昭和にタイムスリップ!時代を超えて愛され続ける「昭和レトロ銭湯 一乃湯」【三重・伊賀市】
#おでかけ

2023.8.16wed

昭和にタイムスリップ!時代を超えて愛され続ける「昭和レトロ銭湯 一乃湯」【三重・伊賀市】

近年若者を中心にブームとなっている“昭和レトロ”。そんなどこか懐かしい感覚をたっぷりと味わえるのが、三重県伊賀市の情緒あふれる城下町にたたずむ「昭和レトロ銭湯 一乃湯」です。

今回は、創業当初から多くの方に愛され続ける「一乃湯」の“昭和レトロ”な館内の様子やこだわりをご紹介します!

複数の時代が行き交う“昭和レトロ”な銭湯

1950年に開業して以来、半世紀以上も愛されてきた「昭和レトロ銭湯 一乃湯」。銭湯が好きな地元の常連客から全国の銭湯&レトロファンまで、多くの方が足を運ぶ三重県の人気銭湯です。

利用客を出迎える石柱は、大正12年に建てられた当時のまま残っており、唐破風屋根の本館と石柱門は国の登録有形文化財になっているのだとか!

石柱門と同じく「一乃湯」のシンボルともいえるのが、大きなネオン管の看板。夜になると、「一乃湯」のネオン管の看板が鮮やかに灯り、辺り一面が一層昭和レトロな雰囲気に!昼と夜とで変わる「一乃湯」ならではのたたずまいも楽しんでみて。

「一乃湯」の歴史と思いを次の世代へ

15年前から「一乃湯」の番台を務めていた三代目・中森秀治さんが、2023年6月末に引退。2023年7月1日(土)より、「銭湯を日本から消さない」をモットーに銭湯継業を手がけている「ゆとなみ社」の石井さんが番台を引き継いでいます。

今後は若い人たちにも訪れてもらえるよう、「一乃湯」の歴史を守りながら、イベントの開催やSNSでの情報発信にも力を注いでいくそう。

館内に進むと、昭和レトロなポスターや絵が飾られており、まるでおしゃれなギャラリーのよう!湯上り後は、大きなソファに座ってゆったりと読書にふけることもできます。

脱衣所には、以前番台を務めていた中森秀治さんが集めた、昭和のおもちゃや広告のコレクションがずらり。さらに座ったまま髪を乾かすことができる“お釜ドライヤー”も置かれており、昭和にタイムスリップしたような空間が広がっています。

店内受付では、普段は見かけないような昭和レトロな石鹸や手ぬぐいも販売しているのでぜひチェック!

心身ともに温まる。昔ながらの雰囲気に浸れる浴場

浴場には、富士山のタイル絵や鮮やかな花柄のタイルなど、様々な柄のタイルがはめ込まれており、昔ながらの雰囲気を演出。浴室は清掃が行き届いており、清潔感も感じられます。

のんびりと湯に浸かれば、日々の疲れが吹き飛ぶこと間違いなし!ぜひ、古き良き歴史を味わえる「昭和レトロ銭湯 一乃湯」で、心と身体を芯から温めてみてはいかがでしょうか?

昭和レトロ銭湯 一乃湯

問い合わせ
070-3352-2440
場所
三重県伊賀市上野西日南町1762
営業時間
14:00~23:00(最終受付は22:30)
定休日
木曜
駐車場
あり
料金
470円
支払方法
カード・電子マネー不可
公式サイト
http://ichinoyuiga.com/
Instagram
@ichinoyu_ninja
アクセス
伊賀鉄道「上野市駅(忍者市駅)」より徒歩約12分


※銭湯内、脱衣所等は特別な許可を得て撮影しています
※価格は税込み表記です
※掲載内容は2023年7月時点の情報です

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昭和にタイムスリップ!時代を超えて愛され続ける「昭和レトロ銭湯 一乃湯」【三重・伊賀市】

WRITER

Saki Nakane

Saki Nakane

岐阜県出身の編集者。自然豊かな地元が大好き。週末はのんびり自然散策をしながら、街中にできたカフェや雑貨屋を巡っている。心地よい暮らしの情報を発信するため、日々勉強中!

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