2023.8.4fri
【期間限定】「ホヤフェア」が「魚河岸酒場 FUKU浜金」など全8店舗で開催!
2023年8月1日(火)~8月31日(木)の期間中、「鮮魚とおばんざい」、「魚河岸酒場FUKU浜金」ブランドの全8店舗で、宮城県直送のホヤを使った「ホヤフェア」を期間限定で開催!
今回は、鮮度抜群のホヤの魅力とともに、「ホヤフェア」で味わえる多彩な料理をご紹介します!
CONTENTS
5つの味覚を感じられる海の幸「ホヤ」
夏が旬の鮮度の良いホヤは、臭みのない甘みが広がる宮城県を代表する海の幸。そんなホヤの品質保持と鮮度管理を徹底したブランド「ほやの極み」を使用した、「ホヤフェア」が「鮮魚とおばんざい」、「魚河岸酒場FUKU浜金」ブランド全8店舗で開催!
ホヤは、食べると5つの味覚「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」を一度に感じられる“大人の珍味”と言われています。さらに栄養価も高く、美容と健康に良いのだとか!夏に不足しがちな亜鉛や鉄分を豊富に含んだホヤは、夏バテ予防にもぴったり◎。
ホヤの魅力を堪能!多彩なホヤメニュー
こちらは、暑い夏でもさっぱり食べられる「ほやの極み」とわかめの酢の物のお通し。なんとお通しでホヤが食べられます!急速冷凍で鮮度をキープしたホヤのむき身と、ホヤの磯の風味をふんだんに堪能して。
お店のイチ押しメニュー「超新鮮!生ほやのお刺身 特製すだちポン酢」には、ホヤ一個に一つしか取れない希少部位の“へそ”を使用。ふわっとやわらかいホヤのへそを、「浜金」特製のすだちポン酢で味わう贅沢な一品です。クセが少ないので、ホヤが苦手な方でもおすすめ◎。
「ほやの極み」を生姜とニンニクを効かせた塩ダレでいただく「生ほやの極み焼き 自家製塩ダレ」。ホヤのやわらかな食感を楽しむことができ、噛むほどに濃厚な甘みとうま味が口いっぱいに広がります。
「ほやの極み」は、生のままでもおいしく食べられますが、卓上コンロでお好きな焼き加減に炙ることもできます。ホヤの香ばしい香りに、お酒が進むこと間違いなし!
「ほやの極み」に細切りにした新生姜を挟んで、のりで巻いた天ぷらも登場!新生姜と磯の香りが食欲をそそる一品です。
「生ほやと虎ふぐの釜飯」は、ホヤのジャーキーとふぐのあらを使用した釜飯。出汁のうま味が凝縮された、ふっくらとした炊き込みご飯は絶品!すだちを絞れば、さっぱりとした味わいも楽しめます。
ぜひこの機会に、「ホヤフェア」のバラエティ豊かなホヤ料理を堪能してみてはいかがでしょうか?
獲れたて、捌きたて、握りたて!鮮度抜群の地魚鮨が味わえる「回転鮨 魚太郎 半田店」がオープン【愛知】
2023年4月24日(月)、鮮度抜群の地魚鮨を扱う回転鮨店「回転鮨 魚太郎 半田店」が愛知県・半田市にオープン! 魚貝類の圧倒的な鮮度が自慢の「魚太郎」。そんな鮮度にこだわる魚屋の“獲れたて、捌きたて、握りたて”の“鮮度鮨”を提供する回転鮨店が新業態として誕生しました。 4月19日(水)にプレオープンということで、今回さっそく編集部がお店にお邪魔してきました! 魚介の宝庫・知多半島にオープン! 伊勢湾・三河湾に囲まれ、栄養豊富な漁場として知られる知多半島。年間を通じて新鮮な海の幸が水揚げされる知多半島に、天然モノ地魚を多く取り扱う「回転鮨 魚太郎 半田店」がオープン! 活気あふれる店内へ進むと見えるのは、広々としたカウンターや大きなモニター。イベント時には、鮨を握るリアルタイム映像や解体ショーの様子が店内のモニターに映し出されるのだとか! 圧倒的鮮度!漁港から1時間で直送される魚介類 知多半島内4つの漁港で「セリ権」を持つ「魚太郎」。当日水揚げされたばかりの新鮮な魚貝類が味わえるのが最大の魅力です。 また、「魚太郎」がセリ権を持つ「豊浜漁港」と「片名漁港」は、全国でも珍しい夕方に行われるセリ“夕市”があります。夕方のセリでおとした魚貝類を、一時間以内に店舗で提供しているため鮮度が抜群! 「定番鮨」は約50~60種、水揚げによって日替わりの「おすすめ鮨」は約10~20種類と豊富なラインナップで登場。さらに魚屋らしいサイドメニューなど、品ぞろえの良さもポイント! EDITOR NAKANE さっきまで泳いでいた地魚を、ピカピカの鮮度のまま食べられるなんて!その日の水揚げによって日替わりでネタを提供できるのも「セリ権」を持つ魚屋ならではですね! 次のページ… 水揚げ次第で毎日変わる「本日のおすすめ」 水揚げ次第で毎日変わる「本日のおすすめ」 「魚太郎お任せ5貫」(946円) その日の水揚げによって毎日変わる「本日のおすすめ」。プレオープン時の4月19日(水)の「本日のおまかせ盛」には、「金目鯛」「かつお」「天然真鯛」「スズキ」「さわら」が登場! 「特選3貫盛り」(473円) 今回の「特選3貫盛り」には、コリコリとした食感の「スズキ」や、コシがありしっかりした身の「天然平目」、噛むとねっとりとした食感が楽しめる「甲烏賊」が。どれも鮮度抜群なので、一口食べれば身が引き締まっているのがわかるほど! 「ほうぼう握り」(330円) 「今日の地魚鮨」には、キラキラとした見た目がインパクトのある「ほうぼう握り」が。もちもちとした柔らかい食感で、噛むほどにうま味があふれ出る地魚です。 「かわはぎ握り」(418円) 口に入れると上品な甘みが広がる「かわはぎ握り」も、「本日の地魚鮨」として提供。身は弾力があり、濃厚な肝と一緒に食べると、後味のおいしさも二倍に! 「金目鯛握り」(418円) 桜色の身とキラキラとした皮が美しい「金目鯛握り」。今回は「旬の魚介鮨」として登場!ほのかな甘みと上品な脂がのった握りです。 「あら汁」(473円) EDITOR NAKANE 「本日の一品」のあら汁のダシは、鯛のうま味がたっぷり!目玉の付いた大きな身も入っていて、贅沢な味わいが楽しめます。このボリュームと高級感があるのに、473円で食べられなんてびっくり! 「地魚フライ(スズキ)」(396円) スズキを使用した「地魚フライ」。ふわふわの白身を、揚げたてのサクサクとした衣が包み込む、鮮度抜群の魚太郎ならではの「本日の一品」です。 次のページ… 貝や赤酢の三貫盛りも!定番人気の鮨をチェック 貝や赤酢の三貫盛りも!定番人気の鮨もチョイス 「赤酢三貫盛 ★赤酢★(漬けまぐろ・蒸し海老・穴子)」(638円) 半田運河沿い、ミツカン最初のブランド酢である「三ツ判山吹」に代表される赤酢をシャリに使用した「赤酢三貫盛」。しょうゆベースのタレに漬けたまぐろや海老、穴子は身が柔らかくふっくらしていて、食べ応えも◎。 「★貝3貫盛(平貝・赤貝・ほたて)」(1144円) EDITOR NAKANE 「貝3貫盛り」は、磯の香りとコリっとした食感がたまらない一品です。プリっとしたフォルムの貝が3つ並んでいる姿も、なんだかかわいらしい…! 「1本穴子 1貫」(638円) 「マグロしらす盛」(506円) 見た目のインパクト大の「マグロしらす盛」。トロ軍艦の上に新鮮なしらすがたっぷり! 鮮度抜群の獲れたて魚貝を毎日扱う「回転鮨 魚太郎 半田店」。「魚太郎」でしか食べられない“鮮度鮨”を、ぜひお店で味わってみてはいかがでしょうか? 回転鮨 魚太郎 半田店 問い合わせ 0569-89-7800 場所 愛知県半田市中村町1-33-2 営業時間 平日11:00~15:00、17:00~21:00(LOは20:45) 土日祝 11:00~21:00(LOは20:45) 定休日 無休 駐輪場 あり 支払方法 カード・電子マネー可 公式サイト https://www.uotaro.com/handa_sushi/ Instagram @kaitensushi_uotaro.handa アクセス JR「半田駅」より徒歩で約5分 ※価格は税込み表記 ※掲載内容は2023年4月時点の情報です
管理栄養士が考えた健康志向のおにぎりを味わえる「一汁おにぎり ニギ」が大須商店街にオープン!【名古屋市】
2023年4月25日(火)、大須商店街に心身とお腹にうれしい、低糖質の雑穀玄米おにぎりと野菜たっぷりの一汁を提供する「一汁おにぎり ニギ」が大須商店街にオープンしました。 「これがなくっちゃ~♪これがなくっちゃ~♪」のCMでおなじみの、活命茶が有名な中北薬品が、薬の提供以外からも、私たちの生活に寄り添いたいという思いから新業態の営業をスタート。管理栄養士ならではの視点で考えられたおにぎりは、美味しいだけでなく、栄養も満点! 今回は、「ニギ」でしか味わえないおにぎりの魅力をご紹介します! うぐいす色とおにぎりのオブジェを目印に 当日は生憎の雨でしたが、そんな雨空にも負けないほど温かな雰囲気をまとう外観に、オープン前から足を止めるお客さんの姿も。 丸い窓から見える、かわいらしいおにぎりのオブジェも特徴的です。 店内は、壁一面のベンチと木目調の椅子が印象的で、丸いテーブル席も合わせて13席ほど用意されています。ガラス張りの席でも眩しくないように、午後はお店のアクセントカラーでもある、うぐいす色のカーテンで日差し対策もバッチリ。テイクアウトも可能なため、天気の良い日はピクニック気分で、外で食べるのもおすすめです。 遠くから足を運ぶ人も!「ニギ」でしか味わえないおにぎりの魅力 愛情を込めておにぎりを「握る」仕草だけでなく、“お互いにないものを補い合って、分け合って健やかにしたい”という「二儀」の思いも込めて、付けられた店名の「ニギ」。 そんな「ニギ」のおにぎりの最大の魅力は、全商品に低糖質の雑穀玄米が使われているということ。玄米と聞くと、「固くてパサパサしている」「消化に悪そう」といったマイナスなイメージを持っている人も多くいるのではないでしょうか?しかし、「ニギ」で使用されている玄米は、表面の固い層が取り除かれているので、消化にも良く、白米に近い食感を味わうことができます。 また、白米と比べると、糖質はなんと32%OFF!メニュー表にはカロリーの記載まであり、ダイエットにも向いているだけでなく、糖質OFFということで、糖尿病など食事改善を望む人たちが、わざわざ遠くから足を運ぶほど、健康面からも期待のできるおにぎりになっています。 次のページ・・・ 気になるおにぎりの具材紹介!野菜たっぷりの一汁を一緒に味わって 自分好みのおにぎり2種とともに、野菜たっぷりの一汁を 「一汁おにぎりセット」(780円) 「一汁おにぎりセット」では、10種類の中から自分の好きなおにぎり2種と、根菜や季節の青物が使われた一汁、日替わりの副菜、活命茶を一度に味わうことができます。 今回、編集部が選んだのは、一番人気の「漬け込み味玉」と、お店おすすめの「蓮根パクチーカレー」。 「漬け込み味玉」(単品 280円) 「漬け込み味玉」の玉子は、半熟のゆで卵を2日間じっくり煮込み、黄身まで味が浸透するように時間をかけて作られています。ごはんと食べても、しっかりと感じられる出汁の味付けは、のりとの相性も良く、人気の理由に納得です。 「蓮根パクチーカレー」はパクチーに苦手意識がある人にも食べてほしい一品。カレーにはひき肉が使われ、パクチーとの食感のアクセントとして、シャキシャキの蓮根が使用されています。さらに、糀がカレーのスパイシーさをまろやかにしてくれているため、パクチーのクセのある味が抑えられ、バランスの良いおにぎりになっています。 「ぽかぽか生姜豚汁」(単品 350円) 現在の一汁は「ぽかぽか生姜豚汁」。ニンジンや大根などの根菜に生姜を効かせたさっぱり仕上げの豚汁は、暑さで食欲が落ちる夏にもぴったり!おにぎりだけでは足りない栄養素を野菜たっぷりの豚汁で補うことができます。 「一汁おにぎりセット」には、おにぎり3種セットや4種セットもあるため、たくさん食べたいという方でもお腹いっぱいまで、おにぎりを堪能することができます。 EDITOR SETO おにぎりをイメージした三角形の中に、「ニギ」というカタカナがデザインされたロゴマークもかわいらしく、「ギ」の濁点はごま塩に見えてきませんか?今までは、「梅」「塩昆布」といった定番のおにぎりから、他のお店にはない、でも雑穀玄米には合うような、少し変わった具材のおにぎりが魅力的でしたが、今後はお客様の要望も取り入れた新しい味が作りたいとのこと。今回紹介した「漬け込み味玉」のように、人気商品は13時頃には売り切れてしまうこともあるため、電話で取り置きや予約をするのがおすすめです。ぜひ自分好みのおにぎりを見つけてみてください♪ 一汁おにぎり ニギ お問い合わせ 080-7252-7179 場所 愛知県名古屋市中区大須2-17-27 OOSU march B区画 MAP 営業時間 11:00~18:00(LO17:00) 定休日 水曜定休 駐車場 なし 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @nigi_oosu アクセス 地下鉄「大須観音駅」より徒歩で約4分 ※掲載内容は2023年5月時点の情報です ※価格は税込み表記です
天然酵母パンや旬の野菜たっぷりのランチが堪能できる「生きたパンと畑のごはん nanairo」が開店【愛知・美浜町】
知多半島の美浜町で長年愛されてきた「畑カフェ Rainbow Art」が、隣の武豊町に移転したのを機に建物を受け継ぎ、2023年3月21日(火)に「生きたパンと畑のごはん nanairo(なないろ)」がオープン! お店を営むのは、1年前に静岡から二人の娘さんと一緒に移住した名村さん夫妻。前店主とは10年来の付き合いで、「Rainbow Art」の居心地の良い雰囲気が大好きだったという名村さん夫妻は、「みんなが集える癒しの場所」というお店のコンセプトや、地元の旬の野菜をワンプレートでたっぷりと提供するスタイルを大切に継承。そこに「自家製天然酵母パンプレート」や「お結びプレート」など、二人らしいメニューもプラスしました。 今回、ランチではどんな料理が味わえるのかをはじめ、パン作りで大切にしていることや、これからチャレンジしてみたいことなどについてインタビューしてきました。 地元の無農薬野菜や調味料を使った、身体に優しい“畑のごはん” 名古屋から車で1時間ほど、海岸まで歩いて数分で行けるのどかなロケーションに、「生きたパンと畑のごはん nanairo」はあります。薪窯を右手に眺めながら店内に入ると、田舎のおばあちゃん家に帰ってきたような、懐かしい雰囲気の空間が広がります。 ランチタイムは、日によって味わえるメニューが替わります。平日は「ごはんの日」として、「畑のごはんプレート」と「お結びプレート」をラインナップ。土・日曜は、二つのメニューに加えて、「Rainbow Art」の頃から受け継ぐ「カレープレート」を用意しています。 「自家製天然酵母パンプレート」が味わえる「パンの日」は月に2日ほど。6月からは「石窯ピザ」が味わえる日も新たに設けられています。(詳しくは、公式インスタグラムの営業カレンダーをチェック!) 「自家製天然酵母パンプレート」(1800円) この日は、人気の「自家製天然酵母パンプレート」と「お結びプレート」を味わいました。「自家製天然酵母パンプレート」には、オーガニック食パン、胡桃レーズン、雑穀パン、コーヒーチョコの中から、おまかせでパンが数種類盛り付けられています。 「お結びプレート」(1600円) 「お結びプレート」には、土鍋で炊いた黒米のおむすびと、季節の炊き込みむすび(この日はグリーンピース)が盛られています。 どちらのプレートにも、美浜産無農薬青パパイヤの天ぷらや、甘夏キャロットラペ、南瓜とトマトのクリームチーズサラダなど、6〜7種類の副菜が彩り豊かに盛られ、食べ応えも十分! お子さんと一緒にゆったり過ごせる座卓席のある部屋も。「お子様プレート」も用意されている。 焼き上がったばかりのキッシュ 名村さん夫妻「食べることは、私たちの命に直結しています。だからこそ、地元で無農薬や低農薬で育てられた旬の野菜をたっぷり使った、身体にやさしいご飯をお届けしたいと思っています」 次のページ… 生地が一番いい状態で焼き上げる“生きたパン” 生地が一番いい状態で焼き上げる“生きたパン” 天然酵母パンを焼くのは、ご主人の雄一さんです。有機栽培の季節のフルーツやお米から酵母を起こし、粉はオーガニック認証を受けたものや国産の粉をオリジナルでブレンドして使用。発酵器などの機械は一切使わず、毎日手ごねでパンを仕込んでいます。 雄一さん「機械で強制的にコントロールするのではなく、酵母菌が自ら活動し、生地が一番いい状態になったタイミングで焼き上げたいと思っています。もちろん、その日の気温などによって発酵の状態が変わりますし、石窯の火の入れ具合によっても焼き上がりが変化するので大変ですが、実際に生地に触れて状態を確かめながら、素材の持ち味を引き出すよう心がけています」 天然酵母パンは、受注販売も行なっていますが、受付日に1ヶ月分の注文がすぐに埋まってしまうほど、人気を博しています。この他、「日替わりおやつ」や自家製の酵素&フルーツシロップでつくるジュース、オーガニックコーヒーやオーガニック和紅茶などのドリンクも用意されています。 自家製酵素シロップのドリンク「苺×りんご酵素」と、「キウイ×ぶどう」(各600円※ハーブ入り) 「米粉のお豆腐ガトーショコラ」と「ちいさなあんみつ」 この日の「日替わりおやつ」は、「ベイクドチーズケーキ」「米粉のお豆腐ガトーショコラ」「ちいさなあんみつ」「バナナチョコマフィン」の4種類。通常は500円ですが、ランチとセットだと300円で味わえます! この場所から繋がる“縁”を大切に メニュー表をよく見ると、金額の「○○円」が、「○○縁」と書かれているのに気づくはず。名村さん夫妻は、人の“縁”に導かれるように知多半島の美浜町を訪れ、多くの人に支えられて移住することができたそう。 だからこそ、このお店から繋がる“縁”を大切にしていきたいと、名村さん夫妻は料理を提供するだけでなく、地域で出会ったプロの奏者によるピアノとフルートの生演奏会を開催したり、店内で地域の作り手の作品を販売したりしています。 今後は、移住を希望する人の相談に乗るなど、自分たちのできることを広げながら、この町に恩返しをしていきたいと考えているそう。 店主・名村さん夫妻さんにインタビュー ――美浜町に移住したきっかけとは? 雄一さん 以前、静岡県で林業を手がけていた私は、結婚して子どもが生まれたのをきっかけに、より経済的に安定した仕事に就こうと、慣れない営業職に転職しました。仕事は充実していて、社内での役割や期待も高まっていったのですが、その分、家族と過ごす時間はどんどん短くなっていく。 家族の幸せのために頑張っているのに、家族の幸福度がどんどん下がっていくことに違和感を覚えて、ついに体調を崩してしまったんです。 そんなとき、友人である「Rainbow Art」の店主・仙石さんのもとを訪ねてみたら、美しい海や自然、地域の皆さんの人柄の温かさに、居心地の良さをすごく感じて。もう一度、ここで家族の基盤を作り直そうと、移住を決意したんです。 ――パン作りを始めた経緯を教えてください。 陽さん 実は、私は幸田町にある「ダーシェンカ」というパン屋さんで、数年間修業していました。結婚後は、パン作りから離れていたのですが、改めて酵母について学びたいと、「ダーシェンカ」で開催される講座に申し込んだんです。 ところが、当日体調を崩してしまって。主人が代わりに参加したところ、一気に酵母の魅力にはまってしまい、今に至ります(笑)。 陽さん 当初は、自宅で焼いたパンを、近所の方にお裾分けしていたのですが、「おいしいから、ぜひパン屋を開いてほしい!」という声を多くいただくように。 そこで、パン屋をスタートし、「Rainbow Art」の休業日にお店を使わせてもらい、「パンプレート」のランチを提供していました。それもあって、今回「Rainbow Art」の建物を受け継ぐことになったんです。 乳製品や卵を使わない身体にやさしいおやつも販売 ――これからやっていきたいことは? 雄一さん 今年から、田んぼでお米作りをスタートしました。機械を使わず、苗からすべて手作業で育てる自然農法にチャレンジしています。また、妻は近隣の子どもたちを対象に、この場所でピアノ教室も開催しています。 これからも、このお店から広がる縁を大切にしながら、僕たちなりに地域に還元できるよう、様々なことにチャレンジしていきたいです! WRITER Sugiyama 自家製の天然酵母パンを味わいましたが、長野の無農薬リンゴから起こした酵母を使って焼かれたパンは、噛むほどにリンゴの甘みや香りが感じられて、とてもおいしかったです。副菜もそれぞれ野菜の味が濃く、種類も豊富でボリュームも満点でした!取材後、名村さん夫妻はお店の一角でお子さんたちと夕食を囲み、楽しそうに過ごしているのが印象的でした。ここ美浜町で家族の時間を大切に、自分たち自身が心豊かに暮らしているからこそ、お客さんにも幸せな気持ちを届けられるのだと感じました。 生きたパンと畑のごはん nanairo 問い合わせ 0569-47-6746 場所 愛知県知多郡美浜町野間須賀95 営業時間 11:00~15:00(LOは14:00) 定休日 月・金曜 駐車場 15台 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @nanairobakery アクセス 南知多道路「美浜IC」より車で約10分 ※掲載内容は2023年6月時点の情報です ※価格は全て税込み表記です 撮影/千葉亜津子
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