2022.6.14tue
三重・桑名に移転した人気のマフィン専門店「ハッピーマフィン」へ
根強いファンも多い、三重のマフィン専門店「ハッピーマフィン」。2021年9月、桑名市内に移転オープンし、日々多くの人で賑わう人気店ということで、さっそく取材へ。その人気の秘密は、おいしいマフィンと、店主さんたちの温かさにありました。
ナチュラルな雰囲気が素敵な外観
お店があるのは、桑名駅から車で10分ほどの場所。ユニークな形の建物と、木のフレームのドアがお店の目印です。
まず目に飛び込んでくるのは、ショーケースにずらりと並ぶマフィンたち。開店と同時に、20種類以上のマフィンと、チーズケーキが並びます。スイーツ系はもちろん、おかず系のマフィンもあり、軽めのランチにもぴったり。
イートイン限定の「ミニマフィン」も
「いろいろな種類を、一度にたくさん食べたい! 」そんな欲張りさんにぴったりなのが、イートイン限定の「ミニマフィン」。ショーケースのものより小ぶりなマフィンが3種類、ランダムで登場します。手ごろな価格もポイントで、どれにしようか迷ったら、ぜひオーダーしてみてください。
マフィンと並んで人気なのが、こちらのバスクチーズケーキ。開店と同時に3種類ほどがショーケース横の冷蔵庫に並びます。
取材当日は、「ショコラバスクチーズケーキ」をいただきました。チョコレートの風味がしっかりと感じられ、濃厚で食べ応え抜群。ほかにも、プレーンと抹茶があり、マフィンと一緒にチェックするのがおすすめです。
店主・小山さんにインタビュー
ーーこれだけマフィンがあると、壮観ですね!
小山さん 営業日はいつも、定番の味から季節限定の味まで、合わせて600個を焼いてお出ししています。
両親の力も借りながら焼いて、開店時にはすべての種類がそろうようにしています。おかげさまで毎回たくさんの方が来てくださって、早めに売り切れることもありますね。
ーーご両親と一緒に、お店を切り盛りされているんですね。
小山さん はい、私と母でマフィンを焼いています。父は、コーヒーを淹れるのと、洗い物を担当してくれています。
ーーマフィン作りのこだわりは何ですか?
小山さん 子どもも食べられるように、安全な素材を厳選しています。小麦粉は国産のものを使っていて、砂糖はきび糖に。ベーキングパウダーも、アルミニウムフリーのものです。また、満足感を感じていただけるように、具材やトッピングも大きめにしていますね。うちのマフィンは、外はサクサク、中はふんわりとした食感にしているんですが、そこにボリュームも出せるようにと思って作っています。
ーーマフィンは20種類以上ありますが、これだけあると、レシピを考えるのも大変じゃないですか?
小山さん いえ、それほどでもないですよ。マフィンは、自分の好きなものを組み合わせて作っているので、苦ではないですね。あと私の趣味が、食べ歩きとカフェ巡りなんですが、行く先々で出合ったおいしいものからレシピを考えることもあります。名古屋だと、「ちいさな菓子店 fika.」さんが大好きです!
ーー今後の展望を教えてください。
小山さん これからもずっと、父と母と一緒に、仲良くお店をやっていきたいです。この6月で、「ハッピーマフィン」の開店9周年を迎えました。最初はとても小さなお店でしたが、今ではこんなに大きなお店になって、私自身も驚いています。いつかは、山の中にペンションを建てて、そこでマフィンを作りたいですね(笑)。
店主さんご自身の“好き”を大切にして、メニューや空間を作っていることが伝わってきました。アンティークの家具やセンス良く飾られたドライフラワーなど、インテリアもお手本にしたい部分がたくさん。”1人50個買い”には驚きましたが、味だけではなく、この空気感に魅了されている方がいらっしゃるからこそ。ご家族で仲良く役割分担をされている様子もとても温かく、ほっこりしました。
ハッピーマフィン
- 問い合わせ
- 090-5114-3346
- 場所
- 三重県桑名市北魚町36
- 営業時間
- 10:30〜15:00(イートインのLOは14:30)
- 定休日
- 日~水曜定休
- 駐車場
- 4台
- 支払方法
- カード不可・電子マネー可
- 平均予算
- 昼800円
- @happymuffincafe
桑名ほんぱく2019
たくさんの魅力的なモノにあふれた桑名。ほんぱくでは、「桑名にこんないいものがあったんだ」と気づき、感動を味わえる時間を提供します。桑名ほんぱくとは、「桑名本物力博覧会」の略称で、桑名の地域資源を活用した小規模な「地域体験プログラム」の集合体のことです。多彩なジャンルに分かれた56 のプログラムを企画しております。例えば、なばなの里では「ダリア御膳」を味わったり、寺でジャズを聴いたりするなどご当地企画が盛りだくさん。プログラム一つ一つは小さなイベントですが、魅力ある企画が満載です。少人数でじっくり、ゆったりと取り組めるものから、大人数でわいわいとにぎやかに楽しめるものまで食、伝統文化、アート、自然、歴史、エクササイズ、音楽など充実した内容をお楽しみいただけます。「ほんぱく」をきっかけに、興味があるジャンルはもちろん、様々な文化との出会いもお楽しみください。
三重・桑名に移転した人気のマフィン専門店「ハッピーマフィン」へ
根強いファンも多い、三重のマフィン専門店「ハッピーマフィン」。2021年9月、桑名市内に移転オープンし、日々多くの人で賑わう人気店ということで、さっそく取材へ。その人気の秘密は、おいしいマフィンと、店主さんたちの温かさにありました。 ナチュラルな雰囲気が素敵な外観 店内には、イートインスペースも用意 お店があるのは、桑名駅から車で10分ほどの場所。ユニークな形の建物と、木のフレームのドアがお店の目印です。 店頭のショーケースには、開店と同時にマフィンがずらり。一人で50個購入する人も まず目に飛び込んでくるのは、ショーケースにずらりと並ぶマフィンたち。開店と同時に、20種類以上のマフィンと、チーズケーキが並びます。スイーツ系はもちろん、おかず系のマフィンもあり、軽めのランチにもぴったり。 イートイン限定の「ミニマフィン」も 「ミニマフィン」(297円)と、「アイスコーヒー」(418円※テイクアウトは410円)。コーヒー豆は、東海エリアで移動販売をしている「miroku coffee」のもの 「いろいろな種類を、一度にたくさん食べたい! 」そんな欲張りさんにぴったりなのが、イートイン限定の「ミニマフィン」。ショーケースのものより小ぶりなマフィンが3種類、ランダムで登場します。手ごろな価格もポイントで、どれにしようか迷ったら、ぜひオーダーしてみてください。 「ショコラバスクチーズケーキ」(462円※テイクアウトは453円)と、「ハニーレモンスカッシュ」(440円※テイクアウトは432円) マフィンと並んで人気なのが、こちらのバスクチーズケーキ。開店と同時に3種類ほどがショーケース横の冷蔵庫に並びます。 取材当日は、「ショコラバスクチーズケーキ」をいただきました。チョコレートの風味がしっかりと感じられ、濃厚で食べ応え抜群。ほかにも、プレーンと抹茶があり、マフィンと一緒にチェックするのがおすすめです。 店主・小山さんにインタビュー 左から店主の小山さんと、一緒にお店を運営するご両親 ーーこれだけマフィンがあると、壮観ですね! 小山さん 営業日はいつも、定番の味から季節限定の味まで、合わせて600個を焼いてお出ししています。 両親の力も借りながら焼いて、開店時にはすべての種類がそろうようにしています。おかげさまで毎回たくさんの方が来てくださって、早めに売り切れることもありますね。 ーーご両親と一緒に、お店を切り盛りされているんですね。 小山さん はい、私と母でマフィンを焼いています。父は、コーヒーを淹れるのと、洗い物を担当してくれています。 ーーマフィン作りのこだわりは何ですか? 小山さん 子どもも食べられるように、安全な素材を厳選しています。小麦粉は国産のものを使っていて、砂糖はきび糖に。ベーキングパウダーも、アルミニウムフリーのものです。また、満足感を感じていただけるように、具材やトッピングも大きめにしていますね。うちのマフィンは、外はサクサク、中はふんわりとした食感にしているんですが、そこにボリュームも出せるようにと思って作っています。 ーーマフィンは20種類以上ありますが、これだけあると、レシピを考えるのも大変じゃないですか? 小山さん いえ、それほどでもないですよ。マフィンは、自分の好きなものを組み合わせて作っているので、苦ではないですね。あと私の趣味が、食べ歩きとカフェ巡りなんですが、行く先々で出合ったおいしいものからレシピを考えることもあります。名古屋だと、「ちいさな菓子店 fika.」さんが大好きです! ーー今後の展望を教えてください。 小山さん これからもずっと、父と母と一緒に、仲良くお店をやっていきたいです。この6月で、「ハッピーマフィン」の開店9周年を迎えました。最初はとても小さなお店でしたが、今ではこんなに大きなお店になって、私自身も驚いています。いつかは、山の中にペンションを建てて、そこでマフィンを作りたいですね(笑)。 シモカワヒロコ 店主さんご自身の“好き”を大切にして、メニューや空間を作っていることが伝わってきました。アンティークの家具やセンス良く飾られたドライフラワーなど、インテリアもお手本にしたい部分がたくさん。”1人50個買い”には驚きましたが、味だけではなく、この空気感に魅了されている方がいらっしゃるからこそ。ご家族で仲良く役割分担をされている様子もとても温かく、ほっこりしました。 ハッピーマフィン 問い合わせ090-5114-3346 場所三重県桑名市北魚町36 営業時間10:30〜15:00(イートインのLOは14:30) 定休日日~水曜定休 駐車場4台 支払方法カード不可・電子マネー可 平均予算昼800円 Instagram@happymuffincafe ※価格は税込み表記 ※掲載内容は2022年6月時点の情報です
三重・伊賀市のレストラン「michi/いと」で、”未知”の食の世界へ。
伊賀市の住宅街で気になる、鮮やかなブルーの扉の建物。実はこちら、完全予約制のレストランなんです。津市にあったレストランが移転してオープンされたとのことで、変わった点・変わらない点を聞いてきました。 民家をリノベーションし、ほっと落ち着く空間に。 伊賀市内の住宅街に位置する、築60年ほどの建物。思わず通り過ぎてしまいそうな佇まいですが、真っ青な扉と看板を目印にしましょう。 民家をリノベーションしただけあって、店内はどこかほっと落ち着く雰囲気。壁を隔てて、全く印象の異なる空間が広がっているのも特徴です。ちなみに、奥のグレーの壁が、店のポイントだそう。 旬の味わいを、昼も夜もコースでお届け 取材日に登場した前菜は、「サーモンと三つ葉のヴァプール」 メニューは、昼夜ともに完全予約制のコースのみ。地産の食材や、自宅の畑で採れた野菜をたっぷり使った、目にも楽しい料理の数々が登場します。 コースは、前菜、メインとパン、デザートという構成。そこに、ワインなど好きなドリンクをオーダーするスタイルです。 取材日のメイン「とよさ豚のよもぎロースト」と、竹炭を練りこんだパン。パンは、庭の岩をイメージした名物メニュー コースのメニューは、随時変更しているのが特徴です。「野菜を豊富に使うこと」「枠にとらわれず、自由な発想で料理をすること」をモットーに、おいしい食材をセレクト。日々、さまざまな食材を使って、料理を作っています。 「野菜は、メインの食材を引き立てつつ、それでいて存在感があるものを選んでいます」と、店主の今山さん。身近な食材を中心に使いつつ、それぞれの持ち味を生かした料理の数々には、思わず舌鼓を打ってしまいます。 デザートに登場した、「蕗とジャスミン」。ジャスミンティーを使ったパンナコッタで、トッピングには、オレンジリキュールに漬け込んだフキ(!)を使用 コースとともに、店主おすすめのワインを一緒に味わって。 コースを楽しむうちに、「この食材に、こんな組み合わせがあるなんて!」と驚くこともしばしば。おすすめのワインを注文しながら、とっておきの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 2階のショップ&ギャラリー「いと」もチェック 2階のショップ&ギャラリー「いと」では、店主夫婦が気になった生活雑貨などを販売しています。また、不定期で伊賀在住のアーティストの企画展を開催することも。食事の後に、ぜひ覗いてみてください。 店主・今山さんにインタビュー ーーもともと、ご夫婦で別のお店をやっていらっしゃったんですよね。 今山さん はい、津市で「オステリア ミチ」という、カジュアルイタリアンのレストランをやっていました。イタリアンではありましたが、今のお店と同じく、あまり枠にとらわれすぎず、旬の食材を中心にしたさまざまな料理を提供していました。 ただ、コロナ禍を経て、「衣食住の要素があって、来た人に安心感を覚えてもらえる、居心地のいい場所を作りたい」と思うようになって。それで、場所を移転して、予約制のレストランにしたんです。料理のジャンルも、特に明確には設けていません。 建物は、3年ほど前に偶然、知人から紹介していただいたものです。老朽化が進んでいたので一度は諦めたんですが、真っ青なドアや貴重な日本の古ガラス、大きな窓がとても印象的で…。 「ここをレストランにしたい」という気持ちが高まったため、自分たちにできる最大限のセルフリノベーションをして、今の形に仕上げました。民家の面影も残して、お客様にくつろいでいただけるような空間にしています。 ーー店名の由来を教えてください。 今山さん 「michi」という単語は「未知」「道」「満ち(る)」のトリプルミーニングになっています。 お客様に未知の体験をしていただけたり、心身ともに満たされたと感じていただけたりしたら、うれしいですね。これは、前のお店のときから変わってません。 ーー今後、お店がたどっていきたい“道”を教えてください。 今山さん 「食」に関する、いろいろな展開をしていきたいですね。 レストランでは、私たちの料理をお出しするのがメインですが、今後はもっと、皆さんに「食」の楽しさ・魅力を味わっていただけるようになったらなと。具体的には、料理教室や、ワインとのペアリング講座などを考えています。 シモカワヒロコ 料理は身近な食材が多いのに、組み合わせや味付けなどが非常に独創的で、とにかく一口ごとに驚きの連続でした。それでいて気取った感じがなく、素直に「おいしい!」と感じるものばかり。店主のご夫婦自身が、楽しみながらお料理をされていることがひしひしと伝わってきました。記念日やお祝いの席はもちろん、自分へのご褒美ランチにも伺いたいお店です! michi/いと(ミチ/イト) 営業時間 11:00〜15:00(LOは13:00)、18:00〜22:00(LOは19:30)※3日前までに要予約※2Fのショップ&ギャラリー「いと」の営業時間は、1Fのレストラン「michi」に準ずる※完全予約制 定休日不定休 場所三重県伊賀市緑ヶ丘本町1709−2 駐車場5台 支払い方法カード・電子マネー可 平均予算昼3500円/夜5000円 問い合わせ0595ー28ー0085 Instagramhttps://www.instagram.com/michi.to.ito/ ※価格は税込み表記 ※掲載内容は2022年6月時点の情報です
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