【瀬戸へおでかけ~前編~】リニューアルした宿・喫茶「ますきち」へ
#宿泊

2022.4.12tue

【瀬戸へおでかけ~前編~】リニューアルした宿・喫茶「ますきち」へ

こんにちは。ケリー編集部水野です。
最近はすっかり暖かくなって、おでかけ日和が続いていますね。

今回は、瀬戸にある「ゲストハウスますきち」がリニューアルしたとの情報をキャッチし、試泊体験 & 瀬戸のまち散策へ編集部・下村さんと行ってきました。

その様子を前編・後編でお届けします!

瀬戸へ取材にやってきた編集部・水野。撮影は編集部・下村さん。

瀬戸観光の拠点「ますきち」って?

「ますきち」は2018年に瀬戸市にできたゲストハウス。オープンした際には、ケリーでも取材をさせていただきました。

今年の4月には、喫茶営業を見直したり、個室やワークスペースを新設したりしてリニューアル。屋号は「ますきち -宿泊・喫茶・土産・案内-」になりました。

16時頃に到着すると、迎えてくれたのは代表の南さん(右)。お隣は今年新しく入ったという、こちらも加藤みなみさん(左)です。お二人の笑顔にほっこり。

【1F】ロビーでチェックイン&喫茶スペースで休憩

まず、靴を脱いでロビーへ。ここでチェックインを行います。「旅に来た!」という実感がわきますね。

その横には広々とした喫茶スペースが!

リニューアルを機に、今までは金・土曜の夜のみだった営業時間を、木曜から日曜の15:00から21:30まで(日曜は18:00から)に変更。

仕事終わりの地元の人も含め、宿泊者以外の方も、より気軽に利用できるようになりました。

「ジンジャーエール(スパイス)」(左550円)と「ルイボスティー」(右500円)

この日一息つくためにいただいたのは、〈TEMTASOBI〉の「ジンジャーエール(スパイス)」とますきちオリジナルの〈Herb hub〉の「ルイボスティー」。

器も近隣の作家さんのもので、とっても素敵でした。

その他、地元のものや、繋がりのある生産者さんのものなど、ゆっくり味わいたくなるドリンクが用意されています。

旅の道中の疲れも、癒されますね~。

【2F】新しくできた個室へ

コロナ禍でも利用者がゆっくり、安心して泊まれるよう、今回のリニューアルでは4つの個室を新設。今回案内して頂いたのは、2階の204号室です。

温かみのある雰囲気が素敵な204号室。すっかりくつろいでしまいました。

扉を開けると、窓から庭の見える、明るくて気持ちのいいお部屋!

ベッドの他、椅子とテーブル、コンセントが4つ、USBポートが2つあり、カメラやパソコン、スマホで仕事をする我々には有難い…!

お邪魔した3月末は古民家なのでちょっと寒いのかな?と思っていましたが、断熱材が入っているそうで、エアコンも効き、暖かく快適でした◎

テーブルには今年4月、近くの「銀座通り商店街」にオープン予定の「Little Flower Coffee」による、オリジナルのドリップバッグのプレゼントも。うれしい!

【2F】仕事が捗りそうなワークスペース

個室を出た共有スペースには、窓際にテーブルと椅子があり、仕事や読書ができるようになっていました。長期滞在のワーケーション利用を想定されているそう。

自然光がたっぷり入って気持ちがよく、仕事もはかどりそうですね。

また、1階のキッチンでは、自分で買った食材で調理をすることも可能。瀬戸に移住を考えている人がお試しで、長期利用をされることもあるんだとか。

「ますきち」南さんへインタビュー

ぐるりと全体を見せてもらったら、南さんに今回のリニューアルについてお話を伺いました。

——リニューアルのきっかけは?
コロナが蔓延してから、ゲストハウスとしての営業はやはり難しい部分がありました。「まちへ来た人に瀬戸の魅力を発信したい」という想いに立ち返ったとき、「ゲストハウスは一番大事じゃないな」と思って。

「瀬戸で何ができるか?」を考えて、宿泊だけでなく、瀬戸の本を作ったり、喫茶営業を充実させたり、ツアーを企画したり…様々な方法で地元の魅力を伝えられるよう、屋号も「ゲストハウス ますきち」から、「ますきち -宿泊・喫茶・土産・案内-」に一新しました。

——「瀬戸の本」というのは?
元々、旅の雑誌などを作っていた編集者で、瀬戸のローカルWebメディア『ほやほや』を運営している妻が作った本『まちをあるく 瀬戸でつながる』です。

この日はまだ発売前だったので、入稿した中身を少し見せていただきました。160Pに渡る大作に驚き…!地元に住んでいる方ならではのお店選びと登場されている皆さんのお写真が素敵でした。

出版社を立ち上げるところから行い、妻がほぼ一人で制作してきました。「瀬戸はどんな空気感なのか?」「どういう人がいるのか?」住んでいる人の目線で地元の魅力を届けたいと、エッセイ調で綴っています。

4/16(土)から市内の書店やオンラインショップなどで販売していくので、ぜひ手に取ってみてください!

【オンラインショップでの購入はこちらから】

——これからやっていきたいことは?
夏頃には、発売した本を元に瀬戸を巡ったり、普段ふらっとは行けない陶器の窯元などへ行ってみたりするツアーを企画していきたいなと思っています。喫茶スペースに作家さんなどの“ゲスト”を呼んで、ラフな催しみたいなものもやっていきたいですね。

「瀬戸の魅力を発信したい!」と語る南さんのお話を聞いていると、こちらもワクワクしてきました^^

お話を伺った後は、瀬戸の気になる!おすすめのスポットを教えてもらうことに。マップを広げてたくさん教えてもらったので、次の日は気になる場所へ行ってみました♪

その様子は~後編~でお届けしますね。

(おまけ)

この日の夕食は、南さんに教えてもらった麵処「賀登光本店」さんへ。
悩んだ末に冬限定の「いもうどん」を頼んでみました(南さんは「からあげ定食」がおすすめとのこと)。
コシのあるうどんがおいしかったー!

それではまた。


※価格はすべて税込
※掲載内容は2022年4月時点の情報です
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください

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WRITER

Moeko Mizuno

Moeko Mizuno

岐阜県多治見市出身。雑誌編集者として飲食店やショップを中心に取材経験を積んだ後、家業の陶器屋に転職。現在はライターとの二足のわらじで活動中。趣味は休日に各地のカフェや純喫茶を巡ること。

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