気になるイベントへ行ってきました!レポート vol.2|蒲郡市「森、道、市場 Sunday」
編集部・セトが気になるイベントや展示会に行ってきたレポートを行う企画「行ってきましたレポート」。
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日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023060215410686972.html創刊30年以上の東海エリアの雑誌『KELLY(ケリー)』が発信するWebメディアです。愛知・岐阜・三重のイベントや新店カフェ、ランチ情報をお届けします。
第2回目も引き続き、蒲郡市の大人気イベント「森、道、市場」についてご紹介します。1カ月経った今でも、余韻ありあまる感情をレポート!「森、道、市場」って何?と思った方は、ぜひ前回の記事をチェックしてください。
前日の疲れを癒しながら、スロースタートな日曜日
前日の疲れもあり、会場にはお昼前に到着。日曜日は土曜日よりも日差しが強く、遊園地エリアの建物内で休憩しながら移動していました。
会場にいたみなさん、暑すぎませんでしたか?
遊園地STAGEで演奏していた女性バンドTETORA(テトラ)のかわいらしい歌声を聞きながら、海エリアに移動。
昼ごはんに目を付けていたのは、前日から気になっていた大阪府中津市の中華粥専門店「Rice meals FoTan(ライス ミール フォータン)」(@ricemealsfotan_nakatsu)の「塩鯖の中華粥」。
“イートビート!”と書かれた目を引く提灯の前には、いつ見ても行列が。最終日ということもあり、残念ながらお目当ての「塩鯖の中華粥」は売り切れていましいたが、「蒸し鶏の中華粥」や「油粕肉味噌の中華粥」など、他にも気になるメニューがラインナップしていました。
「蒸し鶏の中華粥」
今回は残り数個だった「蒸し鶏の中華粥」をゲット!お粥には、滋賀県で開発された「みずかがみ」を使用し、毎朝3時間かけて丁寧に炊き上げます。国産食材にこだわった身体にやさしい、深みのある味わいが印象的でした。
提灯の“イートビート!”は、「Rice meals FoTan」が企画している食と音の新たな可能性を探る実験的なイベント「EATBEAT!」のことを表しています。同じようなイベントを他県で主催しているお店が集まるのも、「森、道、市場」の魅力の1つです。
その近くには真っ白なテントが目印の「at the table est 2015(アット ザ テーブル エスト)」(@at.the.table.est2015)が。普段はアトリエキッチンとして、愛知県岡崎市で季節と暮らしを大切に、シンプルでストレスのない料理を提案しています。
この日は、“vegan”をメインにしたチェ―や焼き菓子、豆花を販売。私はその中でも「キャロットケーキ」にひとめぼれしました!スパイス控えめでニンジンの甘さが生かされた味わいと、しっとり食感が未だに忘れられません。店舗にも伺いたくなりました♪
GRASS STAGEでは、CMソングでも話題のTENDRE(テンダー)が登場し、会場は大盛り上がり。拍手だけでなく歓声も聞こえ、普段の生活だけでなく、ライブシーンにもコロナ前の雰囲気が戻ってきていることにうれしくなりました。
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暑さを吹き飛ばすアイスを求めて
今度は遊園地エリアで気になっていた「ミルク工房そら」(@milkthesora)へ。京都にある牧場で、“牛乳のおいしさをあなたに伝えたい”というコンセプトを掲げ、牛の飼育から加工、販売までを一貫して経営。
「さくら」
ジャージー牛乳100%使用の、地元で取れた季節の果物や自家製のチーズと掛け合わせたジェラートが看板商品です。私が選んだ「さくら」は、さくら餅のような塩味と牛乳の濃厚なクセのない甘さがたまらない一品でした♡
「フルーツポンチ」
そして、その近くには前回の記事でも紹介した「tokiiro coffee」(トキイロ コーヒー)(@tokiiro_coffee)が。土曜日は「ほうじ茶ラテ」を飲みましたが、日曜日はフレッシュな「フルーツポンチ」を注文。
シュワっとした微炭酸は、濃厚なジェラートを食べた後にぴったりで、キウイやストロベリーのフルーツの甘みともマッチ!白玉は最後の楽しみに残しておきたくなるほど、とっておきのモチモチ食感でした。
ここからは家族へのお土産探し。その場で楽しむのはもちろん、テイクアウトして誰かとシェアしながら、思い出を語るのも「森、道、市場」の醍醐味です。
愛知県知多半田市に店舗を構える焼き菓子専門店「人々」(@hitobito_bakeshop)は、テイクアウト商品が充実。特に気になったスコーンは、様々な味が一度に楽しめるように3個ずつのセットになっていました。
私は「コーヒーメープルウォルナッツ」「塩キャラメル」「プレーン」のセットを購入。他にも「蜂蜜レモンピール」「アッサムティ&カシューナッツ」など、「人々」ならではの味の展開に、直前までどれを買おうか迷ってしまいました。
続いて、キッシュのショーケースに惹かれ「L’atelier BASIL SEED Tempo(ラトリエ バジル シード テンポ)」へ。
サンドウィッチやキッシュなどが楽しめる「The Tiny Seed(ザ タイニー シード)」(@sweetmom2001)と、バジルで人々を健康に導くことを目的にしている「BASILHOUSE(バジルハウス)」(@basil__house)、サワードーナツなどのパン作りを中心に行っている「L’atelier Tempo(ラトリエ テンポ)」(@lateliertempo)のコラボショップ。
「春キャベツとホタテ」
「The Tiny Seed」のキッシュは、分厚い断面から零れ落ちそうなほど、具材が詰まっているのが特徴的。その中でも、「春キャベツとホタテ」をチョイス。サクサク生地に、シャキシャキのキャベツ、弾力のあるホタテと、食感の違いを楽しみに持って帰りました♪
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ここからは音楽を楽しむ時間!
遊園地STAGEで演奏するのは、ティーン世代を中心に人気を集めている4人組バンドのハンブレッターズ。リハーサルから多くのお客さんが集まり、その場にいた人たちの目を釘付けにするほど、パワフルな演奏に惚れ惚れ。
ボーカルのムツムロさんがMCで「ずっと気になっていた『森、道、市場』。毎年ライブのスケジュールが被って、行くことができていませんでしたが、今年はなんと出演アーティストとして、ステージに立つことができました!」と話していたのが印象的でした。
ハンブレッターズの演奏を聴いた後は、indigo la End(インディゴ ラ エンド)が待つ、海エリアのGRASS STAGEまでダッシュ!
indigo la Endはゲスの極み乙女。のボーカルやジェニーハイのギター・プロデュースも務める川谷絵音さんが所属する4人組バンドです。歌とギターのツインメロディと、それを支えるリズム隊が絶妙なバランスで重なり合う音楽が耳に残ります。
出演時間よりも早めに向かったことで、最前列を確保できました。自分の好きなアーティストの音楽をより近くで聴くことができるのも、音楽フェスならではの楽しみ方です。
演奏が終わるころには日が落ち、最終日だということを感じさせる、少し寂しい雰囲気が漂います。
最後は「山角や」(@sankakuya_omusubi)のおむすびで締めくくり。”旅とおむすびとデザイン”をテーマに、行く先々で一人ひとりのニーズに合わせた、できたてのおむすびを提供しています。
注文が入ってからにぎるおむすびは、「鯖と紅しょうが」「ちりめんナンプラーパクチー」「鮭トマトバジル」といった、オリジナリティあふれる具材がずらり。想像もできない味に、食べる前からワクワクが止まりませんでした。
帰るのが名残惜しい気持ちを抑え、退場ゲートを後にすると、そこには「森、道、市場」の象徴とも言える観覧車が。ラグーナテンボスから直通で行ける、ショッピングモール「フェスティバルマーケット」前にあります。
実は「森、道、市場」のリストバンドがあれば、その当日は無料で乗れることが発覚!数年ぶりに観覧車からの眺めを堪能してきました。
ラグーナテンボスが一望できる観覧車は、一番高いところで地上から65mもの高さがあります。最後までにぎわう各店舗の灯りが、エモーショナルな時間を演出していました。
EDITOR SETO
私自身、今年で6回目の参加となる「森、道、市場」でしたが、毎年変わるアーティストや、知らないお店を見つけられる期待感に、1秒たりとも退屈することはありませんでした。新しい音楽のジャンルを発見するのもあり、食べることを思う存分堪能するのもあり、楽しみ方は人それぞれです。今年はチケットが早くに完売してしまうほど、大盛況で幕を閉じた「森、道、市場」。早く来年の開催情報が発表されないか、待ち遠しいです!
2023 森、道、市場
公式サイト
https://morimichiichiba.jp/
Instagram
@morimichiichiba
※掲載内容は2023年6月時点の情報です
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