2019.12.11wed
名古屋・那古野の食堂カフェ「yoake」の注目メニュー
JR「名古屋駅」から徒歩10分 | 廃校になった旧那古野小学校をリノベーションし、起業家やベンチャーが集う拠点として活用する「なごのキャンパス」の1階にオープンした「yoake(ヨアケ)」。かつて給食室だった場所ならではの面影がある、ノスタルジックな雰囲気に包まれながら、世界のフードが楽しめます。
おいしいものを架け橋に、日本と世界をつなぐ
「ヨアケ(yoake)」を手がけるのは、無添加の素材にこだわったビジュアル系おはぎブランド「おはぎさん(OHAGI3)」で知られるホリデイズ(HOLIDAYS)。名古屋市内に3店舗、2019年夏には東京・浅草と南町田に出店するなど、日本のおやつ文化を発信しています。
オーナーの落合裕一さんは、「これまでおはぎを通して、日本の食文化を海外に広めたいという思いで活動を続けてきました。その中で、世界各地で出会った世界中のおいしいものを日本に届け、双方向のつながりにしたいという思いが芽生え始めたのです」と「yoake」オープンのきっかけを語ってくださいました。
世界を旅するチキンラーメン
「yoake」のシンボル的なメニューといえば、日本の食卓で世代を超えて親しまれるチキンラーメンを、世界のローカルフードのテイストにアレンジした「世界のチキンラーメン」(700円+税)。鴨ローストをトッピングしたフランスバージョンや、トムヤムクンのスープにパクチーがのったタイ風など、バラエティーに富んだ全9種類の中から、月替わりで3種類登場します。
オーナーの感動を再現!ホットドッグや世界のソースをディップするポテト
オーナーの落合さんが、「OHAGI3」のヨーロッパ出店準備で足を運んだフランクフルトの空港で出会った味に感動し、試作を繰り返した末に誕生した「yoakeホットドッグ」(700円+税)も必食です。カリッとしたハードパンからはみ出す豪快なソーセージは、見た目も食べ応えもインパクト大!
また、数人でシェアするなら、5種類の世界のソースにポテトをディップしながら食べる「フライドポテト」(1200円+税)もおすすめ。
名古屋ならではの小倉トーストも見逃せません。およそ5cmの厚さを誇るボリューム満点のトーストに合わせるのは、「OHAGI3」で愛される自家製のあんこ。国産小豆を使い、精製していない粗糖で炊いた優しい味わいのあんこで、何とおかわり自由! 後味がさっぱりしているので、手が止まりません。
小学校時代の懐かしい思い出がよみがえる空間
学校時代の懐かしい思い出がよみがえる空間
廊下の壁には、オーナーの落合さんが「食を通して世界を平和に」という思いを込めて描いた、夜明けの障壁画
給食配膳用の昇降エレベーターなど、小学校の趣が残る空間でありながら、カウンター席ではコンセント、wi-fiが利用できるなど、ビジネスパーソンへの心づかいも。小学校時代を思い起こさせる遊び心いっぱいの空間に癒されながら、思い思いのひとときを過ごせる一軒です。