2021.2.4thu
岐阜駅直結!「はしもとアイスストア」から新業態「はしもとパーラー」がオープン
岐阜駅の「アクティブG」内に、話題の「はしもとパーラー」がオープン。フレッシュなフルーツタルトなどのスイーツや、岐阜・各務原にある、はしもと農園自慢のフルーツミニトマト・あかねを使った料理が楽しめます。
岐阜駅直結!「はしもとパーラー」がオープン。「はしもとアイスストア」を手掛けるはしもと農園によるパーラー
はしもと農園がプロデュースする「はしもとパーラー」
2020年11月16日、モダンな喫茶店「はしもとパーラー」が、JR岐阜駅に直結の商業施設「アクティブG」の2階にオープン。岐阜・各務原の人気店「はしもとアイスストア」を手掛けるはしもと農園の新業態となる同店は、もはや野菜というよりフルーツと言えるほど甘い、フルーツミニトマト・あかねを使ったメニューを、ゆったりとした空間で楽しめます。
この度のオープンへの思いやこだわりを、はしもと農園の代表である橋本さんに伺いました。
「日常にちょっとした楽しみを」提供する新たな場
2014年に創業したはしもと農園の変わらぬ思い、「日常にちょっとした楽しみを」を軸に、食の切り口から日常に価値提供をする場所。
「農家として、飲食店経営者として、食の魅力を伝えたい」
と語るのは、はしもと農園の代表である橋本さん。
「パフェとかき氷をメインとした、『はしもとアイスストア』、2号店の一宮店、そしてこの『はしもとパーラー』でも思いは同じで、食を通じて作り手としての思いを伝えたいと思っています」
「例えば、トマト一つでも種類や味も違います。旬の野菜やフルーツをメインに使っているので、そういった違いやおいしさを知り、感じてもらいながら、お客さんに伝えていきたいですね。生産者の立場として、ちゃんとしたものを食べてもらえたらと思います」
赤くてみずみずしいミニトマト「あかね」を使ったトマトスープのランチ
「はしもとパーラー」の中でもおすすめのメニューが、フルーツミニトマト・あかねを使った「トマトスープ」。水を加えず、あかねをじっくり煮込んで作っているため、かなり濃厚な味わいに。メインとなるトマトのうま味と甘みを存分に楽しめる一皿です。
一見シンプルな「トマトスープ」をメインとしたランチについて、「日本人にとって、スープを日常的に飲む習慣はあまりないかと思います。特に、スープがメイン料理というのは珍しいと思いますが、うちのはスープだけで満足できるほど、ギュッとおいしさが詰まっています」と橋本さんは言います。
また、ランチの「ハヤシライス」にも、フルーツミニトマト・あかねを使用。一般的なハヤシライスは、大玉のトマトが使用されますが、あかねをベースにしているため、コク深く、濃厚な味わいに。ハヤシライスのイメージが覆されるかも……!?
同店のメニューには、農園自慢のフルーツミニトマト・あかねをメインに、他にも橋本さんが自信を持って薦めることのできる生産者さんの野菜を使用。
「自分たちの農園だけで食材は賄いきれないし、その必要はないと思います。良いものを作っている方との繋がりも大事にしていきたいですね。『あの生産者さんの○○だから食べたい!』と思ってもらえるように、生産者が良いと感じられるものを使っています」
まるで宝石のような美しさ。旬の果物を使ったフルーツタルト
「はしもとパーラー」のもう一つの目玉となるメニューが、こちらの「フルーツタルト」。タルトには農家から届く季節のフルーツを使用し、下処理からひとつひとつ手作業で丁寧につくられています。
また、甘酸っぱいフルーツタルトには、橋本さんがこだわったオリジナルブレンドの紅茶がおすすめ。ブラックティーをベースにしており、華やかな香りが特徴です。
広々としたモダンな空間で、今後イベントを開催予定
「はしもとパーラー」の店内は、座席の間隔が広く、ゆったりとした空間です。
この広々とした空間づくりについて、「この広い空間を使って、今後はイベントを行いたい」と橋本さん。
「例えば、食のイベントをはじめ、アイリッシュミュージックの演奏者を招いた公演も面白いと考えています。様々なジャンルのイベントを通じて、新しいことへの接点を増やしていく場にしていきたいです」
店内はテーブル席の他、カウンター席もあるので、一人でも立ち寄りやすいのがうれしいポイント。男女問わず、気軽に入れる雰囲気や空間になっています。
駅直結の「アクティブG」に同店を構えた橋本さんには、思いがありました。
「駅は目的地というより通過点。それはもったいないと思うんです。ただ歩くだけの道に拾い物があったら、毎日楽しくなるはず。『はしもとパーラー』が、“日常にちょっとした楽しみを”提供していきたいと思います」
* * *
どこな懐かしい憩いの場でありながら、おしゃれでモダンな雰囲気の「はしもとパーラー」に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼『日刊ケリー』でも「はしもとアイスストア」について、詳しく紹介中です。
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おやつタイムに食べたくなるのが、ひんやり甘いスイーツ。各務原市・学びの森近くにオープンした、かき氷とパフェの店「はしもとアイスストア」は、7月のオープン以来、“農家が本気で作るかき氷”を求める人たちで賑わっています。橋本農園のフルーツミニトマト・あかねを使ったかき氷や、自家製クリームソーダにも注目! 岐阜・各務原「はしもとアイスストア」のトマト農園特製かき氷♥ トマト農園が、かき氷とパフェの店をプロデュース!? 「はしもとアイスストア」の母体は、各務原市内でフルーツトマトやイチゴを栽培する「はしもと農園」。自慢のトマトやイチゴ、旬のフルーツを気軽に食べて欲しいという思いから、かき氷とパフェのお店をオープンすることになったそう。“農家が本気で作るかき氷”というキャッチフレーズに期待が高まります。寒さに震える(?)キャラクターにも興味津々! 農園自慢のトマトで作る、後味すっきりかき氷メニュー 何よりもまず味わいたいのは、農園自慢のフルーツミニトマト・あかねを使ったかき氷「“あかね”のトマト」(900円)。トマトそのものの風味を生かしたシロップは、やさしい自然の甘みで、後味すっきりなのが特徴です。他に、自家栽培のいちごで作るシロップをかけた「いちごミルク」(900円)や、生レモンの酸味がさわやかな「はちみつレモン」(800円)など、定番は4種類。旬の果物を使った数量限定かき氷もありますよ。 ドリンクメニューのおすすめは、鮮やかなシロップとソーダのグラデーションが涼しげな「クリームソーダ」(650円)。シロップの色は青と緑から選ぶことができ、アイスクリームとチェリーを浮かべたビジュアルは、写真映え間違いなし。「はしもと農園」のトマトジュースを使った「トマトレモンスカッシュ」(650円)も試してみたくなります。 次のページ… みんなが集まる、地域の拠点をめざして みんなが集まる、地域の拠点をめざして 秋からは、パフェをメインとしたメニュー構成に。かき氷のメニューは通年継続とのことで、冬のかき氷も楽しめそうです。また店頭では、フルーツミニトマト・あかねを贅沢に使った無添加トマトジュース(1800円)も販売しています。 「このお店が、一般の方が農業に興味を持つきっかけになれば」と、代表の橋本さん。各務原の街のコミュニティにも積極的に参加しており、この場所が地域の人たちの交流の場所になることも望んでいるのだそう。今後、お店がどんな発展を遂げていくのか楽しみです。 「岐阜の旅ガイド」でも掲載中! https://www.kankou-gifu.jp/ ※掲載内容は、2019年9月時点の情報です photo / Atsushi Kawahara text / Chie Tokuhisa
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