世界遺産・アンコール遺跡や美しい自然に恵まれた、東南アジア随一の観光地・カンボジア。「一生に一度は訪れたい」と、数ある世界遺産の中でも高い人気を誇るアンコール遺跡群はじめ、その拠点となるカンボジア北西部の都市・シェムリアップのスポットをピックアップします! カンボジアの物価はおおよそ日本の2分の1〜3分の1なので、円安が進んでいる今、まだまだお得感を感じられるのもうれしいポイント。絶景遺跡巡りにショッピング、グルメ、スパと充実した楽しみ方ができるカンボジア旅に出かけましょう!

絶景スポット1 カンボジアのシンボル「ANGKOR WAT（アンコール ワット）」

スーリヤヴァルマン二世の指揮により、37年の歳月をかけて造られた寺院遺跡。左右対称に造られた巨大な寺院はクメール建築の最高傑作とされ、その景観は壮麗で堂々たる美しさ。回廊を埋め尽くす緻密なレリーフ装飾や、サンライズ鑑賞で朝焼けにシルエットが浮かび上がる光景は見応え満点。

絶景スポット2 王朝全盛期の大都城「ANGKOR THOM（アンコール トム）」

一辺3km四方の広大な城郭都市の遺跡。王が住まう宮殿跡や寺院など数々の遺跡が点在し、都城として20万人が暮らしていたと伝えられています。最大の見所は敷地の中央に位置する寺院「バイヨン」。観世音菩薩の顔が彫られた四面仏塔が林立する様子は圧巻です。

絶景スポット3 巨木が絡みつく寺院「TA PROHM（タ プローム）」

巨大なガジュマルが遺跡に絡みつくように侵食し、密林の中に眠っていた発見当時の姿を感じられる寺院。今も樹木の成長は止まらず、遺跡の崩落が進む要因となっている一方で、支えているようにも見える神秘的な情景が広がります。ハリウッド映画のロケ地としても有名。

Gourmet &Shopping 何でもそろうオールドマーケットをチェック!

シェムリアップ川沿いにあるオールドマーケットには、お土産にぴったりなTシャツやアクセサリー、雑貨などがずらり。伝統的なカンボジア「クメール料理」が味わえる食堂や屋台も多く立ち並んでいます。地元の人々が利用する生鮮食品から日用品、美容院もあり、いつも大賑わい。

Hotel ホテルステイ&スパ「SHINTA MANI ANGKOR（シンタマニ アンコール）」でリフレッシュ

スタイリッシュさとアジアのリゾート感が融合したデザイナーズホテル。客室数が少なく落ち着いた雰囲気なので、旅の疲れもゆったりと癒すことができそう。レストランでは創作クメール料理や西洋料理が味わえ、プールやスパもあるので充実したホテルステイが楽しめます。

カンボジア MEMO
● 言語／公用語はクメール語だが、英語が広く通じる
● 通貨／100カンボジアリエル（KHR）＝約3.9円
● 時差／マイナス2時間
● 入国にはビザの申請が必要。大使館やインターネット、現地空港でも申請可能
（申請手数料は3000円前後）

中部国際空港 セントレアからベトナム（ハノイ・ホーチミン）を経由し、カンボジア（シェムリアップ）までのアクセスは、ベトナム航空とベトジェットエアが便利でおすすめ。フライトスケジュールを参考に、旅行の計画を立てよう！

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「決定版！アンコール遺跡５日間」

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「神秘のアンコール遺跡５日間」

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文／神谷知代
写真提供／カンボジア王国観光省
※掲載内容は2024年12月時点の情報です