2019.10.25fri
“みんなの遊び場”GANG PARADE、 メジャー1stアルバム『LOVE PARADE』リリースインタビュー!
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10人編成の女性アイドルグループ「GANG PARADE」。通称“ギャンパレ”。コンセプトの“みんなの遊び場”から、そのファンたちは通称“遊び人”と呼ばれている。今年5月に現在の10人体制となったばかりの「GANG PARADE」が、待望のメジャー1stアルバム『LOVE PARADE』をまもなくリリース。特に今作は、誰が誰やねん?!な白塗りの刺激的なビジュアルに目を奪われがちだが…(笑)、まずは何より変な先入観は捨てて、どれでもいいから一曲、再生ボタンを押してみて。まっすぐに“LOVE”が溢れる言葉と、自然と気持ちがノレる“PARADE”な楽曲たちに、ガシッと奥から掴まれるはずです。
photo / Kazuhiro Tsushima
- GANG PARADE(ギャングパレード)
- “みんなの遊び場”をコンセプトに活動する、10人編成のアイドルグープ。メンバーは、カミヤサキ、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、ハルナ・バッ・チーン、月ノウサギ、ナルハワールド。2014年に結成された「プラニメ」が前身ユニットで、そこから2度の改名、メンバーの増減を経て、2018年4月にワーナーミュージック・ジャパン内の新レーベル「FUELED BY MENTAIKO」より、シングル『ブランニューパレード』でメジャーデビュー。同年5月には東阪野音ツアーを成功させ、新メンバーとしてナルハワールドが加入。現体制での活動をスタートさせる。
まずは、待望の1stフルアルバムのリリースおめでとうございます。テーマはタイトル通り、「LOVE」。前作の『LAST GANG PARADE』からの流れを考えると、意外?!なテーマでした。LOVE、愛…。うん、意外でした。
ヤママチミキ(以下、ミキさん) 私たちに、そこ(LOVE)を求められることが今までなくて…自分たちへの応援歌だったり、私たちがファンの皆さんに伝えたい今の想いだったり…そういうことがほとんどだったので、「LOVE」って聞いたときは衝撃的ではありました。ココ・パーティン・ココ(以下、ココさん) 歌詞の癖の強い曲や遊びの多い曲が“ギャンパレらしさ”だったりもすると思うんですけど、今作は、タイトル通りに真っ向勝負。ナルハが加入して10人体制になって初めてのアルバム、メジャー1stアルバムとして、とてもストレートだなと。メジャーアルバムらしく“マス向け”な一枚にもなっていると思うので、そこに私たちの感情をとにかくストレートに乗せることを意識しました。
中でも1曲目の『らびゅ』では、包み隠さずストレートにダイレクトに、「愛してる」を歌っていますよね。でもそれがなぜか、今のギャンパレにすごくしっくりきている。
ココさん 恋愛的な意味合い以外の「愛してる」というか、そこだけには留まらない深みが『らびゅ』には含まれている気がしていて、表面的なラブソングというよりは、すべての物事に対して言える「愛してる」の表現だなって感じています。
個人的には、お二人は“歌”が核にあるメンバーだと思うんですが…。ギャンパレの歌姫的な存在(笑)
ミキさん 今までありがたいことに、私の歌(声)を聴いて「この子は誰だ?」と気にしてくださる方も多いので、自分が武器にできるものは歌なんだなって認識する機会になっていて、自分が自分らしさを出せることは、歌なのかもしれない。自分がギャンパレの活動を続けていく中で重要視していくことは、やっぱり歌なんだろうなとは思っています。ココさん 最近、すごく歌を評価していただくことも増えて、松隈さん(GANG PARADEのサウンドプロデューサー)が「ギャングパレードの歌自体を、ココが引っ張っていかなきゃダメだよ」って言ってくださったり、自分自身ではそこまで意識してきていなかったんですが、まわりがそう言ってくれることで自覚がどんどん芽生えてきていて。どんどん歌で引っ張っていきたいし、それがギャンパレの楽曲のフックになれるように、ただの上手い、じゃない歌にしていきたいです。