2023.9.29fri
モーニングにハンバーガー!アメリカンレトロな喫茶店「喫茶Bonny」がオープン【名古屋市・上小田井】
2023年8月21日(月)、地下鉄「上小田井駅」より徒歩約5分のところに「喫茶Bonny」がオープン!こちらは、過去に『日刊KELLY』でも紹介した「喫茶リブロン」の姉妹店です。
昔ながらの喫茶店の雰囲気を残しながらも、モーニングにハンバーガーを提供するといった新しい一面も兼ね備えています。オープンから間もないですが、既にメディアに多数取り上げられるなど、高い注目を集めている喫茶店です!
今回は、気になる店内の様子やモーニングメニューをたっぷりご紹介します。
“アメリカ風レトロ”を意識した店内
落ち着いた住宅街の中を歩いていくと、レトロな外観の喫茶店が姿を現します。マンションの一階の少し奥まったところにあり、まるで隠れ家のようです。
「喫茶Bonny」は、かつて創業49年の老舗喫茶店があった場所にオープン。照明の取り換えや経年劣化のメンテナンスなどは施されていながらも、インテリアや内装の多くは当時のまま残されているそう。
お店のコンセプトは、“アメリカ風レトロ”。店内は、店主セレクトのレコードや雑貨であふれており、洋風レトロやヴィンテージが好きな方にとって、たまらない空間が広がっています…♡
店内に置いてあるレコードプレーヤーは、通常流しておらず、オーダーがあれば流す形に。ぜひ、五感で“昭和レトロ”を感じてみて。
モーニング×ハンバーガー!コスパ最強なセット付き
モーニングは、
中でも、看板メニューのモーニングセット「ボニーバーガー」は、メインのハンバーガーに、ゆで卵、ポテトサラダ、ヨーグルト付きという、お得感満載なセット!
ハンバーガーは、サクサクふわふわで香ばしいバンズに、パティと自家製ピクルスをサンド。朝でも重たくない、ちょうどいいサイズ感でペロリと完食しちゃいました♪
間違いない組み合わせ♡「めだマヨトースト」
モーニングセット「めだマヨトースト」は、ヨーグルト付き。サクサクもっちりとしたトーストに、目玉焼きとマヨネーズの間違いない組み合わせです。
純喫茶の魅力が詰め込まれた「喫茶リブロン」とはまた違う良さを持った、洋風レトロな空間にメロメロ…! 店主のセンスが光る、雑貨の数々にワクワクさせられました。個人的な“推し”は、店内の壁に掛けられた、名だたるハイブランドのヴィンテージポスター!ぜひ、実際に見に行ってみてください♪
喫茶Bonny
- 問い合わせ
- 070-1634-2636
- 場所
- 愛知県名古屋市西区八筋町225 コーポ千代1F
- 営業時間
- 9:30~16:00
(フードのLOは14:00、ドリンク・スイーツのLOは15:30)
※月曜のみ~14:00(LOは13:30)
- 定休日
- 第4土曜、日曜、祝日
- 駐車場
- 3台
- 支払方法
- カード不可・電子マネー可(PayPayのみ)
- 予算
- 昼700円
- @bonny_kissa_
- アクセス
- 地下鉄「上小田井駅」より徒歩で約5分
※価格は全て税込み表記です
※掲載内容は2023年9月時点の情報です
朝カレーも楽しめる!令和生まれの純喫茶「喫茶リブロン」で休日モーニング&周辺さんぽ【名古屋市・上小田井】
素敵な休日のスタートが切れるよう、名古屋のモーニングをそのお店周辺のスナップと共に紹介していきます! 第4回目は、コロナ禍の緊急事態宣言中にひっそりとオープンし、9月に2周年を迎える「喫茶リブロン」のモーニング。 お店は地下鉄「上小田井駅」から徒歩20分とやや離れていますが、自然を感じながらお店に向かうことができ、喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごすことができます。「mozoワンダーシティ」からは車で6分なので、「喫茶リブロン」でモーニングを食べてから、ショッピングするのもおすすめです! 目指すは「令和生まれの純喫茶」 昔喫茶店で使用されていた椅子は、アンティークショップで購入したそう お店のコンセプトは、「老若男女問わずくつろげる、落ち着いた喫茶店」。大きな窓からは、光が差し込みます。元々レトロな空間やものが好きだったというオーナーの白石さん。老若男女問わず、たくさんの方に足を運んで欲しかったので、お店全体を落ち着きのあるダークブラウンにし、昭和・明治・大正を感じるような、昔ながらの居心地のいい空間を目指しました。そんな店内には、たくさんのこだわりが詰まっています。 温かみあるオレンジのステンドガラスのライトは、純喫茶を感じさせます 本棚とレンガの壁紙が印象的!リアル過ぎて本を掴もうとするお客さんも… モノクロ映画『ローマの休日』を映像のみ流し、お店の雰囲気作り。喫茶店では珍しい、レトロな洋楽が心地よく流れています 入り口付近には、昭和初期の公衆電話機を模して作られたクラシックピンク電話「鹿鳴館」が!右上の小さなハンドルを回すと、オルゴールが流れます♪ 15種類の個性豊かな“コスパ最高”モーニング 「喫茶リブロン」には、モーニングメニューが15種類そろっており、トースト以外におにぎりやカレー、卵かけごはんと個性豊か。モーニングタイムは、遅起きさんにはうれしい9時半〜12時!更にうれしいのが、12時を過ぎても、たったのプラス50円でモーニングメニューを注文することができます◎。 15種類も作ろうと思ったきっかけは、何かインパクトが欲しかったから。「喫茶リブロン」の周辺には、パンやパスタなどの洋食メニューを提供する喫茶店しかなかったので、「ごはんメニューを出すことで、お客さんが来てくれるんじゃないか」と思い、白石さんの地元・宮崎県の九州醤油と九州味噌を使用した、和食メニューも提供することにしました。 「コーヒー」(400円)と、「朝カレー(ハーフカレー)」(ドリンク代+200円) レトロなコーヒーカップに入った「コーヒー」は、名古屋人の多くに好まれる、深煎り寄りの豆を使用。家庭的な味わいの「朝カレー」は、2日目の味になるようにコクを出しているのがポイントで、野菜やお肉が程よい具合にトロッと溶けています。「ランチメニューのカレーは、モーニングで食べられないの?」と、お客さんの一言からメニュー化したそう。朝食に最適な量で、とろとろの卵やヨーグルトが付いてくるのもうれしい◎。少なめのランチとして注文し、食後にスイーツを食べるのもおすすめです! 栄養が摂れる「おにぎり(高菜)・みそ汁」(ドリンク代+100円) 「おにぎり」は、梅・鮭・高菜の3種類から選べ、甘い玉子焼きと漬物が付いています。 みそ汁には、南九州の麦味噌を使用。大麦や大豆の風味とコクが際立ち、優しい味わいで朝から癒されます。身体にいい玉ねぎは必ず入れているそう! 和食メニューはおにぎりの他に、「卵かけごはん・みそ汁」(ドリンク代+100円)が。卵かけごはんの醤油は、九州の甘口醤油を使用しています。味のりが付いており、卵を絡めたごはんを巻いて食べるとアクセントになっておいしい!と、お客さんから好評のメニューです。 「トーストセット(エッグ&ピザ)」(ドリンク代+200円) 具がたっぷりとのった「エッグトースト」と「ピザトースト」のセットは、ヨーグルト付きで、ボリューム満点!食パンは「エースベーキング」のパンを使用しており、食べやすいように2.5cmの厚さで提供しています。2つを組み合わせたのも、白石さんのこだわり。 こぼれそうなほどたっぷりとのった卵は、甘い味付けで、ふわふわのトーストとマッチ KUNITA モーニングメニューの人気ベスト3は、1位が「季節限定ジャムトースト」(ドリンク代のみ)、2位が「おにぎり・みそ汁」、3位が「朝カレー」。15種類あるので、毎日行っても飽きなそう!! 次のページ… つい写真を撮りたくなる、レトロかわいいスイーツ&ドリンクメニュー つい写真を撮りたくなる、レトロかわいいスイーツ&ドリンクメニュー 「クリームソーダ」(各500円)の「メロン」(左)と新メニューの「スカイブルー」(右) 生クリームとさくらんぼがトッピングされていて、とってもかわいい… 「喫茶リブロン」の「クリームソーダ」は、メロンのほかにスイカやマンゴー、パイン、ぶどうなど、8種類の中から選べます。また、店内には「アデリアレトロ」のグラスが飾られており、その10種類の中から自分の好きな柄を選んで作ってもらうことも可能です♡ 眺めるだけで至福…「クリームソーダ」の色と、柄を組み合わせるのが楽しい プラス100円で、バニラアイスをココナッツアイスに変更できます 「スカイブルー」は、6月に新メニューとして登場したばかり!白石さんは、夏生まれ・南国育ちなので、青が好きだそう。通常のクリームソーダは単色ですが、こちらはカクテルのように色を混ぜて作っています。上にちょこんとのったパイナップルとカラフルな傘が、夏らしくてテンションが上がります♪ 年代問わず愛されている「手作り蒸しプリン」(350円)は、かための王道プリン♡ほろ苦いカラメルソースと生クリームを絡めていただきます。ドリンクとセットで頼むと150円引きに! 老若男女問わず、たくさんの人に愛されるお店へ 常連さんから愛される、笑顔がチャーミングなオーナー・白石さん ――喫茶店を始めようと思ったきっかけを教えてください! 実は元自衛官で、那覇基地に勤務していたんです(笑)だけど、昔から「飲食業界で働きたい」という夢があって、諦めきれませんでした。そのため、5年働いた後、大阪の専門学校で飲食業界について学び、名古屋市内のカフェに就職しました。その後、清掃業・損保代理店を経営し、仕事にゆとりができたタイミングで、40年ほどやっていた喫茶店が閉店し、テナントが空いていたので、そこでお店を開くことに決めました! 元々は、白を基調としたナチュラルテイストのカフェを開きたかったのですが、駅から遠いのと、若者向けにすると、近所のご年配の方たちが来られないという懸念から、喫茶店にしました。 ――全体的に、コスパ良すぎませんか…? 最近カフェでランチを食べると、1000円は当たり前に超えますよね。ずっと、「ドリンク代込みで、800円で食べられたらうれしいな」と考えていました。ランチメニューを600円にして、ドリンクは平均400円で、セットにすると200円引きになるので、合わせて800円。この価格帯だったら、週2で通えるかなと思い、設定しています。 ――お客さんのお誕生日を祝うサービスは、いつから始めたのですか? 常連さんに「今日、誕生日」って言われた日があって、何かしてあげたいなと思い、急いで知人にケーキを買ってきてもらいました。そして、スタッフやお客さんみんなでお祝いしたのがきっかけです。 若いうちは祝ってもらう機会が多いですが、おじいちゃん・おばあちゃんは、歳を重ねるごとに祝われる機会が減っています。そこで、喫茶店ならお祝いの手助けができると思い始めました。既製品のケーキではありますが、お店で準備して席まで運び、記念に写真を撮っています。お孫さんがおばあちゃんにサプライズをして喜んでいる光景を見ると、私も幸せな気持ちになるので、これからも続けていきたいなと思っています。 ――お店の至るところにフィギュアが飾ってありますね!(私もガチャガチャマニアなんです) 昔からガチャガチャが大好きで集めています!お客さんが楽しめるように、お店の外にオリジナルのガチャガチャを2台設置しています。気軽に遊んでもらえるように100 円のレトログッズを入れていて、中にはアタリの「珈琲チケット」も入っているので、みんな当てようと必死に頑張っています(笑) ――もうすぐ姉妹店ができるんですよね? 2023年8月に、地下鉄「上小田井駅」から徒歩5分のところに姉妹店「喫茶BONNY(ボニー)」をオープンすることになりました!40年以上やっていた喫茶店が6月に閉店してしまうので、そこを「喫茶BONNY」として引き継がせていただきます。「喫茶リブロン」は和風レトロですが、「喫茶BONNY」は洋風レトロ。メニュー数は「喫茶リブロン」のように多くはないですが、週替わりランチメニューや1日中モーニングを楽しめるようにする予定です!ぜひ、お楽しみにしていただけるとうれしいです♪ ――「喫茶リブロン」を、これからどんなお店にしていきたいですか? 駅から離れていることもあり、お客さんのほとんどが、近隣に住んでいる年配の方です。常連さんの中には、ほぼ毎日足を運んでくれる方や、1日に2回も来てくれる方が3人ほどいらっしゃって、本当に感謝しています。ですが、もう少し若い方にもお店を知ってもらいたいなと思っています。「老若男女問わずたくさんの人に足を運んでもらえ、何度もリピートしてもらえるような喫茶店」を目指して、これからも頑張っていきたいです。 KUNITA 私が取材に伺った際も常連さんで賑わっており、お店全体がアットホームな空気感で包まれていました。そんなホッとする喫茶店「喫茶リブロン」を、若い方々にも知ってもらいたいです! 喫茶リブロン 場所 愛知県名古屋市西区西原町109 営業時間 9:30〜16:00(LOは15:30) 火曜は〜12:00※パンメニューのみ提供 定休日 日・月曜 駐車場 5台 支払方法 カード不可・電子マネー可 Instagram @kissa_riburon 平均予算 800円 アクセス 地下鉄「上小田井駅」より徒歩で約20分 次のページ… 上小田井駅周辺スナップ 上小田井駅周辺スナップ 「喫茶リブロン」へ向かう途中に渡る「平田橋」からは、タイミングが良ければ電車が眺められます 「新川」と高速道路。晴れていると、景色が良さそう…! パステルカラーの遊具がかわいい「壱町公園」 パンダの乗りものも! 楽しそうな遊具がいっぱい! きれいなアジサイを発見♪ 生豆挽き売り自家焙煎の「茶房・伽羅 平田店」 次はどこのお店のモーニングを紹介するのかお楽しみに! ※価格は税込み表記 ※掲載内容は2023年6月時点の情報です
古民家カフェ「珈琲とお食事 トット」で、温かさとかわいらしさに包まれながら、ゆったりモーニング。【稲沢市】
2022年12月12日(月)、愛知県稲沢市にオープンした「珈琲とお食事 トット」。古民家をリノベーションした一軒家カフェで、レトロな雰囲気が残る店内とかわいいインテリア、そして、モーニングに「肉寿司」が提供されるという珍しさから、オープンから話題を呼んでいます。 今回は、魅力がたくさん詰まったお店の様子、気になるカフェメニューをご紹介。さらに、店主・安藤さんからカフェオープンまでの道のりを伺いました。 稲沢市の住宅街に悠然と佇む一軒家カフェ 閑静な住宅街を進んでいくと、開けた先に存在感のある古民家が現れます。すぐ隣には広い駐車場がありますが、ピーク時には満車になることもあるのだとか…! 店頭の暖簾と看板には、食いしん坊なクマさんのロゴマークが。そのかわいさに思わず足を止めて写真をパシャリ!としたくなるはずです。 “古き良き”を残したリノベーション レトロなオープンガラスから日の光が差し込み、温かい雰囲気の店内に癒されます。モーニング時には、縁側に座って朝日を浴びて、朝食を。ここで一日の始まりを迎えられたら、素敵な一日になる予感! 店内には、天井のむき出しの梁や風格のある欄間が残されています。どこか懐かしさを感じながら、伝統と歴史を味わえるのが古民家カフェの魅力の一つ。 子ども連れ歓迎!おもちゃや絵本も完備 子ども連れにも安心な座敷席には、子ども用のイスも。キッズメニューも用意されているため、一緒に食事を楽しめます。 「クマさん」関連の絵本が集められているのもポイント♡ 絵本やおもちゃも完備されているため、子どもも退屈させません。おもちゃは安藤夫妻のお子さんが実際に使っていたものなんだとか! 次のページは… コスパ最強♡おいしくてかわいいメニュー コスパ最強♡おいしくてかわいいメニューがそろう 「トットの贅沢モーニング(ローストビーフのお寿司、茶碗蒸し、味噌汁、わらび餅)」(ドリンク代+290円)。 こちらが、SNSでも話題の「トットの贅沢モーニング」。なんとドリンク代に290円プラスするだけで、朝からローストビーフの肉寿司が食べられるんです!一晩かけてじっくり焼き上げる自家製のローストビーフとトット特製の醤油ダレは、朝から食べても重たくない味付けで、モーニングにぴったり。 他にも、「トットのサービスモーニング」はドリンク代のみで「トーストモーニング」、「卵かけごはんモーニング」の2種類を選べます。毎朝通って、全メニュー制覇したくなります…。 「クリームソーダ(緑・青)」(590円) クリームソーダのグラスは、昭和から愛され続ける「アデリアレトロ」が使用されています。レトロなグラスと昔ながらのクリームソーダが、古民家の雰囲気とマッチしていて、フォトジェニック! 左から「カヌレ(プレーン)」(130円)、「カヌレ(ショコラ)」(190円)※テイクアウト可能 「カフェをオープンしたら絶対に出す!」と決めていた安藤さんが独学で研究を重ね、試行錯誤を重ねた末に完成した「カヌレ」。外はカリッと、中はもっちりとした食感がたまりません。さらに、デザートはランチメニューを注文した方限定で100円割引!手作りカヌレを100円以下で買えるなんて驚きです。 カヌレはその時々で期間限定の味も販売しているとのこと。 都度Instagramで更新されているため、チェックしてみてください♪ 次のページは… 店主・安藤さんにインタビュー 店主・安藤さんにインタビュー 温かい雰囲気をまとう店主の安藤伸晃さん ――安藤さんのこれまでのキャリアについて教えてください。 高校を卒業してからずっと飲食をやっていました。両親が喫茶店を営んでいたのですが、常連さんからお声がけいただいて、ホテルのフレンチレストランで修業することに。そのあとは、居酒屋、実家の喫茶店、和食料理店と経験して、2016年に、兄が鉄板バルのお店をオープンしたので、料理長を務めることになりました。 ――自分のお店を持とうと思ったきっかけはなんですか? 2店舗目ができたときに、店長兼料理長を務めることになったんですが、それがちょうど新型コロナウイルスが流行しはじめた時で。休業や時短営業など、コロナの影響で厳しい状況に立たされて、色々考えさせられました。それから“起業”に興味を持ち、考え始めましたね。 ――奇しくもコロナが考えるきっかけになったんですね。 カフェのオープンはコロナ禍が明けてから、と考えていたので、それまでは本業の飲食店と副業のネット物販で資金を集めることにしました。ちょうどその頃、お義父さんがこの古民家を購入して、「物置に使ってもいいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて使うことに。それで、初めて中に入ったときに、カフェをオープンするなら「ここだ!」って思ったんです。 ――とても立派なおうちですよね。 そうなんです。「もしかしたら開業できるかもしれない」という考えが頭をよぎりました。奥さんも賛同してくれて、お義父さんにも快諾してもらえました。 ――そこからオープンに向けて動き出したと。 飲食店のデザインをやっている友人に頼んだり、その頃たまたま幼馴染がコーヒー豆の自家焙煎を始めたのでそこから仕入れたり。その幼馴染の奥さんがインテリアコーディネーターをやられている方だったので、お願いして。周りにも縁にも恵まれて、驚くくらいトントン拍子で進んでいきました。 ――安藤さんのお人柄があってのことだと思います。 ありがとうございます。住宅街で人が来るか不安だったのですが、インフルエンサーの方がインスタに上げてくれてどんどん人が集まるようになって、メディアの方々にも取り上げてもらって、皆さんに感謝でいっぱいです。 ――今後、どのようなお店にしたいですか? 子どもたちの思い出に残るような場所にしたいです。キッズスペースで遊んだこととか、放課後にカヌレを買いに来たこととか。そういうことを大きくなって、「こんなカフェあったよね、行ったよね」って思い出してもらえるようなカフェにしたいですね。 eri kimura EDITOR Kimura こだわり尽くされたメニューと店内の雰囲気、かわいいインテリア、そして安藤さんの優しいお人柄にとても癒されました。近所にあったら通い詰めていただろうな、と思うほど……。素敵な空間とおいしいメニューの数々を、ぜひ一度味わってみてほしいです。 珈琲とお食事 トット 問い合わせ 080-8911-6013 場所 愛知県稲沢市西島中町135 営業時間 8:00~17:00(LOは16:00) ※モーニングは8:00~11:00 ランチは11:00~14:00 アフタヌーンサービスは14:00~17:00 定休日 日曜 駐車場 あり Instagram @inazawa.totto アクセス 名鉄「山崎駅」より徒歩で約14分 撮影/竹内恵美 ※価格は全て税込みです ※掲載内容は2023年2月時点の情報です
【岐阜・大垣市】日常に溶け込む古民家コーヒーショップ「Buthtub(バスタブ)」がオープン!
2023年5月18日(木)、岐阜県大垣市に歴史情緒あふれる古民家コーヒーショップ「Buthtub(バスタブ)」がオープン! 「Buthtub」は、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれる香り高いコーヒーやスイーツを提供するコーヒーショップ。オリジナルのアパレルショップも運営しており、性別問わず多くの方から注目を集めています。 今回、コーヒーやスイーツのこだわり、「Buthtub」をオープンしたきっかけを探るため、さっそく取材にうかがいました! 大正5年の蔵を改装!情緒あふれる古民家コーヒーショップ×アパレル「Buthtub」 岐阜県のJR「大垣駅」から徒歩で15分。昔ながらの町並みに溶け込む古民家コーヒーショップ「Buthtub(バスタブ)」。大正5年に建てられた歴史ある蔵をリノベーションして、2023年5月に誕生しました! 店内は蔵の趣を残しつつ、コンクリート調のカウンターがレトロモダンな雰囲気を醸し出しています。 店名「Buthtub」には、「岐阜には海がないけれど、みんなの家にあるバスタブから波を起こそう」という想いが込められているのだとか。 店内1階では、そんな“バスタブ”のおしゃれなロゴが入ったアパレル商品(@buthtubwear)を販売!もともとアパレルから始まったという「Buthtub」。 すべて岐阜の工場で作られているアパレルグッズには、Tシャツや帽子など、ユニセックスで着用できる商品がずらり!商品は店頭のみならず、オンラインショップでも購入できるのでぜひチェック! 店内には2階席も完備。階段を上ると、温かいライトに照らされた広々とした空間が! 座席には畳が敷かれており、心落ち着く座り心地が楽しめるのも「Buthtub」のこだわりなのだとか。すべての席にコンセントが完備されているので、作業をしたりおしゃべりをしたりと、心ゆくまで好きな時間を過ごせます。 次のページ… 日常に溶け込む甘い時間。香り高いコーヒー&スイーツ 日常に溶け込む甘い時間。香り高いコーヒー&スイーツ 「バスクチーズケーキ」(600円)と「オリジナルブレンド(オーディナリー)」(480円) クリームチーズと砂糖を多めに使用し、本場スペインの甘い味を再現したという「バスクチーズケーキ」。生地のしっかりとした甘さと、上の部分の焦げ目により、少し苦みも感じられる一品です。甘さと苦さのバランスが絶妙で、コーヒーとの相性も抜群! 「Buthtub」では、オリジナルブレンドを「Ordinary(オーディナリー)」と「Pastime(パスタイム)」の2種類を用意。 浅煎りコーヒー「Pastime」は、アプリコットのような華やかな香りとさわやかな酸味が楽しめます。コーヒーを「Pastime=“娯楽”」として楽しんでもらいたいという想いが込められているそう。 深煎りコーヒーの「Ordinary」はすっきりマイルドで、酸味が少ない味わいが特徴。苦みの中にほんのり甘さとコクが感じられるブレンドです。「Ordinary=“日常”」のように、普段から飲みやすい日常に馴染んだ、ずっと飲んでいられる風味を表現しているのだとか! 「アフォガード」(550円) 暑い夏にぴったりの「アフォガード」も人気メニューの一つ。エスプレッソには、「Buthtub」のオリジナルブレンド「Pastime」を使用しています。 「Pastime」は華やかな香りと紅茶のような味わいのブレンドで、エスプレッソにするとより濃度が高く良質な味が感じられるとのこと。エスプレッソの程よい酸味と甘いバニラが口の中で溶け合いまろやかに! 「珈琲ゼリー」(480円) こちらは、何十回も試作を重ねたというこだわりの「珈琲ゼリー」。コーヒーには、「Buthtub」のオリジナルブレンド「Ordinary」を使用しています。 コクが感じられる深煎りコーヒーが、上に添えられたバニラアイスとぴったり◎。ゼリーとアイスをかき混ぜて食べるのもおすすめだそう! 「Buthtub」ディレクター・吉田さんにインタビュー! 左:「Buthtub」ディレクター・吉田さん、右:「Buthtub」代表・末永さん ――お店をオープンしたきっかけを教えてください。 私たちはもともと学生時代をこの東海地区で過ごしてきました。その後東京に移り、それぞれモデル業をしながら、私はアパレル、彼はコーヒーの商社に勤めていました。 お互いコーヒーが大好きで、特に彼はコーヒーに関わる仕事をしていたので知識も豊富だったんです。最初はポップアップやイベントなどでコーヒー屋の出店をしていましたが、活動をする中で「いつか岐阜でお店を出したいね」という話が出て。2023年5月にお店をオープンさせていただくことになりました! ――大垣市の歴史感じるこの街にお店を構えた理由は何ですか? 大垣の方々の人柄が温かく、素敵だなと感じたからです。当初は岐阜駅周辺で物件を探していましたが、なかなか良い場所が見つからなくて。 そんなとき、大垣にある「SIKAKU(シカク)」(@sikaku_furniture)という家具屋さんのおしゃれなポップアップに参加させていただきました。 その際に、大垣の方々の人柄がとても良く、おしゃれな方が多いなと感じて、大垣でお店を始めようと決めました! ――今後、お店をどのようにしていきたいですか? 大垣市にはハンドドリップで淹れるコーヒー店が少ないので、オリジナルブレンドコーヒーのメニュー名のように、お客様の“Ordinary(オーディナリー)=日常”に溶け込めるようなお店にしていきたいです! また、アパレルにも力を入れていきたいですね。オンライン販売やSNSを通して、多くの人にアパレルグッズを届けたいです! Buthtub(バスタブ) 問い合わせ 070-8354-556 場所 岐阜県大垣市本町2-53 サンクチュアリ大垣1F 営業時間 10:00~19:00(土・日曜は11:00~19:00) 定休日 水曜 駐車場 3台 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @ bu___coffee アクセス JR「大垣駅」より徒歩で約15分 ※価格はすべて税込 ※掲載内容は2023年7月時点の情報です
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