グリーンショップ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」の空間に癒される。自分好みの観葉植物と出会える場【名古屋・丸の内】
#暮らし

2021.2.23tue

グリーンショップ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」の空間に癒される。自分好みの観葉植物と出会える場【名古屋・丸の内】

2020年12月にオープンした、グリーンショップ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」。豊かなグリーンに囲まれた都会のオアシス的な空間が広がります。

植物が好きな方、気になっているけれど育て方や種類について詳しく知らない方、どんな人でも自分好みの植物と出会える場です。

グリーンショップ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」の空間に癒される。自分好みの観葉植物と出会える場【名古屋・丸の内】

名古屋・丸の内のグリーンショップ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」

2020年12月19日、名古屋・丸の内の堀川沿いにグリーンショップ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」がオープン。造園会社(株)グリーンデザインエンズ (GREEN DESIGN EN’Sが運営している同店には、花ではなく、グリーンを中心とした観葉植物や多肉植物が並んでいます。

店内に入ると、生き生きとした植物の姿が目に飛び込んできます。まるで小さな森に迷い込んだかのよう。

庭造りだけでなく、観葉植物の販売や室内装飾などグリーンのトータルプロデュースを行っているお店の特徴や大切にしていることについて、店主の寺西さんにお話を伺いました。

職人技術と植物の魅力を発信できる場所

「職人技術と植物の魅力を発信できる場所にしたい」との思いからオープンした「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」。店のコンセプトは「グリーン&クラフトマン」です。

寺西さん  庭師である私たちと、陶芸やはさみなど様々な職人(=クラフトマン)の技術や作品の美しさを、多くの人に知ってほしい。その思いから、職人の手掛ける鉢や器、はさみなど一つ一つで手作業で手掛けた作品を置いています。

「笹岡鋏製作所」のはさみ(各種・6500円+税~)。全国各地の植木職人を中心に高い評価を得ていて、自由鋳造で職人が一本ずつ製作しています。

〈HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)〉のお皿やマグカップ類

宮下将太氏の鉢やマグカップ。釉薬研究によって生み出された独特の色味が特徴。持った時の軽さにも驚かされます。

普段の居場所やキャンプなど非日常で役立ち、少しのアクセントを与えられる道具を手掛けるブランド〈LAND &B.C〉(3800円+税) 。ガーデニングやDIY、日常の作業時、キャンプなどの『外暮らし』に焦点をあてた、エプロンなどのファブリックアイテムを制作しています。

また、コーヒー豆の焙煎“職人”が手掛けた、オリジナル焙煎のコーヒーの販売も実施。メニューは、ホットがオリジナルブレンドの「ナチュラル」(400円+税)と「ハード」(430円+税)、アイスは「コールドブリューコーヒー」(450円+税)の計3種類です。

6種類の豆を独自ブレンドした「ナチュラル」は、植物の香りのようなやさしいイメージを、一方、深煎りブレンドの「ハード」は、土の香りをイメージしています。コーヒーを飲みながら植物を楽しめるのがうれしいポイントです。

どの植物にも個性とストーリーがある。暮らしを彩る人気のグリーンは?

数え切れないほどたくさんの種類の植物がならぶ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」の中でも、人気が高いのは「シェフレラ」。

「シェフレラ」

寺西さん  どの植物も言えることですが、「シェフレラ」は特に一つ一つの枝の様子など見た目に違いがあって、面白い植物です。丈夫さや育て方が簡単なのも人気の理由ですよ。

寺西さん  あと人気が高いのは、サボテン。大きさも様々で、皆さんがよく目にするサボテンとはひと味違った個性的な種類もあります。サボテンも水やりの回数が少ないなど育てやすく、あまり植物を育てたことがない方にもおすすめです。

「マンフレダ・チョコレートチップ」

他にもお店をぐるぐると歩き回ると、興味深い植物があちこちに。こちらの「チョコレートチップ」とも呼ばれる「マンフレダ」は、その名の通り葉にチョコレートチップのような点々の模様がついています。

「ユーフォルビア プラティクラダ」

寺西さんから教えていただいた「ユーフォルビア プラティクラダ」は、一見、木の枝のように見えますが、実は細い多肉植物。ゾンビプランツとも言われている植物で、枯れているように見えても、成長すると小さな花が咲くのだとか。

育て方や種類を知れば、初めてでも大丈夫。植物の生命力のすごさ

部屋にグリーンを取り入れたいけど、育てられるか心配…という方も多いはず。初心者が注意しておきたい育て方のポイントについて、寺西さんは「光」「水」「風」の3要素が大切と言います。

寺西さん  植物って想像以上に生命力があるんです。だから、水は土が乾いてきたらでOK。天気はいい日は外にだしていただき、直接日光に当てたり、風を通してあげると植物が元気がでますし、虫がつきにくくなります。

店内の植物は1個からでも購入可能。プラスチックカップに入った植物は、自分好みの鉢と合わせて購入でき、スタッフの方が購入した鉢に植え替えてくれます。

職人が手掛けた鉢は店内の壁にずらりと並んでいて、選ぶのに迷ってしまうほど色も形も大きさも多種多様です。

目的がなくてもいい。ふらっと気軽に立ち寄れる、居心地のよい緑の空間

「グリーンショップだからといって、植物を買いに来る人だけの場所ではないんです」と話す寺西さん。

寺西さん  買う目的がなくても、ふらっと気軽に立ち寄って欲しいです。コーヒーを飲みに来たり、ここには緑がたくさんあるから、植物に癒されに来たり、いろんな使い方があっていいと思っています。今後はいろんなアーティストとの個展の開催を予定しています。

癒しの空間づくりに役立つ葉っぱの形をした御香「HAKO 6枚(スペシャルブラックボックス入り)」(3000円+税)

「植物を通じて人と空間の繋がりを豊かにし、そこからつながる素敵なご縁を広げ、世の中を豊かにする存在でありたい」

そんな思いを胸に、「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」は植物のある暮らしの提案にとどまらず、職人技術の語り部として、癒しの場の作り手として活動しています。

観葉植物が自宅にある方も、初めての方も、ぜひ「atelier/en’s(アトリエ/エンズ)」お気に入りの植物を取れ入れてみませんか?

おうちで過ごすことが多い今こそ、生命力のある植物を自宅におけば、それだけで心が潤うはず。

※掲載内容は2021年2月時点の情報です。
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前に確認してから、お出かけください。

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KELLY Editors

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