名古屋が誇る日本庭園、「徳川園」がリニューアルオープン!【名古屋・東区】
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2022.7.5tue

名古屋が誇る日本庭園、「徳川園」がリニューアルオープン!【名古屋・東区】

尾張徳川家に伝わる文化遺産の一つで、名古屋が誇る日本庭園「徳川園」。2022年7月、園内施設の「ガーデンレストラン徳川園」や和カフェ「蘇山荘」が、新しい時代に合わせてリニューアルしたとのことで、さっそく取材へいってきました!

時代に合わせて成長していく「ガーデンレストラン徳川園」

みどり豊かな庭園を眺めながら、和の技法を取り入れたフレンチを堪能できる「ガーデンレストラン徳川園」。末永く愛され続ける本物の空間を未来に繋げていくため、伝承された建物を生かし、補修・改装。美しい庭園を席から眺めることができます。

現在「ガーデンレストラン徳川園」では、SDGsの観点から、提供する飲み物や料理に使う食材は、輸入食材をできるだけ減らし、地元産の物を使用しています。地元の食文化を通して、新しい価値観を創出し進化し続けるサステナブルレストランとして生まれ変わりました。

さらに今後は、規格外野菜(一部)やジビエ食材を生かしたメニューや、ビーガンコースを展開予定。

特別な時間を過ごせる「ガーデンホール」もリニューアル

ガーデンホール

庭園との一体感が魅力の「ガーデンホール」は、イベントやブライダル会場として使われるバンケットホール。天井や壁⾯改装だけでなく、新たにクロークを設置するなどの⼤幅なリニューアルがされました。多くの人に愛でられてきた庭園の美しさや価値を伝え続けるため、庭園との一体感を演出しています。

最初の乾杯にシャンパンではなく、「日本茶」を提案している「徳川園」。こちらでは普段お目にかかれないような、とっておきのお茶を多数用意。アルコールが苦手な人でも、1杯目から、おいしい時間を共有できるのがうれしいですね。

会場からは、美しい庭園を見渡すことができます。

地産地消を体験できる日本茶カフェ「蘇山荘」

「玉露 おくみどり(和菓子付)」(1430円)

登録有形文化財にも指定されている歴史的建造物をリノベーションした、和カフェ「蘇山荘(ソザンソウ)」。地元産の煎茶を来客者が自ら淹れるメニューや、プレミアムティーの飲み比べなど体験できるメニューを、東海地方産の食器で提供します。

憩いの場として知られているこの場所を、文化財などの歴史的建造物を「観る」だけでなく地産地消を「体験する」スポットへ変身させました。

お茶作りに適した、愛知県岡崎市の“宮崎地区”で200年続く茶園「宮ザキ園」の、無農薬、化学肥料不使用の茶葉を使用した日本茶を楽しめます。付属の説明書を見ながら、一煎目から三煎目まで、香り豊かな茶葉を心ゆくまで味わってください。

「3種飲み比べセット(和菓子付)」(各40ml・2750円)

手摘みの無添加茶葉と、富士山の湧き水を源水にした特殊な生水を使い、三日間非加熱抽出をしたワインのように楽しめる高級茶3種を飲み比べ。

「徳川園ショップ葵」・「葵の間」が新たに誕生!

徳川園ショップ葵
伝統工芸が楽しめる他、地元に住む人のお持たせ需要も満たしてくれる「徳川園ショップ葵」が新設されました。こちらでは徳川家や徳川園にちなんだ商品だけでなく、地元老舗菓子店オリジナル和菓子や地元の伝統工芸品を販売しています。

「八丁味噌せんべい」(540円)

葵の間
こちらも新たに誕生した多目的スペース「葵の間」。今まで壁があった場所に窓を設置したことで「徳川園」の知られざる絶景を生み出したこのスペースは、セミナーやワークショップ・貸し会議室として、地元の人々が集える場所になります。

「徳川園」が持つ古き良き美しさや、歴史的財産は残しつつ、より多くの人が心地よく過ごせるよう、時代に合わせて新しくなった徳川園で、思い出に残る時間を過ごしてみては。

徳川園

問い合わせ
 052-935-8988
場所
 名古屋市東区徳川町1001
公式サイ
 https://www.tokugawaen.aichi.jp/

ガーデンレストラン徳川園

営業時間
 11:00~15:00(LOは13:30)、17:30~22:00(LOは20:00)
定休日
 不定休
席数
 44席 
公式サイト
 https://gr-tokugawa.zetton.co.jp/

ガーデンホール

営業時間
 11:00~22:00
定休日
 不定休
席数
 100席 

蘇山荘

営業時間
 10:00~17:00
定休日
 月曜(祝日の場合は翌日定休)
席数
 30席 

葵の間

営業時間
 10:00~21:00
定休日
 不定休
席数
 35席

徳川園ショップ葵

営業時間
 10:00~17:00
定休日
 不定休

※掲載内容は2022年7月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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WRITER

Kanon Imai

Kanon Imai

座右の銘は「百聞は一見に如かず」。気になったら、まずは体験する派な編集部員。趣味は読書とジョギングで、猫は目に入れても痛くないほど好き。

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