2024.12.21sat
「BMK」がラストアルバム『Big Monster Kite』をリリース♪“BMK作文”で振り返る活動、今だからこそメンバーに伝えておきたいことまでたっぷり掲載!!!!
ラストアルバムの聴きどころ&見どころ
――アルバム『Big Monster Kite』のリリース、おめでとうございます! 収録されている新曲3曲と、コンプリート盤について教えてください。(取材はリリース前)
米谷さん 「Big Monster Kite」は、僕たちの楽曲のフレーズが歌詞に入っていたり、振り付けも今までの楽曲に似ているところが入っていたり。自分たちで「このテイストの楽曲にしよう」っていう話し合いはしたんですけど、一緒に楽曲を作ってくださっている方々の愛もすごく感じる作品です。
歌詞は今まで僕たちがたどってきたことというか、上手くいかないことが多かったんですけど、それも間違いじゃなかったんだよって言ってもらっているような感じなんですよね。自分で歌っていて、自分で背中を押される、不思議な楽曲です。最後にこうしてリード曲として歌えるのはうれしいです。何と言っても、グループ名を楽曲のタイトルに落とし込めることはなかなかできないと思うので、伏線回収じゃないですけど、メッセージ性がより込められたと思いますね。
――MVはキレイな景色と、皆さんのパフォーマンスや表情が印象的でした。
米谷さん 今回は沖縄で撮影したんですが、楽しみながらもちゃんとやりたいことができました。今までの集大成がぎゅぎゅっと詰まった楽曲、MVになっています。何度も見て楽しんでほしいです。
――米谷さんの運転姿がお披露目されましたね!
米谷さん メンバーを乗せて運転するのは初公開なのですが、めちゃくちゃ緊張しました。
松岡さん 米ちゃんの姿勢、めっちゃ良かった。
三隅さん 教習所に来たのかと思ったよ(笑)
米谷さん (笑)。橋の上を何往復かするシーンで、上からドローンで撮影することがあったんですが、監督とのコミュニケーションが大事で、「これくらいのスピードで行ってください」とか「もうちょっとスピード上げてもらっても大丈夫です」というように、カメラと上手く連携しないといけませんでした。メンバーを乗せているし、すごく良い車だったっていうのもあって、余計に緊張しましたね。ところどころに運転シーンが映るんですけど、どこかのテイクのカットで、僕がこわばった顔をしているところが使われているので、隠れ見どころの一つとして楽しんでもらえたらいいなと思います(笑)
▼BMK「BIG MONSTER KITE」MUSIC VIDEO
松岡さん 「HEAVY!?」は “THE BMK”みたいな、僕たちらしさ満載の楽曲ですね。BMK最後のアルバムにどんな曲を入れるか決めていく中で、「HEAVY!?」はリード曲の候補になったくらい、みんなお気に入りの曲なんです。結果的にリード曲にはならなかったんですけど、「どうしてもこの曲を歌いたいね」と僕らで話し合って決めました。歌詞は良い意味で、意味のない歌詞です。僕らはデビュー前からそういう楽曲を歌っていたので、そのジャンルの集大成みたいな楽曲でもありますね。
――ライブでもすごく盛り上がりそうな楽曲ですね。
松岡さん そうなんです。ライブでめちゃくちゃ盛り上がります! 今回、「BOYS AND MEN」の平松(賢人)先輩が振り付けを考えてくださいました。ストーリー性のある振り付けなので、初めて見た方にも楽しんでもらえると思います。
あと、平松さんが「MVを作ろう」と言ってくださって、平松さんが撮ってくれました。身近な先輩が撮ってくれてたので、素の僕らに近い表情や姿が見られるMVに仕上がっています。こんなところも使うんだ!みたいなカットがあって、本当に盛りだくさんの内容なので、ぜひ見てほしいですね。個人的にも大好きです!
▼BMK「HEAVY!?」MUSIC VIDEO
三隅さん BMKメンバーは、各々活動期間は若干違いますが、みんな約10年間、今の事務所で活動しています。グループとしては8年目を迎えているんですけど、この長い年月をぎゅっと詰め込んだ1曲になっているのが「タイムカプセル」です。これまで一緒に歩んでくださったファンの皆さんに向けた歌だと感じていて、歌詞の節々から「この時はこんな思い出があったな」って思い出してもらえるような1曲です。だからといって寂しい気持ちにはさせず、僕たちが各々の道で頑張っているところも想像できるような詩やメロディーになっています。
あと、BMKが解散した後に僕たちの楽曲に出合ってくださる方がいらっしゃると思うので、そんな方々の背中も押せるような曲になっていますね。皆さんがBMKを感じたいなと思う時は、「タイムカプセル」を聴いてもらえれば、いつでもあの時の楽しい姿やそれぞれの道で頑張ってる僕たちが想像できると思います。
――ぐっとくる歌詞です。ライブでいつ歌うのかもすごく気になります。
三隅さん 僕たちもすごく考えています。
米谷さん 大事にしたい楽曲だからこそ難しいよね。
三隅さん その点も楽しみにしていてください!
佐藤さん コンプリート盤には僕たちBMKの全曲が入っているので、このアルバムさえも持っておけば間違いないです! 収録曲の「RUN&GUuuuuN!」は、僕たちがグループになる前身のグループ「BOYS AND MEN 研究生」時代に歌っていて、その時はユニゾンで歌っていたものを今回のアルバムのために録りおろししました!
録り直してみて、あのころの自分たちに向けて、今の僕たちが歌っているような歌になっていると思いました。当時はそもそもグループがなくなるかもしれないっていう状況だったし、まさかこのメンバーでこんなに長い間活動するとは思ってもなかったんですよ。“今後どうなるかわからないけど、ちょっと不安を感じながら新しい未来に突き進む”という歌だった気がするんですけど、今はそんな昔の自分たちに対して、「未来に期待していいんだよ」という気持ちで歌える曲です。
――それは感慨深いですね。
佐藤さん 実は録り直ししたとは発表せずに、ライブでその歌割りで披露したんですよ。ファンの人たちは「歌割りがいつもと少し違うな」くらいで、きっと気づいてなかったと思うんですけど。
松岡さん これで気づいていたらすごいよね。「あ、再録してアルバムに入るってことね」って思っていたら、BMK検定1級。
佐藤さん あと、「RUN&GUuuuuN!」に4人それぞれのソロが欲しいんですってお願いしたんです。そうしたら、いつもディレクションしてくださる先生が歌割りを考えてくださって。パートの割り振りを見たら、そのメンバーが歌うべくして割り振られている気がしたんです。ずっと僕たちの活動を見てくれていた先生はすごいなと思いました。
三隅さん それはうれしいなあ。
佐藤さん BMKって自分たちに向けて歌うことってほとんどないし、自分たちへの歌はあんまり良くないとも思うんですけど、その時だけは「自分たちに歌ったな」と感じました。
そして、コンプリート盤の90分にわたるドキュメンタリー映像が名作になっています! 大体こういうのって、現在のインタビューと過去の映像が行ったり来たりする構成だと思うんですけど、後半にメンバー同士も見たことがない、ファンの人も見たことない表情をしている姿が映されています。今まであえて見せてこなかったんですけど、今回は半ば強制的に見せましたね。
松岡さん あれは感情を引っ張り出された(笑)。コンプリート盤をゲットしてくれた人だけの特典だね。
佐藤さん この取材段階では発売前だけど、僕の予想として、前半はみんな大人びた表情でこれまでの活動を振り返って話していて、後半のこれに関してはみんな子供に戻ったみたいになっていると思うな(笑)。話している今も、まさにBMKの人間性が表れているよね。それを思い出して喋る僕とけんぱ。黙っている米ちゃんとみかちゃん。
米谷さん 今じっくり思い出してた。
三隅さん 見てほしいけど、見てほしくないな(笑)
松岡さん 本当に面白い映像になっているよね。
佐藤さん ね! コンプリート盤ぜひ手に取っていただけるとうれしいです!! あと、ベスト盤は、僕たちで楽曲をセレクトして曲順を決めました。BMKのライブっぽさを楽しめる内容になっているので、ベスト盤もおすすめです!
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