2020.10.14wed
ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」がオープン。お得なランチが楽しめる洋食屋【名古屋・伏見】
2020年8月20日、中区・伏見にオープンした、ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」。フレンチ料理の世界で経験を積んだシェフによるカジュアルなビストロです。
友達や家族とのランチや、おいしいものが食べたい帰り道にぴったり!気軽に立ち寄れる同店の魅力について、紹介します。
ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」がオープン。お得なランチが楽しめる洋食屋【名古屋・伏見】
伏見駅から徒歩すぐ、ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」
2020年8月20日、中区・伏見にビストロ「SA/NT’É(サンテ)」がオープン。地下鉄「伏見駅」から徒歩約1分とアクセス抜群の場所にできた同店は、リーズナブルな日替わりランチをはじめ、アラカルトのディナーなど、一流シェフの味を気軽に楽しめるのが魅力です。
フランス料理の料理人として約15年、美味を極め尽くした井上シェフが立ち上げた同店では、1100円~の日替わりランチなど、フランス料理の要素を加えた料理が気軽に堪能できます。
幼い頃から料理人になり、自分の店を持つことが夢だった井上さん。専門学校を卒業した後、星付きのフレンチレストラン「ラ・グランターブル ドゥ キタムラ」でアルバイトとして勤務。その後は名古屋市内のレストランを転々とし、フランス料理の料理人として働きました。
そうしてフランス料理の世界でキャリアを積むうちに、「もっといろんな人に食べてもらえる、親しみやすい料理」を提供したい気持ちが増したと言います。
もっと気軽に、もっとわかりやすい、フレンチの要素を加えたご馳走を
ーーお店をオープンしたきっかけを教えてください。
井上さん 約15年間、料理人として名古屋市内のレストランをまわりましたが、偶然にもずっとフランス料理でした。しかし、働いていく中で、フランス料理のレストランは限られた富裕層が行く場所で、行きたくても行けない人がいる状況を何とかしたいなと思って。
そこで、いろんな人にとってわかりやすい料理を提供し、足を運んでもらえるお店にしたく、このお店を開きました。
ーー提供しているのは、フランス料理なのでしょうか?
井上さん フランス料理の要素を取り入れたご馳走といった感じですね。私自身、フランス料理のレストランで働き続ける中で、歴史や文化、技法がフレンチに限らず、いろんな料理に生かせることを知りました。
なので、家では感じられない非現実的な空間を味わっていただきつつも、シンプルでわかりやすいご馳走を提供し、普段使いしてもらえるようなお店づくりを心掛けています。
地域の農家から届く素材を使った、とっておきの洋食
「サンテ(SA/NT’É)」のランチメニューの中でもおすすめは、「日替わりランチ」。ハンバーグやカレーなど、日によって異なるメインにサラダまたはスープ、パンかライスがセットになっています。
上の写真は、キーマカレーの上に、クリームチーズ、マスカルポーネ、チェダーチーズの3種を混ぜたチーズソースをかけて、半熟卵を乗せた一皿。
半熟卵とオリジナルのチーズソースを、スパイシーなキーマと混ぜて食べるのがおすすめ。口に入れた瞬間は、チーズのコクと卵のまろやかさ、後からじわじわとスパイシーな辛さへと変わっていきます。
ーー先ほど、フランス料理の調理技術を生かした料理と伺いましたが、素材についてのこだわりはありますか?
井上さん 南知多の提携農園から送ってもらっている、平飼い卵やその時期に収穫できる無農薬野菜が自慢です。同じく南知多にあるフレッシュハーブ農園にて、土壌栽培されているハーブを使用しています。
ーーキーマカレーの見た目の美しさに驚いたのですが、こちらのスープも素敵な演出ですね。
井上さん ありがとうございます。今までピューレにこだわりの強いレストランで修行してきたので、ポタージュ系のスープに思い入れがあって。必ず飲んでいただきたい一品です。季節の素材に合わせて、スープの種類を変えています。
ーーディナーの特徴はありますか?
井上さん ディナーはアラカルトをベースにしており、予約のみでコース(4500円+税)を提供しています。
実は、アラカルトのディナーをずっとやってみたかったんです。一般的にフランス料理のレストランでのディナーはコース料理ですが、予約しなきゃいけないし、身構えてしまいがちですよね。
うちはそうじゃなくて、突然来て好きなものを選んで、好きなものを食べていただきたいなと思いました。メニューにはない、その日のおすすめを作って食べられるスタイルにしたいですね。
ーー素敵ですね!その時においしい食材って、やはり作り手が一番知っていますもんね。
「日替わりランチ」のドリンク(+100円+税)はコーヒーか紅茶のいずれかが選べます。
ふらりと気軽に立ち寄れるお店ながら、そのお味は本格派
大きな窓から光が差し込む店内。カウンター席やソファー席など、シーンに合わせて利用できます。
ーー店内や空間づくりにおいて、意識していることはありますか?
井上さん 店内はシックでかっこいい雰囲気ですが、テーブルやカウンター席から木のぬくもりを感じてもらえるようにしました。また、オープンキッチンなのでライブ感のある空間を提供しています。
電球がいくつも合わさったライトに照らされているソファー席は、お客さんから人気の高い席だとか。
「お客さんとのコミュニケーションを通じて、お好きなものを提供したい」
「地域の方にとってわかりやすく、気軽に楽しめる町の洋食屋さんでありたい」
これからやりたいことがたくさんあると、いきいきとした表情で語ってくださった井上さん。これからの「SA/NT’É(サンテ)」に目が離せません。
家族や友人と一緒にランチを食べに。
仕事終わりにふらっと立ち寄って、夜を楽しみに。
ぜひ「SA/NT’É(サンテ)」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」がオープン。お得なランチが楽しめる洋食屋【名古屋・伏見】
2020年8月20日、中区・伏見にオープンした、ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」。フレンチ料理の世界で経験を積んだシェフによるカジュアルなビストロです。 友達や家族とのランチや、おいしいものが食べたい帰り道にぴったり!気軽に立ち寄れる同店の魅力について、紹介します。 ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」がオープン。お得なランチが楽しめる洋食屋【名古屋・伏見】 伏見駅から徒歩すぐ、ビストロ「SA/NT’É(サンテ)」 2020年8月20日、中区・伏見にビストロ「SA/NT’É(サンテ)」がオープン。地下鉄「伏見駅」から徒歩約1分とアクセス抜群の場所にできた同店は、リーズナブルな日替わりランチをはじめ、アラカルトのディナーなど、一流シェフの味を気軽に楽しめるのが魅力です。 フランス料理の料理人として約15年、美味を極め尽くした井上シェフが立ち上げた同店では、1100円~の日替わりランチなど、フランス料理の要素を加えた料理が気軽に堪能できます。 幼い頃から料理人になり、自分の店を持つことが夢だった井上さん。専門学校を卒業した後、星付きのフレンチレストラン「ラ・グランターブル ドゥ キタムラ」でアルバイトとして勤務。その後は名古屋市内のレストランを転々とし、フランス料理の料理人として働きました。 そうしてフランス料理の世界でキャリアを積むうちに、「もっといろんな人に食べてもらえる、親しみやすい料理」を提供したい気持ちが増したと言います。 もっと気軽に、もっとわかりやすい、フレンチの要素を加えたご馳走を ーーお店をオープンしたきっかけを教えてください。 井上さん 約15年間、料理人として名古屋市内のレストランをまわりましたが、偶然にもずっとフランス料理でした。しかし、働いていく中で、フランス料理のレストランは限られた富裕層が行く場所で、行きたくても行けない人がいる状況を何とかしたいなと思って。 そこで、いろんな人にとってわかりやすい料理を提供し、足を運んでもらえるお店にしたく、このお店を開きました。 ーー提供しているのは、フランス料理なのでしょうか? 井上さん フランス料理の要素を取り入れたご馳走といった感じですね。私自身、フランス料理のレストランで働き続ける中で、歴史や文化、技法がフレンチに限らず、いろんな料理に生かせることを知りました。 なので、家では感じられない非現実的な空間を味わっていただきつつも、シンプルでわかりやすいご馳走を提供し、普段使いしてもらえるようなお店づくりを心掛けています。 地域の農家から届く素材を使った、とっておきの洋食 「日替わりランチ」(1000円+税)※メニューによってサラダまたはスープ、ライスまたはパンがセット。 「サンテ(SA/NT’É)」のランチメニューの中でもおすすめは、「日替わりランチ」。ハンバーグやカレーなど、日によって異なるメインにサラダまたはスープ、パンかライスがセットになっています。 上の写真は、キーマカレーの上に、クリームチーズ、マスカルポーネ、チェダーチーズの3種を混ぜたチーズソースをかけて、半熟卵を乗せた一皿。 半熟卵とオリジナルのチーズソースを、スパイシーなキーマと混ぜて食べるのがおすすめ。口に入れた瞬間は、チーズのコクと卵のまろやかさ、後からじわじわとスパイシーな辛さへと変わっていきます。 ーー先ほど、フランス料理の調理技術を生かした料理と伺いましたが、素材についてのこだわりはありますか? 井上さん 南知多の提携農園から送ってもらっている、平飼い卵やその時期に収穫できる無農薬野菜が自慢です。同じく南知多にあるフレッシュハーブ農園にて、土壌栽培されているハーブを使用しています。 ーーキーマカレーの見た目の美しさに驚いたのですが、こちらのスープも素敵な演出ですね。 井上さん ありがとうございます。今までピューレにこだわりの強いレストランで修行してきたので、ポタージュ系のスープに思い入れがあって。必ず飲んでいただきたい一品です。季節の素材に合わせて、スープの種類を変えています。 「日替わりランチ」のセットスープ。 ーーディナーの特徴はありますか? 井上さん ディナーはアラカルトをベースにしており、予約のみでコース(4500円+税)を提供しています。 実は、アラカルトのディナーをずっとやってみたかったんです。一般的にフランス料理のレストランでのディナーはコース料理ですが、予約しなきゃいけないし、身構えてしまいがちですよね。 うちはそうじゃなくて、突然来て好きなものを選んで、好きなものを食べていただきたいなと思いました。メニューにはない、その日のおすすめを作って食べられるスタイルにしたいですね。 ーー素敵ですね!その時においしい食材って、やはり作り手が一番知っていますもんね。 「日替わりランチ」のドリンク(+100円+税)はコーヒーか紅茶のいずれかが選べます。 ふらりと気軽に立ち寄れるお店ながら、そのお味は本格派 大きな窓から光が差し込む店内。カウンター席やソファー席など、シーンに合わせて利用できます。 ーー店内や空間づくりにおいて、意識していることはありますか? 井上さん 店内はシックでかっこいい雰囲気ですが、テーブルやカウンター席から木のぬくもりを感じてもらえるようにしました。また、オープンキッチンなのでライブ感のある空間を提供しています。 電球がいくつも合わさったライトに照らされているソファー席は、お客さんから人気の高い席だとか。 ワインは約100種類あり、スタッフの中にはソムリエもいます。その他のアルコール類おm豊富で、夜はお酒が楽しめる場として◎。 「お客さんとのコミュニケーションを通じて、お好きなものを提供したい」 「地域の方にとってわかりやすく、気軽に楽しめる町の洋食屋さんでありたい」 これからやりたいことがたくさんあると、いきいきとした表情で語ってくださった井上さん。これからの「SA/NT’É(サンテ)」に目が離せません。 家族や友人と一緒にランチを食べに。 仕事終わりにふらっと立ち寄って、夜を楽しみに。 ぜひ「SA/NT’É(サンテ)」に足を運んでみてはいかがでしょうか。 ※掲載内容は2020年10月現在の情報です。 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!https://kelly-net.jp/enjoytoday/2020053006000525400.html創刊30年以上の東海エリアの雑誌『KELLY(ケリー)』が発信するWebメディアです。愛知・岐阜・三重のイベントや新店カフェ、ランチ情報をお届けします。