2022.3.14mon
岡崎に「なつカフェ」がオープン! 自家製の焼き菓子やモーニングを心和む空間で
名鉄「東岡崎駅」から北へ車で15分ほどの場所に、2021年10月20日にオープンした「なつカフェ」。店内にはアンティークの家具や小物が置かれていたり、白熱球のような温かな光の照明がつけられていたり、畳の敷かれたコーナーがあったり、“なつかしい”をテーマにしたほっとくつろげる空間が広がっています。
今回は、そんな「なつカフェ」の空間や、気になるメニューをご紹介します。
同じ建物に事務所を構える住宅会社が設計
「なつカフェ」を設計したのは、同じ建物に事務所を構える「温戸ライフ」という住宅会社です。入り口を進んで右手の扉を開けるとなつカフェで、左手の扉の奥が温戸ライフになっています。
住宅会社が手がけているだけあって、一枚板のしっかりとしたカウンターや、レトロなガラスをはめ込んだ建具など、細部まで懐かしい雰囲気が演出されています。
ちなみに、座敷は床暖房完備で、この冬に大活躍! お子さま連れの方もゆったり過ごせると好評だそうです。
自家製スコーンと野菜たっぷりのモーニングを
オープンの朝9時を過ぎると、次々と訪れるお客さんたち。みなさんのお目当ては、新鮮な野菜たっぷりのモーニングです。中でも人気は、ドリンクの値段+150円で味わえる、店主の加藤さんが焼き上げる「スコーンとサラダモーニング」。このほか、あんこの付いた「トーストとサラダモーニング」(+150円)や、エッグスタンドに乗ったゆで卵が懐かしい「レギュラーモーニング」(+0円)も用意されています。
体に優しい素材で作るレモンケーキやチーズケーキサンドが人気
なつカフェの大きな魅力が、加藤さんがすべて焼き上げるお菓子です。添加物は使わず、なるべく体に優しい素材を選んで作る焼き菓子のなかで、この日味わったのは、ぷっくりとした形が愛らしい「レモンケーキ」(220円)。口に運ぶと、レモンの爽やかな香りと濃い味わいが一気に広がりました。その秘密は、生地や上にかけられたアイシングにも、レモン果汁や皮が練り込まれていて、上にもレモンピールやジュレが乗っているから。そこにカリっとしたピスタチオがアクセントを加えています。
この他、ザクザクとした食感の全粒粉クッキーで、ホワイトチョコレートを混ぜた濃厚なチーズケーキを挟んだ「チーズケーキサンド」(330円)や、プレーン、バナナとチョコ、レーズンとくるみ、クリームチーズクランベリーなど、時々でラインナップが替わるどっしりとしたマフィン、スコーン、クッキーなどがそろいます。
ドリンクは、丁寧に煮詰めた自家製シロップでつくる「自家製ジンジャエール」(550円)や「自家製クラフトコーラー」などが人気。ランチタイムには、月替りで2種類のキッシュが用意される「選べるキッシュプレート」(1320円)が味わえます。
丁寧につくる焼き菓子で、たくさんの人に笑顔を届けたい
ーカフェを開いた原点は?
店長・加藤さん ずっと焼き菓子を作るのが好きで、焼き上げたマフィンやクッキーを友人などにあげると、すごく喜んで食べてくれて、笑顔になってもらえるのが本当にうれしくて。いろんな方に自分がつくる焼き菓子を食べてもらいたい、いつかカフェが開きたいと思うようになりました。「温戸ライフ」の代表は、以前に同じ会社で働いていた上司で、事務所の横にカフェを開きたいと声をかけてもらい、長年の夢が叶いました!
ー店内で気に入っている場所は?
店長・加藤さん 「なつカフェ」のロゴが入ったのれんが、懐かしい雰囲気で気に入っています。のれんをくぐるとテイクアウトのカウンターがあり、焼き菓子やキッシュ、ドリンクが購入できますので、ぜひこちらもご利用ください! 一枚板のカウンターも重厚感があってお気に入り。夕方近くには、一人で来られる男性のお客様も意外と多いんですよ。
ー最後に、お客さまにメッセージをお願いします。
店長・加藤さん “どこか懐かしさの感じられる、ほっと一息つけるカフェ”になれたらと願い、『なつカフェ』と名付けました。ぜひ穏やかな気持ちで、ゆったりと過ごしてもらえたら嬉しいです。どうか、気軽にお越しください!
撮影後に味わったレモンケーキは、“レモン感”が強くとてもおいしくて、お土産にも買って帰りました! モーニングもドリンク代+150円とは思えないほど充実していて、大人気なのも頷けます。添加物を使わず日々丁寧に、焼き菓子を焼いて提供する加藤さんからは、「おいしく体にも優しい焼き菓子を味わってほしい」という思いを感じました。