2020.7.31fri
名古屋・東区にカフェ「白枦(hakuro)」がオープン。四季の移ろいを味わうコーヒーやランチ
名古屋・東区にカフェ「白枦(hakuro)」がオープン。四季の移ろいを味わうコーヒーやランチ
2020年6月にオープンした、東区・徳川にある、隠れ家的カフェ「白枦(hakuro)」。四季折々の素材を使ったランチやディナー、喫茶が楽しめるお店です。
東区・徳川にある、隠れ家的カフェ「白枦(hakuro)」
2020年6月、東区徳川に「白枦」がオープンしました。
お店の場所は、名鉄瀬戸線「森下駅」より徒歩約5分のところ。徳川二丁目交差点すぐにある、フラワー&ギャラリー「花あざみ 徳川店」の2階に同店があります。
移動販売から実店舗を持つまで、コーヒーと共に歩んできた
元々東海エリアのイベントやマルシェにて、コーヒーの移動販売をしていた、店主の良知さん。オープンに至る経緯や料理、コーヒーへのこだわりについて、お伺いしました。
ーーお店をオープンした経緯を教えてください。
良知さん 昔からコーヒーが好きで、学生時代にカフェや喫茶店を巡るのが趣味でした。ずっと「将来は喫茶店を開きたい」と考えていたので、約2年間東海エリアで、コーヒーの移動販売を行うところから始めてみたんです。
ーーコーヒーの勉強はどのようにしましたか?
良知さん 喫茶店のマスターに聞いたり、自宅で淹れる練習したり、手探りですが、独学でやっています。
ーー独学はすごいですね……!移動販売をやってみてどうでしたか?
良知さん 移動販売の欠点は、天候に左右されるところですね。東海三県のマルシェやイベントに出店していたので。でも、約2年も続けてられたのは、お客さんとのふれあいのおかげです。
例えば、静岡のイベントで出会ったお客さんが、名古屋のイベントに足を運んでくださったことがあって。移動販売でも、お客さんが何度も顔を出しに来てくれるのがうれしくて、励みになりました。
ーー今は3人でお店をつくっていますよね。皆さんはどんなつながりがあったのでしょうか?
良知さん 2人は元々、東海エリアで一緒にイベント運営をしていたメンバーなんです。僕はコーヒー、他の2人が料理やデザインを担当したりと、得意分野を担いつつ、共同でお店を作っています。
ーーそういえば、お店のInstagramやメニューにも書かれている詩的なメッセージが印象的でした。どんなことを意識して世界観をつくっているのでしょうか?
良知さん 実は、自分に自信が持てない人間で、飽き性なんです。でも、唯一熱中できるのがコーヒーでした。会社員を辞める時に、「コーヒー一杯で幸せになれる人生でいい。かつ、コーヒーで生活できたらいいな」と思ったんです。
良知さん そして、自分が心から好きなものと向き合ったら、景色や時間、季節の移ろいがすごく愛おしいことに気づいて。そんな考え方を表現して、お客さんと分かち合えたらなと。
ーーだから、美しい景色など、ご自身が大切にしたいものをInstagramやお店という場で表現しているのですね。
良知さん そうなんです。メニューも四季の移ろいを感じるような……そもそも、店名の「(はくろ)白枦」は二十四節気の9月頃を指す言葉。お店のメンバー3人全員が、白露の時期生まれなので、店名にしました。
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食卓に並ぶのは、旬の素材をシンプルに楽しむための料理
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