2020.6.4thu
名古屋・今池に「ハプナコーヒー(HAPUNA COFFEE)」がオープン!浅煎りコーヒーのイメージを覆す!?
「浅煎りのコーヒーって、ツンとした酸味がある」
そんなイメージから、苦手意識を持つ方も多いのでは?5月7日にオープンした「HAPUNA COFFEE(ハプナコーヒー)」では、バリスタが淹れる浅煎りコーヒーが看板メニュー。
さらに、名古屋で売り切れ必須のパン屋「製パン 雅」のパンも楽しめると、早くも話題になっています。
今池に浅煎りコーヒーが自慢のカフェ「HAPUNA COFFEE」がオープン
名古屋・今池にカフェ「HAPUNA COFFEE」がオープン
2020年5月7日にオープンしたカフェ「HAPUNA COFFEE」。お店があるのは、今池駅と吹上駅のほぼ中間地点。環状線沿いに約5分歩いて行くと、黒い看板が立っています。
名古屋のコーヒー通が集う「TRUNK COFFEE」で修行経験を積んだオーナーの余吾さん。昔から喫茶店好きだったことから、全国各地や海外でコーヒースタンド巡りをする中で、浅煎りコーヒーの魅力に気づき、名古屋での開業を目指したそうです。
コーヒー豆は、福岡の有名ロースター「COFFEE COUNTY」と京都の「STYLE COFFEE」から仕入れたもの。どちらも全国的に有名なロースターです。
「コーヒー好きな方って、1カ所で違うロースターの豆を飲みたいことも多いんです。でも名古屋では、なかなか異なるロースターの豆を置いている店が少ない。ロースターのセレクトショップのようなお店にしたいと思いました」とオーナーの余吾さん。
豆の種類によって、ベストな時期に提供できるよう、日々の管理は欠かせないと言います。
看板メニューは、ドリップコーヒー。豆の種類は現在5種類あり、そのうち4種類は浅煎り、残り1種類は中煎りのコーヒーです。メニューをあえて少なくすることで、コーヒー通でない方も選びやすく、気軽に楽しめるよう工夫しているとのこと。
「浅煎りコーヒーにあまり馴染みのない方が多いですが、品質の高いコーヒー豆の良さを、そのまま引き出せるところに魅力があります。コーヒー豆は、コーヒーチェリーという果実の中の種なので、フルーティーな風味や甘さ、華やかで味の伸びがあるのが特徴です」
また、浅煎りコーヒーは苦味が無いのも特徴。コーヒーが苦手な方や、全くコーヒーに興味のない方がハマるきっかけになることもあるのだそう。
驚くほど飲みやすい!フルーティーでマイルドな浅煎りのコーヒー
取材時のおすすめの豆「エチオピア Kayokamino」のドリップコーヒー。コクがありつつ、口に含むとブルーベリーやストロベリーの風味がフワッと香ります。浅煎りながらも、酸味が穏やかでスッキリとした味なので、深煎り派の方も試す価値あり。
また、ラテにに使われるエスプレッソも浅煎りのもの。ミルクのスッキリとした甘みの後に、エチオピアの柑橘系の風味が感じられます。
午前中には売り切れる?!「製パン 雅」のパンとも相性抜群
パンは、千種区にある人気ベーカリー「製パン 雅」のもの。オーナーの余吾さんが「自分のお店で扱うパンならここがベスト!」と「製パン 雅」にお願いしたそうです。
例えば、柑橘系の風味がある「エチオピア Arsosala」には、オレンジが乗ったデニッシュ。洋梨やグリーンアップルの風味がある「グアテマラ Finda Linda Vista」には、キウイのデニッシュなど、ペアリングも楽しめます。
さらに、「製パン 雅」の食パンを使用した「バタートースト」(税込350円)や「チーズトースト」(税込350円)も人気。プラス50円で「はちみつバタートースト」にもできます。
コーヒー好きなら、オンラインショップのスターターキットがおすすめ
「HAPUNA COFFEE」では、オンライン販売も実施中。同店のコーヒー豆(または挽いたもの)やコーヒー器具、トーストやパン各種が購入できます。
中でも注目は、コーヒー豆にドリッパーとフィルター、ORIGAMI製のサーバーがセットになった「スターターキット」。このセットがあれば、おうちでこだわりの一杯を作れるかも……?!自宅でコーヒーを始めてみたい方にぴったりの一品です。
また、コーヒー豆の味や器具の使い方など、わからないことがあれば、オーナーがとても丁寧に相談に乗ってくださるのも、うれしいポイント。同店オリジナルの抽出レシピもついています。
気になる方は、お店の公式Instagramでチェックしてみてください。
お店で使われているORIGAMI製のドリッパーやサーバーも、店頭またはオンラインで購入可能。バリスタの世界大会「ワールドブリュワーズカップ」の優勝者も使用しているとのこと。
温度保持率が高い美濃焼のドリッパーで、浅煎りコーヒーを抽出する際、甘さやフルーツ感を引き出せるそうです。
「コーヒーを通じて、お客さん同士の繋がる場になって欲しい」と語るオーナーの余吾さん。
カフェ=コーヒーを飲む場所にとらわれず、お客さんが楽しめたり、リラックスできる空間づくりを目指しており、いつかワークショップやイベントにも使ってほしいとのこと。
「コーヒー好きな方から、興味がある初心者の方、コーヒーが苦手な方も、雰囲気を楽しんでくださるとうれしいです」とオーナーさんがお話するように、本格的なコーヒーが楽しめる一方で、ふらっと立ち寄れるのが、「HAPUNA COFFEE」の魅力のひとつ。
自慢の浅煎りコーヒーと共に、ゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。