2021.9.21tue
PR「星野リゾート」Trip.27 大分【宿泊券プレゼント付き!】温泉街の賑わいをとことん楽しむ!「界 別府」
旅好きならば誰もが憧れる「星野リゾート」。極上ステイを叶える高級な宿から、街の活気や楽しさを丸ごと楽しむリーズナブルな宿まで5種類のサブブランドを抱えますが、どこも素晴らしいホスピタリティで多くの旅行者を魅了しています。『月刊ケリー』編集長が毎月、「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第27弾は、星野リゾートの上質な温泉旅館ブランド「界」の一施設である「界別府」を訪れます。今回も「界 別府」の宿泊券が当たるプレゼント企画を実施中。お見逃しなく!
profile 『月刊ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。「あの隈研吾氏が設計やデザインを手掛けていると聞き、とても楽しみにしていました。その美しさはさすがです!」と編集長。
コンセプトは「ドラマティック温泉街」。湯、食、祭…と、街の賑わいを再現!
源泉数も湧出量も日本一の別府。明治時代、旧別府港開港により特に賑わいを見せた北浜地区に開業した「界 別府」。館内では、気軽に温泉を楽しむための足湯や手湯、石畳の路地をイメージした通路があり、まるで温泉街を歩いているかのよう。そして夜になると、昔懐かしい祭の夜店が出店したり、風呂桶と温泉を使った賑やかな演奏が行われ、旅のボルテージはアップ! まさにドラマティックな滞在が待っています。
館内に入り、まず目に飛び込んでくるのは、遠くは四国まで見渡せるオーシャンビュー! 180度に渡って広がる絶景は、ため息が出るほどの美しさです。ここは、足湯や手湯を備えた「湯の広場」。自然と人が集まる癒しの広場です。
あまり聞きなれない手湯ですが、別府では街の至る所にあると言われています。湯に手をつけて休憩したり、手を浸しながらおしゃべりしたり…と、温泉がすっかり生活の一部になっているのだとか。その手湯を、「湯の広場」で再現しています。
素足を足湯に浸し、目の前に広がるのは穏やかな別府湾。「鮮やかな空と海を眺めていると、ここに到着した喜びをしみじみと感じます」と編集長。時間が経つのを忘れてしまいます。
他にも温泉街を彷彿とするインテリアがそこかしこに。和紙のちょうちんや街のネオンをイメージした灯りが照らす石畳の廊下を歩けば、明治時代以降「不夜城」と例えられた活気ある町の雰囲気のイメージが膨らみます。
また館内には、このエリアの名産とされる竹をふんだんに使用。そんな伝統とモダンさを融合し、向かう先々でご当地の魅力を存分に伝えてくれる上質空間は、あの隈研吾氏が設計。温泉と海、山に囲まれた空間と融合し、朝・昼・晩と表情を変えるドラマティックな時を過ごして。
そして今回、この素敵な滞在をご紹介してくれるのは、東海エリアのご出身で、現在はこの施設のサービスをしている永井実和さん。「界 別府」の情報のみならず、別府の歴史や特徴についても詳しく、頼れる存在です!
全室オーシャンビュー! 柿渋色と大海原のコントラストが美しい空間。
全70室の部屋は、すべてオーシャンビュー。その景色を絵画のように楽しめるよう、「ピクチャーウィンドウ」を採用しています。そして、爽快な海や空のブルーを引き立てるのは、柿渋色の壁紙や障子。これは、別府の名所「血の池地獄」の赤から発想した古代色で、溶岩台地の土や温泉の熱気などを想像させます。豊後絞りの照明も特徴的。
特別室はヒノキを使用した露天風呂付き。11階からの眺めは最高です!他には、陶器のタイプもあります。
豊富な湯量を誇る大浴場で、別府ならではの湯浴みを。
内風呂は、源泉かけ流しのあつ湯とぬる湯の湯舟があり、どちらもナトリウム一塩化物泉・炭酸水素塩泉で重曹成分を含む泉質。肌の角質を軟らかくし、なめらかに整えてくれます。塩分を多く含むため身体も芯からぽかぽか。2000以上の源泉を持つ別府温泉の中でも特に肌あたりが優しいので、違う泉質の温泉をめぐった後の“仕上げの湯”としてもおすすめなのだとか。
内湯の壁面にはめこまれた、由布岳の花をかたどった白杵焼きにも注目!
露天風呂では四季折々の木や花を眺めながらの湯浴みを。「お昼間の木漏れ日も心地よさそうですが、夜風に当たりながらの入浴も気持ちよさそうですね」と編集長。
夕食は、名産のかぼすをふんだんに使用した特別会席。秋の味覚を召し上がれ。
大分は、食材が豊な場所。その利を生かした「秋の特別会席」を、半個室の食事処でいただきます! こちらは先付け。大分で作られる陶器「小鹿田焼き」の器に、かぼすの果汁を練り込んだ麺とジュレ、ウニを乗せた一品です。
酢の物やお造り、八寸などを盛り合わせた「宝楽盛り」。こちらも小鹿田焼きの器や伝統工芸品の竹細工の器が使用されています。旬のものが少しずついろいろ味わえる贅沢な盛り合わせです。
台の物は、近海で取れた魚介と肉類を合わせていただく「豊後鍋」。濃厚なうま味の鶏肉のだし汁をベースに具材を煮る料理ですが、かぼすの風味をスープに移すのが、ここならではの味わい方!今回の具材は、ヒオウギ貝や近海で獲れるさば、鶏肉、牛肉など約8種類。
鶏肉のだし汁を温めたら、みずみずしいかぼすの薄切りをくぐらせます。さっとくぐらせるだけで、程よい酸味とスッキリとした香りがスープに移り、濃厚なうま味ながらもあっさりとした味わいの鍋に仕上がります。「このひと技で味わいがかなり変わります! かぼすが主張しすぎず、ふわりと上品に香ってとてもおいしいです」と編集長。
食後のデザートは、大分の名物「やせうまあんみつ」を。「やせうま」とは、平安時代から食されていたという郷土料理で、小麦粉を平たく伸ばしてゆで、きな粉や砂糖をまぶしたもの。現在でもお盆の行事の際に作られているとか。「素朴な味わいであんみつとの相性がとてもいいですね」と編集長。
お腹が満たされたら、お祭の夜店では童心に返る!
食事を終えて湯上り庭園に出ると、静かな昼間とはうって変わって、賑やかな夜店が出店! 通りかかる人々は自然にこの雰囲気に吸い込まれます!
「夜店は、水風船釣りや輪投げなど、懐かしい遊びが揃っていますよ」と、スタッフの手嶋さん。懐かしすぎて遊び方を忘れてしまっても、手嶋さんがキチンと教えてくれます!
水風船釣りは、狙いを定めて瞬間で引き上げるのがコツ。編集長もかなり真剣に挑戦したところ、瞬時に釣り上げました!
輪投げの的は、別府の数ある温泉地。「次に行きたい温泉は…」と狙いを定めて投げるのも楽しい!「懐かしすぎて、ついはしゃいじゃいますね。お子様連れだと親子で楽しめそう」と編集長。
室内の夜店は、まるで実験室の「ラボ」で展開。昼間は温泉ミストを作ったり、入浴法をレクチャーしてもらう「温泉いろは」が展開される場所です。
夜のラボで別府の温泉について教えてくれるのは、別府まち歩き名人。この日の担当は、別府八湯語り部の会の会長・山村さん。「別府の温泉は湯量も質も楽しさも日本一! まずは、温泉モクテルでもどうぞ」。
温泉モクテルは、別府の観光名称「血の池地獄」や「海地獄」「極楽」をイメージした色合いがインパクト大!なドリンク。好みでスパイスを調合して、オリジナルな味わいにしあげることができます。編集長が選んだのは、「血の池地獄」のタバスコプラス!
昔懐かしいスマートボールにも挑戦!「きちんと遊ぶのって初めてかもしれません…。以外に難しい!」と編集長。
界 別府のご当地楽の一つ「湯治ジャグバンド」。参加型で盛り上がる!
21時を過ぎると、「湯の広場」辺りがザワザワ。ここでは毎晩、ご当地楽「湯治ジャグバンド」が行われます。これは、法被姿のスタッフによる桶や温泉を使った演奏。たらいに浮かべた風呂桶をたたき、様々な音色とリズムで場内を盛り上げます。
音色に包まれた後は、場内のゲスト全員でリズムを奏でてフィニッシュ。すべて風呂桶を使い、楽しむこの演奏は、温泉地ならではの楽しみ方!「夜店も湯治ジャグバンドも、非日常が満喫できてやっぱり楽しい!」と、一日を大満足で終えた編集長。今日はぐっすり眠れそうです。
最高に美しい朝日が、目覚まし代わり。贅沢な気分で一日をスタート。
朝の気配を感じて目を開けると、窓の向こうには美しい朝日。夜明けとともに目が覚めれば、とても贅沢な気分に浸れます。太陽が昇るにつれて色を変えていく海の色に見惚れてしまいます。
昇る朝日に促され、朝の運動欲も湧いてきます。昨晩は「湯治ジャグバンド」で盛り上がった「湯の広場」で、太陽の光を浴びながら現代湯治体操「別府浜辺体操」を行います。爽やかな海の風を感じながらストレッチをして、身体を目覚めさせます。
身体が軽くスッキリとした後は、お待ちかねの朝食。「地獄蒸し」をアレンジしたせいろ蒸しがメイン。
「体を動かした後は、温かい食事が優しくてうれしいです」と編集長。せいろ蒸しに加えて、ぶりの味噌漬けやだしの効いた玉子焼きなど、和食のおいしさが体に染みる朝食に心からほっこり。
ご当地の文化に触れる体験で旅の締めくくり。美しい「温泉しぼり」作り。
そろそろ旅もクライマックス。チェックアウト前に「別府温泉しぼり体験」(予約制・1800円)を体験します。これは、現在の大分県の豊後国で始められた「豊後絞り」の技法を採用し、温泉で染料を落として模様を浮かび上がらせるもの。会場には見本の木綿のハンカチが風にそよいでいます。
2名のスタッフが、豊後絞りについての説明や、具体的な作り方をレクチャーしてくれるので、初めての体験でも安心。
使うのは、木製のボールと箸のような棒。みんな同じ道具を使うのに、同じ模様が二つとないのがとても不思議!なんだかとても神秘的です。
行程は、先ほどの道具を染められた木綿のハンカチで包み、輪ゴムでしっかりと巻くだけ。仕上がりの柄を想像しながら作ると、楽しさも倍増!この後、温泉で染料を落とすことで、様々な模様が浮かび上がります。染料落としはスタッフさんにお任せ。待つ間はソワソワ&ドキドキ。
完成がこちら。「想像していた柄と違いましたが、個性的な感じがして好き! 聞けば豊後しぼりは名古屋の有松絞りの元なのだとか。より愛着が湧きます」と編集長。
チェックアウトまでの時間を有効活用。お土産を買いにショップに行くと、竹細工や日田下駄などの伝統工芸品からご当地のお菓子、コスメまで様々な商品がずらり。
レトロなパッケージがかわいらしい「ざぼんサイダー」は、別府市営のザボン園で採れた果実を使用した商品。規格外のザボンを使い、職員が開発したのだとか。
小鹿田焼きの技法の一つ「飛びかんな」の湯飲みは、手に馴染むフォルムで自宅用にも欲しくなる一品。伝統工芸品の数々も魅力的!
2日間の「界 別府」滞在を終え、支配人の廣岡太郎さんにご挨拶。「九州は、食や文化、温泉、歴史などが多様な魅力を持ち合わせたエリアです。当宿に滞在することで、それを肌で感じていただけるようなプランを多数用意していますが、さらに街への足を伸ばしていただきたいです」と廣岡支配人。九州エリアを盛り上げたいという思いにあふれています。
滞在を存分に楽しみ、別府の奥深さを知った編集長。「この2日間を思い起こすと、同じ場所にいても朝・昼・晩と印象が変わり、まさにテーマである“ドラマティック”を感じました!」と編集長。今後も続く星野リゾート 九州エリアの開業に胸を高鳴らせつつ今回の旅は終了。さて、次はどこの星野リゾートへ? 次回をお楽しみに!
界 別府
住所大分県別府市北浜2-14-29
時間
IN15:00/OUT12:00
駐車場
あり
カード
可
料金
1泊3万1000円(2名1室利用時の1名分あたり、サービス・税込 夕朝食付き)
公式サイト
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaibeppu
インスタグラム
https://www.instagram.com/hoshinoresorts.kai/
フェイスブック
https://ja-jp.facebook.com/kai.ryokan/
※掲載されている内容は2021年8月時点のものであり、変更となり場合があります。
PRESENT
「界 別府」の宿泊券(1泊)をペア1組にプレゼント!応募締切は2021年11月1日(月)
WRITER
Yoshimi Horii
『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!
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