「明太子屋 粒」で、本場・福岡のおいしい明太子ランチを【名古屋・金山】
#お土産

2020.2.7fri

「明太子屋 粒」で、本場・福岡のおいしい明太子ランチを【名古屋・金山】

「金山駅」から徒歩5分|金山駅から大津通を東別院方面へ歩いて、日本特殊陶業市民会館を過ぎて右に曲がると、「粒」と大きく書かれた提灯が見えてきます。ここは、昨年12月3日(火)に新しくオープンした、「明太子屋 粒」。「大切な家族や大切な方への贈り物に」をテーマに明太子の販売と、明太子を使用したランチを提供しています。

名古屋で明太子のおいしさを広めたい!

「明太子屋 粒」のオープンのきっかけは、福岡県出身の食いしん坊の店主が、福岡県宗像市で続く「うめ屋」の明太子と出合い、そのおいしさに感動したことでした。うめ屋の明太子は、厳選した新鮮なスケソウダラの卵のみを使用し、鰹だしをベースに米発酵調味料などを独自配合した調味液に、72時間じっくり丁寧に漬け込んでいます。

このほかにも、爽やかな香りが印象的な「柚子明太子」や、昆布の旨みがぎゅっと染み込んだ「昆布明太子」なども販売している

「実際に食べたうえで、納得して購入してもらいたい」という思いから、ランチも楽しめる明太子販売店というスタイルを「うめ屋」に提案したところ、全国で初めてうめ屋が製造する各種明太子を扱わせてもらえることになったそうです。もちろん、東海地区ではここでしか買えません。

明太子そのままのおいしさを、堪能するランチメニュー

2種類の明太子の食べ比べと、おばんざいが3種類選べる「粒とおばんざいセット」(税込890円)

「明太子屋 粒」では、販売する明太子を実際に食べて納得してもらえるよう、ランチを提供しています。そのメニューは、明太子のおいしさが伝わるよう、素材を生かしたメニューとなっています。上質な「無着色の辛子明太子」と、鰹だしベースの特製味噌に漬け込んだ、福岡でも珍しい「味噌明太子」の2種類の明太子と、おむすび2個、具沢山の豚汁が堪能できる「粒セット」(税込590円)。さらに、日替わりで6〜7種類のおばんざいの中から、3種類を選べる「粒とおばんざいセット」(税込890円)をラインナップ。また、明太子を贅沢に約1本分使用した明太クリームパスタに、2種類のおばんざいがセレクトできる「粒パスタセット」(税込1380円)も人気です。

店内は、女性一人でも気軽に立ち寄れるモダンな雰囲気

「『明太おむすび』にせず、『明太子』と『おむすび』を分けて提供しているのは、まずは明太子とお米のそれぞれのおいしさを味わってほしいからです」と、スタッフの野尻さんは教えてくれました。「粒」という店名には、素材が立つという思いから、明太子だけでなく、〝お米の粒〟という意味も込められているのです。

お米は丹生込めて栽培されている、「NAO RICE」(愛知県半田市)の生産者から直接仕入れている

「無着色辛子明太子」は、鰹だしをベースにした特製の調味液に1腹1腹丁寧に漬け込まれ、素材本来の旨みを余すところなく堪能できます。粒一つ一つが驚くほど鮮明で、食感も楽しめます。一方、「味噌明太子」は、旨みたっぷりの味噌漬け明太子に、国産柚子、コチュジャン、豆板醤などをブレンドした特製ダレがかけられ、リピーターが続出しているのもうなずける一品です。
お米は有機栽培かつ、残留農薬、カドミウムなどの検査も徹底して行っている農家が販売する「NAO RICE」(愛知県半田市)のものを使用。こちらも店頭で購入できます。ちなみに、おむすびは1個120円でプラスでき、そのおいしさに、女性でも追加する人が多く見られるそうです。

2度おいしい! 明太パスタのシメは「追いリゾット」で

明太子をたっぷりと贅沢に使用した「粒パスタセット」(税込1380円)

明太クリームパスタは、野菜と魚介のダシをベースにしたクリームソースに、明太子は食感や味わいを損ねないよう、火を止めてから加えます。さらに、盛り付け時に明太子を載せて、約1本分を使用。食べる直前によくかき混ぜて、明太子の食感と旨味たっぷりのソースを絡めて味わうのがおすすめとのこと。

もう一つ、「粒パスタセット」の楽しみは、クリームソースを残し、そのクリームソースで作る「追いリゾット」(税込200円)です。ただ、ごはんを入れるだけでなく、もう一度調理してくれます。チーズのコクと旨みに、粒のしっかりしたお米が合わさり、止まらないおいしさ! 量もちょうどよく、女性でもパスタを注文する人は、大半がリゾットを追加するそうです。

単独メニュー化を希望する声も出るほど人気の「追いリゾット」

現在、ランチタイムは11:30から14:00となっていて、それ以外の時間は、明太子とお米の販売のみになっていますが、今後、さらなる展開も計画中とのこと。どんなふうにお店が進化していくのか、これからも楽しみですね。

※掲載の情報は2020年2月時点の情報です

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WRITER

Masahiro Sugiyama

Masahiro Sugiyama

金沢の出版社、東京の雑誌『自休自足』(現『TURNS』)の編集部を経て、2009年に独立。2016年秋から、地元・愛知へUターン。月刊『KELLy』では、おでかけ記事を担当し、年間200軒以上のショップや飲食店を取材!著書に、『ふだんの金沢に出会う旅へ』『レトロカーと。』(ともに主婦の友社)など。

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