2024.11.27wed
ジブリパーク初!映画『ハウルの動く城』がモチーフの「ウィンターイルミネーション」がスタート! 冬季限定グルメやパーク内の新情報も
2025年2月3日(月)までの期間中、「ジブリパーク」では、「ウィンターイルミネーション」を開催。
開園以来初めてとなるイルミネーションイベントは、映画『ハウルの動く城』がモチーフになっています。
今回は、「ウィンターイルミネーション」と合わせて、「ロタンダ 風ヶ丘」にてスタートした冬季限定メニューや、2025年1月から「ジブリの大倉庫」内の「映像展示室オリヲン座」にて上映する短編アニメーション映画の情報もご紹介します♪
映画の世界観が詰まった「ウィンターイルミネーション」
「ジブリの大倉庫」の大きなガラス壁面にイルミネーションを施した「ウィンターイルミネーション」は、『ハウルの動く城』をモチーフにしたアニメーションのコマ送りのようなオリジナル演出が楽しめます。
点灯時間は、開園日の16時から18時30分まで。「ジブリの大倉庫」に隣接する「愛・地球博記念公園」内の大芝生広場から鑑賞可能です。
さらに、「ジブリの大倉庫」と「青春の丘」、「魔女の谷」の3エリアを巡っていると、冬らしさを感じる装飾を見つけることができます。園内散歩をしながら、“ジブリパークの冬”を感じてみてください♪
「ロタンダ 風ヶ丘」に季節限定メニューが登場
「愛・地球博記念公園」北口広場のカフェテリア「ロタンダ 風ヶ丘」では、八丁味噌を使用した「赤いおでんと塩むすび」と、カツオと昆布の出汁が効いた「白いおでんと塩むすび」の2種類が冬季限定で仲間入り。
これからの時期は「ロタンダ 風ヶ丘」でおでんを食べて、ほっこり温まってくださいね。
2025年1月から上映の短編アニメーション映画情報
スタジオジブリ制作の短編アニメーション映画を上映している「ジブリの大倉庫」内の「映像展示室オリヲン座」。こちらでは2025年1月から、宮﨑駿監督の短編映画『めいとこねこバス』を上映します。
STORY
チケットの購入は予約制で、入場の2カ月前の10日14時から各チケット取り扱い窓口で販売しています。入場料などの詳細は、公式HPを確認してゲットしてください♪
この冬から始まったイルミネーションイベントなど、魅力が盛りだくさんの「ジブリパーク」に、ぜひ足を運んでみては。
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ジブリパーク新エリア「魔女の谷」がオープン!レストランやメリーゴーランドにグッズショップまで 見どころ&新チケットを紹介【愛知・長久手市】
2022年11月、愛・地球博記念公園内に開園したジブリパーク。「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に続き、2023年11月には「もののけの里」が開園しました。 そして本日2024年3月16日(土)に、5つ目のエリアとなる「魔女の谷」が開園を迎えます。 魔女の谷には、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風の街並みが広がります。ジブリパーク初となる「メリーゴーランド」や「フライングマシン」といった乗り物だけでなく、レストランやジブリパークならではのグッズショップなど、注目ポイントが盛りだくさん! 今回は、内覧会に潜入していた編集部が、見どころを余すところなくご紹介します! 憧れの「グーチョキパン屋」でパンをテイクアウト! 『魔女の宅急便』の主人公・キキと黒猫のジジが暮らした「グーチョキパン屋」。ヨーロッパの伝統的な木造建築技法である“ハーフティンバー様式”を用いた2階建てで、「KIKI」と書かれた看板が目印です。 ジジたちの姿も…♡ 1階のパン屋では、実際にパンを販売することが可能!店内は香ばしい匂いで包まれています。 西尾抹茶とかけ合わせた「ういろうカヌレ」(600円) 白みそあんが入った「パン・オ・ういろう」(480円) 劇中をモチーフに、ヨーロッパで日常的に親しまれている「バケット」や「ブール」から、愛知県名物の“ういろう”を使用したカヌレなど、ジブリパークならではの商品を販売。パンは売り切れ次第終了となってしまうため、早めの購入がおすすめです。 キキの洗濯物が干されている裏庭に回ると、屋根裏部屋へとつながる階段があります。 その先にはキキの屋根裏部屋が待っています。故郷を遠く離れ、魔女の修行に励むキキたちの生活を目にできるだけでなく、部屋の隅々まで見渡すと、思わずハッ!となるアイテムが。じっくり探してみてください♪ 「オキノ邸」でオキノ一家の気分を味わう キキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした「オキノ邸」。家の前にある庭園には、四季にちなんだ花や草が植えられています。隣に建てられた車庫まで観覧可能です。 魔女の店 1階には、キキの母親・コキリが薬を作る「魔女の店」があります。ドライフラワーをはじめとする、たくさんの植物に囲まれた空間は圧巻! 2階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎まで!まるで自分もオキノ一家で生活をしているような気分を味わって♪ 次のページ・・・ 『ハウルの動く城』の世界へ! 高さ約20m!荒地に建つ「ハウルの動く城」 荒地にそびえ立つのは『ハウルの動く城』の象徴とも言える、高さ約20mもある城。細長い脚が付いた生き物のような形は、存在感抜群です。1時間に数回、城の一部から動き煙が出る様子は、まさに“動く城”。 近くには、かかしのカブもたたずんでいます。 入口 カルシファーの炉 流し台 テーブル 薄暗い雰囲気の中に居間には、カルシファーの炉や流し台やテーブル、ソフィーの部屋などがあります。炉からは、いないはずのカルシファーの声が聞こえてきそう!新しく建てられたはずなのに、食べっぱなしの食器や電気についたクモの巣など、どこか古さを感じる建物は見どころ満載です。 2階にはハウルの寝室や衣裳部屋、アトリエ、浴室、マルクルの部屋があり、城の中での生活を伺えます。息を飲むほど美しい空間は、来場した人だけが味わえる特権。浴室にはシャンプーの匂いがする仕掛けまで隠されています。 「ハッター帽子店」では、奥にあるソフィーの作業場も要チェック! 『ハウルの動く城』の主人公・ソフィーが切り盛りする2階建ての帽子店。グーチョキパン屋同様、 建物には“ハーフティンバー様式”が用いられています。1階のショップ「ハッター帽子店」では、オリジナルのキャンディー缶や帽子を販売。缶の柄はさまざまで、コンプリートしたくなるほど、かわいいものばかり! 中庭から2階に上がると魔女や魔法にまつわる書籍がそろう本屋「魔女の本棚」があり、実際に本を購入することもできます。 建物の奥には、ソフィーが帽子を製作する作業場が。ここにはあえて、目印となる案内が設置されていないため、見逃し厳禁です。 不気味な雰囲気がたまらない「魔女の家」 『アーヤと魔女』の主人公・アーヤが引き取られた「魔女の家」。魔女のベラ・ヤーガの作業部屋や、アーヤの寝室などがあります。 ベラ・ヤーガの作業部屋には、薬草や昆虫の死骸といったミステリアスな魔法の材料が、隙間なく置かれています。あやしげな雰囲気に背筋が凍りそう…!奥に置かれた大きな壺では、骸骨や入れ歯などが、思わずゾッとしてしまうような材料が煮詰められています。 アーヤの寝室が置かれたベッドの下には、アーヤがこっそり隠したお菓子が!のぞき穴もあるため、下の方までじっくりと観察してみてください。 キッチン 他にも、図書室やバスルーム、キッチンまであります。どの部屋も引き出しの細かいぶぶんまで表現されているため、一つひとつ引き出して、中には何が入っているのか、その目で確かめてみてください。 次のページ・・・ ジブリパーク初登場となる〇〇〇! ジブリパーク初の乗り物遊具に老若男女が大興奮! “年に一度、村にやってくる移動遊園地”をイメージし、「メリーゴーランド」と「フライングマシン」が登場。 「メリーゴーランド」(3~12歳500円、大人1000円)※2歳以下無料 メリーゴーランドは、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『もののけ姫』といった作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾されています。 ほうき型の乗り物には、ジジの姿が!大人でも、どれに乗ろうか迷ってしまいます♡ 屋根には『ハウルの動く城』のハウルとソフィーの装飾があり、乗車中は特別にアレンジされた同作品の背景音楽「人生のメリーゴーランド」が流れます。 「フライングマシン」(1名500円) ※対象年齢は3~12歳で、大人のみの利用不可。付き添いの場合のみ、子ども1名に対し大人1名利用可(有料) フライングマシンは、『天空の城ラピュタ』の世界をモチーフにしています。中心には、ラピュタとタイガーモス号が! いずれも「オキノ邸」前の「小さな小屋」にて「のりもの券」の購入が必要です。 「空飛ぶオーブン」でヨーロッパらしいメニューを堪能 魔女の谷の入口付近にあるレンガ造りの建物は、「空飛ぶオープン」と名付けられたレストランになっています。 左:「魔女の谷のシェパーズパイ 」(2500円) 上:「ナポリタンのキッシュ 」(1850円) 右:「ミートパイ 」(1850円) レストランでは、豚肉がぎっしり詰まったボリューム満点の「ミートパイ」や、骨付きラム肉を贅沢に使用したイギリスの伝統料理「魔女の谷のシェパーズパイ」など、ヨーロッパらしいオーブン料理を用意。 自家製の生地でナポリタンを包んだ「ナポリタンのキッシュ」など、愛知らしさを感じるメニューも! 「魔女のビール」(各1100円) こちらは、魔女の谷のオリジナルラベルが特徴の「魔女のビール」。ピンク色のラベルがヒメホワイト、水色のラベルがペールエールになっています。こちらは、ジブリの大倉庫の「カフェ 大陸横断飛行」でも購入が可能に。 「ヴィクトリアスポンジケーキ 」(700円) さらに、食後に味わいたいスイーツメニューまで見逃せません!「ヴィクトリアスポンジケーキ 」は、イギリスで広く愛される定番のケーキで、バターたっぷりの生地にラズベリージャムとクリームチーズをイン。 「ジャムクッキーとカップケーキ 」(各1000円) 「ジャムクッキーとカップケーキ」は、イギリスの伝統的なティータイムに欠かせないお菓子。カップケーキはピンクと緑の2種類が用意されています。 店舗の上階には屋上庭園があるため、天気の良い日は魔女の谷を眺めながら食事を楽しんで♪ 空飛ぶオーブン 時間 11:00~17:00(Loは16:00) ※営業時間は今後変更になる可能性あり 小腹を満たしたい時には、「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」へGO! 黄色の外観と、ネコがドタバタと飛び跳ねる看板が目印のテイクアウト専門店。ここでは、魔女の谷を一通り堪能し、小腹が空いたときに食べたい「ネコの手ドッグ」を販売しています。 「ネコの手ドッグ」(各990円) ネコの肉球をイメージしたパンで、アツアツの大きなソーセージを挟んだオリジナルの「ネコの手ドッグ」は 白と黒の2種類を提供。ソーセージには、愛知県の三河豚を使用しています。この他にも、フライドポテトや先ほど紹介した「魔女の谷のビール」なども販売。エリア内には、さまざまな場所にベンチが用意されているため、贅沢なピクニック気分まで味わえます。 ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ 時間 11:00~16:30 ※営業時間は今後変更になる可能性あり スタジオジブリファンは見逃せない!「13人の魔女団」でオリジナルグッズをゲット 魔女の谷のオリジナルグッズがそろうショップ「13人の魔女団」。個性的な棚には、魔女の谷にある建物やアイテムをモチーフにしたグッズをはじめ、作品をイメージした商品が並びます。 左:「ARABIA×GHIBLIPARKプレート」(各4950円) 右:「ARABIA×GHIBLIPARKマグ」(各4400円) 陶磁器ブランド「ARABIA」との共同開発商品。魔女の谷にある3作品の建物をモチーフに, デザインされています。 次のページ・・・ ジブリパークの制作現場を指揮した、宮崎吾朗監督のお話は必見 ジブリパークの制作現場を指揮した、宮崎吾朗監督のお話は必見 宮崎吾朗監督 この日は、ジブリパークの制作現場を指揮した、宮崎吾朗監督による施設説明会も行われました! 吾朗監督 「魔女の谷」は森に囲まれているので、周りの世界とは切り離されたような独自の空間を生み出せると思いました。ジブリ作品は日本を舞台にした和風な作品もあれば、ヨーロッパを彷彿とさせるようなファンタジックなものも多いんです。 「ハウルの城」は図面に引けない建物で、平面的に見ても、直角で交わるところがあまりなくて、なおかつ建物の下部は不思議な形をしているので、三次元的に設計する必要がありました。コンピュータがあって本当に良かったです(笑)。それでも、いざ現場で作ってみるとうまくいかないことも多くて、1 つ 1 つクリアしていきました。 「サツキとメイの家」は 2005 年の愛知万博の時に建てさせていただいたので、もう 20 年の月日が経ちましたね。この先も、ジブリパークが愛されることを願っています。 新チケットの詳細はコチラをチェック 「魔女の谷」の開園に合わせ、5エリアすべてに入場可能な新チケットが誕生しました。エリアごとに販売してきた従来のチケットから、ジブリパーク一体を楽しむことができるチケットに生まれ変わっています。 ▼ジブリパーク大さんぽ券 5エリアすべてに入場可能で、映画の世界を表現した街並みや風景などを巡り、1日滞在できます。カフェ・レストランやショップのほか、「メリーゴーランド」や「フライングマシン」の利用、「もののけの里」にて五平餅炭火焼体験が可能です。※別途有料 ▼ジブリパーク大さんぽ券プレミアム ジブリパーク大さんぽ券と同様に、5つのエリアすべてに入場可能で、「地球屋」、「サツキとメイの家」、「オキノ邸」、「ハウルの城」、「魔女の家」の各建物にある内部展示を観覧することができます。 ▼ジブリパークさんぽ券 「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の4エリアに入場可能で、入場日7日前の17:00から販売開始になるチケットです。 ※チケットは日にち指定の予約制。入場2カ月前の10日14:00~予約開始となります(さんぽ券を除く) ※ジブリパーク大さんぽ券とジブリパークさんぽ券プレミアムは、「ジブリの大倉庫」のみ入場時間が予約制(チケット購入時に指定入場時刻を選択)です ※ジブリパークさんぽ券のみ、「魔女の谷」の入場時間は予約制(チケット購入時に午前か午後を選択)です チケットの詳細・購入はBoo-Wooチケット(https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/)または、ローソン、ミニストップ店頭のLoppiで! EDITOR SETO “Valley of Witches”と書かれた入口からかわいらしく、魔女の谷にたどり着いた瞬間から大興奮!1日だけでは足りないほど、見どころ満載の建物に心を奪われてしまいました。すでにオープンしているエリアも合わせて、改めてスタジオジブリ作品の魅力に改めて気づかせてくれるジブリパークにぜひ足を運んでみてください♪ ジブリパーク 場所 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 時間 10:00~17:00(土・日曜、祝日は9:00~) 休園日 (祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか 公式サイト https://ghibli-park.jp/ Ⓒ Studio Ghibli ※撮影/竹内恵美 ※情報は2024年3月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
ジブリパーク ウィンターイルミネーション
- 開催期間
- 2024年11月6日(水)~2025年2月3日(月)
- 点灯時間
- 16:00~18:30(開園日のみ)
- 場所
- 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
- 営業時間
- 10:00~17:00(土日祝は9:00~)
- 休園日
- 火曜(休日の場合は開園、翌平日休)、12月29日(日)~2025年1月3日(金)ほか ※詳細は公式HPを要確認
- 公式サイト
- https://ghibli-park.jp/
ジブリパーク新エリア「魔女の谷」がオープン!レストランやメリーゴーランドにグッズショップまで 見どころ&新チケットを紹介【愛知・長久手市】
2022年11月、愛・地球博記念公園内に開園したジブリパーク。「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に続き、2023年11月には「もののけの里」が開園しました。 そして本日2024年3月16日(土)に、5つ目のエリアとなる「魔女の谷」が開園を迎えます。 魔女の谷には、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風の街並みが広がります。ジブリパーク初となる「メリーゴーランド」や「フライングマシン」といった乗り物だけでなく、レストランやジブリパークならではのグッズショップなど、注目ポイントが盛りだくさん! 今回は、内覧会に潜入していた編集部が、見どころを余すところなくご紹介します! 憧れの「グーチョキパン屋」でパンをテイクアウト! 『魔女の宅急便』の主人公・キキと黒猫のジジが暮らした「グーチョキパン屋」。ヨーロッパの伝統的な木造建築技法である“ハーフティンバー様式”を用いた2階建てで、「KIKI」と書かれた看板が目印です。 ジジたちの姿も…♡ 1階のパン屋では、実際にパンを販売することが可能!店内は香ばしい匂いで包まれています。 西尾抹茶とかけ合わせた「ういろうカヌレ」(600円) 白みそあんが入った「パン・オ・ういろう」(480円) 劇中をモチーフに、ヨーロッパで日常的に親しまれている「バケット」や「ブール」から、愛知県名物の“ういろう”を使用したカヌレなど、ジブリパークならではの商品を販売。パンは売り切れ次第終了となってしまうため、早めの購入がおすすめです。 キキの洗濯物が干されている裏庭に回ると、屋根裏部屋へとつながる階段があります。 その先にはキキの屋根裏部屋が待っています。故郷を遠く離れ、魔女の修行に励むキキたちの生活を目にできるだけでなく、部屋の隅々まで見渡すと、思わずハッ!となるアイテムが。じっくり探してみてください♪ 「オキノ邸」でオキノ一家の気分を味わう キキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした「オキノ邸」。家の前にある庭園には、四季にちなんだ花や草が植えられています。隣に建てられた車庫まで観覧可能です。 魔女の店 1階には、キキの母親・コキリが薬を作る「魔女の店」があります。ドライフラワーをはじめとする、たくさんの植物に囲まれた空間は圧巻! 2階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎まで!まるで自分もオキノ一家で生活をしているような気分を味わって♪ 次のページ・・・ 『ハウルの動く城』の世界へ! 高さ約20m!荒地に建つ「ハウルの動く城」 荒地にそびえ立つのは『ハウルの動く城』の象徴とも言える、高さ約20mもある城。細長い脚が付いた生き物のような形は、存在感抜群です。1時間に数回、城の一部から動き煙が出る様子は、まさに“動く城”。 近くには、かかしのカブもたたずんでいます。 入口 カルシファーの炉 流し台 テーブル 薄暗い雰囲気の中に居間には、カルシファーの炉や流し台やテーブル、ソフィーの部屋などがあります。炉からは、いないはずのカルシファーの声が聞こえてきそう!新しく建てられたはずなのに、食べっぱなしの食器や電気についたクモの巣など、どこか古さを感じる建物は見どころ満載です。 2階にはハウルの寝室や衣裳部屋、アトリエ、浴室、マルクルの部屋があり、城の中での生活を伺えます。息を飲むほど美しい空間は、来場した人だけが味わえる特権。浴室にはシャンプーの匂いがする仕掛けまで隠されています。 「ハッター帽子店」では、奥にあるソフィーの作業場も要チェック! 『ハウルの動く城』の主人公・ソフィーが切り盛りする2階建ての帽子店。グーチョキパン屋同様、 建物には“ハーフティンバー様式”が用いられています。1階のショップ「ハッター帽子店」では、オリジナルのキャンディー缶や帽子を販売。缶の柄はさまざまで、コンプリートしたくなるほど、かわいいものばかり! 中庭から2階に上がると魔女や魔法にまつわる書籍がそろう本屋「魔女の本棚」があり、実際に本を購入することもできます。 建物の奥には、ソフィーが帽子を製作する作業場が。ここにはあえて、目印となる案内が設置されていないため、見逃し厳禁です。 不気味な雰囲気がたまらない「魔女の家」 『アーヤと魔女』の主人公・アーヤが引き取られた「魔女の家」。魔女のベラ・ヤーガの作業部屋や、アーヤの寝室などがあります。 ベラ・ヤーガの作業部屋には、薬草や昆虫の死骸といったミステリアスな魔法の材料が、隙間なく置かれています。あやしげな雰囲気に背筋が凍りそう…!奥に置かれた大きな壺では、骸骨や入れ歯などが、思わずゾッとしてしまうような材料が煮詰められています。 アーヤの寝室が置かれたベッドの下には、アーヤがこっそり隠したお菓子が!のぞき穴もあるため、下の方までじっくりと観察してみてください。 キッチン 他にも、図書室やバスルーム、キッチンまであります。どの部屋も引き出しの細かいぶぶんまで表現されているため、一つひとつ引き出して、中には何が入っているのか、その目で確かめてみてください。 次のページ・・・ ジブリパーク初登場となる〇〇〇! ジブリパーク初の乗り物遊具に老若男女が大興奮! “年に一度、村にやってくる移動遊園地”をイメージし、「メリーゴーランド」と「フライングマシン」が登場。 「メリーゴーランド」(3~12歳500円、大人1000円)※2歳以下無料 メリーゴーランドは、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『もののけ姫』といった作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾されています。 ほうき型の乗り物には、ジジの姿が!大人でも、どれに乗ろうか迷ってしまいます♡ 屋根には『ハウルの動く城』のハウルとソフィーの装飾があり、乗車中は特別にアレンジされた同作品の背景音楽「人生のメリーゴーランド」が流れます。 「フライングマシン」(1名500円) ※対象年齢は3~12歳で、大人のみの利用不可。付き添いの場合のみ、子ども1名に対し大人1名利用可(有料) フライングマシンは、『天空の城ラピュタ』の世界をモチーフにしています。中心には、ラピュタとタイガーモス号が! いずれも「オキノ邸」前の「小さな小屋」にて「のりもの券」の購入が必要です。 「空飛ぶオーブン」でヨーロッパらしいメニューを堪能 魔女の谷の入口付近にあるレンガ造りの建物は、「空飛ぶオープン」と名付けられたレストランになっています。 左:「魔女の谷のシェパーズパイ 」(2500円) 上:「ナポリタンのキッシュ 」(1850円) 右:「ミートパイ 」(1850円) レストランでは、豚肉がぎっしり詰まったボリューム満点の「ミートパイ」や、骨付きラム肉を贅沢に使用したイギリスの伝統料理「魔女の谷のシェパーズパイ」など、ヨーロッパらしいオーブン料理を用意。 自家製の生地でナポリタンを包んだ「ナポリタンのキッシュ」など、愛知らしさを感じるメニューも! 「魔女のビール」(各1100円) こちらは、魔女の谷のオリジナルラベルが特徴の「魔女のビール」。ピンク色のラベルがヒメホワイト、水色のラベルがペールエールになっています。こちらは、ジブリの大倉庫の「カフェ 大陸横断飛行」でも購入が可能に。 「ヴィクトリアスポンジケーキ 」(700円) さらに、食後に味わいたいスイーツメニューまで見逃せません!「ヴィクトリアスポンジケーキ 」は、イギリスで広く愛される定番のケーキで、バターたっぷりの生地にラズベリージャムとクリームチーズをイン。 「ジャムクッキーとカップケーキ 」(各1000円) 「ジャムクッキーとカップケーキ」は、イギリスの伝統的なティータイムに欠かせないお菓子。カップケーキはピンクと緑の2種類が用意されています。 店舗の上階には屋上庭園があるため、天気の良い日は魔女の谷を眺めながら食事を楽しんで♪ 空飛ぶオーブン 時間 11:00~17:00(Loは16:00) ※営業時間は今後変更になる可能性あり 小腹を満たしたい時には、「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」へGO! 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EDITOR SETO “Valley of Witches”と書かれた入口からかわいらしく、魔女の谷にたどり着いた瞬間から大興奮!1日だけでは足りないほど、見どころ満載の建物に心を奪われてしまいました。すでにオープンしているエリアも合わせて、改めてスタジオジブリ作品の魅力に改めて気づかせてくれるジブリパークにぜひ足を運んでみてください♪ ジブリパーク 場所 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 時間 10:00~17:00(土・日曜、祝日は9:00~) 休園日 (祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか 公式サイト https://ghibli-park.jp/ Ⓒ Studio Ghibli ※撮影/竹内恵美 ※情報は2024年3月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
【ついに開園】2024年3月16日(土)、ジブリパーク5つ目のエリア「魔女の谷」がオープン!(愛知・長久手)
2022年11月、愛・地球博記念公園内に開園したジブリパーク。「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に続き、2023年11月には「もののけの里」が開園しました。 そしてこの度、2024年3月16日(土)に、5つ目のエリアとなる「魔女の谷」が開園します。 魔女の谷は、『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった魔女が登場するスタジオジブリ作品の世界をイメージした、ヨーロッパ風のエリアとなっています。 今回は、魔女の谷にある建物を詳しくご紹介!すでにオープンしているエリアも、この機会におさらいします。 『魔女の宅急便』からは、「グーチョキパン屋」と「オキノ邸」が登場 グーチョキパン屋 『魔女の宅急便』の主人公・キキと、黒猫・ジジが暮らす「グーチョキパン屋」。誰もが一度は憧れるあのパン屋では、実際にパンの購入ができるだけなく、屋根裏部屋まで見に行けるようになっています。 オキノ邸 キキが育った家である「オキノ邸」の前には庭園が広がります。キキの部屋や、キキの母・コキリが働く魔女の店も見逃さないで! 「ハウルの城」と「ハッター帽子店」で、『ハウルの動く城』の世界を堪能 ハウルの城 『ハウルの動く城』の象徴とも言える、生きもののような形をした「ハウルの城」。その高さは約20mもあり、作中同様、目の前には荒地が広がります。迫力満点ながらも、建物内部には大きな炉のある居間やハウルの寝室があり、細部まで表現されているところに注目です。 ハッター帽子店 主人公・ソフィーが切り盛りする「ハッター帽子店」では、ソフィーの作業場をのぞいてみて♪ 両端の煙突が特徴的な『アーヤと魔女』の「魔女の家」 魔女の家 『アーヤと魔女』の主人公・アーヤが引き取られる「魔女の家」。魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などを見ることができます。 移動遊園地をイメージした遊具も登場! 魔女の谷では、作品の世界観を体感できるだけでなく、遊具も楽しむことができます。”年に一度、村にやってくる移動遊園地”をイメージした「メリーゴーランド」と「フライングマシン」です。 メリーゴーランド 利用料金:3~12歳 500円、大人 1000円 「メリーゴーランド」は、スタジオジブリ作品の乗り物や動物・キャラクターがモチーフになっています。大人でも、思わず乗りたくなってしまうワクワク感がたまりません! フライングマシン 利用料金:3~12歳 500円、付き添いの大人 500円(大人のみの利用は不可) 「フライングマシン」も、スタジオジブリ作品に登場する乗り物をモチーフに装飾が施されています。こちらは子どもの付き添いの大人のみ利用できます。 飛行機乗りの塔 『天空の城ラピュタ』のパズーや『魔女の宅急便』のトンボのような、空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした「飛行機乗りの塔」は、子ども向けの遊び場となってます。 心を満たしたあとは、レストランでお腹いっぱいに♡ なんと魔女の谷には、レストランもオープン!レストラン「空飛ぶオーブン」では、ヨーロッパらしい料理を味わうことができます。メニューなどの詳細は追加情報をチェック! すでに開園しているのエリアもこの機会におさらい! ▼ジブリの大倉庫 中央階段 ネコバスルーム 「ジブリの大倉庫」には、タイルで彩られた「中央階段」、『千と千尋の神隠し』の湯婆婆がいる「にせの館長室」、『となりのトトロ』をテーマにした子ども向けの遊び場「ネコバスルーム」があります。他にも「映像展示室オリヲン座」や「企画展示室」、「カフェ 大陸横断飛行」、「ミルクスタンド シベリ・あん」、ショップ「冒険飛行団」など、注目の施設が目白押しのエリアとなっています。 ▼青春の丘 エレベーター塔 地球屋 19世紀末の空想科学的な世界観をもとにデザインされた「エレベーター塔」や、『耳をすませば』の「地球屋」、『猫の恩返し』の「猫の事務所」がある「青春の丘」。 ▼どんどこ森 どんどこ森 サツキとメイの家 『となりのトトロ』の世界を感じられる「どんどこ森」。トトロを模した木製遊具の「どんどこ堂」や、「サツキとメイの家」のほか、オリジナル商品を販売している「どんどこ売店」と「どんどこ処」があります。 ▼もののけの里 もののけの里 昨年11月に開園したばかりの「もののけの里」。『もののけ姫』に登場する建物をモチーフにした体験学習施設「タタラ場」や、「乙事主」の滑り台と「タタリ神」のオブジェがあります。「もののけの里 休憩処」では、もののけの里にちなんだオリジナル商品の購入が可能! 新チケット情報 「魔女の谷」の開園に合わせ、5エリアすべてに入場可能な新チケットが誕生!エリアごとに販売してきた従来のチケットから、ジブリパーク一体を楽しむことができるチケットに生まれ変わりました。 ▼ジブリパーク大さんぽ券 5エリアすべてに入場可能で、映画の世界を表現した街並みや風景などを巡り、1日滞在できます。カフェ・レストランやショップのほか、「メリーゴーランド」や「フライングマシン」の利用、「もののけの里」にて五平餅炭火焼体験が可能です。※別途有料 ▼ジブリパーク大さんぽ券プレミアム ジブリパーク大さんぽ券と同様に、5つのエリアすべてに入場可能で、「地球屋」、「サツキとメイの家」、「オキノ邸」、「ハウルの城」、「魔女の家」の各建物にある内部展示を観覧することができます。 ▼ジブリパークさんぽ券 「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の4エリアに入場可能で、入場日7日前の17:00から販売開始になるチケットです。 ※チケットは日にち指定の予約制。入場2カ月前の10日14:00~予約開始となります。(さんぽ券を除く) ※ジブリパーク大さんぽ券とジブリパークさんぽ券プレミアムは、「ジブリの大倉庫」のみ入場時間が予約制(チケット購入時に指定入場時刻を選択)です。 ※ジブリパークさんぽ券のみ、「魔女の谷」の入場時間は予約制(チケット購入時に午前か午後を選択)です。 チケットの詳細・購入はBoo-Wooチケット(https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/)または、ローソン、ミニストップ店頭のLoppiで! ジブリパーク 場所 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 時間 10:00~17:00(土・日曜、祝日は9:00~) 休園日 火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか ※2024年2月13日(火)~3月15日(金)はメンテナンスのため休園 公式サイト https://ghibli-park.jp/ Ⓒ Studio Ghibli ※情報は2024年2月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
ジブリパークに新エリア「もののけの里」がオープン!五平餅の炭火焼体験レポート&注目グッズをご紹介
2023年11月1日(水)、愛・地球博記念公園内にあるジブリパークに、映画『もののけ姫』の世界観をイメージした「もののけの里」がオープン! 「エミシの村」と「タタラ場」をもとに、和風の里山的風景をイメージした新エリアでは、五平餅の炭火焼体験ができます。さらに、作品に登場するキャラクターを模した「乙事主」のすべり台や、「タタリ神」のオブジェも登場。 今回はそんな「もののけの里」に、編集部がいち早く潜入!五平餅の炭火焼体験レポートやここでしか買えないオリジナルグッズなど、魅力を余すことなくご紹介します。 巨大な乙事主とタタリ神に驚き! 愛・地球博記念公園で、里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接した「もののけの里」。これまでにオープンしてきた「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」とは、また印象がガラッと変わり、眺めの良い、自然豊かな景観が特徴的です。 ※「物見やぐら」に登ることはできません 入口にはさっそく、物語冒頭シーンの「エミシの村」で主人公・アシタカとジイジが会話をする「物見やぐら」が…! その奥には、巨大な乙事主のすべり台と、タタリ神のオブジェが待っています。 ※利用対象は小学生(12歳)以下、雨天時は利用不可 白い毛並みをカラフルなタイルや宝石で表現した乙事主は、すべり台として利用できるだけでなく、高さ約3.4mもある巨大さに、思わず一緒に記念撮影を。 ※タタリ神に登ることはできません タタリ神のオブジェにも同様に、カラフルなタイルが使用されています。足先の細かい部分まで作り込まれていて、今にも動き出しそう。 「タタラ場」で“五平餅”の炭火焼体験を 「もののけの里」エリアの目玉は、「タタラ場」をモチーフにした体験学習施設です。草屋根部分まで忠実に再現された外観は、まさに「タタラ場」のよう。 作中では、武器の材料である鉄を作り出す場所として登場しますが、ここでは、中部地方の郷土料理である“五平餅”の炭火焼体験ができます。 体験料金1200円(餅1本、特製タレ1瓶 ※3種類の中からどれか1つ) ※予約不要、当日タタラ場入口で受付を行います。五平餅がなくなり次第終了 ※9歳以下の来園者は体験できませんが、タタラ場への入場は可能です。12歳以下の来園者による体験は保護者の同伴が必須となります 五平餅に付ける特製タレは全部で3種類。好きなものを1つ選択することができます。定番の「しょうゆ」や「くるみみそ」だけでなく、変わり種には粉チーズをかけて仕上げる「ナポリタン」が登場!一見異色な組み合わせにも思えますが、その味が気になる方は、ぜひ「ナポリタン」をチョイスしてみてください♪ 余ったタレは、そのまま持ち帰ることができます。さらに、フタに貼られたステッカーの文字は、スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーの直筆とのこと。ファンにとっては、たまらないポイントです。 次のページ… 編集部の五平餅炭火焼体験レポート 編集部の五平餅炭火焼体験レポート 編集部でも五平餅の炭火焼体験に挑戦!焼き方は、スタッフの方が丁寧に教えてくれるため、焦げる心配なくおいしい五平餅を焼くことができます。 まずは、餅の表面に焼き目が付くまで素焼きを行います。30秒に1回のペースでひっくり返す作業を続け、両面均等に焼いていくのがポイント! 香ばしい匂いともに焼き目が付いたら、タレを薄く伸ばすように塗っていきます。この時、塗りすぎてしまうと、タレが溶けて落ちやすくなってしまうため注意。 側面まで満遍なく塗ったら、再び七輪の上へ。今度は3秒に1回のペースでひっくり返していきます。「本当に3秒で焼けるの?」と不安もありましたが、あっという間にタレの表面がフツフツとしてきます。 1度塗っただけでもでも、充分タレの味を感じることができますが、より濃い味が好きな人は2度塗りがおすすめ!完成した五平餅は「タタラ場」内では食べることができませんが、外の飲食スペースで焼きたてを味わうことができます。 左から「しょうゆ」、「くるみみそ」の五平餅 「ナポリタン」も捨てがたいところではありましたが、私たちは定番の「しょうゆ」と「くるみみそ」を選択しました。表面はパリっと、中はもっちりとした米粒の歯応えが、満足度抜群の仕上がりになっています。 「しょうゆ」にも実は、細かいくるみが入っているとのこと。みたらし団子のような甘じょっぱさのトリコに! 「くるみみそ」は、程良いくるみの食感で、さらに歯応えを楽しむことができます。ぜひ2度塗りして、濃い物好きにはたまらない濃厚さを感じてください。 次のページ… オリジナルグッズが買える「もののけの里 休憩処」にも注目 オリジナルグッズが買える「もののけの里 休憩処」にも注目 エリアの雰囲気に合わせ、石置屋根仕様になった外観が特徴的な「もののけの里 休憩処」では、「もののけの里」オリジナル商品のほか、ラムネやレモネードなどを販売しています。 おすすめの商品は、ここでしか手に入れることのできない「もののけの里 干し肉」と、乙事主とタタリ神のマスコットキーホルダーです。 「もののけの里 干し肉」(788円) サンのお面とシルエットがプリントされたパッケージの中には、肉肉しいビーフジャーキーが丸ごと1枚入っています。厚みと程良い固さのあるジャーキーに噛みつけば、サンと同じ気持ちになれること間違いなし!お土産にもピッタリです。 「乙事主とタタリ神のマスコットキーホルダー」(各1540円) 手のひらサイズがかわいいマスコットキーホルダーは、フワフワの感触が手放せず、購入したくなってしまいます。 2024年2月12日(月・祝)まで、「もののけの里」と「ジブリの大倉庫」に入場できるセット券の予約が開始しています。 ▼詳しくはこちらをチェック https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/ EDITOR SETO 映画を見直してから行くと、より物語の世界観を楽しむことができます。2024年3月には、『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』『アーヤと魔女』の世界観をイメージしたエリア「魔女の谷」の開園も控え、まだまだエリアが拡大していくジブリパークから目が離せません! ジブリパーク「もののけの里」 問い合わせ 0570-089-154(ジブリパーク営業時間内) 場所 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 営業時間 10:00~17:00(土・日曜、祝日は 9:00~) 休園日 火曜休園(休日の場合は翌日休園) ※年末年始、メンテナンス作業による指定日ほか、2024年2月13日(火)~3月15日(金)は、メンテナンス作業などにより休園 公式サイト https://ghibli-park.jp/ ※掲載内容は2023年11月時点の情報です ※価格は税込み表記です
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