感性を刺激する出合いの連続。「パルコを広告する」1969 – 2024 PARCO広告展が名古屋PARCOで7/15まで開催中!
#体験

2024.7.5fri

感性を刺激する出合いの連続。「パルコを広告する」1969 – 2024 PARCO広告展が名古屋PARCOで7/15まで開催中!

名古屋PARCOでは、開業35周年を記念し、パルコの広告表現を通覧できる展覧会 “「パルコを広告する」1969-2024 PARCO広告展”を西館6F「PARCO GALLERY」にて7月15日(月・祝)まで開催中。今回は、展覧会の会場レポートをお届け!

各時代のトップクリエイターによる広告の数々

本展は、PARCOが開業した1969年から2024年まで、約半世紀にもわたる広告クリエイティブの歴史を現在の視点で再解釈し、一望できる展覧会です。各時代のトップクリエイターと手を取り合い、コマーシャルの範疇を超えた表現として発信し続けるパルコの広告は、インスピレーションに満ちたものばかり!

会場に足を踏み入れると、「2000年以降」「1990年代」「1980年代」「1970年代」と、現在から過去へ4つの年代を遡行していく展示になっており、パルコの広告の原点が垣間見える構成に。

エリアごとに「予言」(70年代)・「広告」(80年代)・「渋谷」(90年代)・「アート」(2000年代以降)といったキーワードを仮説的に設定しているのが見どころです。

各時代の精神が表現されている中でも、私が特に感銘を受けたのが「予言」(70年代)の広告。「さらば故郷、ファッションに国境はない。」(1977年 AD:長谷川好男 I:山口はるみ)、「モデルだって顔だけじゃダメなんだ。」(1975年 AD:石岡瑛子 C:長沢岳夫 P:横須賀功光)など、多様性の時代を“予言”するような広告の数々は、古さをまったく感じさせません。

展示されているポスター・CM作品は、エリアごとにそれぞれ2人のゲストキュレーターによる対談形式で選定されたもの。対談は展示会場内でムービーが上映されるほか、会場で販売する公式リーフレットにも掲載されています。

展示の最後には記念グッズの販売も!

会場では、展示の最後にクリアファイルやポストカード、トートバッグといった記念グッズの販売も。中でも公式リーフレット(1200円)は、A3変形の大サイズで見ごたえたっぷりなので、ぜひチェックを。インスピレーションに満ちた、今しか見れない貴重な広告展へぜひ足を運んでみてください!

「パルコを広告する」1960-2024 PARCO 広告展

会期
2024年6月28日(金)~7月15日(月・祝)
10:00~21:00
※最終日は18:00閉場、入場は閉場30分前まで
会場
名古屋PARCO 西館6F「PARCO GALLERY」
(愛知県名古屋市中区栄3-29-1)
入場料
無料
展覧会公式サイト
https://art.parco.jp/


※掲載内容は2024年7月時点の情報です
※価格は税込み表記
※会場内混雑緩和の為、入場制整理券を配布させていただく場合がございます。
※企画内容は予告なく変更になる場合がございます。

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WRITER

Wakana Yamauchi

Wakana Yamauchi

兵庫県出身。京都の大学を卒業後、 編集者になるために名古屋へ。ゲーム、猫、ファッション、写真が好き。自宅をリノベーションして以来、インテリアにハマっている。

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