2023.7.26wed
東海エリアを映画の聖地に!「シントウカイシネマ聖地化計画」第一弾の撮影は愛知県一宮市に決定
東海エリアを映画の聖地にする「シントウカイシネマ聖地化計画」が始動!2023年より、東海地方を舞台にした全国公開の映画が毎年1本ずつ制作・公開されます。
映画制作では東海地方からロケ地を選定し、地元での俳優・女優オーディションを行うとともに、映画祭なども開催。名古屋で映画制作ができることを全国に発信しながら、東海エリアの俳優・女優にも全国公開規模の映画で活躍できる場を作ります。
さらに、第一弾となる映画『BISHU~世界でいちばん優しい服~』(仮)の制作も決定!舞台となるのは、世界三大ウールの産地でもある「尾州」の中心地、愛知県一宮市。映画では一宮市を代表する風景がふんだんに登場し、街の人々の人生が繊維のように織り重なり感動のストーリーを紡ぎます。
ぜひ、東海エリアで描かれる様々な物語を楽しみながら、映画ゆかりの地を巡ってみてはいかがでしょうか?
映画『BISHU~世界でいちばん優しい服~』(仮)
- 公開
- 2024年夏ごろ全国劇場公開予定
- 監督
- 西川達郎
- 脚本
- 鈴木史子・義井優
- 音楽
- 池内ヨシカツ
- プロデューサー
- 森谷雄/竹田太郎
- 原案
- 小宮慎二
【抽選で当たる!】映画『キングダム 運命の炎』オリジナルクッション2個セット(非売品)を1名様へプレゼント!
累計発行部数9200万部超えの大人気漫画を実写化した映画『キングダム』の最新作『キングダム 運命の炎』が、2023年7月28日(金)よりミッドランドスクエアシネマほか全国東宝系にて公開! 実写化した映画、第1・2作ともその年の邦画実写№1を記録し、早くもシリーズ累計100億を突破した超話題作『キングダム』。最新作で描かれるのは、信(山﨑賢人さん)と王騎(大沢たかおさん)が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」と、若き王・嬴政(吉沢亮さん)の知られざる過去が登場する「紫夏編」。 これまで同様、原作者である原泰久さんが脚本に参加し『キングダム』の魂ともいえる「何故、中華統一に挑むのか」というテーマに挑戦します!あらゆる運命が交錯する、シリーズ最高峰の熱い感動をぜひ劇場で! ストーリー 戦災孤児の信(山﨑賢人)は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・ 嬴政(吉沢亮)と出会う。若き王と共に中華統一を目指す信は、仲間とともに「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。そんな中、突如として隣国・趙の大軍勢が侵攻してきたと一報が入る。そこで嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命。一方で、100 人の兵士を率いる隊長に成長した信は、特殊任務を請け負うことに。果たして信たちは、秦国滅亡の危機を救えるのか?そして、王騎の知られざる過去も交錯し、運命は思いもよらない方向へ……。 今回、映画の公開を記念して『キングダム 運命の炎』の「秦VS趙で枕投げ合戦!枕(クッション)2個セット(非売品)」を1名様にプレゼント! ▼ご応募は下記応募フォームより 【応募締め切りは2023年7月31日(月)正午まで】 『キングダム 運命の炎』 公開 2023年7月28日(金)よりミッドランドスクエアシネマほか全国東宝系にてロードショー 原作 原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) 監督 佐藤信介 出演 山﨑賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 杏 山田裕貴 大沢たかお ほか 公式サイト https://kingdom-the-movie.jp/ ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2023映画「キングダム」製作委員会 ※掲載内容は2023年7月時点の情報です
【絶賛公開中】カンヌ映画祭で2冠!映画『怪物』是枝裕和監督にインタビュー
監督・是枝裕和さん、脚本・坂元裕二さんによる映画『怪物』。カンヌ国際映画祭コンペティション部門で「脚本賞」ならびに、日本映画初の「クィア・パルム賞」を受賞するなど、今最も注目が集まっている作品です! 今回、編集部では、カンヌに滞在中の是枝監督にリモートインタビューを行いました!以前より、ファンだったという坂元裕二さんについて、『怪物』の制作秘話など、詳しくお聞きしました。 ※取材日は2023年5月24日 さらに、映画の公開を記念して、映画『怪物』オリジナルトートバッグを抽選で3名様にプレゼント! ※応募フォームは記事の最後に記載しております。 カンヌに滞在中の是枝監督 尊敬する脚本家・坂本裕二さんに対する想い ――是枝監督は、かねてより坂元裕二さんをリスペクトされていたとお聞きしました。今回、念願のコラボレーションとなりましたが、これまで抱いていたイメージや、コラボを経て改めて感じた坂元さんの脚本の魅力を教えていただけますでしょうか。 僕が書く脚本は、「スライス・オブ・ライフ」というか、日常の一コマを切り取って照らすような作品が多いんですが、今回の映画は、先へ先へ引っ張っていくストーリーラインが強いところがとても力強くて魅力的だと感じました。これまでも、自分と同じモチーフを持っていて、違う角度から表現している作り手だと思っていたんですが、僕は、基本的に“何かが起きた”あとのアフターを描くことが多くて。今回の作品は“何かが起きそう”なビフォアの時間を描いていて、「なるほどな」とすごく勉強になりました。次回、脚本を書くときにはこのテクニックを盗もうと思っております(笑)。 ――坂元さんの脚本の素晴らしさに気付いた・出会った作品はなんでしたか? もちろん、90年代に書かれていたラブストーリーなどの脚本も面白いと感じて見てましたが、改めて“おっ”と思ったのは、ドラマ『わたしたちの教科書』(2007年放送)ですね。その後の、ドラマ『それでも、生きてゆく』(2011年放送)が決定的で。あのドラマは、20年に一本のものだと思っております。90年代に国民的ラブストーリーを書いていた作家が書いたのか、と。被害者と加害者という関係で、こんなふうにラブストーリーが成立するのか、というところに本当に脱帽でした。そこからもう作られていくものをずっと追いかけている、ただのファンです。 ――『怪物』が始まる前、自分が書く人物に飽きてきたとお聞きしました。 やっぱりどうしても自分が書ける人物像・物語が固定化してきたという気をしていたので、もう一回解体して組み立てなおそうと。組み立てなおすからには、何か違う遺伝子を入れなきゃいけないので、海外でやってみたりということも繰り返しながら模索していこうかなと思っていました。 ――“登場人物それぞれの視点”がとても重要となる今作を、演出の面で意識したことはなんですか?特に、瑛太さんが演じた保利視点が気になります…。 “ギリギリを攻める”という感じですかね。そもそも坂元さんの脚本がギリギリを攻めているので、やりすぎないところでどう留めるかっていうのは意識しました。ただ、安藤サクラさんが演じるサオリの視点では、異様に見えていたほうがいいので、観ている人に「なんだこの人は」って思われながらも、「まあ、ギリギリありえるかな」というラインを探っていました。 僕もですけど、保利を演じる瑛太さんもそれを十分わかった上で、「やりすぎてたら言ってください」って言ってくれて。ですが、今回も、役者たちから出てきたものを、そんなに修正していません。瑛太さんは特に、坂元さんの脚本への理解力がとても高くて。坂元さんは「瑛太だったらこういう芝居をするだろうな」とピンポイントで書いていて、瑛太さんも「こういう芝居を求められてるんだろうな」とピンポイントで演じられているという印象でした。 次のページ… タイトルが決まったのは“撮影直前”!? タイトルが決まったのは“撮影直前” ――映画を観終わったあと、「怪物」というタイトルがずっしりと心に響きました。脚本の形ができている状態で、是枝監督のもとに届いたとお聞きしているんですけども、このタイトルも既に決まっていたものなんでしょうか? 僕がもらった段階でのプロットでは、別のタイトルがついていました。「怪物」と最終的に決まったのは、撮影直前ですね。 ――そうだったんですね!どうやって決められたのでしょう? 僕の記憶では、僕が提案したと思ってます。坂元さんの中で“怪物”と決めるのに、躊躇いがあったみたいで、ずっと“怪物”のあとに(仮)がついていて。 最終的に、企画・プロデュースの川村元気さんと僕で、説得じゃないですけど、「怪物がいいですよ」って言って、「じゃあそれで」と。 そこから、インディアンポーカーをしながら「怪物だーれだ」というシーンを坂元さんが書いてくれたりとか、ディテールの書き込みをしていただいて。その段階ではもう「怪物」がしっくりくるようになってましたね。それまでに何度もタイトルが変わったりもしていました。 予告編では、「怪物だーれだ」と言いながら湊と依里がインディアンポーカーで遊んでいる様子が印象深い 次のページ… 「一緒に聴いてくれている、そんな気持ちになりました」故・坂本龍一さんとのやりとり 「一緒に聴いてくれている、そんな気持ちになりました」故・坂本龍一さんとのやりとり ――川村元気さんとは、『舞妓さんちのまかないさん』でもご一緒されてたと思うんですが、今回の作品に川村さんが加わったことによる影響はございますか? もともと、実は『怪物』の制作が先で、コロナ禍の影響で一旦ストップになっちゃったんです。それで、再開するまでに川村さんから「何かドラマやりませんか?」と声をかけていただき、『舞妓さんちのまかないさん』が始まりました。最初、僕の周りの人たちは、大丈夫なのか?って感じで(笑)“水と油”なんじゃないかって。でも、意外とうまくいきましたね。何でかはよく分かってないんですけど。 いつもプロデューサーに意見をもらって修正していく作業をしているんですが、川村さんの意見って、非常に細かいんです。「このシーンのカット尻、1秒半短くしたほうがいい」だとか。“うるせえよ”って(笑) そこは監督の領分だろっていうところに踏み込んだ感想が届くので、見ないんですけど。見ないまま、自分で直したあとに一応確認しとくと、八割くらい同じなんですよね。そういう価値観を共有してるんだなと思いました。だから、腹が立ったり、カチンとくることとか、なかった。そういう意味でも、良い関係をつくれたと思ってます。 ――今回、音楽を坂本龍一さんが担当されました。オリジナルで2曲作っていただいて、あとは既存曲を使用されたとのことですが、坂本さんとどのようなやりとりを行なわれましたか? 病状のことも聞いていたので、負担になるのは申し訳ないと思いながら、坂本さんに頼めないのであれば、今回、音楽はなしにして、音楽室に響く音だけで押し切ろうと思ってたんです。でも、どうしても、夜の湖のシーンには、坂本さんの曲を入れたくて。 撮影後、編集したものに坂本さんの既存曲を当てて、お手紙を添えて届けました。返事もこない覚悟でいたんですが、すぐにお手紙が届いて。「とても面白かったです。お引き受けします」と。「ただ、映画全体の音楽を作る体力が残っていないので難しいのですが、観終わってイメージできたものが1、2曲あるので、まずそれを形にしてみますので、できたらお渡しします」という手紙でした。 音源が届いて、ドキドキしながらそれを当てて。残りの曲は、昨年発表されたアルバム『12』から使用してもいいとのことだったので、そこから選ばせていただきました。 仮当ての段階から、最後の子どもたちのシーンには“この曲を”と思っていた曲があったんです。2人の気持ちに寄り添って、2人の未来を祝福するような曲だと思っていて。カンヌ上映の時、最後にあの曲が会場に流れてエンドロールが始まったとき、「あぁよかったな」と思いました。あの場には居ていただけませんでしたが、一緒に聴いてくれている、そんな気持ちになりました。 次のページ… 「日常の至るところで姿を出す“怪物”を表現しよう」 「日常の至るところで姿を出す“怪物”を表現しよう」 ――「いじめ」や「モラハラ」などの社会問題が描かれていますが、このテーマを扱うにあたって、どのようなことを意識されましたか? 最初にもらったプロットの段階で、「攻めているな」と思って、逃げずにちゃんと向き合わなければいけないと。色々調査をしたり、勉強会を開いたりもしました。ただ、学校で起きる事件だけれど、学校批判ではないと感じて。この映画は、組織というものが持つ、個人に対しての抑圧だったり、暴力性だったりを伝えるものだと思ったので、そこを踏まえた上で、きちんと描写していこうと。組織や親の心など、日常の至るところで姿を出す“怪物”を表現しようという意識ではいました。 ――物語の中心となる2人の少年を演じる黒川想矢くんと柊木陽太くんはオーディションで選出されたとのことですが、どこが決め手となりましたか? 子役はいつも直感なんです。ただ、タイプの違う二人を選ぼうとは思っていました。色んな組み合わせで見てみても、あの2人の役割や雰囲気にスタッフも満場一致だったと思います。僕も迷わなかったです。 個人的には黒川くんの横顔のラインが好きだったのと、柊木くんに関していうと、役柄に求めている達観した感じというか、人生3週目のような感じが好きでした。 ――「カンヌ国際映画祭」にも出品されたということで、現地での反応はいかがでしたか? 前回もそうでしたが、街中歩いてると、観た方々から声をかけてもらえるんですよね。それもカンヌのいいところだな、と。あとは、やっぱり子役の2人を誉めてもらえることも多くて、「あの2人は最後どうなったんだ?」っていう質問も結構多いです(笑) 観終わった方々の表情も晴れやかで、良かったです。今回、作品に携わった制作スタッフがたくさん来てくれて、皆もうれしそうでしたね。 ――ありがとうございました! 今回、映画の公開を記念して『怪物』オリジナルトートバッグ(非売品)を3名様にプレゼント! ▼ご応募は下記の応募フォームより 【応募締め切りは2023年6月30日(金)まで】 映画『怪物』 公開日 ミッドランドスクエア シネマ他で絶賛公開中! 監督・編集 是枝裕和 脚本 坂元裕二 音楽 坂本龍一 出演 安藤サクラ 永山瑛太 黒川想矢 柊木陽太 高畑充希 角田晃広 中村獅童 田中裕子 STORY シングルマザーの早織は、息子の湊と大きな湖のある町に暮らしている。湊は同級生の依里と仲が良く、子供たちは自然の中で穏やかな日常を過ごしていたが、ある日学校で喧嘩が起きる。双方の言い分は食い違い、大人やメディアを巻きこむ騒動に発展していく。いったい 「怪物」 とは何か。 登場人物それぞれの視線を通した 「怪物」探しの果てに、 私たちは何を見るのか。 その結末に心揺さぶられる、 圧巻のヒューマンドラマ。 ©2023「怪物」製作委員会 ※掲載内容は2023年6月時点の情報です
【抽選で当たる】映画『Pearl パール』オリジナル缶バッジ(非売品)をプレゼント!
2023年7月7日(金)より公開の映画『Pearl パール』は、“エブエブ”こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や『ミッドサマー』など、話題作を続々と世に輩出している映画スタジオ「A24」が制作する最新作です。2022年に公開された映画『X エックス』。その中で登場する、老婆パールの若かりし頃を描いた本作は、続編であり前日譚。あの狂気に満ちた歪んだ世界が帰ってきます。 主演には、前作で主人公のマキシーンと、最高齢のシリアルキラー・パールの二役を演じたミア・ゴスを抜擢。さらに彼女は、脚本とエグゼクティブ・プロデューサーにも参加しており、マルチな才能を発揮しています。監督・脚本には『X エックス』のメガホンを取ったタイ・ウェストが担当。完結編として現在『MaXXXine(原題)』も制作中で、「A24」史上初の3部作としても話題を集めています。 スクリーンの中で踊るスターに憧れるパール。スターになるという夢を持つ彼女が、なぜ無慈悲かつ凶暴なシリアルキラーとして豹変してしまうのか。その真意を劇場で確かめてみてください。 あらすじ 1918 年、テキサス。スクリーンの中で踊る華やかなスターに憧れるパールは、厳格な母親と病気の父親と共に、人里離れた農場で暮らす。若くして結婚した夫は戦争へ出征中、父親の世話と家畜たちの餌やりという繰り返しながら、農場の家畜たちを相手にミュージカルショーの真似事をするのが、パールの幸せだった。ある日、父親の薬を買いに町へ出かけ、母に内緒で映画を観た彼女は、映写技師に出会ったことから、いっそう外の世界への憧れが募っていく。そんな中、町で、地方を巡回するショーのオーディションがあることを聞きつけたパールは、オーディションへの参加を強く望むが、母親に「お前は一生農場から出られない」といさめられる。生まれてからずっと“籠の中”で育てられ、抑圧されてきたパールの狂気は暴発し、体を動かせない病気の⽗が⾒る前で、母親に火をつけるのだが…。 今回の公開を記念して、抽選で6名さまに非売品の『Pearl パール』オリジナル缶バッジをプレゼント。 ※絵柄は選べません ▽ご応募は下記応募フォームより 【応募締め切りは2023年7月21日(金)まで】 『Pearl パール』 公開 センチュリーシネマ、ミッドランドスクエア シネマ ほか 監督 タイ・ウェスト 脚本 タイ・ウェスト、ミア・ゴス 主演 ミア・ゴス、デヴィッド・コレンスウェット、タンディ・ライト、マシュー・サンダーランド、エマ・ジェンキンス=プーロ R15+ 公式サイト https://happinet-phantom.com/pearl/ © 2022 ORIGIN PICTURE SHOW LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ※掲載内容は2023年7月時点の情報です