2022.4.5tue
行列のできる人気ベーカリー「アネモネ パン」が蒲郡にオープン!
蒲郡駅から3分ほど歩くと現れる、パンのいい香りとかわいい外観が目を引くベーカリー「アネモネ パン」。2022年1月11日(火)にオープンしたばかりですが、開店前からお客さんが並ぶほど人気を集めています。そんな注目の「アネモネ パン」の店主・栗林さん夫婦にお店に込めた想いを聞いてきました。
パンをきっかけに人と人が繋がる
――お店のコンセプトを教えてください。
栗林さん パンをきっかけに会話や笑顔が繋がったり、人と人が繋がるといいなと思い、「パンを通して人と人を繋ぐ」という想いをお店に込めました。看板のイラストはイラストレーターのsisiさんにお願いして、コンセプトを基にパンのバトンを渡しているイラストを描いてもらいました。
――オープンのきっかけは?
栗林さん パンが好きで以前からパン屋をやってみたいという想いがありましたが、コロナ禍になり、社会が変わったことが大きいと思います。前職は違った分野でしたので、パン屋で働かせてもらうことから始め、現場作業を経験する傍ら、基礎をベースにオリジナルのパンを2人で試作していました。季節に合わせた食材を使うなど、今も常に新しいものを考えて試作し、お店と共に日々成長する気持ちでパンを作っています。また、地元で開きたい想いもあり、蒲郡にオープンしました。
――「アネモネ パン」のパンのこだわりを教えてください。
栗林さん お子さんを連れたご家族や年配の方まで、幅広い世代のお客様が来てくださるので、どの世代でも食べやすいようにお菓子のパンや総菜パン、ハード系など、全体のバランスを考えて作っています。一度にいろんな種類を食べてもらいたい想いもあって、少し小ぶりなサイズ感を意識しています。
――オリジナルの食パンは、形が2種類あるんですね。
栗林さん オリジナルの「アネモネ食パン」は、使い勝手に合わせて形が選べるように山型と四角型を用意しました。味は、ほんのり甘みのある、食事にもスイーツにも合うようなバランスで作っています。
栗林さんおすすめのイチオシメニュー
店頭には、毎日25種類前後、週末はさらに多くの種類がスタンバイ。どれもおすすめですが、すぐに売り切れてしまう人気のものやイチオシメニューを教えてもらいました。
北海道産のあずきを甘すぎないように調整して炊いて作るあんと、塩気のあるバターの相性が抜群!あんとバターをハード系の生地で挟み、噛めば噛むほどあんとバターが混ざり合い、おいしく食べられように作られています。
いちご大福から着想を得て生まれた「あんこといちごバター」。試作しておいしかったため採用されたメニューです。おいしさはもちろん、見た目のかわいさもあり、今では人気メニューに!
全粒粉を使ったミニクッペ。チョコレートクリームを下に敷いて、大きめのチョコレートをトッピングし、ザクザクとした食感も楽しめる一品です。
ソフトフランスを使って常時4~5種類ほど用意しているサンドたち。その中でも一番人気の「ハニーマスタードチキン」は、パンだけど食事をしたようなしっかりとした味わいを意識。食べ応えがあるようにレンコンを入れるなど触感にもこだわりが!
栗林さんの好きな組み合わせでもあり、女性も好きそう!とのことで考案された「アボカドバジル」。アボカドとバジルにベーコンも加え、食べ進めていくうちに食感に変化が出るように工夫されています。
食材にパンが負けないようにと少し硬めに焼いたり、甘い食材と合わせる時は、砂糖が入っていないシンプルなパンにするなど、パンの硬さや甘さも食材に合わせて作っているのもポイント。使う食材を決めてから、どうパンを合わせていくのか決めているのだとか。
また、店頭には新しいメニューに向けてお試しで販売する「まかないサンド」や、季節限定で登場するメニューなど、出合えたらラッキーなパンたちも不定期でお目見え。こちらも見逃せません!
お店のイラストが描かれたエコバッグも店頭で販売中です。エコバッグをお店に持って行ってお買い物をすると、合計から5円引きになるうれしいサービスも!
地域に根ざした存在になりたい
――今後、どのようなお店にしていきたいですか?
栗林さん 来てくださる方や地元の方を大切に、「アネモネ パン」ができて良かったと思ってもらえるような、地域に根ざした存在になりたいです。ぜひ、お気軽にお越しください!
おいしくて、フォルムがかわいいパンの数々に一目惚れ!お客さんの相談にのって、おすすめのパンを紹介する栗林さんの姿も素敵でした。パンだけでなく、優しくて話しやすい栗林さんご夫婦の人柄にもほっこり。駅近なのでぜひ、訪れてみてください。
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