2024.9.23mon
PR秋、芸術の旅へ。開館20周年を迎えた「あま市七宝焼アートヴィレッジ」へ出かけよう
秋は、芸術への扉を開くチャンス。芸術に触れて、自分の中にあるクリエイティビティを刺激して。開館20周年を迎えた「あま市七宝焼アートヴィレッジ」へ出かけよう。2024年9月21日(土)から、秋季特別企画展がスタートしたばかり。20周年となる今年度は、この先も記念イベントが盛りだくさん。身近な芸術「尾張七宝」を知って、触れて、感じて。
日本の七宝焼で唯一、伝統的工芸品に指定されている「尾張七宝」
愛知県が世界に誇る七宝焼「尾張七宝」は、七宝焼の中で唯一、伝統的工芸品に指定されている私たちにとって“最も身近”な芸術のひとつです。秋は、まだ見ぬ芸術への扉を開ける絶好の機会。「尾張七宝」の歴史と今を伝えてくれる「あま市七宝焼アートヴィレッジ」へ出かけてみませんか。まず、七宝焼とは?つるんとした質感、美しく繊細な絵付けは、まるで陶磁器を彷彿させる見た目だが、実は金属の表面にガラス質の釉薬をのせて焼き付けた金属とガラスの合体工芸。日本で七宝焼が作られるようになったのは、1833年、名古屋市に住んでいた梶常吉という人物が七宝焼の作り方を発見したことに始まったと言われています。
鉱石の中に銅の結晶が入った鉱石「茶金石」を釉薬に合わせて使用した「茶金石古代文六角面取り大香炉」。古代文や鳳龍文と呼ばれる龍と鳳凰の文様は、この地方の代表的な図柄のひとつ。
高さ18㎝と小ぶりながら、肉眼でははっきり分からないくらい細かい藤の花びらがびっしりと描かれています。また、肩から口の部分にかけて異なる幾何学文様がきっちりと割り付けられており、技術力の高さがうかがえる作品です。
七宝焼の職人たちのクリエイティビティが、あなたの感性を刺激してくれます
「あま市七宝焼アートヴィレッジ」では、常設展にて七宝焼の制作工程を順に紹介するとともに、さまざまな技法の紹介、現存する「尾張七宝」の名品たちを展示。中でも、“有線七宝”と呼ばれる代表的な技法は、下書きの絵柄に沿って金属線を貼る気の遠くなるような繊細さが求められる技法のひとつです。絵柄の中の境界線となっている“線”は、実は下絵に沿って張り巡らされた金属線。そんな制作工程を知ることで、目の前にある作品の“凄み”が深まっていきます。「尾張七宝」を知る。知ることで感じられる、職人たちのクリエイティビティ。きっと「尾張七宝」が、あなたの奥に眠るクリエイティビティを刺激してくれます。
七宝焼の制作工程を知ることが、作品への理解度を深める近道。素地作りから始まり、覆輪付けで終わる全7工程。全盛期は、それぞれの工程ごとに専門の職人がいたそう。
クリエイティビィティを刺激されたら「七宝焼体験教室」で発揮して
「あま市七宝焼アートヴィレッジ」では、予約不要で七宝焼体験教室に参加可能。所要時間は1~3時間程度、30種類を超えるベースデザインが用意されています。展示鑑賞で刺激されたあなたの創作意欲を発揮するチャンス。15色程度の釉薬の中から好みのものを組み合わせて、あなただけの作品に仕上げることができます。当日受け取り可能。
七宝焼体験教室
- 受付時間
- 9:30~15:30
- 料金
- 1000円~(選ぶデザインによって異なります)
開館20周年記念・秋季特別企画展「明治七宝の美-二人のナミカワを中心に-」がスタート!
明治時代に大きな技術的発展を遂げ、海外の博覧会などでも高い評価を得た日本の七宝。多くの人から称賛を浴びた明治時代の日本の七宝作品を通じて、近代の七宝の歴史を振り返ります。先着500名様にオリジナルグッズプレゼント!
秋季特別企画展「明治七宝の美-二人のナミカワを中心に-」
- 期間
- 2024年9月21日(土)~11月4日(月・休)
冬季特別企画展をキュレーションする春田幸彦さんが語る「七宝の魅力と、今と昔」
「七宝は、西欧ではエマイユやエナメル、中国では琺瑯(ファーラン)や景泰藍(チンタイラン)などさまざまな名称が付けられていますが、日本では仏教典に出てくる“七宝(しちほう)”が語源になっていると伝わっています。この名称も他国にはない美しい表現だと思いますし、何より絵画とは違う、ガラス釉薬ならではの透明感や金属の光沢の融合が魅力的です。デジタルアートが当たり前の現代だからこそ、人の手で、したたかに作られた作品を見ていただきたい。七宝作品の技法の多くは“有線七宝”です。その緻密なデザインの細工は、映画や小説など奥深いストーリーを楽しむように長く鑑賞できるのが魅力。ぜひ、ガラスや陶磁器にはない“金属の模様線”を楽しんでください。冬の企画展では、技術的な約束事、意匠にとらわれることなく、七宝は“金属に表情を与える素材”として捉えている若手作家たちを中心にキュレーションしています。尾張七宝とはまた違う斬新なアイデアも楽しんでいただきたいです」。
冬季特別企画展「現代作家・若手作家七宝作品展(仮)」
- 期間
- 2025年1月25日(土)~3月2日(日)
常信明子(ジョウシンヒロコ)。縁起の良い食べ物をモチーフに額絵作品などを発表。金属箔を効果的に下地に焼き付けて、青物魚などをリアルに描写しています。
西田幸乎(ニシダサチコ)。プリック・ア・ジュールを技法の主軸としたジュエリーやオブジェを制作日本では、“透胎七宝”と呼ばれる技法にあたり、ステンドグラスのような効果がある技法。
寺嶋孝佳(テラジマタカヨシ)。ドイツ在住のコンテンポラリージュエリーアーティスト。ドイツシュムック(ジュエリー)コンペで最高賞であるホムマン賞を受賞。七宝作家ではないので、七宝の定義から解放された発想で表現。
村中恵理(ムラナカエリ)。動物と植物を組み合わせた独特な世界観。金や銀の金属箔を混在させ透明度の違う釉薬を使用し表面の光沢の変化、外形の切り取り方によって、奥行きのある表現にこだわっています。
春田幸彦(ハルタユキヒコ)
あま市七宝焼アートヴィレッジ
- 問い合わせ
- 052-443-7588
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 休日
- 月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)
- 駐車場
- 100台
- アクセス
- 名古屋第二環状自動車道「大治北IC」「甚目寺南IC」から車で約10分
- 入館料
- 小・中学生100円、高校生以上310円
※企画展入館料は内容により異なる
食×アート×工芸×自然を体験できる「Hida Co-Innovation Festival」で飛騨古川の魅力を味わいつくす!【岐阜・飛騨市】
2024年9月21日(土)から3日間、岐阜県飛騨市で開催されるイベント「Hida Co-Innovation Festival」。次世代への豊かさを考え、地元住民以外にも飛騨市の魅力を知ってもらいたいという思いから誕生しました。 学生、教員、街が共創する大学「Co-Innovation University」の学長を2026年の春から務める宮田裕章氏によるトークセッション、各企業による展示や体験ブース、地域の未来と可能性を紡ぐアート展示「蜷川実花展 with EiM Lights in the Ruin」、飛騨の森と自然を感じられる屋外での「薬草×サウナ」体験など、楽しみながら飛騨市の魅力を体感できるコンテンツが盛りだくさん!さらに、アーティストによるスペシャルライブ、JTB添乗員による飛騨古川のガイドツアーといった参加型コンテンツにも注目を。 食、アート、工芸、自然を体験できる「Hida Co-Innovation Festival」に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 Hida Co-Innovation Festival 開催期間 2024年9月21日(土)~9月23日(月) 場所 岐阜県飛騨市古川町若宮2-1-1 料金 ①Hida Co-Innovation Festival 2DAYS 一般チケット (2DAYS入場料+蜷川実花展付きチケット) 一般2000円、地元住民1500円、学生1000円 ② Hida Co-Innovation Festival DAY3 & MUSIC (9月23日入場料+蜷川実花展+音楽フェス付きチケット) 一般3000円、地元住民2500円、学生2000円 ③Hida Co-Innovation Festival 3DAYS & MUSIC (3DAYS入場料+蜷川実花展+音楽フェス付きチケット) 一般4500円、地元住民4000円、学生3000円 ④(WEBオプション)次なる豊かさを考えるガイドツアー 1500円 JTB企画による、未来を体感する飛騨古川まちなみガイドツアー(9月22日開催予定) ※小学生までは3DAYS入場無料 ※学生チケットは大学生以下が対象 ※地元住民チケットは飛騨市・高山市・白川村・下呂市民が対象 ※事前予約制(予約枠に空きがある場合のみ当日販売も実施) 公式サイト https://soranotani.jp/ 公式インスタグラム @coif_2024 ※掲載内容は2024年9月時点の情報です ※価格は税込み表記
2021年オープンのおいしいパン店〈3〉【愛知・あま市】SIPPO MEET UP CAFE
2021年にオープンした、パンがおいしいお店へ。 今回は、10月にNEW OPENしたサンドウィッチがおいしい、居心地抜群なカフェをご紹介します。 地元ベーカリーとコラボした“キメ”が美しい食パン こだわりの食パンを使用したサンドウィッチや手作りスイーツがそろうおしゃれカフェ。地元のエースベーキングとともに開発した専用の食パンは、カナダ産の最高級小麦粉を使い、余分なものを入れずに焼き上げた、こだわりの逸品です。1.5斤590円で販売も行っています。 リピーターも多い「ボリューミーサラダ」は、合計10種類もの具がパンパンにサンド。野菜がたっぷりだから、見た目に反してあっさり食べられます。「テリヤキチキン」も栄養バランス抜群なサンドです。 ボリューミーサラダ(480円)とテリヤキチキン(450円)。4種類あるサンドは、うち1種類が月替わりで登場します。 のんびりできる素敵な空間づくりもさすが! 居心地のいい空間づくりは、設計・リノベーションを手掛ける「尾張意匠」が運営しているからと聞いて納得。七宝駅前というアクセスも抜群です。 料理もお店もセンスが感じられるココ。テイクアウトメニューも充実。 一人から大人数までどんなシチュエーションにも。キッズスペースもあります。 SIPPO MEET UP CAFE(シッポ ミート アップ カフェ) 問い合わせ052・718・2712 場所愛知県あま市富塚二反地13-1 美和ビル1F 営業時間8:00~21:00(土曜は~17:00) 定休日日曜定休 駐車場5台 カード・電子マネーカード可・電子マネー可 Instagramhttps://www.instagram.com/sippo.meetup.cafe/ アクセス名鉄「七宝駅」より徒歩で約1分 ※掲載内容は2021年12月時点の情報です ※価格は税込み表記です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
“やきもののまち”東美濃を舞台にしたアートプロジェクト「ART in MINO 土から生える2024」が開催【岐阜】
2024年10月18日(金)~11月17日(日)の期間中の金・土・日曜、祝日に、多治見市・瑞浪市・土岐市にある各特設会場にて、アートプロジェクト「ART in MINO 土から生える2024」が開催されます。 本展では、土岐市出身の陶芸家・伊藤慶二さんや、サウンド・オブジェを中心に手がけるアーティスト・藤本由紀夫さんなど、数々の作家が参加。やきものや粘土という窯業の枠に縛られることなく、創成の源となる原初の土まで解釈を広げます。展示会場は、多治見市の「高田窯場跡」と「ギャルリ百草と百草の森」、土岐市の「下石工組 旧釉薬工場」「小山冨二夫 花ノ木窯」など、やきものに関連している6会場を活用。トークイベントやワークショップなどの関連イベントも開催予定(一部有料、予約制)なので、お見逃しなく! 9月6日(金)から公式サイトや多治見市のギャルリ百草、新町ビルなどでチケット販売開始。作品を通して、土と“やきもの”の歴史を再発見し、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。 ART in MINO 土から生える2024 問い合わせ 0572-28-3200(受付は平日9:00~17:00) 開催期間 10月18日(金)~20日(日)、25日(金)~27(日) 11月1日(金)~4日(月)、8日(金)~10日(日)、15日(金)~17日(日) ※期間中は金・土・日曜、祝日のみ開催 開催時間 10:00~18:00(各会場により異なる) 開催場所 多治見市 、瑞浪市、土岐市 各特設会場 参加作家 伊藤慶二、坂田和實、小島久弥、藤本由紀夫、安藤雅信、上野雄次、内田鋼一、森北伸、沓沢佐知子、安藤正子、桑田卓郎、迎英里子、アオイヤマダ 他 料金 一般/2000円 学生/1000円 高校生以下/無料 公式サイト https://art-in-mino.jp ※掲載内容は2024年8月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
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