2022.3.20sun
ブランド発祥の地である愛知・豊橋に〈Waphyto〉のフラッグシップショップが誕生。名駅の新店もチェック!
トータルライフケアブランド〈Waphyto(ワフィト)〉がブランド発祥の地である愛知・豊橋市「emCAMPUS」1階にフラッグシップショップをオープン!
〈Waphyto〉は、豊橋市出身で、植物研究の第一人者・森田敦子さんが立ち上げたライフケアブランド。日本や共創を意味する「Wa」と、植物を指す「Phyto」を組み合わせたブランド名の通り、東三河産の植物を取り入れたプロダクトを提案しています。
先日行われたレセプションイベントにお邪魔したので、ショップレポートをお届けします!
豊橋のニューシンボル「emCAMPUS」1階にオープン!
「東三河に根づき、地域活性の一翼を担えるようなブランドでありたい」という思いを込めてオープンした、「Waphyto Toyohashi Flagship」。場所は、豊橋駅から徒歩5分の場所にある「emCAMPUS」の1階。2・3階には「豊橋市まちなか図書館」が入り、豊橋のニューシンボルになっている複合施設です。
地元クリエイターと共作した店内装飾にも注目
「Waphyto Toyohashi Flagship」の外観で目を引くのが、愛知県設楽町で木工と革小物を仕立てるアトリエ「木と革 aoyama」さんが手掛ける、大きなナラの木のウィンドウディスプレイ。東三河の自然を想わせるウッドや植物を用いた店内装飾に、思わずうっとり…。
その他にも、豊橋市の植物専門店「garage」さんによる植栽プレゼンテーションや、豊橋市のオーダーメイド家具工房「カランタス」さんによるウッドディスプレイなど、地元で活躍するクリエイターと共に内装を創り上げています。東三河のナラやケヤキといった木材や植物をあしらい、ルーツである“母なる大地”へのリスペクトを表現した空間にもぜひ注目を。
店内には、見た目もおしゃれなプロダクトたちがずらり! 東三河の農家で無農薬栽培された「桑・菊・ゴツコラ・スギナ・ヨモギ」という和のハーブ 5種を独自に取り入れ、スキンケアからデリケートゾーンケアまで、幅広いカテゴリーのプロダクトをラインナップします。2022年3月現在、誕生2年目にして、中国やフランスなど世界17ヵ国で展開されています。
飲む、塗る、香る。最適なアイテムを提案
店頭では、Waphytoならではのフィトテラピー(植物療法)の知識をもったビューティーカウンセラーの方が、一人ひとりに合ったアイテムやおすすめのケア方法を提案してくれます。
中でも、東三河の植物エキスが凝縮された「インナーリキッド」や、森田敦子さんが代表を務める植物療法の学校「ルボア フィトテラピースクール」で使用している「タンチュメール(ハーブ浸出液)」を実際に試飲できるのがうれしいポイント!
ハーブと聞くと、なんとなく「飲みにくそう…」というイメージがあったのですが、実際に私も試飲させていただくと、意外と飲みやすく、むしろおいしいと感じるものも! ビューティーカウンセラーの方のお話を聞いて、「健康と美容のためにやってみたい!」と意識が高まりました◎。
「飲む」「塗る」「香る」、3つのアプローチで、フィトテラピーに基づいたアドバイスをもらえて、実際にアイテムを体験できるのは店頭ならでは。
また、販売スタッフの方が着用するユニフォームのデザインは、代表の森田敦子さんと交流のある、辺見えみりさんが手掛けているそう!東三河をイメージしたアースカラーと、ギャザーのディテールが素敵なワンピースです。
お得なキット&トートバッグプレゼントも!
今回のオープンを記念し、店頭ではキャンペーンキット6種類を数量限定で用意。化粧水、乳液、クレンジングオイル、洗顔料にペーパーバッグが付いた、お得な「クリアキット」(税込1万890円)など、Waphytoのスキンケアがトータルに叶う限定商品は見逃せません。さらに、税込1万1000円以上購入すると、リサイクル素材で作られた「Waphyto オリジナルトートバッグ」の先着プレゼントも!※なくなり次第終了
3月18日(金)にオープンした「タカシマヤ ゲートタワーモール」6階の直営店でも、同様のキャンペーンを実施しているので、この機会にぜひ足を運んでみてください。
ブランドの取材を通して、愛知県・東三河の魅力も身近に感じることができました。日本で20年以上にわたって植物療法の普及に努めてきた、森田敦子さんの叡智が詰まったアイテムたち。自然を感じられる素敵な空間で、ぜひ体感してみてください!
Waphyto Toyohashi Flagship
- 問い合わせ
- 0532-21-5477
- 場所
- 愛知県豊橋市駅前大通2-81 emCAMPUS EAST 1F
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 不定休(施設に準ずる)
- 公式サイト
- https://www.waphyto.com
- https://www.instagram.com/waphyto_japan/
豊橋の注目スポット“水上ビル”に「珈琲とカヌレ」がオープン【愛知】
豊橋の注目スポット“水上ビル”に「珈琲とカヌレ」がオープン【愛知】 JR「豊橋駅」から徒歩5分ほどの場所にある「水上ビル」エリア。豊橋市民に馴染みのある、昔ながらの雰囲気が特徴です。近年、新しいお店やトレンド店などが増えて、より注目を集めています。2021年4月28日にオープンした「珈琲とカヌレ」も、連日カヌレが完売するほどの人気のお店!オープンしたきっかけやカヌレのこだわりなどお話を伺いました。 「水上ビル」とは、東西に800メートルほどある建築物の通称。建物の下には農業用水の牟呂用水が流れており、水の上に建つことから水上ビルと言われています。アートイベントが開催されたり、おしゃれなお店などが軒を連ね、地元の人はもちろん、県内外から幅広い人が訪れる注目スポットに。 ここに新たにオープンしたのが、カヌレが看板メニューのカフェ「珈琲とカヌレ」。カヌレ専門店は豊橋でも珍しく、「ここで初めてカヌレを食べた!」という人も多数。そのおいしさやこだわりをご紹介します。 フランスで長く愛され続けるカヌレの味を再現 ――オープンのきっかけを教えてください。 若狭さん 昔はシャッター街だった水上ビルですが、、最近では新しいお店も続々とオープンしています。豊橋の駅前エリアを活性化したい、水上ビルをゆっくりと巡ってもらえるようなきっかけの場所になりたいと思い、ここでオープンすることを決めました。 ――カヌレのこだわりについて教えてください。 若狭さん フランスで昔から愛されている伝統焼き菓子のカヌレは、シンプルだからこそとても難しい焼き菓子の一つです。本場の味に少しでも近づきたいと、調理法も素材もシンプルを極めた作り方。銅製のカヌレの型に蜜蝋を固めて、愛知県・田原産の「なごみたまご」とバニラビーンズを入れ、作りました。その日によって温度や湿度が変わるので、気候に合わせながら丁寧に作っています。同じ味に仕上げたいので、1日200個が限界なんです。 ――外の生地のガリっと感がたまりませんね! 若狭さん ありがとうございます!食感も本来のカヌレに近づけるようにこだわりました。蜜蝋の厚さが薄すぎてもだめ、厚すぎても良くない…。バランスの良い厚さを保ちながら、中の生地はもっちりと。カヌレはとても繊細な焼き菓子です。一つひとつのカヌレに向き合いながら作っていきたいので、カヌレの味はプレーンの1種類のみ。他にもいろんなフレーバーを提供したいなとは思いますが、まずはカヌレ本来のおいしさが味わえるプレーンをみなさんに堪能してもらえるとうれしいです! 本格エスプレッソマシーンで淹れたこだわりのコーヒー ――コーヒーのこだわりについても教えてください。 若狭さん 店頭で、エスプレッソとドリップコーヒーを提供しています。ドリップコーヒーは、豊川市にあるスペシャルティコーヒーの蒼さんにお願いをしています。エスプレッソコーヒーは当店オリジナルの豆を使用しています。カヌレや焼き菓子に合わせたコーヒーは、すっきりとした飲みやすいコーヒーに仕上げています。 こちらは、こだわりのエスプレッソマシーンで淹れる「エスプレッソトニック」。シュワっとした飲み口とエスプレッソの味わいがマッチした、夏にぴったりの一品です。 フロランタンやカレーにも注目! カヌレやコーヒーと一緒に楽しんでほしいのが「フロランタン」(130円)とカレーです。フロランタンは、サクッとした生地とキャラメリゼが相性抜群。サブレの厚みも程よく、ナッツの風味とが織りなすバランスの良い味わいが特徴です。カレーは、スパイスを調合し、スパイスカレーとルーカレーを融合した「オリジナルカレー」が魅力!和風出汁などでじっくりと煮込んだゴロっとしたお肉も◎。 若狭さん 水上ビルは、サラリーマンの方から子連れママ、若いカップル、友達同士など、幅広いお客様が訪れる場所です。いろんな世代の方から愛されるメニューをこれからも提案していきたいですね。 木の温もありあふれる店内は、wifiやコンセントも充実! もともと古い喫茶店があったこちらの場所。天井をむき出しにして、味わい深い雰囲気と木の心地よさにホッとする空間を演出しています。テーブルや椅子などはヴィンテージの家具などを使用しており、経年美を感じられる雰囲気に心癒されます。 また、カウンター席にはコンセントもあり、店内はWi-Fiも完備。豊橋駅から近いこともあり、ここで仕事などもできるように、使い勝手の良いサービスも展開しています。 本格カヌレとおいしいコーヒー、カレーなどが味わえる「珈琲とカヌレ」。水上ビルならではの、長く愛されるレトロな雰囲気と心地良さ。そこで楽しめるカヌレやコーヒーは絶品!プチ旅行気分で豊橋旅で立ち寄ってもおすすめです! ※掲載内容は2021年7月時点の情報です 撮影 / 前沢美憂(株式会社鈴木写真館) 取材・文 / 岩下加奈
【愛知・豊橋市】ノスタルジックな“水上ビル”に誕生したコーヒースタンド 「無名coffee stand」
名鉄・JR「豊橋駅」から徒歩15分 | 昔ながらの歴史を感じることができる、豊橋駅近くにあるレトロな建物“水上ビル”。新しいお店が続々と登場する新スポットとしても話題で、5月18日にはコーヒスタンド「無名coffee stand」 がオープンしました。コンクリートの無骨な雰囲気が魅力的で、遠方からもこのお店を目当てに、多くの人が訪れています。 photo / Kazuo Suzuki アートのような空間の中で、ホッとした時間を過ごす 昔は、包装紙や袋などの販売を行なっていた店内をリノベ。天井や床、壁のほとんどはそのままを利用したそうで、随所に歴史を感じさせる雰囲気がおしゃれ。 「無名」という店名の通り、何も記さない、何も考えないような、ぼーっとした時間を過ごすことができます。 コーヒーの移動販売車で経験を積んできた、店主の只野さん。ご縁があり、水上ビルに実店舗を構えました。「豊橋で育ってきたので、水上ビルにも馴染みがありました。素敵なお店もあり、お店同士の繋がりも深いのが良いなと思っています。もっと若い人にも、このノスタルジックな雰囲気の中で、個性あふれるそれぞれのお店にきてもらえるようにしたいです」 高品質なスペシャリティコーヒーを味わう 「無名coffee stand」のコーヒー豆は、スペシャリティコーヒーを使用しています。おすすめは、コロンビアとブラジルを調合した「ブレンドコーヒー」(450円)。深煎りと中煎りをバランス良く組み合わせた味わいで、さっぱりとしながらもコーヒーのコクも楽しめる一杯に仕上がっています。 コーヒー豆も販売しており、4〜5種類のコーヒー豆(100g700円〜)を用意しています。酸味のある浅煎りも販売しているので、好みのコーヒーに巡り合うことができます。 ブレンドコーヒーとともに人気のメニューが「アイスフォームド ミルクオ・レ」(500円)。注文が入ってからミルクを泡立てるので、ふんわりとした口当たりが魅力的なドリンクです。 月に1〜2回は、店内でイベントを開催! 店内では、月に1〜2回ほど、店主との繋がりのあるお店が登場し、コラボイベントも開催しています。コーヒーに合うお菓子を提案したり、時には駄菓子販売のイベントも行ったそう。 「何もない空間だからこそ、その方のこだわりをカタチにした“1日限りのコラボ店”を皆さんに楽しんで欲しいです」と話してくれました。 9月14日(土)からは、古着の「柄展」を開催予定。なくなり次第終了となるので、古着とコーヒーのコラボをぜひ楽しんではいかがでしょうか。
愛されレトロなパン屋さん〈1〉ボン・千賀【豊橋市】
焼きたての香りでやさしく誘ってくれる“昔ながら”のパン屋さん。当たり前のようにずーっとそこにある、いぶし銀の安心感がおいしさの秘密。今回は路面電車が走るレトロな町をやさしい灯りと笑顔で守り続ける、1912年創業の「ボン・千賀」をご紹介します。 懐かしいのに、新しい!昭和生まれのデザイン 豊橋駅から続く駅前大通沿い。道路の中央には、路面電車の線路が敷かれ、レトロ調のセンターポールが町をやさしく彩ります。そんな町の風景を見守り続けるのが「ボン・千賀」。創業は大正元年。初代は菓子問屋として商いを始め、後に菓子製造をスタートしました。 赤いシェードがひときわ目を引く外観。丸を装飾した「ボン」の文字にほっこり。 パンに目をつけたのは、ハイカラ志向だったという2代目の千賀文雄さん。戦後の米国で口にしたパンのおいしさに感動し、帰国後、パンの製造を始めたそう。さらに80年代の喫茶店ブームに合わせて、カフェスペースをオープン。ベーカリーカフェの先駆け的な一軒として、町の人々の憩いの場になりました。 1980年代から親しまれる喫茶スペース。黄色いソファや切り株模様の床がかわいい。 ポップな色づかいや装飾文字がかわいい袋パンのパッケージ、モダンアートのような壁紙、どこか近未来的な黄やオレンジの丸い照明など、先代夫婦の美的センスと、温かみのある空間にしたいという思いがしみじみと伝わってきます。 ファッション誌の撮影にも使われたことがある、モダンアートのような壁のデザイン。 愛してくれる人がいるから変えないために心を尽くす 現在、店を守るのは、3代目の教祥さん。「建物やインテリアなど、年季が入っている部分も多いのですが、手を入れるのがはばかられて。昔風情を好んでくださる方がいらっしゃるので、できる限り守りたい」と話していました。 遊び心を感じるパッケージは、SNSでも話題。製菓時代のルーツを感じさせる「あんパン(こしあん)」(129円)、コッペパンのような生地にバタークリームをサンドした看板商品「パピロ」(141円)は、ぜひ! 守り続ける古き良きものは、店の空気感だけではありません。パンの生地は、昭和時代から受け継ぐレシピをもとに、粉から練り、発酵、焼成まで自社で手がけています。「仕込みからすべて手作業なので、並ぶパンの数や種類は毎日まちまちです。遠方からお越しの場合などは、事前にお問い合わせを」とのこと。 総菜パンの種類は日替わり。少量ずつしか焼けないので、早くから売り切れる商品も。 栗太郎 172円 栗の形をした生地のなかには、なめらかな口あたりの栗あんがイン。シルエットもかわいい。 北海道かぼちゃクリーム 172円 やさしい甘さのかぼちゃクリームがたっぷり。おやつにもぴったりで、リピーターも多い。 チーズブレッド 172円 大きくカットしたチーズ入り。上にトッピングされた、ほど良い量のマヨネーズがアクセントに。 地元の人のソウルフードとして愛される。来店客やスタッフの笑顔が、ガラス越しに町を明るくしている。 見た目にも癒される昔ながらの「ボン・千賀」のパン。ずーっと変わらない素朴な味わいは、ほっと一息つけるような安心感を与えてくれます。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。 好きなパンを選んで、ドリンクとともに。長崎の職人直伝による「長崎カステラ」(162円、イートインは165円)もロングセラー。 ボン・千賀 お問い合わせ0532-53-5161 場所豊橋市駅前大通1-28 営業時間10:00~21:00頃(変更の場合あり) 定休日日曜定休(季節により連休あり) 駐車場なし カード・電子マネー不可 アクセス「豊橋駅」より徒歩で約5分 イートイン可 ※掲載内容は2022年1月時点の情報です ※価格は税込み表記です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。 ※一部マスクを外した人物の写真は、一時的に外した状態で撮影したものです。
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