編集プロダクションへ。新聞、全国誌、地元タウン誌、フリーペーパー、ウェブサイトなど多様なメディアでのディレクション、編集、 執筆を担当。2011年からフリーランスとして活動中。

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