2023.6.16fri
“やってみたい”を叶える複合施設「瀬戸くらし研究所」が誕生!カフェ「ie珈琲」も同時オープン【愛知・瀬戸市】
2023年4月22日(土)、愛知県瀬戸市の「せと末広町商店街」内に、複合施設「瀬戸くらし研究所」がオープンしました!
さらに同日、「瀬戸くらし研究所」の隣に、お土産屋「ヒトツチ」もオープン。
▼「ヒトツチ」記事参照
“メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」がせと末広町商店街にオープン!【愛知・瀬戸市】
常設のカフェ「ie珈琲」などの飲食ブースやギャラリー、シェアキッチンにコワーキングスペースを備えた「瀬戸くらし研究所」。そこには、人々の”やってみたい”を応援する、まちづくり拠点がありました。
ツクリテの想いと街の活性をつなぐ場所
「瀬戸くらし研究所」のコンセプトは、”私の妄想発酵、街の賑わい醸造“。瀬戸市に昔からある工房や会社、瀬戸市在住の作家やクリエイター、飲食店に携わる方など、“ツクリテ”の想いを応援し、街を盛り上げる場所として誕生しました。
1階には、飲食ブースやギャラリー、シェア工房、シェアキッチン、2階には、コワーキングスペースやレンタルスペース・オフィスがあります。
瀬戸市のツクリテによる作品が並ぶギャラリー
入口すぐにあるギャラリーでは、瀬戸市で活躍するツクリテの作品が展示されています。「瀬戸にこんなツクリテがいるんだ」と新しい発見に出合えるかもしれません。
取材時は、江戸時代から続く窯元「王子窯」の作品が並んでいました。創業以来、つくり続けている「すり鉢」や、食器や花器、さらに干支の置物などを手掛けています。
常設カフェ「ie珈琲」で、コーヒーとおやつを
「瀬戸くらし研究所」に常設された「ie珈琲」では、上質なコーヒーと、コーヒーに合うおやつや料理を提供しています。
「ie珈琲」は、もともと、株式会社きんつぎが企画・設計したキッチンで、間借り営業をしていたそう。今回「瀬戸くらし研究所」がオープンするにあたって、代表である野々垣さんに声をかけられ、新店舗としてオープンすることが決まりました。
「濃厚抹茶テリーヌ」は、その名の通り濃厚で、噛まずに舌の上でとろける口どけ。抹茶の苦みと甘みが心地よく、抹茶本来の風味を味わうことができます。香り高い「ネルドリップ珈琲」との相性も抜群◎。
この他にも、ランチに「ミートソースパスタ」(サラダ・ドリンク付き1300円)や、「キーマカレーホットサンド」(600円)など、気になるラインナップ!ランチやカフェタイムにぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ツクリテに寄り添うシェアキッチン・シェア工房
「シェアキッチン」スペースでは、営業許可付きのキッチン2つが用意されており、常設の飲食店も合わせると最大5店舗まで出店できるそう。※2023年6月中旬募集予定
飲食店を始めたい!と思ってはいても、時間と費用を考えると躊躇してしまうもの。「瀬戸くらし研究所」はそんな人たちを手助けできるように、「シェアキッチン」を始動しました。飲食店に必要なキッチンなどの設備は用意されているため、スタッフとメニューさえそろれば、すぐに始められます。
さらに、DIYができる「シェア工房」もあります。料金制で、工房や置いてある工具を自由に使用できるのだそう。※7月中旬オープン予定
店舗改装の際や新たにお店を開く際に、利用できる窓口になったらいいなという想いが込められています。改装だけではなく、親子で木工を楽しんだり、作品制作に使ったり、趣味の目的での利用もOK。
2階には、広々としたコワーキングスペースが展開されています。Wi-Fi完備のため、学生が課題をする場所として使ったり、在宅ワークに使ったり。大人から子どもまで、自由に利用できるスペースとして用意されています。※2階は2023年7月中旬オープン予定
レンタルスペースもあり、そこではヨガなどのワークショップを開催することも。「講師として活動してみたかった!」という方にもうってつけの場所になっています。
昔からものづくりに携わっている人だけでなく、始めてみたい人の背中を押したいという代表の気持ちが、ひしひしと伝わってきました。観光に来た人にとっても、地域の方々にとっても、瀬戸市の暮らしを味わうことのできる「瀬戸くらし研究所」は、たくさんの人に愛される場所になっていくと思いました。
瀬戸くらし研究所
- 場所
- 愛知県瀬戸市末広町2-22
- 営業時間
- 店舗によって異なる
- 定休日
- 店舗によって異なる
※「ie珈琲」は火・水曜
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約6分
- @setokurashiken
※掲載内容は2023年5月時点の情報です
※価格は全て税込み表記です
“メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」がせと末広町商店街にオープン!【愛知・瀬戸市】
2023年4月22日(土)、愛知県瀬戸市の「せと末広町商店街」内に、宿泊施設「ますきち」の姉妹店、お土産屋「ヒトツチ」がオープンしました! さらに同日、「ヒトツチ」の隣に「瀬戸くらし研究所」もオープン。 ▼「瀬戸くらし研究所」記事参照 “やってみたい”を叶える複合施設「瀬戸くらし研究所」が誕生!カフェ「ie珈琲」も同時オープン【愛知・瀬戸市】 瀬戸市の魅力を伝えるため、焼き物、お菓子、雑貨など、すべてメイドイン瀬戸のものだけを取り扱っているとのこと。そんな新しいお土産店「ヒトツチ」には、魅力あふれる“モノ”と“ヒト”にあふれていました。 瀬戸の“ものづくり”文化を伝えるお店 レンガをアーチ状に組んだ外観は、窯をイメージしているそう 日本有数の窯業地として広く知られる瀬戸市。時代の流れに合わせ、多種多様に変化し続けている「せともの」は、約1000年もの間、多くの人に愛され続けています。 さらに、職人文化が現在も色濃く残る瀬戸には、たくさんの個性豊かな作家やクリエイターがいます。そんな“ものづくりの街”瀬戸市の魅力や歴史を伝えるお土産屋として、新たに「ヒトツチ」が誕生しました。 店前に置いてある「ヒトツチ」の看板 「ヒトツチ」の名前の由来は、瀬戸が昔から「火の街 土の街」といわれていることからきているそう。ものづくりに携わる”ヒト”と”ツチ”とも捉えることができそうです。 店内には「せともの」の伝統的なものから、モダンで個性的なものまで展開されています。 焼き物の他、焼菓子やアクセサリー、知育玩具まで幅広いラインナップ。置かれているものはすべて、瀬戸出身・瀬戸在住の作家さんや、瀬戸にある会社の商品なんだとか。こんなにもたくさんのクリエイターが存在しているなんて、びっくりです…! 「せとセット」(1430円) 店内には、「ヒトツチ」オリジナルの「せとセット」も販売されています。「ヒトツチ」のシンボルが描かれたパッケージに、何が入ってるのかワクワクドキドキ。 ベーカリー「aime le pain」の焼菓子(3個入り)、「little flower coffee」のオリジナルドリップパック2つ 中身はスペシャルティコーヒー専門店「little flower coffee」のオリジナルドリップパック2つと、ベーカリー「aime le pain」の焼菓子。内容は随時変更予定だそう。 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2023.04.06商店街の憩いスポット「Little Flower Coffee」で、一杯の優しいコーヒーを。...https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023040600005482657.html 編集部がときめいた商品をご紹介♡ 「SEISHIN(聖新陶芸株式会社)」の商品たち 日本で数少ない栽培セットメーカー「SEISHIN」も、瀬戸市に本社があります。1960年創業、聖母マリア像の製造から始まり、現在は栽培キットを販売。 「エッグリングエコフレンドリー」(605円) まるで本物の”たまご”のような陶器で育てるエッグリングシリーズや、テイクアウトのドリンクカップをモチーフにした陶器の栽培キット「育てるカフェ」など、ユニークでキュートな商品を展開しています。 編集部・木村は「エッグリングエコフレンドリー」を持っていて、とても大好きなシリーズなので、これも瀬戸なんだ!と衝撃でした…。 子ども用から、クラフト用など、種類豊富な粘土の数々 瀬戸市では、上質な陶土が採れるため、粘土を使った商品を取り扱う会社も多数。皆さんがこれまで使ったことのあるものも、もしかしたら瀬戸市で作られたものかもしれません。 「富士石膏」の「モンスターエッグ」(1150円) 1933年に創業した、瀬戸市にある製造会社「富士石膏」の「モンスターエッグ」は、風船の中に石膏を流し入れて作れるオリジナルキット。作るのも、完成形を見るのも楽しい◎ 中にぬいぐるみを入れてみたり、花を入れてみたりしても可愛いです。 「天使のねんど」(550円)で作ったもの 粘土の製造販売を行う「中部電磁器工業」の大人気商品「天使のねんど」は、天使の羽根のように軽くて、マシュマロのような感触。出来上がったものも、サラサラとしていて、やさしい見た目に癒されます。 知育用だけでなく、カウンセリング・介護・看護の分野でも利用されているのだとか。 アクセサリーや色鮮やかな器が置かれた、乙女心をくすぐられるコーナーを発見! こちらは、瀬戸市在住の作家・深田涼さん(@ryo_clay)による酒器。釉薬の研究をこよなく愛しているとのことで、豊富なカラーラインナップが特徴的です。どの色も魅力的で、おうち飲みがより楽しくなりそう。 「ヒトツチ」から徒歩約一分ほどの場所にある、共同アトリエ「タネリスタジオ」の副代表でもある、現代アーティスト・植松ゆりかさん(@yuriggy.u)の作品。真っ白な“手”に一点ずつ異なる絵付けがされており、緻密な作業と独特な世界観に圧巻です。 次ページ... 「旅のスタート地点でもあり、ゴール地点でもあるような場所に」運営メンバーにインタビュー 「旅のスタート地点でもあり、ゴール地点でもあるような場所に」運営メンバーにインタビュー 写真左から、ディレクターの山本真路さん、代表の南慎太郎さんとライターの南未来さん ——「ヒトツチ」をオープンしたきっかけはなんですか? 南慎太郎さん 瀬戸のみなさんは、こんなに素晴らしい技術をもっているのに、街の人たちにとっては日常になりすぎてしまっていて、「瀬戸には何もない」って思い込んでるんです。最近は、観光に来てくれる方々もたくさんいるし、こういう文化があると知らずに瀬戸に引っ越してきてくれる方も増えてきていて。そういった人たちに、今住んでいる街には、これだけ色んなものづくりがあって、魅力的な人々がいるっていうことをしっかり伝えていけるようなお店が必要だと、宿泊施設の「ますきち」を運営していて、すごく感じていたんです。お客さまから、瀬戸のお土産を買える場所を聞かれたときに、「自信を持っておすすめできるところがほしい」と考えるようになりました。 ——三人はどのようにして集まったんですか? 山本さん 僕が多治見市出身なんですが、去年の7月に「瀬戸と多治見、やきもののまち。」という瀬戸市と多治見市で開催されたトークショーに出てて、そこで、南慎太郎さんと「こういうのやりたいよね」って話から意気投合しました。お店をオープンすると決まってからは、びっくりするくらいトントン拍子でしたね。 南慎太郎さん 今までは妻と二人でやっていたんですが、山本くんが新たに加わってくれたことはすごく大きくて。アートディレクターとして、内装やロゴなどデザインをしてくれたり。できることが一気に増えました。 山本さんがデザインした「ヒトツチ」のオリジナルグッズ ——これから、どのようなお店にしていきたいですか? 山本さん 色んな側面を考えていて、まずは、街の人たちに愛着をもってもらえるようなお店になっていきたいというのもあるし、街の人たちが外に行くときの手土産として持っていってもらえたらなと思っていて。だから、基本的にここで扱っている商品は、五寸(15cm)までにしていて、鞄に入れていても割れにくいものや、持っていきやすいものを置いています。 南慎太郎さん 観光に来てくださる方々に対しては、宿泊施設も運営しているので、そことリンクさせながら発信できるのも「ヒトツチ」の強み。ここで何があるのかを知って、自分の足で実際に行ってみて、最後にここでお土産を買っていく。旅のスタート地点でもあり、ゴール地点でもあるような場所にしたいなと思っています。 eri kimura WRITER Kimura 私自身、瀬戸市にあまり来たことがなかったため、「せともの」の他にも、たくさんの技術と魅力にあふれているんだと衝撃…。南さんたちに一つ一つ丁寧に教えていただき、瀬戸市が大好きになりました。まだまだ紹介できていないものがたくさんあるので、「ヒトツチ」のInstagram(@hitotsuchi_seto)をぜひ見に行ってください。観光客はもちろん、地域の皆さんにも、必ず立ち寄っていただきたいスポットです! ヒトツチ 場所 愛知県瀬戸市末広町2-22 せと末広町商店街内 営業時間 10:00~17:00 定休日 火・水曜 支払方法 カード・電子マネー可 駐車場 なし ※近隣に市営駐車場あり(1時間無料) アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約8分 Instagram @hitotsuchi_seto ※掲載内容は2023年5月時点の情報です ※価格は全て税込み表記です
焼き物の町・瀬戸市のおすすめ観光スポットまとめ!インスタ映えするランチやカフェも
焼き物の街・瀬戸に来たら外せない、陶芸体験やギャラリー、お土産屋などの観光スポットを厳選!また、ランチもスイーツも地元の瀬戸焼の器で味わえる、瀬戸のおすすめカフェもピックアップしてご紹介します。 コネル ネンドショップ&スペース|陶芸体験 家庭で陶芸を楽しめる陶芸粘土の販売や、誰でも気軽に参加できる陶芸体験を実施している「CONERU」。ここでは、ロクロを使わずに作品を作ります。すべて手で作るからこそ出る味わいや、素朴なかわいさが魅力です。 道具は一式そろっているので、手ぶらでOK!絵を描いても良し、粘土でパーツを作ってくっつけても良し、と自由度が高いので、オリジナリティあふれるデザインに仕上がります。お店の詳細は、下記の記事からチェック! 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2023.03.31愛知で、ものづくり体験 vol.1|瀬戸市「コネル」のロクロを使わない、"...https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023033112003082358.html CONERU nendo shop & space(コネル ネンドショップ&スペース) 問い合わせ 0561-57-1654 場所 愛知県瀬戸市朝日町28 営業時間 10:00~17:00 定休日 水曜 駐車場 なし Instagram @coneru_nendo_oventougei アクセス 名鉄「瀬戸尾張駅」より徒歩で約5分 瀬戸くらし研究所|ギャラリー 常設のカフェ「ie珈琲」などの飲食ブースやギャラリー、シェアキッチンにコワーキングスペースを備えた「瀬戸くらし研究所」。 瀬戸市に昔からある工房や会社、瀬戸市在住の作家やクリエイター、飲食店に携わる方など、“ツクリテ”の想いを応援し、街を盛り上げる場所として誕生しました。 入口すぐにあるギャラリーでは、瀬戸市で活躍するツクリテの作品が展示されています。お店の詳細は、こちらの記事からチェック! 瀬戸くらし研究所 場所 愛知県瀬戸市末広町2-22 営業時間・定休日 店舗によって異なる ※「ie珈琲」は火・水曜 駐車場 なし アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約6分 Instagram @setokurashiken ヒトツチ|お土産 「せと末広町商店街」内にオープンした、“メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」。 店内には「せともの」の伝統的なものから、モダンで個性的なものまで展開されています。 焼き物の他、焼菓子やアクセサリー、知育玩具まで幅広いラインナップ。置かれているものはすべて、瀬戸出身・瀬戸在住の作家さんや、瀬戸にある会社の商品なんだとか。お店の詳細は、こちらの記事をチェック! ヒトツチ 場所 愛知県瀬戸市末広町2-22 せと末広町商店街内 営業時間 10:00~17:00 定休日 火・水曜 駐車場 なし ※近隣に市営駐車場あり(1時間無料) Instagram @hitotsuchi_seto アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約8分 ソボカイ食堂|ランチ 「豚肩ロースの大きなポルケッタ イタリアンパセリとローズマリー」 2023年4月にオープンした「ソボカイ食堂」で楽しめるランチは、 素材のおいしさを最大限に引き出しながら、“ハーブ&スパイス” を掛け合わせる、贅沢なコースメニュー。 ランチコースでは、「スープ」「フォカッチャ」「セコンド(肉や魚を使った前菜)」「パスタ」を提供していて、14時からは、タルトやハーブティーが楽しめるカフェタイムになります。お店の詳細は、下記の記事からチェック! 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2023.06.21おいしさ引き出す “ハーブ&スパイス” の贅沢ランチ!「ソボカイ食堂」【瀬戸...https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023062100004687971.html ソボカイ食堂 問い合わせ 0561-88-1211 場所 愛知県瀬戸市祖母懐町45 営業時間 11:00〜17:00 定休日 火曜 駐車場 21台 Instagram @sobokaishokudo_marumitsu 公式サイト https://www.marumitsu.jp/sobokai-shokudo/ アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約15分 アートスペース&カフェ バラック|ランチ 週替わりのメイン料理と、野菜中心の副菜がのったプレートランチ 美術家の二人が運営するカフェ&ギャラリー「Art Space & Cafe Barrack(アートスペース&カフェ バラック)」。カフェでは身体にやさしい食材を使ったランチ、自家製のスイーツやドリンクなどが味わえます。 カフェの奥には、ギャラリースペースに。定期的に開かれる作家の個展を、ぜひお店の公式サイトやSNSでチェックしてみてください。 Art Space & Cafe Barrack(アートスペース&カフェ バラック) 問い合わせ 080-8268-1992 場所 愛知県瀬戸市末広町1-31-6 タネリスタジオビルヂング1F 営業時間 11:00~18:00(土・日曜は~19:00) 定休日 月~水曜 公式サイト http://www.cafebarrack.com/ 庭禾(ニワカ)|ランチ 「本日のランチ」 中心市街地から北へ約15分。次第に色濃くなる緑の中に、かつて窯元だったという築50年の建物で営む「庭禾(ニワカ)」。薪ストーブが燃える温かな空間で味わえるのは、地元産の無農薬野菜と、豆と雑穀を組み合わせたオーガニック料理のランチです。 「金柑のブラウニー」など、毎日3~4種類を用意しています。 また、カフェタイムのコーヒーのお供にしたい、自家製スイーツは、豆乳や未精製の砂糖を使った、やさしい味。自然の恵たっぷりの料理と、非日常の時間で、心をリセットしてみてはいかがでしょうか。 庭禾(ニワカ) 問い合わせ 0561-65-3611 場所 愛知県瀬戸市穴田町291 営業時間 11:30 ~16:00(LOは15:30) ※土曜は~17:00(LOは16:30) 定休日 不定休(オープン日は公式サイトで要確認) 公式サイト http://niwakalife.com/ 様時 -SAMATIME-|ランチ 「様時ブッタボウル」※土・日曜のランチ限定 肉や魚、卵、乳製品などを使用しない、環境と動物にやさしいヴィーガン料理専門店「様時 -SAMATIME-(サマタイム)」。地元農家で採れた旬の無農薬野菜を堪能できます。 グルテンフリーパスタや卵と使わないオムライスなど、アレルギー対応も充実していますよ。 築100年余年の古民家をリノベーションした店内は、まるでタイムスリップしたような、ノスタルジーに浸れます。 様時 -SAMATIME-(サマタイム) 問い合わせ 080-7887-8123 場所 愛知県瀬戸市末広町1-23-1 営業時間 11:30~14:00、18:00~22:00 定休日 月~木曜 公式サイト https://www.instagram.com/samatime/ Little Flower Coffee|カフェ 「せと銀座通り商店街」に、2022年4月にオープンしたカフェ「little flower coffee(リトルフラワーコーヒー)」。誰もに愛されるスペシャルティコーヒーを目指し開発した、オリジナルブレンドや、パティシエが丁寧に作り上げるスイーツを楽しめるお店です。 コーヒーが注がれたマグカップは、瀬戸焼の陶芸作家・長江哲男さんの作品 スペシャルティコーヒーとぜひ一緒に味わってほしいのが、毎日お店の厨房で焼き上げる、「無添加バウムクーヘン」です。甘すぎず、それでいて食べ応えのあるバウムクーヘンは、テイクアウトもできるので、家族や友人への素敵なお土産になること間違いなし。 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2023.04.06商店街の憩いスポット「Little Flower Coffee」で、一杯の優しいコーヒーを。...https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023040600005482657.html Little Flower Coffee(リトル フラワー コーヒー) 問い合わせ 050‐3561‐5587 場所 愛知県瀬戸市朝日町3‐6 営業時間 10:00~18:00(金・土曜は~21:00) 定休日 不定休 駐車場 あり(共同) 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @littleflowercoffee アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約7分 ベイクショップ&カフェ ミトン|カフェ 「シフォンケーキ」と「キャロットケイク」 必要以上に砂糖やバターを使うことなく、素材本来の味わいを大切にした焼き菓子が並ぶ、「BAKE SHOP & CAFE mitten(ベイクショップ&カフェ ミトン)」。 見た目がかわいいクッキーや、もちもちのシフォンケーキが人気で、テイクアウトもOKです。カフェでは、家族が作る瀬戸染付の「眞窯」の器と一緒に味わうことができます。 そんな同店の焼き菓子や「眞窯」の食器は、編集部のECサイト「ケリーストア」でも購入できます。ぜひ覗いてみてください。 BAKE SHOP & CAFE mitten(ベイクショップ&カフェ ミトン) 問い合わせ 0561-78-5774 場所 愛知県瀬戸市中品野町330 営業時間 12:00〜18:00(LOは17:00) ※土・日曜、祝日は〜17:00(LOは16:00) 定休日 火・水曜(臨時休業あり。詳しくはInstagramを要確認) Instagram @mitten.seto 公式サイト https://mitten-seto.shopinfo.jp/ 綱具屋 SETORe|カフェ 「ケーキセット」 伝統的な瀬戸焼や地元作家による陶芸作品、生活雑貨、アクセサリーなど、「綱具屋 SETORe(ツナグヤ セトリ)」は、「背景のあるモノをセレクト」しています。 一番人気の「ダークスイートチェリーチーズケーキ」をはじめとする、日替わりのチーズケーキは、コーヒーなどドリンクとの相性も抜群。瀬戸で約300年続く窯元が作る、三色の釉薬を使ったマグカップを使って、特別感のあるティータイムを。 店内には、瀬戸織部や染付など、瀬戸焼を代表する器に加え、若手作家の作品も数多くそろっています。 綱具屋 SETORe(ツナグヤ セトリ) 問い合わせ 0561-57-9470 場所 愛知県瀬戸市朝日町36 営業時間 11:00~17:00 定休日 月~水曜 Instagram @tunaguya_setore 日本茶専門店 茶のいろは|カフェ 「いろはのかりがね茶」 日本茶ソムリエの資格を持つ店主が、自らブレンドしたお茶や、全国各地の銘茶がそろう「日本茶専門店 茶のいろは」。奥深く上質な味と香りに、日本茶の魅力を再発見できます。 写真の「いろはのかりがね茶」は、茎を多く含んだ、さっぱりとした味わい。お茶菓子とセットで、二煎目、三煎目まで楽しめます。 カウンター席の奥には、茶葉やティーバッグ、日本茶にあうお菓子も販売しています。一杯のお茶を飲んで、心に安らぎを。 日本茶専門店 茶のいろは 問い合わせ 0561-58-3149 場所 愛知県瀬戸市平町1-76 営業時間 10:00〜18:00(LO17:30) 定休日 火・水曜 Instagram @chanoiroha
商店街の憩いスポット「Little Flower Coffee」で、一杯の優しいコーヒーを。【瀬戸市】
「せと銀座通り商店街」に、2022年4月9日(土)にオープンした「little flower coffee(リトルフラワーコーヒー)」。誰もに愛されるスペシャルティコーヒーを目指し開発した、オリジナルブレンドや、パティシエが丁寧に作り上げるスイーツを楽しめるお店です。 お店を立ち上げたのは「ブルーボトル コーヒー」など、名だたるコーヒーショップでバリスタとして活躍してきた本田順也さんと、同じくバリスタで、以前から同じお店で働いていたという源平早彩さんの関東出身ペア。そんな二人が瀬戸でお店を開いた理由や、商店街の魅力などを聞いてきました。 商店街に軒を連ねる、アットホームなコーヒーショップ やきもものの産地、愛知県瀬戸市の中心市街地にある「せと銀座通り商店街」に誕生したカフェ「リトルフラワーコーヒー」。店名は、”小さな花を見つけたときのような、毎日の生活に少しの幸せを感じてほしい。”という想いから名付けられました。 カーブや丸みを使って、優しさを表現したという内装。ウッド調のモダンなインテリアと、瀬戸の歴史をイメージした和紙の照明との組み合わせが絶妙です。 広々とした店内には、手前から「カフェスペース」「焙煎スペース」「製菓スペース」と、様々な要素が同居していることが分かります。 お店の中央部分にあるのは、世界中の焙煎士から愛される「ドイツ・プロバット社」のコーヒー焙煎機。こちらのお店では、焙煎機を時間貸しする “シェアロースター”のサービスも行っています。申込をすれば、誰でも自由に自分好みのコーヒー豆を焙煎できるので、興味のある人はぜひ公式Instagram(@littleflowercoffee)のDMから、もしくは店頭にてお問い合わせを。 次のページ… こだわりのコーヒーとスイーツをチェック! 花束のようなスペシャルティコーヒー こちらでは、誰が飲んでも”飲みやすい”と感じてもらえるような、スペシャルティコーヒーを目指し、1種類の豆で淹れるシングルオリジンではなく、複数の豆を合わせた”ブレンド”コーヒーに挑戦。 スペシャルティコーヒーの“ブレンド”を提供する事で、フルーティなコーヒーに対する”酸っぱい” 、”苦い”という概念を変え、コーヒーに対するイメージや興味を広げるきっかけを作りたいと言います。 様々なスペシャルティコーヒーの豆を、花束のように束ね、理想のおいしさを表現したイチオシの「Little Bouquet」は、香ばしいのにさっぱりとした飲み口で、毎日飲みたくなる味わい。 「コーヒーゼリーソーダ」(650円) 自家製コーヒーゼリーに、エルダーフラワーシロップ、ブラッドオレンジジュース、ソーダを合わせた新感覚の「コーヒーゼリーソーダ」。つるんとしたコーヒーゼリーのほのかな苦みに、オレンジジュースの酸味、ソーダのシュワシュワで、一度飲むとやみつきに!ゼリーは、カフェインレスのコーヒーを使用しているので、子どもにも人気のメニューなんだとか。 店頭では、季節限定ブレンドを含む5~6種類のコーヒー豆を販売。スタッフに好みの味わいを伝えれば、あなたにぴったりの豆や、おいしい淹れ方を教えてくれますよ。 おいしい、かわいい、心躍るスイーツ 「バウムクーヘン(600円)、ハンドドリップコーヒー(480円~)」 スペシャルティコーヒーとぜひ一緒に味わってほしいのが、毎日お店の厨房で焼き上げる、「無添加バウムクーヘン」です。バウムクーヘンの本場、ドイツの作り方に習い、ベーキングパウダーなどを使用していない添加物不使用のバウムクーヘンは、国内産の発酵バターと、ドイツ産のマジパンローマッセをふんだんに使用した、香り高く贅沢な味わい。 甘すぎず、それでいて食べ応えのあるバウムクーヘンは、テイクアウトもできるので、家族や友人への素敵なお土産になること間違いなし。 ホットコーヒーが注がれたマグカップは、瀬戸焼の人気陶芸作家・長江哲男さんの「練り上げ」技法による作品です。持ちやすく、色の違う粘土が練り込まれた美しい模様が魅力的です。 お店の奥にある製菓スペースでは、覚王山の人気パティスリーで経験を積んだ、シェフパティシエの浅見さんが、腕によりをかけてケーキなどのスイーツを作ります。“おいしいのは大前提、見た目の美しさにもこだわっている”というシェフが手掛けるスイーツは繊細、かつ、背伸びしすぎない親しみやすさが魅力。カフェスペース奥のショーケースに並ぶケーキは、どれも”主役級”の美しさです。 イートイン限定の「Tiramisu~LES CINQ SENS(五感)~」(1500円) 香り高い、なめらかなマスカルポーネムースに、エスプレッソをたっぷりと染み込ませたジョコンドをサンド。ムースの中にはイチゴのソースが隠れていたり、ザクザク食感のディアマンや、酸味のあるカシスソルベがトッピングされていたりと、五感で楽しめる一皿です。 次のページ… 関東出身の二人がなぜ瀬戸の商店街へ? 関東出身の2人が、瀬戸市の商店街でカフェをオープンした理由とは? 店長の本田さんとともに、お店の立ち上げから携わってきたスタッフの源平さん。東京や名古屋の有名店でバリスタとして多くの経験を積んできました。現在はバリスタとして働くほか、お店の内装や、ショップカードのデザインも手がけるなど、クリエイターとしての一面も持ち合わせています。 ――源平さんも、店長の本田さんも、関東のご出身ですよね。瀬戸市を知ったきっかけは? 当時働いていた名古屋のコーヒーショップの常連さんが、私たちのPOPUPに来てくれて「瀬戸の町はおもしろいからおいでよ!」と声をかけてくれたんです。それをきっかけに瀬戸市に興味を持ちました。 ――実際に、瀬戸市でお店をオープンしようと決めた理由は? おすすめしてもらって、初めてこの町に訪れた時、瀬戸ものの歴史がある場所であるということはもちろん、焼きもの以外にも、様々なジャンルの作り手が集まり、一丸となって町を盛り上げている印象を受けたんです。その後も何度かこの町に足を運ぶうちに、瀬戸に住む人たちの温かみや、町の魅力に惹かれていきました。 また、お店をオープンするにあたって、私たちには”大きなコーヒー焙煎機を置く”という目標があったため、その焙煎機を置ける、十分な広さが確保できたという点も、この土地を選んだ理由の一つです。 ――商店街ならではの良さはどんなところですか? 登下校中の小学生に手を振ったり、地域の人たちと気軽に交流ができたりするのは、商店街ならではの良さだなと感じます。お客さんの層も幅広くて、小さな子ども連れのママさんから、90歳のおばあちゃんやおじいちゃんまで、平日から世代を問わず多くの人が足を運んでくれます。 ――これからどんなお店にしていきたいですか? リトルフラワーコーヒーでは、スペシャルティコーヒーをより多くの人にデイリーに飲んでいただけるきっかけや、入り口になることを目指してブレンドコーヒー専門店として日々コーヒーを提供しています。 私たちが提供するコーヒーをきっかけに、もっと多くの人に、瀬戸市に来てもらって、魅力を感じてもらい、人と人がつながる町と、お店になると良いなと思います。 EDITOR IMAI 昔ながらの商店街に、おしゃれなカフェが仲間入りしたということで、ずっと気になっていたお店。店内では「今日も元気?」「おすすめは何?」と、商店街ならではのアットホームな会話も聞こえてきました。こだわり抜かれた温かいコーヒーとスイーツを楽しみながら、気さくなスタッフさんとお話していると、ほがらかな、優しい気持ちに包まれます。日々の喧騒から少し距離を置いて、一息つきたいとき、自分をリセットしたいとき、自然と足が向いてしまうようなお店です。 Little Flower Coffee(リトル フラワー コーヒー) 問い合わせ 050‐3561‐5587 場所 愛知県瀬戸市朝日町3‐6 営業時間 10:00~18:00(金、土曜は~21:00) 定休日 不定休 駐車場 あり(共同) 支払方法 カード・電子マネー可 公式Instagram @littleflowercoffee アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約7分 ※2023年3月時点の情報です ※価格は税込み表記です
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