水彩絵の具にしか描けない新たな描画の可能性。「水彩画「みづゑ」とよばれた時代から」
#アート

2023.5.26fri

水彩絵の具にしか描けない新たな描画の可能性。「水彩画「みづゑ」とよばれた時代から」

明治後期に水彩画ブームが到来し、身近な絵の描き方の一つとなった水彩画。「水彩画「みづゑ」とよばれた時代から」には、日本画でも油絵でもない、にじみやぼかしで”透明水彩絵の具“にしかできない繊細な表現を追求した作品から、重ね塗りで重厚な風合いを出す”不透明水彩絵の具“による新たな描画の可能性を探った作品までそろっています。

美術教師として岐阜へ赴任し、各地の風景・風物を見事な筆使いで描いた矢野倫真の「風景」をはじめ、優れた写実描写が特徴的な、多くの水彩画を残す浅井忠の「婦人像」や、三宅克己の「明治美術会通常会員による画帳『小宴紀念』蓋平城東門図」、早川国彦の「神戸風景」などを紹介しています。多彩な作品を通し、日本人にとって身近な水彩画の魅力を改めて感じてみてください。

「水彩画「みづゑ」とよばれた時代から」

問い合わせ
058-271-1313
場所
岐阜県美術館(岐阜県岐阜市宇佐4-1-22)
期間
2023年4月1日(土)~6月18日(日)
休館日
月曜(祝日の場合は翌平日)
料金
340円
公式サイト
kenbi.pref.gifu.lg.jp


※掲載内容は2023年5月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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水彩絵の具にしか描けない新たな描画の可能性。「水彩画「みづゑ」とよばれた時代から」

WRITER

Mizuki Seto

Mizuki Seto

愛知県出身。大学でデザインについて学び、編集職に憧れて入社。趣味はテニスと好きなバンドのライブへ行くこと。休日は愛用のカメラを片手に気になるカフェを巡っている。

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