「星野リゾート」Trip.51 |[★宿泊券プレゼント付き!]勇壮な桜島を目前にしながら、民芸と伝統の技に触れる珠玉の宿「界 霧島」
#観光

2024.9.23mon

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「星野リゾート」Trip.51 |[★宿泊券プレゼント付き!]勇壮な桜島を目前にしながら、民芸と伝統の技に触れる珠玉の宿「界 霧島」

旅好きな人にとっては憧れの「星野リゾート」。極上ステイを叶える独創的なテーマで圧倒的非日常を提供するホテルから、街の活気や文化を丸ごと楽しむサービスを提供するホテルまで5種類のサブブランドを抱えますが、どこも素晴らしいホスピタリティで多くの旅行者を魅了しています。雑誌『ケリー』編集長が毎月「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第51弾は、大自然に囲まれ桜島を望む、ダイナミックな景色と温泉が魅力の「界 霧島」へ。宿泊券プレゼントにもぜひご応募を!

profile 雑誌『ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。「海と山の絶景を一望できる景色は最高。ここにいるだけで穏やかな気分になれます」。

神話が息づく高千穂峰の中腹。滞在ではその文化や歴史にも思いを馳せて。

鹿児島空港から、レンタカーや公共交通機関で1時間弱。高千穂峰の麓にある「界 霧島」。「天孫降臨」の神話が今もなお語り継がれ、近隣には数々のパワースポットが点在しています。街から自然あふれる高原エリアへと景色を変えていく「界 霧島」までの道のりも興味深い!

館内に踏み入ると、窓の外の景色と馴染むような色合いの空間が。霧島錦江湾国立公園の景観を存分に楽しめる作りになっています。

トラベルライブラリーでは、特産の霧島茶を用意。すっきりとした味わいの中にうま味があり、まるでだしのように深みがあります。

高千穂峰を描いたタペストリーが張られたトラベルライブラリー。大きな窓ガラスから差し込む自然光を感じながら、到着の余韻に浸ることができます。ここには、旅にまつわる書籍がそろっています。

ご当地部屋「薩摩シラス大地の間」の、特別感と工芸品に感動。

この日の宿泊は、ご当地部屋「薩摩シラス大地の間(特別室)」。ヘッドボードには、桜島の噴出物を材料にした山麓の風景が描かれています。全体的にアースカラーでまとめられた、落ち着きのあるデザインです。

保湿性に優れたシラスのヘッドボード。「質感があり、よく見ると火山灰であることがわかります」。

窓からの絶景は、270度のパノラマビュー!ソファに腰掛けた正面には、桜島が。天候によっては、噴煙を上げている様子が見られることも。「活火山のスケールは、想像以上の迫力を感じますね」。

別の角度では、霧島連山の景観。部屋からせり出すように作られたこの空間は、マットレスに寝転ぶと、まるで空中を漂っている気分!この部屋からは、霧島錦江湾国立公園を俯瞰で楽しめます。

室内のインテリアの数々も美しい!こちらは薩摩和紙のライト。温かみのある風合いと模様は、明かりをつけるとふわっと優しい光。

壁飾りには大島紬。素朴で繊細な柄で、山々が連なる霧島エリアを表現しているのだとか。

部屋の照明に使われた「薩摩切子」は、鋭いカットの技術に加えて、ぼかしと呼ばれるグラデーションが特徴。光を当てると特有の風合いが生まれ、部屋を包み込みます。

ルームキーには、天孫降臨の神話にまつわるデザインが施された薩摩ボタンが埋め込まれています。「部屋で目にする一つひとつに工芸品のこだわりがあり、薩摩への深い愛情を感じますね」。

チェックインの時に手渡されたこちら。実際の桜島のシルエットがり抜かれています。「ついつい、重ねて楽しんじゃいますね♪」。

絶景と焼酎、温泉…。霧島らしさを満喫するアクティビティに参加。

チェックインして一息ついたら、「界 霧島」のアクティビティに参加。まずは、ビューテラスに移動して「だれやめセット」(1300円)をいただきます。ビューテラスは、正面に桜島を見据える、高原の風が心地いい場所。

「だれやめ」とは、南九州の方言で「晩酌で疲れを癒す」の意味。そのセットは、すっきりとした味わいの芋焼酎を飲みながら、ラム酒が香るアイス最中をいただく、お酒尽くし!焼酎が入っているのは、九州ならではの器「ハト燗」。「お酒もスイーツもフルーティーな甘さやまろやかさがあって、疲れが吹き飛びます!」。

「早く温泉に浸かりたい」という気持ちをさらに高めてくれる「温泉いろは」に参加。界霧島の温泉の効果的な入浴方法や、温泉効果を高めるためのドリンクを紹介してくれます。キャロットジュースをいただきながら学びます。

いざ温泉へ。「界 霧島」の大浴場は、宿泊棟からスロープカーで移動した先にあります。

スロープカーに乗ること約3分。国立公園の中をゆったりと下っていきます。秋が深まると、あたり一面はススキ野原に。手つかずの自然が残されているので、時には野生の鹿などがひょっこりと顔を出すこともあるのだとか。

「湯上がり処」に到着。土地ならではのお茶や温泉効果を上げるドリンク、クールダウンのアイスキャンディーがスタンバイしています。

ここの温泉は、単純硫黄温泉。内風呂には、「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類があり、まずは37℃の「ぬる湯」で心身ともにリラックスするのがおすすめ。脳を眠りと錯覚させたら、源泉かけ流しの「あつ湯」でじんわりと汗を引き出して。

その後、自然に溶け込むようなインフィニティの露天風呂へ。霧島の硫黄泉は、透明感のある明るい肌をもたらすとか。「ゆっくり浸かって、効能を実感したいと思います!」。

夕食は、特別会席と焼酎のペアリングで、互いの味を引き出す「妙」を体験。

地域ならではの食材をふんだんに使った「特別会席」で夕食。今回は、鹿児島の焼酎を料理に合わせたペアリングでいただきます。「ワインや日本酒のペアリングは経験がありますが、焼酎は初めてです!」。

【先付け×匠の華(霧島茶割り)】
南九州の伝統和菓子「あくまき」に香ばしいおかきをまとわせた先付け。その風味を引きたてるような、お茶と焼酎の華やかな香りが特徴の焼酎を合わせています。「匠の華」は、アルコールが30度と高め。芋の中心だけを白麹で醸造するため、味わいが濃厚なので、霧島茶との相性もとてもいい!

【煮物椀×萬膳庵(水割り)】
青ゆずとあおさ海苔の風味が豊かな、鮑真薯。だしの効いた味わいを引き立たせる、芋焼酎の上品な甘みと香りが楽しめます。

【宝楽盛×天狗櫻(水割り)】。
土地の食材をふんだんに使った八寸やお造り、酢の物が、種類豊富に少しずつ。おかもち風に供されるのもユニーク! この日合わせたのは、甕壺仕込みの無濾過焼酎。コクがありつつもさっぱりとした飲み口なので、どの食材にもよく合います。

【揚げ物×夏の小牧(ソーダ割り)】
食感の残るえびのたたきや、上品なハモ、野菜の揚げ物には、シュワッと口当たりのいいソーダ割りを。2種類のサツマイモをブレンドした焼酎のほのかな甘みで、すっきりとした味わいです。

【台の物×なかむら(前割り)】
メインの台の物「黒酢で味わう和牛と黒豚の天地蒸し」。野菜の段と肉の段で、天と地を表現したせいろを蒸し上げます。豚肉は特産物の黒豚で、柔らかさと甘みが格別です。

「野菜もたっぷり、一緒にいただけるのがうれしいですね」と編集長。ゴマダレと黒酢ぽんずでいただきます。焼酎は、黒豚のうま味によく合う「なかむら」を、まろやかに味わう前割りでいただきます。

甘味は、界 霧島特製の軽羹あんみつ。軽い食感の軽羹とコクのある黒糖アイスのバランスが絶妙。龍門司焼の器にも魅了されます。

食後はこの日最後の「ご当地楽」。「天孫降臨」とは、古事記と日本書紀に記された日本の神話。皇室の御先祖が天から舞い降り、國を豊かにした様子が語られています。その一部ストーリーを、神楽鈴と太鼓で舞い、表現します。

皇室の御先祖が舞い降りたのが、「界 霧島」のある高千穂峰とされていて、その山頂も見ることができます。遠い昔から語り継がれる神話を、タイムトリップしたかのように体験できるこのご当地楽は、絶対に見ておくべき!

高原で目覚める心地よさから始まる一日。体が喜ぶ朝時間を過ごす。

スッキリと目覚めた朝。爽快な高原の空気を全身で取り込むような「現代湯治体操」で、ウォーミングアップします。呼吸法を意識しながら首や肩のストレッチを行い、天孫降臨神話にちなんだ動きを取り入れたオリジナルな体操がユニーク。「呼吸を意識すると、体がぐんぐんほぐれていく感覚が得られます」。

身体を動かした後の朝食は、よりおいしい!さつま揚げやさつま汁など、鹿児島の郷土料理を用いた和食膳です。

さつま汁は、根菜や鶏肉などの具がたっぷり入った、麦味噌ベースの汁物。味噌と根菜の甘み、だしのうま味は、体に優しく染み渡ります。

香ばしく炙ったさつま揚げは、熱々のうちに。ご飯には、0.01ミリの薄さに削った良質なかつお節をのせて。九州の甘い醤油を少し垂らして口の中に入れると、かつお節がとろけて風味が広がります。「どれもごはんに合うものばかりで、つい食べ過ぎてしまいます…」。

「茶一杯」で、チェックアウトのギリギリまで霧島を楽しむ。

「界 霧島」では、チェックイン当日の22時までと、翌日8時~12時の間で「茶一杯セット」(1000円)が楽しめます。チェックイン当日は「だれやめセット」を堪能した編集長は、この「茶一杯セット」をチェックアウト前に楽しむことに。地元で人気の高い和菓子店「あじ福」で作られたオリジナルの上生菓子と、特上煎茶が味わえます。この日の和菓子は夏の桜島をイメージしたもの。秋はススキ、冬は星空と、季節ごとに和菓子が変わります。景色と和菓子を一緒に楽しむならば、午前中がおすすめとのこと。
目にするものすべてに感銘をうけ、土地の魅力を感じた「界 霧島」での滞在。「もっと体験したい!」と思いつつも今回はここで終了。
さて、次はどこの星野リゾートへ? 次回もお楽しみに!

界 霧島

住所
 鹿児島県霧島市霧島田口霧島山2583-21
時間
 IN15:00/OUT12:00
駐車場
 あり
カード
 可
料金
 1泊3万1000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
公式サイト
 hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikirishima/
インスタグラム
 https://www.instagram.com/hoshinoresorts.kai/

※掲載されている情報は、2024年8月時点のものであり、変更となる場合があります。

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応募締切は2024年11月1日(金)

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KELLY11月号(2024年9月21日発売)週末の癒し旅

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