2021.3.30tue
シンガーソングライター・門脇更紗さん、メジャーデビュー曲「トリハダ」の聴きどころをインタビュー!
3月3日(水)、配信シングル「トリハダ」でメジャーデビューした、兵庫出身のシンガーソングライター・門脇更紗さん。
デビュー後も、新曲「わすれものをしないように」がテレビ東京系『ゆるキャン△スペシャル』、テレビ東京ほか木ドラ24『ゆるキャン△2』のエンディングテーマに決定したほか、新曲「きれいだ」が『セスタス -The Roman Fighter-』EDテーマに起用されるなど、勢いを増す注目のアーティストです。
また、3月30日(火)21:00~は、YouTubeとLINE LIVEで、メジャーデビュー後初のスタジオLIVE配信が決定。「トリハダ」含む全3曲をバンド編成で初披露され、Youtubeはアーカイブも残るので、要チェック!
門脇更紗-STUDIO LIVE 20210330
配信日時:2021年3月30日(火)21:00~YouTube LIVE:https://youtu.be/fwBrTXITLKY
LINE LIVE:https://live.line.me/channels/520/upcoming/16347142
今回、メジャーデビューシングル「トリハダ」について、インタビューさせていただきました。
門脇更紗(かどわきさらさ)
このたびは、メジャーデビューおめでとうございます!デビュー後、さまざまなところで露出も増えてきていますが、今の心境はいかがですか?
取材やラジオ出演など、今までにない経験をしていて、これからにワクワクしています。ライブをやっていない分、完全に実感はなくて。早くみんなの前でライブをしたいなあというのが本音です(笑)初ライブもとても楽しみです!デビュー曲の「トリハダ」は、疾走感のあるロックチューンで、今までとはまた違った雰囲気で新鮮でした。この曲はどのように出来上がっていったんでしょうか?
「トリハダ」という曲名がまず、すごくインパクトがあると思うんですけど(笑)、私が17歳の時にライブハウスで、ずっと憧れていた事務所の方にスカウトで名刺をいただいた瞬間、「こんなことあるのか!」と今までにないくらい鳥肌が立ったんです。この話を関係者の方にした時に、「それ面白いね!“鳥肌”って曲を作ってみたら?」と言われたのがきっかけです。なるほど!“鳥肌”というタイトルが先にあってできた曲なんですね。
今まであまり曲名から作っていくというのがなかったので、新鮮な制作の入り方だったなと思います。飛び立つ瞬間を歌にした楽曲なので、デビュー曲としてもぴったりだなと思って、「トリハダ」をメジャーデビュー曲にすることにしました。「トリハダ」は、メジャーデビューを迎えてこれから羽ばたいていく、門脇さんの姿とも重なる部分がありますね。リリース後、周りの反響はいかがですか?
アップテンポな曲で、「かっこいい」と言ってもらえて、また新しい一面を見せられたかなと思っています。こんなにも「おめでとう!」と言われたのは、生まれて初めてです(笑)アレンジは、佐伯ユウスケさんということで、ギターが立つようなサウンドが素敵でした。
佐伯さんには、これまでにも「さよならトワイライト」と「いいやん」の2曲をアレンジしていただいたので、「佐伯さんはこういうアレンジをしてくださるだろうな」というのが何となくあって、「トリハダ」も絶対にかっこいいだろうなと思っていました。だから私からは詳しく「こうしてほしい」というお願いをしていなかったんですけど、データをいただいたときに、予想以上にかっこいいものがきて、「ぜひこれでお願いします!」という感じでした。
門脇さんが持っていた「トリハダ」のイメージともしっくりきたんですね!風と布と青空が印象的なMVも、つい見入ってしまう映像で素敵でした。このMVは、いかがでしたか?
晴れじゃないと成り立たない撮影だったので、みんなで天候を心配していたんですけど、雲一つない青空で本当に良かったです!MVには俳優の宮世琉弥くんが出てくれて、女性が歌う曲のMVに、たった一人の男の子がとにかくかっこよく出ているというのは新鮮だったし、いいMVになったなと思います。宮世さんからは何かコメントをいただいていますか?
元々、宮世くんが私の「東京は」という曲を聴いてくれていて、ブログにも載せてくれていたんです。事務所は一緒ですが、まだ直接お会いしたことはないんですけど、「自分と重なる部分が多くて、曲を聴くと何に対してもチャレンジしたくなる」というコメントを寄せてくれていて、宮世くんはどんどん活躍しているので、その背中を押せていたらいいなと思います。「トリハダ」のセルフライナーノーツには、“主人公”という言葉が書かれていましたが、門脇さんの実体験なのか、第三者的な視点からのフィクションなのか、どう曲を書いていくのかが気になりました。
自分のその時の気持ちや見たものなど、もちろん実体験もあるんですが100%ではなくて、詩を読んだり映画を観たりして補ったり、あとは想像の中で作り上げたりしています。そこには私が考えた“主人公”がいるんですけど、聴いてくださった方それぞれが自由に“主人公”を描いてもらえたらいいなと思います。2020年にリリースされた曲も聴かせていただいて、門脇さんの曲は、「ここではないどこかに行きたい」という思いを持った主人公が多いのかなと。
「トリハダ」の前にリリースした「さよならトワイライト」「いいやん」「ばいばい」の3曲は、実はデビュー曲の「トリハダ」と繋がっていて。3曲の生ぬるい空気感から抜け出して、「トリハダ」で飛び立つぞという流れになっているんです。その3曲はMVもリンクしていて、「さよならトワイライト」に出てくる時計が「いいやん」に、「いいやん」に出てくるスケボーが、「ばいばい」にも出てくるんです。
そのつながりを意識して、もう一度曲を聴いてみるのも面白いですね。ジャケットのイラストレーターのmameさんは、私も前から好きでインスタグラムをフォローしてました!少しレトロなタッチが可愛いですよね。
そうなんです!私もずっと好きで、インスタをフォローしていて。「トリハダ」のジャケットはイラストでいこうとなった時に、「mameさんにお願いできませんか?」と提案しました。自分のために描いていただけて、めちゃくちゃうれしかったです。門脇さん直々のオファーだったんですね!絵の内容については、何かオーダーされたんですか?
「部屋の中にいる様子でお願いします」と。あとは、曲を聴いていただいたイメージでお願いして、描いていただきました。枕から羽が出てきているところとか、すごく気に入っています。とても可愛いです!想像力を掻き立てるようなアートワークになっていますよね。では、読者のみなさんに向けて、「トリハダ」の聴きどころをお願いします!
“鳥肌”ってあまり良いイメージではなくて、怖いものを見たりしたときの鳥肌を想像すると思うんですけど、私が経験したような、夢が叶った瞬間みたいな、ポジティブな“鳥肌”が伝わればいいなと思います。夢を追いかけることが、年齢を重ねるにつれて恥ずかしくなったり、周りの目を気にしたり、馬鹿にされても、自分だけの道を進んでいくんだっていうパワーを届けられたらいいなと思います。門脇さんご自身も、メジャーデビューという夢に向かって、道を歩んでこられたと思います。夢に向かって頑張り続けられた原動力は、どういったところにあったんでしょうか?
私は、自分が歌っている姿以外、他に想像ができなくて…。ただその想像を頼りに、憧れをずっと追いかけて、自分を信じてやってきましたね。あまり目移りせずに、「自分は自分」と思うようにしていました。あとはやっぱり、家族の応援も大きかったのと、もうダメかなーと思ったときに良いお話をいただけたり、タイミングもありましたね。本当に、周りの人たちに導いていただいたんだなと思います。最後に、メジャーデビュー元年である、2021年の抱負をお願いします!
今年はやっぱり、数回でもいいので実際にお客さんがいる前でライブがしたいです。バンド編成でライブをしてお客さんと盛り上がれたらいいなと思います。東京以外にも、いろんな地方に行きたいです。バンドの練習が始まって、エレキギターを弾いたり、アコギを手放してみたり、新しい試みにも挑戦しているので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!メジャーデビューシングル『トリハダ』
発売中『わすれものをしないように』
2021年4月7日リリース公式サイト
https://sarasakadowaki.jp/
Twitter
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Instagram
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※掲載内容は2021年3月時点の情報です