2023.9.7thu
『劇場版シティーハンター 天使の涙』のコラボドーナツが登場!あの“100tハンマー”がドーナツに!?
1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載をスタートした『シティーハンター』。単行本の累計発行部数は5000万部を超え、TVアニメシリーズから約20年ぶりとなる2019年公開の『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』は、観客動員100万人を超える大ヒットを記録しました。そして、待望の劇場版アニメ最新作が2023年9月8日より公開!映画の公開を記念し、「ミッドランドシネマ ドーナツ ファクトリー」に、映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』のコラボドーナツセットが数量限定で登場しました。
作品でお馴染みのあの”100tハンマー“をモチーフにしたオリジナルドーナツとドリンクがセットになった「100tハンマードーナツセット」(900円)。劇中さながらの迫力あるハンマーの正体はなんとマシュマロ!ドーナツとのバランスも考えて選ばれたサイズ感で、食べ応えも十分です。一つひとつ手描きで仕上げるハンマーの文字にもぜひ注目してほしい。ドーナツとドリンクは選べるため、好きなドーナツの上に“100tハンマー”を乗せてみて。持ち上げる時は、ハンマーの重さを考慮しながら慎重に持ち上げるのがポイントで、ぜひ手を添えて躍動感ある記念撮影を。店内や外観も『劇場版シティーハンター 天使の涙』仕様になっており、ドーナツを食べながら、世界観に没入できます。
また、「100tハンマードーナツセット」のレシートと、映画の鑑賞券を合わせて応募すると、抽選でビニール製の100tハンマーや、キャストサイン入りB2ポスター、ミッドランドスクエアシネマやミッドランドシネマ名古屋空港の映画鑑賞券などが当たるキャンペーンも開催中。
オリジナルドーナツセットは、数量限定で「ミッドランドシネマ ドーナツ ファクトリー」以外に、「ミッドランドスクエアシネマ」「ミッドランドスクエアシネマ2」「ミッドランドシネマ名古屋空港」のコンセッションでも販売中です。
ついに最終章の幕開け。逃れられない因縁が冴羽獠に迫る、シティハンター原点の物語。果たして、追憶の彼方にあるものは、愛か、憎しみか。タイトルにもなっている「天使の涙」が意味するものとは一体―。ぜひ、劇場でご覧ください。
『劇場版シティーハンター 天使の涙』
- 公開日
- 2023年9月8日(金)よりミッドランドスクエアシネマ他で公開!
- 原作
- 北条司
- 総監督
- こだま兼嗣
- 監督
- 竹内一義
- 脚本
- むとうやすゆき
- 配給
- アニプレックス
- 主題歌
- TM NETWORK オープニングテーマ「Whatever Comes」、エンディングテーマ「Get Wild」
- 声の出演
- 神谷明、伊倉一恵 他
- 公式サイト
- https://cityhunter-movie.com/
©北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会
佐藤浩市さん・横浜流星さんW主演! 8/25(金)公開の映画『春に散る』名古屋舞台挨拶レポート
佐藤浩市さん・横浜流星さんによる、W主演で話題の映画『春に散る』が、2023年8月25日(金)に公開! 公開を記念して、8月9日(水)に名古屋「ミッドランドスクエア シネマ」で舞台挨拶が行われ、主演の佐藤さんと、横浜さんが登壇しました。 この作品は、沢木耕太郎さんの小説『春に散る』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)が原作となっており、監督は、『ラーゲリより愛を込めて』や『糸』などの作品を世に出している、瀬々敬久さん。 「ボクシング」が題材の作品で、2世代のトップ俳優である、佐藤さんと横浜さんの“日本映画史上最強の胸熱ドラマ”になっています! また、共演には、橋本環奈さん、片岡鶴太郎さん、哀川翔さん、窪田正孝さん、山口智子さんと、役柄に血を通わせる俳優たちが集結! この記事では、『春に散る』公開記念の舞台挨拶の様子をレポート。 役柄でも、俳優人生でも師弟関係である、佐藤さんと横浜さんの微笑ましいやり取りに注目です! STORY 40年ぶりに故郷の地を踏んだ、元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)。引退を決めたアメリカで事業を興し成功を収めたが、不完全燃焼の心を抱えて突然帰国したのだ。かつて所属したジムを訪れ、かつて広岡に恋心を抱き、今は亡き父から会長の座を継いだ令子(山口智子)に挨拶した広岡は、今はすっかり落ちぶれたという二人の仲間に会いに行く。そんな広岡の前に不公平な判定負けに怒り、一度はボクシングをやめた黒木翔吾(横浜流星)が現れ、広岡の指導を受けたいと懇願する。そこへ広岡の姪の佳菜子(橋本環奈)も加わり不思議な共同生活が始まった。やがて翔吾をチャンピオンにするという広岡の情熱は、翔吾はもちろん一度は夢を諦めた周りの人々を巻き込んでいく。果たして、それぞれが命をかけて始めた新たな人生の行方は——? 佐藤さんが「けじめ」と語る、横浜さんの役への思い ダンディな雰囲気で会場を魅了した佐藤浩市さん ――まずは、一言ずつご挨拶をお願いします。 佐藤さん どうも。今日は暑い中、ありがとうございます。映画は、もっと熱いです。楽しんで帰ってください。 横浜さん 名古屋の皆さん、お越しいただき、ありがとうございます。今日は、“(佐藤)浩市さんスタイル”で来ました。 客席 かっこいい! 横浜さん ありがとうございます!一足先に、映画を観ていただけることをうれしく思います。短い時間ですが、よろしくお願いします。 ――今回は、名画を続々と世に送り出している瀬々敬久監督の作品ということで、佐藤さんはこれまでも多くの作品にご出演されていますが、改めて瀬々監督はどういう方なんでしょうか。 佐藤さん 瀬々氏は、僕と同い年なんですよ。彼は、某国立大学出身で頭の良い、クレーバーな方なんですけど、語彙力が非常にないんです(笑)。役者に演出する時に、「あー」とか「うーあれが~」と言っていて、これは若い役者さんには伝わってないよなあと思いながら聞いていました(笑)。何とも言えない、そういう監督です。何の説明にもなっていないですね(笑) 客席 (笑) ――監督の意向を汲み取りながらの制作とのことで、瀬々組へのご出演が初めての横浜さんは、いかがですか? 横浜さん とても熱い方でした。だからこそ、擬音があふれ出ちゃうのかなと思います。あと、すごくチャーミングで、橋本環奈さん演じるかなことのシーンで、照れながら演出を付けていただけたのが印象的ですね。「俺は女心がわかんないんだよ」と言っていました。でも、たくさん恋愛作品やっているよな、と。その時はどうしていたんだろう、と思いました。すごく純粋な方でした。 佐藤さん 声はデカいんだよな。昔の監督なので、声がデカいんです。 横浜さん「プロボクシングC級ライセンス」取得! “浩市さんスタイル”で、バッチリ決めて登場した横浜流星さん ――感覚で撮っていくというのが非常に物を言う、ボクシングと向き合う作品だったと思うんですが、映画と現実の境がわからなくなるような出来事が起きましたね。先日、横浜さんが、ボクシングのプロテストに合格され、「プロボクシングC級ライセンス」を取得されました。おめでとうございます。 客席 (拍手) 横浜さん ありがとうございます! ――ボクシングのプロテストを受けようと思ったのはなぜですか? 横浜さん 実際に世界戦のレフリーをされている方が作品に出てくださっていて、その方の言葉もありますし、片岡鶴太郎さんもライセンスを取得されていて、鶴太郎さんや浩市さんなど、いろいろな方に後押しされて、受けられるなら受けてみようかなと思いました。 映画の撮影後、舞台が終わってから、約2カ月間練習しました。ボクシングはライセンスとして残るので、自分の思いをカタチとして証明できるからこそ、挑戦しました。たくさんの方のサポートのおかげで無事に合格できたので、本当に皆さんに感謝しています。 ――佐藤さんは、こんなことになると思いましたか? 佐藤さん 今、流星が言ったように、撮影中に「お前、プロテストやってみた方がいいんじゃないか」と言っていたんですよ。でも、半ば冗談ですよね。レフリーの方や、ボクシング指導の松浦慎一郎くんとか、みんな言うものの、実際にテストを受けはしないだろうなと。 あと、ライセンスを取ってから撮影に挑むのは、順番的にはわかるんですよ。勲章にしながらやれば、宣伝にもなりますし。まあ、今も宣伝になっていますが。 僕が思うのは、「この男のけじめなんだな」と。『春に散る』という映画に携わったこと、ボクシングシーンだけでなく、彼が演じた「黒木翔吾」という役に対する、けじめなんだなって。今ので決まったね。 横浜さん 決まりました! 客席 (拍手) ――横浜さん、試合に出場ということは? 横浜さん ないです。試合に出たいと思った時には、役者を辞めます。そんな中途半端なことは、できないです。 次のページ… 佐藤さん・横浜さんの本作への臨み方、 印象深い作中の“あの一瞬”とは 二人の本作準備期間から撮影への臨み方 ――今回は“中途半端にはできない”ということがよくわかる、ストーリーになっていますね。ボクシングシーン、トレーニングシーンは、皆さん期待が膨らんでいると思うのですが、お二人がどのように撮影に臨まれたんでしょうか。 佐藤さん 僕は、引退したボクサーで、現役時代から体型がほぼ変わっていないという役柄だったので、体型キープがありましたね。ボクシングは、9月くらいからトレーニングに参加して、ボクシングジムに通いました。撮影自体は、11月下旬から12月でした。流星は、4月くらいからトレーニングしていましたね。それでも「時間が足りない」っていう気持ちがすごい出ているのが、流星を見ていてわかりました。お互いミット打ちしたり、いろいろとトレーニングをして撮影に臨みました。 ――横浜さんは、一般的なボクサーと同じようにトレーニングされていたのですか? 横浜さん いや、足りないと思いましたね。お芝居なので、それっぽく見せることはできるんですけど、自分の中でどこか気持ち悪くて…。なので、その時できる限りのことをやりました。役柄が世界チャンピオンを目指すボクサーなので、観てくださる方々にその説得力を持たせなきゃいけないので、とにかく練習あるのみでしたね。 ――ポスターのように、お二人が向かい合うシーンもあるかと思うんですが、本気をどのくらい出すのかみたいなことも考えましたか? 大先輩の佐藤さんに向かっていく、というのはいかがでしたか? 横浜さん ミット打ちって、自分もやったことがあるんですよ。友人の那須川天心のキックを受けたりしたこともあるんですけど、まあ痛いんですよ。経験者でも痛いんで、それを浩市さんに受けてもらうと思うと、最初は躊躇がありました。でも、「気にせず、本気で来い」と浩市さんが言ってくださったので、躊躇するのも失礼ですし、画にも表れるので、そこは失礼にならないように、思いっきりいかせてもらいました。 ――それを受けた佐藤さんは、その感覚はいかがでしたか。 佐藤さん そりゃ、キツいですよ。 客席 (笑) 佐藤さん プロ野球のブルペンで練習するように、キャッチャーはピッチャーの球を受け取る時に、いかに良い音をさせるか。球がきているのがわかって、送り出す。ミット打ちも同じような感じで、パンチを打っている人にとって、気持ち良い音を出してあげる。そのためには、引いたら絶対ダメなんですよ。引いたら、そのパンチは向かってくるんですよ。なおかつ、良い音をさせるために、ミットの中に鉄板か何かが入っているんですよね。全部、肩の裏に衝撃がきて、かなりキツかったです。 でも、流星が言ったように、画に映るので。撮影中はカットがかかったら、ボクシング指導の松浦くんの方を見て「どう?」と顔で伺って、「大丈夫」と頷いてくれたらOKでした。 舞台挨拶中も、師弟関係が伺える微笑ましいやり取りを見せてくれた、佐藤さんと横浜さん ――本作は、“この一瞬の大切さ”という強いメッセージを持っています。映画の中で、“この一瞬”と印象に残るものはあるでしょうか。 横浜さん どの一瞬も記憶に残っていますが、特に、入場シーンですかね。格闘家を志していた自分にとっては、入場からリングへ入って、レフリーから説明を受けて、第一ラウンドのゴングが鳴って始まる、あの瞬間。自分が成しえなかった夢を、翔吾と共に叶えられた瞬間だったので、すごく印象に残っています。 佐藤さん 入場シーンは、演出サイドとしては、もう1シーン足したかったんだよな。 横浜さん そうですね。 佐藤さん でも、十分っていうくらいのシーンになったんです。花道を通ってリングへ向かう時に、「よし、行こうぜ」ってみんなで目を見て、ガッと向かうシーンで。流星は26歳、僕は62歳、鶴太郎さんは68歳ですけど、年齢なんて関係なくて、全員男の子になっていました。 横浜さん そうですね。向かっている方向が同じなので。 次のページ… “バラエティー力”の高い佐藤さん 名古屋に来て、横浜さんは「お腹いっぱい」!? 佐藤さんは“バラエティー力”が高い!! 名古屋でのロケ番組の収録時の話を楽しそうに語ってくれた、佐藤さん ――劇中では、お二人は師弟関係ですが、改めて、互いに発見した部分があれば教えてください。 横浜さん 新たな発見かあ…。 佐藤さん バラエティーが上手い。 横浜さん バラエティー、本当に上手いです! ついさっきまでロケしていたんですけど、後ろで浩市さんの背中を見て、「すごいな~」と。自分は口下手なので。でも、芝居だと思ってバラエティーをすれば、変わるんだろうなと思いましたね。考え方を変えてみようかと思いました。 会場のお客さんの歓声に応えていた横浜さん ――佐藤さんから見て、横浜さんはいかがでしたか? 佐藤さん 「ストイック」って言うと、チープな物言いなので、あまり言いたくないんだけど。僕らもそうだったけど、彼らの時代も、向き合っている作品は自分の次なんですよ。そういう意識の中で、この作品をどうやって自分のものにするか、その“真剣度”ですよね。 僕らの時代なんてのは、「どうせお芝居なんだから」っていうモノの見られ方をしていたけど、今はそういう見方はしないでしょ。今回のボクシングのシーンでも、流星、窪田(正孝)くん、坂東(龍汰)くんとか、リングに上がる演者の真剣度。「映画だから」とかじゃ済まされないことだから、僕は1カットごとに「大丈夫か?」と声をかけながらやるしかない。そうやって見守るしかなかったですね。 ――素敵なお話を聞けました。次は、せっかく名古屋にお越しいただいたので、名古屋に来て食べたもの、食べたいものを教えていただきたいと思います。 佐藤さん・横浜さん (笑) ――なぜ笑っているのか、ぜひ皆さんに教えてください。 横浜さん 堪能しすぎてしまって、なんだろうな…。今はもう何も考えられないと言うか(笑) ――実は、プロモーションで、番組のロケがあったんですよね。 佐藤さん 食べて、食レポをするという番組で、2軒行ってきたんですよ。僕もいじわるだから、「流星のご飯、大盛りね」と(笑) 横浜さん そうなんですよ! そう言われたら、もう…(笑) ――佐藤さん、さすがバラエティー慣れされていますね。 佐藤さん 正直言って、普段のキレがないです。 客席 (笑) ――先ほどはエレベーターの中で、お二人でスパーリングのようなポーズをとっていましたね。 横浜さん もう動けなかったですね(笑) 瀬々監督の心意気を感じるあのシーンに注目 ――会場にお越しの皆さんにとって、『春に散る』の試写が夏の思い出になると思いますが、お二人はこの夏やりたいことや、夏と言えば…の思い出を教えてください。 横浜さん 映画館へ『春に散る』を観に行きたいです。 佐藤さん そうだね。夏休みに5回くらいはね。 客席 (笑) ――横浜さんが隣で観ていたら、びっくりしちゃいますね。今でも、そういう風に観られるんですか? 横浜さん ありますよ。 ――周りの反応を見たりするんですか? 横浜さん そうですね。自分の作品の時は、みんなはどんな反応をしているんだろう、と反応を見ています。 佐藤さん 意外に、我々は映画館で観ていますよ。 横浜さん 意外と。そうですよね。 佐藤さんは、取材陣からのお手振りやファイティングポーズのリクエストに対して、「名古屋サービス」と言ってポージングしていました! ――佐藤さんは夏の思い出や、やりたいことはいかがでしょうか。 佐藤さん 夏ですか。もう63回目の夏ですからね。何していいかわからない(笑)。僕らが若いころの夏と、今の夏はちょっと違うじゃないですか。これは大変だなと思うし、こんな熱い中、ゴルフやる人がいるのかなと思っていたら、僕でした。 客席 (笑) 横浜さん 熱中症とか大丈夫でしたか?! 佐藤さん 結構、怖いですよ。知り合いが熱中症でお亡くなりになったことがあるんです。直前までは、普通に会話もできて、大丈夫だそうなんですよ。なので、本当に気をつけた方がいいですよ。 横浜さん 浩市さんも気をつけてください。 佐藤さん これを遺作にはしねぇよ! 客席 (笑) ――名残惜しいのですが、最後に、お二人から一言ずつメッセージをお願いします。 横浜さん 皆さん、本日は本当にありがとうございました。これから映画を観られるということで、純粋に映画を楽しんで観てください。終わった後に、皆さんの心に何かが残ったら、それを周りの皆さんへ伝えてくださるとうれしいです。短い時間ですが、ありがとうございました。 佐藤さん 最後、流星と窪田くんのボクシングシーンの12ラウンド。ここで、瀬々敬久監督は、音楽を一切入れませんでした。普通であれば、ボクシングの試合で、盛り上がるところに音楽を入れたがる。その方が伝わりやすい。でも、それをあえてしなかった、瀬々敬久の心意気というのは、モニター越しに彼らの試合を見た、瀬々の演出の決断力。それを今日、皆さんにもわかっていただけると思います。今日は楽しんで帰ってください。 ――ありがとうございます。これをもちまして、映画『春に散る』公開記念舞台挨拶を終了させていただきます。佐藤浩市さん、横浜流星さんでした。ありがとうございました。 客席 (拍手) 映画『春に散る』 原作沢木耕太郎 監督瀬々敬久 音楽田中拓人 出演佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子 公式サイトhttps://gaga.ne.jp/harunichiru/ WRITER Hirata 劇中、涙があれふました。佐藤浩市さんと横浜流星さんが、真剣にボクシングと向き合う姿、二人の関係性に、とても心を動かされました。ボクシングの試合は、息を呑む展開の連続で、劇中の人物たちと一緒にドキドキ・ハラハラ…! “大人になっても青春はあるんだ!”と、教えてくれる作品だと思いました。俳優陣の熱い演技、リアリティーを追求したボクシングシーンに注目してください!! ※掲載内容は2023年8月時点の情報です
【インタビュー】お笑いコンビ「EXIT」が47都道府県ツアー「47°M~2023年中に達成する持続可能な47のファンミ兼チャLIVE~」開催中! 愛知・三重公演のチケット情報も
お笑いコンビ「EXIT」が、結成5周年を記念して、2023年4月から47都道府県ツアー「47°M~2023年中に達成する持続可能な47のファンミ兼チャLIVE~」を開催中。 9月20日(水)愛知公演、10月14日(土)岐阜公演(一般チケット販売終了)、11月25日(土)三重公演が行われます。 今回は、47都道府県ツアーの開催を記念して、東海エリアの公演を目前にした「EXIT」のりんたろー。さんと、兼近大樹さんにインタビュー! バラエティー番組だけでなく、情報番組への出演やアパレルブランドのプロデュースなど、芸人の枠に留まらず、活躍しているお二人にお話を伺いました。 ネタ作りのリアルな様子や、残り約3カ月間のツアーに向けて、お互いにメッセージを送り合うお二人…と、盛りだくさんの内容でお届け! チケット情報もあるので、この記事を読んで、ツアーへの“バイブス”を上げていきましょう~!! スピーディーに決まった47都道府県ツアー ――名古屋へようこそ! まず、名古屋での思い出について教えてください。 りんたろー。さん 僕は、静岡県浜松市出身で、大学生のころ、名古屋のクラブに通っていましたね。そこでパラパラを踊って、帰っていました。当時、パラパラのDVDとかCDに、クラブに入れるチケットみたいなのが付いてて、それを握りしめて、名古屋に行ってました。 あと、(木村)拓哉さんが当時のドラマで着ていた、ブランドのポロシャツが、名古屋の栄の店舗にあると聞いて、買いに行きましたね。 ――りんたろー。さんが熱中できるものが、名古屋にあったんですね! 兼近さんはいかがでしょうか。 兼近さん 僕は、いつも大阪へ行く途中に、名古屋を通らせていただいています。失礼じゃなかったらいいんですけど、僕にとっては、名古屋は通過点です。 りんたろー。さん 失礼だよ。 兼近さん あと、僕が当時NSC(吉本総合芸能学院)に入った時、同期に「三河安城」っていうコンビがいたんですよ。三河安城って、名古屋ですよね。 ――名古屋と三河安城は、別の場所なんです(笑)。新幹線で、「もうすぐで名古屋です」のアナウンスで、「三河安城」の地名が出てきますね。 兼近さん やっぱり僕にとって名古屋は、通過点です(笑) りんたろー。さん あと、「ラリージャパン」で愛知県には来ていますね。その夜に、「キャイ~ン」の天野ひろゆきさんが「味仙」に連れて行ってくれたんですよ。 兼近さん ビビる大木さんもいて、昔、ツラかった話をずっとしていました(笑) ――辛いものを食べながら、ツラい話を聞いていたんですね(笑) 兼近さん そうなんです。よく覚えています。今日は、ひつまぶしを食べて大満足です。 りんたろー。さん お土産もいっぱいありますよね。金のシャチホコが乗ったシュヌレとか、「ケロトッツォ」とか。 ――たくさん名古屋のことを知っていただいて、うれしいです! あらためまして、結成5周年おめでとうございます!! 47都道府県ツアーが開催中ですが、このツアーが決まった経緯を教えてください。 兼近さん マネージャーさんに「何かやりたいですか?」と聞かれて、「47都道府県、全部回りますか」と言ったのが、始まりです。 ――お二人からの提案だったんですね。 りんたろー。さん いや、かねちー(兼近さん)だけです。 兼近さん 横でりんたろー。さんは、聞かないふりしていました(笑)。僕の方で全部決めて、進めて、「りんたろー。さん、どうっすか?」という感じでしたね。 りんたろー。さん はじめは、本当に?と思いましたね。 ――今年の4月からツアーが始まっていますが、開催が決まったのはいつごろだったんですか? 兼近さん 去年の12月くらいに話が出て、すぐに会場を抑えてって感じですね。 ――すごくスピーディーに準備が進んでいったんですね。 兼近さん 結構、準備は雑ですよ。名古屋公演は、平日の17時開場で、18時開演っていう。スタッフが焦りすぎたんでしょうね(笑) ――(笑)。ご来場される皆さんにとって、仕事終わりの楽しみにもなりますし、会場の「名古屋市公会堂 大ホール」の近くには、「鶴舞公園」や新しい商業施設「TSURUMA GARDEN」もあるので、有休をとって、周辺のスポットも楽しむのもおすすめです! 兼近さん ぜひ『日刊KELLY』を見ている皆さんには、来てほしいですね。 りんたろー。さん お願いします!(笑)公園で思い出したんですけど、「ジブリパーク」も愛知県ですよね。それと、昔、「愛・地球博」も開催していましたよね。「モリゾー」と「キッコロ」っていう、キャラクターもいましたよね。 ――りんたろー。さん、すごく詳しいですね! 兼近さん これは、ジェネレーションギャップですね。 りんたろー。さん 地域性だろ。 ――(笑)。今回の47都道府県ツアーは、どのような内容になっているんですか? 兼近さん 歌に、漫才に、あと“自然を大切に”ということで、「愛・地球博」をイメージした内容になっています。 りんたろー。さん ちょうどEXITは、「モリゾー」と「キッコロ」みたいですね。 兼近さん 俺が「キッコロ」。 りんたろー。さん 俺が「モリゾー」。“モリコロ”漫才を盛り込みたいなと。 ――これからネタ作りですか? 兼近さん もう考えましたよ。登場は「モリゾー」(りんたろー。さん)の運転で、「トヨタ自動車」に乗って、マイク位置まで出ます。それで、俺たちが車から降りて、「どうもー」で漫才が始まります。サプライズ登場ですね。 ――実現したら、すごい大がかりな登場ですね!(笑)ご当地ネタは、各公演に入ってくるんですか? 兼近さん 浅~いですが、一応あります。「矢野・兵動」の兵動(大樹)さんに、「名古屋の方のつかみって、どんな感じですか?」と聞いたら、「“ひつまぶし食べました”って言ったらドカーンやで」って言ってました。 りんたろー。さん それが本当かどうか。 兼近さん 僕らは信じていますから、試してみます。 次のページ… 「EXIT」のネタ作り、 りんたろー。さんの〇〇な部分が覚醒?! ネタ作り、りんたろー。さんの実は〇〇な部分… 名古屋での思い出や愛知の観光名所、食べ物のことなど、たくさん話してくれた、りんたろー。さん ――47都道府県で、公演の内容が変わるんですか? 兼近さん ネタを変えながら進めていて、今は20公演以上が終わったんですけど、1公演目の沖縄の内容とほぼ違いますね。捨てたネタとかも、めっちゃあります(笑)。その時にしか見られなかったネタがありますよ。 りんたろー。さん 今考えると、恥ずかしいネタもあるよね。 兼近さん 新ネタを何回かやって、伸びないなと思ったら止めたり。何回もやりすぎているから止めることもあります。 ――テレビなどにもご出演されていて、他のお仕事もある中、47都道府県を回りながらネタを作っていらっしゃって、すごいですね。 兼近さん ヒマなんですよ。だから、これ(47都道府県ツアー)やっていない芸人さんは、ヒマしていると思いますよ。 りんたろー。さん 俺らができるってことを証明しちゃいました(笑) 兼近さん 本当はできるのに、みんなやっていないだけだと思います。 ――ネタは、お二人で話し合って作っていくんですか? りんたろー。さん そうですね。 兼近さん 基本的には、りんたろー。さんです。 ――ネタ作りはテーマ先行なんですか? りんたろー。さん いろんなパターンがあります。テーマもありますし、このカタチとか、システムだけ残して内容を変えたり。 兼近さん テーマは一緒で、中身を変えることもありますね。 りんたろー。さん コントとかだと、アイデアがパッと降りてきたりしますね。 ――言葉選びがすごく特徴的だなと思うのですが、「これを言いたい」とかで、ネタができることもありますか? 兼近さん 俺、結構あります。「こういう感じを言いたい」「やりたい」とか思うんですけど、それは大体上手くいかないですね。 りんたろー。さん たしかに。兼近の本音の部分をネタに落とし込もうとすると、なんかしっくりこない(笑) 兼近さん 俺らには向いていないネタって言うか、俺らじゃない人が言えば、多分上手くいくと思うんです。 りんたろー。さん 俺らは、お互いのそういうブームだったり、好きなことを知っているから、絶対ウケるなと思うんですけど、みんなのイメージと違うんですかね。 兼近さん りんたろー。さんの気持ち悪い部分を、もっと出していきたいんですよ。でも、ファンの人には、まだ浸透しきっていないんですよね。かっこいいんですけど、本当は気持ち悪いんですよ(笑) りんたろー。さん 自分で気持ち悪いって思ってなかったんですけど、最近、覚醒してきているなと思います(笑) 兼近さん りんたろー。さんの気持ち悪いネタは、ウケるので、怪物とか気持ち悪い人とか、すぐやらせたくなっちゃうんですよ。本人は、納得いっていないんですけど。 りんたろー。さん 納得はいっていないけど、お客さんの笑いで納得しています(笑)。ネタによっては、物足りないものもありますね。内側の気持ち悪さをもっと出させろ、っていう(笑) ――(笑)。新ネタも盛りだくさんということですが、すでに終わった公演で、お客さんのリアクションなどで印象的なことはありますか? りんたろー。さん どの地域も盛り上がっているんですけど、県民性みたいなのがありますね。 兼近さん ちょっと恥ずかしがったりする人が多かったり。 りんたろー。さん 大分県とかは、爆裂に盛り上がっていましたね。 兼近さん 大分県は、チケットの手売りもしたんですよ。そうしたらいっぱいの人が来てくれました。手売りで来たお客さんたちのテンションがずっと高くて、「うぇーい!!」って盛り上がってくれました。あと、高校生がお小遣いを振り絞って来てくれたんですよ。手売りしていたら、男の子3人組が「行こうぜ。俺らにこんな機会は、もうないぞ」「でも、俺お金なくてやばいんだって」「わかった。じゃあ、俺が貸すよ」って、熱い友情のトークをしていましたね。 りんたろー。さん チケット一枚の重みを再認識しましたね。そりゃ、ボーナス出さないとなっていう。 兼近さん 笑いで還元ね! ――公演会場では、抽選でサイン本のお渡し会もあるんですね。 りんたろー。さん そうなんです。二人とも著書があるので。近い距離で、ファンの方と喋る機会がなかなかないから、貴重ですね。 ――ファンの方の印象的なメッセージなどはありますか? りんたろー。さん 中国地方の公演で、「岡山公演の会場は、駅から遠くて、人が集まらないと思うので、間に合うなら、会場を変えてください」と教えてくれた方がいましたね。地方公演って、行ってみるまでどんな場所かわからないので、そういう情報はありがたいですね。一回、港を通って、山を登ったこともあるので(笑)。 あとは、ラジオを聴いている方が来てくれて、「実は…」と言って、ラジオネームを言ってくれる人もいました。うれしかったですね。 兼近さん 一人ひとり印象的ではあるんですけど、驚いたのは、テンション高めの40~50代くらいのお姉さんが、強烈な質問をしてきて…。同居人の「もちを。」との関係性を疑われました(笑)。びっくりましたけど、その方が、これ以上悩んじゃうといけないと思って、きちんとお答えしました(笑) 兼近さんの地元・北海道公演で食べた“あるモノ” 大分県で出会った、男子高校生とのやり取りをうれしそうに話してくれた兼近さん ――全国を回っていると、おいしいものがたくさんあると思います。先日は、兼近さんの地元の北海道での公演もありましたが、思い出に残った食事はありますか? りんたろー。さん この間、北海道の公演終わりに、「タカアンドトシ」さんに食事に連れて行ってもらって、コースだったんですけど、エスニックなたれがかかった、メキシコの食べ物みたいな串料理が出てきて。北海道らしいものを食べようと思っていたんですけど、ちょっとメニューが違ったので、「タカアンドトシ」さんがケンカしていました(笑) 兼近さん どうやら、タカさんの行きつけの店だったらしくて、タカさんは「いつもは違うんだよ」って、必死に言ってましたね(笑)。俺は、みんなの代わりに、“メキシコ串”を6本くらい食べましたよ。あと、東京から来てくれた作家さんもいて、その“メキシコ串”を写真に撮って、SNSに「北海道来ました」って上げようとしたんですよ。そうしたら、タカさんが「絶対に上げるな」って(笑)。北海道のものじゃないから、勘違いされたくないって言ってました。 「とにかく明るい安村」さんは、“メキシコ串”を見て、「受験の時におばあちゃんが作ってくれたな~」って、ボケていました。 りんたろー。さん 絶対にウソなんですけど、ずっと言ってましたね(笑) ――結局、北海道らしい料理は食べられましたか?! りんたろー。さん コースが終わった後、通常メニューを出してもらったら、マジで北海道のウマイもんだらけでしたよ! 兼近さん 俺は、“メキシコ串”を6本も食べたんで、お腹いっぱいでもう何も食べられなかったです(笑) りんたろー。さん かねちーだけ、メキシコツアーだったかもしれない(笑)。北海道は、地元なのにね。あと、「トム・ブラウン」の布川(ひろき)さんは、「錦鯉」の(長谷川)雅紀さんの頭をなめていました(笑) 兼近さん 「お父さんを思い出す」と言って、ベロベロしていました。長谷川さんは、布川さんが帰った後に、頭を拭いてました。その日は「錦鯉」の(渡辺)隆さんに誘っていただいて、2軒目も行って、かなり盛り上がりましたね。りんたろー。さんは酔っぱらって、後半は、隆さんと資産運用の話をしていました。「そのお金は、寝かしておいた方がいいんですね」とか言ってて、「お前が寝ておけよ」と思っていましたね。 りんたろー。さん (笑) 兼近さん 本当に楽しかったですし、公演には家族とか親戚が来てくれたので、良い凱旋公演になりました。 りんたろー。さん あと、青森も思い出深いですね。 兼近さん 青森県出身の「王林」ちゃんに、おいしいお寿司屋さんを教えてもらったんですよ。 りんたろー。さん なのに、かねちーは配信があるって言って、15分くらいで食べて帰って行ったんです(笑)。その後は、作家さんと、作家さんの親御さんと食べました。 次のページ… 47都道府県ツアーも折り返し地点 お互いの新たな一面を発見! お互いの新たな一面、タイトルに込められた想い インタビュー中も楽しい掛け合いを見せてくれました! ――食事は、地方のお仕事の醍醐味の一つですね。47都道府県ツアーも折り返し地点ですが、ツアー中に気づいた、相方さんの新たな一面はありますか? 兼近さん りんたろー。さんは、恥ずかしがり屋さん過ぎますね。コントでオチの一言を言ったら、暗転するんですけど、オチのコメントを言ったら、暗くなる前に、走り出して、ハケちゃうんですよ(笑) りんたろー。さん 舞台上で、一人で残っているのも、オチ台詞を言うのも、恥ずかしいんですよね。無理矢理、くだりを変えて、兼近がオチ台詞を言うように変更することもあります(笑) ――りんたろー。さんは、前から恥ずかしがり屋なんですか? りんたろー。さん これまで、コントをやってこなかったので、コントが恥ずかしいんですよね。 兼近さん 言ったら、コントは一年目ですもんね。 りんたろー。さん そう。やっと、コントはこうやるんだ、とわかってきましたね。オチ台詞は、芝居みたいに言うんだって。いつもオチ台詞を客席の方を見て、ぐーんって感じで言っていたんで。 兼近さん それ恥ずかしいから止めて、って言ったんですよ(笑) りんたろー。さん 呟かないといけないのに、勢い良く言ってたね(笑) ――りんたろー。さんが思う、兼近さんの新たな一面は? りんたろー。さん 前に、かねちーの舞台衣装の靴が届かなかったことがあって。その時、自前の靴を履けばいいのに、ずっとブツブツ言っていました(笑)。「これじゃ、俺はできねーよ」って。一応、芸人の中で、「舞台に上がる用の靴と衣装をそろえる」とか、師匠に言われたりするんですよね。でも、俺らは“そういうのをやめちゃおうぜ”のノリで始めたコンビなんですけど、そこは気にするんだ、と思って(笑)。 頑固っていうのは知っているんですけどね。結局、その日はテンションが上がりきってなかったですね。 兼近さん なんで、自分で持って来なかったんだろうっていう、後悔の気持ちもあって。そんなに大事なら、自分で持ってくれば良かったのに。それくらい大事だってわかっていたのに、「お願いします」って、スタッフさんに任せちゃったんですよね。その日からは、どんな時も靴だけは自分で持って行っています。結構、“病的”なこだわりがあるんですよね。 ――他の強いこだわりは、どんなことなんですか? りんたろー。さん ありすぎますよ。食事の時間とかも、全部決めているし。 兼近さん 夜12時前には、食べ終わるようにしています。俺の中のルールで、食後から3~4時間は寝られないんですよね。泊まりの時とか大変ですよ。時間を見て、毎回、不安になっています(笑)。「今日くらいはいいか」と思う時もあるんですけど、それも月1回くらいですね。 りんたろー。さん 自分のルーティーンが大事だもんね。 たくさんの意味が込められた、ツアータイトルとポスターに注目です!! ――いつもツアータイトルが印象的ですが、今回の「47°M~2023年中に達成する持続可能な47のファンミ兼チャLIVE~」はどのような意味が込められているんですか? 兼近さん いつも俺が勝手に、タイトルを付けています。今回は47都道府県なので、まず「47」。「°(ド)」は、「47度くらい熱いものにしたい」って言うのと、「ドM」の「ド」です。このスケジュールで、47カ所を全部回りきれたら、本当に俺たちはドMだなと(笑)。「M」は、ドMでもあるし、「漫才」の「M」でもあります。 あと、「楽しくアクション! SDGs」のアンバサダーをやらせていただいているので、「持続可能な」を入れました。 「2023年中」の「中」と、「ファンミ兼チャLIVE」の「兼」の字のカラーを変えているんですけど、これは、りんたろー。さんの名字の「中島」の「中」と、俺の名字の「兼近」の「兼」を表しているんですよ。それで、俺たちの「チャラいライブ」で「チャLIVE(ライブ)」です。 ――たくさんの意味が込められているんですね! ポスタービジュアルは宇宙ですね。これには、どんなこだわりがあるんですか? 兼近さん イメージをどんどん広げていっているんですよ。はじめはクラブで、次にバスとか使ったり、クルージングで海に行ってみたり。ヘリコプターをイメージした全国ツアー、その後は世界ツアーみたいな感じにして。それで、今回は宇宙です。 ――次回以降は、どうなるんでしょうか?! 兼近さん 宇宙までいったら、次は時間軸とかですかね。 ――おお!! ツアータイトルから、矢印もたくさん出てきていますね。 兼近さん そうなんです。「(気分が)上がる」って言う、意味です。 次のページ… リアルなネタ作りの様子がちらり! 二人のお気に入りのネタとは 単独ライブでしか見られないコントに注目! ――愛知公演の次は、りんたろー。さんの地元である、静岡での公演ですね。 兼近さん サッカーのPK対決する? りんたろー。さん いいね。あとは、大河ドラマ『どうする家康』が盛り上がっていますから、「家康コント」とかね。お金かかりそうなコントだなー。 兼近さん 逆に、雑にする? りんたろー。さん 落ち武者とかね。 兼近さん あとは、家康が全部決断しない、とかね。 りんたろー。さん 俺が、家康が良さそうだね。こういう感じで、ネタ作っています。 兼近さん もはや、悪ふざけですよね(笑) りんたろー。さん これにいろいろな人が入って、道具とかも用意してもらって、それを人に見せているっていう。でも、これでスベったりしているんですよ(笑) ――会話からいろいろ生まれるんですね! 47都道府県ツアーの中で披露したネタの中で、特にお気に入りのネタは? りんたろー。さん 大学までサッカーをしていたんですけど、そのキーパーの技術を活かせるコントがあって、それですね。 兼近さん やる気が出すぎてて、面白いんですよ。普段は、いろいろと雑にやるのに、そこだけこだわってやっているんですよ。飛び込み方とか。 りんたろー。さん ネタ中にスライディングするんですけど、吉本芸人の中でも、スライディングは1~2位を争うくらいだと思いますよ。 兼近さん 見る価値ありますよ。見られるのは、単独ライブだけです。3公演に1回は、やっているネタです。 ――ぜひ見てみたいです! 兼近さんのお気に入りのネタは? 兼近さん そうですね。最近はやっていないんですけど、おばあちゃんが“かぶれている”っていうネタですね。 りんたろー。さん あれ、いいよね。 兼近さん 田舎の山奥のそば屋さんっていう設定で、おばあちゃんが一人でやっているんですよ。そういう店の雰囲気って、素敵じゃないですか。その店に若者が来るんですけど、出てくる料理が、西麻布のおしゃれ創作料理なんですよ。 りんたろー。さん これは、「西麻布!」って俺がツッコミたくて、作ったネタなんですけど、地方で「西麻布」っていうワードはピンとこないみたいで(笑)。少し言い回しを変えたりしていますね。 ――47都道府県ツアーの開催は、残り約3カ月となります。乗り切るために、お互いにメッセージ交換をしてみてはいかがでしょうか! りんたろー。さん 俺が恥ずかしさを拭って、自分の中の気持ち悪さをもっと出していくので、“キモキモ”コンビになれるんじゃないかと思っています。年末に向けて、“キモの開放”を。「EXITってこんな感じだったっけ?」と(笑) 兼近さん 年始のEXITを見て、皆さんびっくりしますね。 りんたろー。さん お正月は、お笑い番組も多いので、“キモ”を全開で。そうなると、コントだな。 兼近さん EXITテレビ初のコントね。 ――ぜひテレビでコントを見たいです! 兼近さん、りんたろー。さんへのメッセージをお願いします。 兼近さん 賞レースもありますから、ここら辺で気を引き締めて、真摯に取り組んでいきたいなと思います。 りんたろー。さん ウソでしょ。ここで、そんなしっかりとしたメッセージ? 兼近さん 一つひとつの仕事に真摯に取り組みたいです。いろいろな人に感謝を、想いを持ちながら、進んでいけたらなと思います。 りんたろー。さん ウソでしょ。さっきまでと人違うやん。 次のページ… ファンの「ジッター」の皆さんへメッセージ チケット情報をチェック! 「ジッター」の皆さんへメッセージ&チケット情報 東海エリアの公演でも、お二人でおいしいものを食べて満喫できますように! ――EXITさんの47都道府県ツアーを楽しみにしている、ファンの「ジッター」の皆さん、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします!! りんたろー。さん スケジュール的に、ネタとこんなにも向き合えているのは、結成1年目以来なんじゃないかと思っています。EXITが作っているものをぜひ見てほしいですし、サイン会もやっているので、ぜひ足を運んでほしいです。 兼近さん 僕から伝えたいのは、日常に楽しいことは、そんなにないと思うんですよ。 りんたろー。さん そんなこと言うなよ。 兼近さん でも、このライブに来れば、間違いなく楽しいって思えるので、騙されたと思って。まあ、最悪、騙されても良いかなって思う人だけ。 りんたろー。さん ちょっと自信ないじゃん(笑) 兼近さん とにかく、皆さんぜひ来てください! ――たくさんお話いただき、ありがとうございました! 愛知・岐阜・三重公演、ファンの皆さんと一緒に楽しんでくださいね!! EXITの47都道府県ツアー「47°M~2023年中に達成する持続可能な47のファンミ兼チャLIVE~」は、現在開催中です。 東海エリアでは、9月20日(水)愛知公演、10月14日(土)岐阜公演(一般チケット販売終了)、11月25日(土)三重公演が行われます! あのEXITが、あなたの地元に来る、大チャンス。ぜひこの機会を逃さないでくださいね!! 47°M~2023年中に達成する持続可能な47のファンミ兼チャLIVE~ 愛知公演2023年9月20日(水)17:00開場/18:00開演 名古屋市昭和区鶴舞1-1-3「名古屋市公会堂 大ホール」 岐阜公演2023年10月14日(土)15:00開場/15:30開演 岐阜県多治見市十九田町2-8「バロー文化ホール(多治見市文化会館)小ホール」 ※一般チケット販売終了 三重公演2023年11月25日(土)15:15開場/16:00開演 三重県松阪市嬉野権現前町423-88「嬉野ふるさと会館 大ホール」 料金4500円 チケット販売サイトhttps://yoshimoto.funity.jp/kglist/?kw=47%C2%B0M ツアー特設サイトhttps://exit-ent.com/feature/47fkc 撮影/神田有希 ※価格は税込み表記です ※掲載内容は2023年9月時点の情報です
【大ヒット上映中】映画『キングダム 運命の炎』名古屋での舞台挨拶に山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが登壇!
2023年8月3日(木)、109シネマズ名古屋にて映画『キングダム 運命の炎』の上映会&舞台挨拶が実施され、主演の山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが登壇しました。 7月28日(金)に公開された映画『キングダム 運命の炎』は、公開から3日間のオープニング観客動員数が本年度の実写映画(邦画・洋画含む)でNo.1という華々しいスタートを切りました。さらに、8月2日(水)までの6日間で観客動員数108万人、興行収入15.4億円を突破するなど、大注目の作品となっています。 舞台挨拶では、本作に込められた思い、SNSで募集した質問への回答など、たっぷりとトークが繰り広げられました。今回は、その様子をご紹介します! STORY 500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。戦災孤児として育った信は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・嬴政と出会う。運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。 そんな彼らを脅威が襲う。秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如、秦への侵攻を開始。残忍な趙軍に対抗すべく、嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・騎を総大将に任命する。決戦の地は馬陽。これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった…。 これまでまわった四大都市の中で名古屋が一番の“熱気” ――まずは、名古屋の皆さんにご挨拶をお願いします。 山﨑さん 信を演じました、山﨑賢人です。本日は短い時間ですが、色々お話できるとうれしいです。 吉沢さん 本日はお集まりいただきありがとうございます。嬴政(えいせい)を演じました、吉沢亮です。短い時間ですけれど、宜しくお願い致します。 大沢さん 王騎役の大沢たかおです。今日はIMAXでの上映でしたが、僕はまだIMAXで観られていないので皆さんのほうが先輩になってしまいましたが、楽しんでいただけましたでしょうか? 会場 (拍手) 大沢さん ありがとうございます。本日は短い時間ですが、少しでも皆さんと対話できたらうれしく思います。どうぞよろしくお願いします。 ――名古屋の雰囲気はいかがですか? 大沢さん 札幌、福岡、大阪とまわってきましたが、名古屋のお客さんってどういう感じなのだろうと思っていました。もしかしたら、名古屋が一番かもというくらいの熱気を感じていて、とてもうれしいです。 名古屋といえば、やっぱり〇〇〇〇〇 ――札幌、福岡、大阪をまわられ、おいしいものをたくさん食べられてきたかなと思いますが、名古屋で食べたいものはありますか? 山﨑さん やっぱり、手羽先ですかね。あとは名古屋コーチンとか…。あ、うなぎ!ひつまぶしを以前名古屋に来た時に食べて、おいしかったです。 吉沢さん 僕も一緒です。やっぱり名古屋といえばひつまぶしですよね。 ――おいしいうなぎがたくさんありますので、楽しんでいただけたらなと思います。大沢さんは名古屋にはよく来ているとのことで。 大沢さん そうですね。名古屋には撮影でよく来ています。二人も言っていたのですが、僕もひつまぶしが好きです。今日も終わったあと食べさせてもらえると聞いているので、そこまでがんばろうと(笑)。 山﨑さん・吉沢さん (ガッツポーズ) ファンの期待を超える傑作が生まれた ――今作は公開6日間で観客動員数108万人、興行収入15.4億円を突破したということで、素晴らしい大ヒット記録おめでとうございます。これだけ多くの方に支持される「キングダム」の魅力を教えていただけますでしょうか。 山﨑さん やっぱり、熱量ですね。僕自身も信を演じていて生きる力をもらっています。なんというか、人間の根本で心震わせられる熱さというか。そして、プロフェッショナルな人たちが集まっていて、アクションもストーリーもどんどんパワーアップしていると感じております。 吉沢さん ファンの方々の期待が高まっている中、その期待を超える傑作が生まれたと思います。圧倒的なスケールの映像やアクションはもちろん、熱く感動する濃厚なストーリーもありますから。原作の原泰久先生が映画化にとても協力的で、映画のオリジナルシーンを一緒に考えていただいて、ファンの方々に響くものが生まれるのも当然だなと。 ――馬陽の戦いといえば、王騎将軍ですが、この3作目への想いはいかがですか? 大沢さん 王騎は前作までは外から観ていることが多かったですが、今作からは自らトップに立って軍の指揮を執るという、彼が一番得意としている部分に入れたので、今までとは違ったモチベーションで演じることができました。 山﨑さんと吉沢さんの今「戦っていること」 ――映画の公式SNSで募集したところ、ファンの皆様からキャストの皆さんへのたくさんの質問をいただきました。まず一つ目、「皆さんが今、戦っていることはありますか?」。 山﨑さん 戦っていること。うーん、暑さですかね?(吉沢さんに目配せ) 吉沢さん なんでしょう…、僕も暑さかなぁ。 山﨑さん 暑さと、あと、冷房を付けたときの乾燥とも戦っています。喉をやられちゃうので。そのちょうどいいところを探す戦いをしていますね。 吉沢さん はいはいはい、逆に寒すぎたりもするしね。 山﨑さん そうそう(笑) 会場 (笑い) 信に出会って、自分の生き方が変わっていった ――二つ目の質問、「紫夏のように自分の人生を変えてくれた人はいますか?」 吉沢さん それはもう、ここに集まってくださった皆さんです。ありがとうございます! 会場 (拍手) 大沢さん こういう仕事をしているので、演じた役から学ぶことや得るものが多いですね。今回、王騎からもたくさんのことを学びました。山﨑くんや吉沢くんからはもちろん、キャラクターである信や嬴政からも、色々な影響を受けました。現場でもすごく勉強になって、楽しかったですね。 山﨑さん たくさんいますが、信の言葉にハッとさせられて自分の生き方が変わっていくことがあり、キングダムから受けた影響は大きいなと思います。 印象に残っているセリフ、シーン ――印象に残っているセリフやシーンはありますか? 大沢さん それまで信を“童信”と呼んでいた王騎が、ある日突然、信を呼び捨てにして、彼の部隊に“飛信隊”と名前をつけるんです。それはこの先、彼がずっとそれを背負っていく一番大切なシークエンスなので、今でも良く覚えているシーンですね。 山﨑さん 僕は、今作ですと「この飛信隊はいわば一本の矢だ」というセリフです。それまで本能というか、感情的に動いていた信が、頭を使って言葉で説明するという、成長を感じられるシーンなので、撮影する前から楽しみにしていました。 吉沢さんの“前進”させたいことは“ゲーム” ――3つ目の質問です。「“全軍前進”という言葉が印象的ですが、前進させたいこと、うまくなりたいものはありますか?」 吉沢さん ズバリ、ゲームです。最近PCを買ったんですが、なかなか難しいんです。今までゲーム機だったので、キーボードとマウスにまだ慣れていなくて。キーボードとマウスの使い方を前進させたいです。 山﨑さん 3年くらいずっとキャンプをしたいと言っているのですが、1回もできていなくて。番組の景品でキャンプグッズをいただいたりして溜まってきているので、前進しなきゃなと思っています。 ――最後に山﨑さんから締めのご挨拶をお願いします。 山﨑さん ここ数年、キングダムと信と一緒に生きてきて、僕自身すごくパワーを貰っています。皆さんが「キングダム」を愛してくださっているのを感じていて、すごくうれしいです。今作を観て、楽しんで生きる希望を受け取ってもらい、一緒に盛り上がっていきたいです。本日はありがとうございました! 映画『キングダム 運命の炎』 監督 佐藤信介 脚本 黒岩勉、原泰久 音楽 やまだ豊 出演 山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、橋本環奈、清野菜名 満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、山田裕貴 他 原作 原泰久『キングダム』(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載) 公式サイト http://kingdom-the-movie.jp 🄫原泰久/集英社 🄫2023映画「キングダム」製作委員会 ※掲載内容は2023年8月時点の情報です