名古屋・岐阜が舞台の痛快ミステリー映画『女子大小路の名探偵』が公開!主演の剛力彩芽さん、醍醐虎汰朗さん、堀夏喜さん、原作者の秦建日子さん登壇の舞台挨拶レポート
#インタビュー

2023.10.16mon

名古屋・岐阜が舞台の痛快ミステリー映画『女子大小路の名探偵』が公開!主演の剛力彩芽さん、醍醐虎汰朗さん、堀夏喜さん、原作者の秦建日子さん登壇の舞台挨拶レポート

2023年10月13日(金)に、映画『女子大小路の名探偵』が公開

本作は、名古屋・岐阜を舞台に、連続犯罪事件に巻き込まれた姉と弟が、地元愛あふれる仲間たちの助けを借りながら、真犯人に迫る痛快ミステリーエンターテインメントです。

数多くの話題作を手掛けている、秦建日子(はたたけひこ)さんによる、ミステリー小説が原作になっています。

公開を記念して、9月13日(水)に、名古屋「ミッドランドスクエア シネマ」で舞台挨拶が行われ、主演の剛力彩芽さん、醍醐虎汰朗さん、原作・脚本を手掛けた秦建日子さんが登場しました。

STORY

女子大小路のバー「タペンス」でバーテンダーのバイトをしていた大夏(醍醐虎汰朗)は、ストーカーの疑いをかけられたのをきっかけに、児童相談所の職員・秋穂(北原里英)と知り合う。
だが、彼女が自宅にお詫びのケーキを取りに戻っている間に、彼は中区の矢場公園でコスプレの衣裳を着たまま心肺停止状態の中学生・佐野あすかを発見。あすかは秋穂が担当していた少女だったが、同じ中学生の山浦瑠香の死体が中区で発見されてから3日後だったこともあり、大夏は連続殺人事件の容疑者として警察に連行される。
そんな彼の窮地を、柳ヶ瀬のクラブ「グレース」で働く姉の美桜(剛力彩芽)が救う。会うといつもいがみ合ってばかりいる姉弟だったが、やがて事件の鍵を握る「タペンス」の客“ヤマモト”(堀夏喜/FANTASTICS)と接触し、山浦瑠香を殺害した犯人に辿り着く。しかし…。

剛力さんと醍醐さんが好きな名古屋めし

岐阜・柳ヶ瀬のクラブの最強ナンバーワンホステスであり、最強の姉。広中美桜役・剛力彩芽さん

――ようこそ名古屋へ。それでは、一人ずつご挨拶をお願いします。

剛力さん こんばんは。皆さん、平日のこの時間にお越しくださり、本当にありがとうございます。今日は、初めて作品を観ていただけるタイミングです。短い時間ですが、ワクワクするようなお話もできたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

醍醐さん 醍醐虎汰朗です。今日は楽しみたいです。お願いいたしします。

秦さん 原作と脚本を担当しました、秦建日子と申します。名古屋の方に、たくさん応援していただいて、ここまで来ることができました。本当に嬉しく思っております。よろしくお願いいたします。

――映画の完成を迎えて、いよいよお披露目となります。今の率直なお気持ちをお聞かせください。

剛力さん 素直にうれしいです。今日時点で、公開まであと約1カ月ありますが、公開前に先行して、名古屋へ来ることができてすごくうれしいです。皆さんがどんな反応をしてくださるのか、皆さんにどんな感想をもっていただけるのか、ちょっと緊張もあります。
皆さんにもご協力いただきながら、この作品をどんどん広めていっていただいて、10月13日(金)の公開日には、よりたくさんのお客様に見ていただけるように、私自身も頑張りたいなと思います。まずは、この作品をご覧になった皆さんが感じた率直な思いを、素直に受け取っていただけたらうれしいですね。

女子大小路のバー「タペンス」でバーテンダーのバイトをする、ヘタレでお調子者の弟。広中大夏役・醍醐虎汰朗さん

――名古屋にお越しになるのは撮影以来ということですが、久々の名古屋はいかがでしょうか。

剛力さん そうですね。と言っても、名古屋駅からすぐにテレビ局へ向かって、取材をしていただいて、またすぐこの会場に来たので、満喫はできていないんです。おいしいご飯とか食べたいですね。

――醍醐さんは、名古屋めしがお好きなんですよね。

醍醐さん はい。すごい好きです。名古屋めしは、味が濃いので(笑)

――醍醐さんは、先日まで某舞台公演で、名古屋に滞在されていましたが、その間、名古屋には通い慣れたという感じでしょうか。

醍醐さん そうですね。滞在している時間が結構長いので、うなぎをたくさん食べられて幸せだなと思います。実は、よく行くうなぎ屋さんができました。名古屋へ来たら、できる限り行きたいなっていうお店ができて、最高です。

剛力さん うなぎがめちゃめちゃ好きなんだね(笑)

――剛力さんは、名古屋のうなぎは召し上がったことはありますか?

剛力さん 多分ないです。私は、某手羽先を食べます(笑)。大好きなんですよ。名古屋に来たら、テイクアウトで買って帰ることもよくあります。

『女子大小路の名探偵』の原作者であり、今回脚本を手掛けた秦建日子さん

――映画の撮影中は、剛力さんと醍醐さんのお二人や、共演者の皆さんと、名古屋めしを一緒に楽しむ時間はありましたか。

剛力さん 残念ながら、私はなかったです…。醍醐さんは、「撮影中にこのお店へ行きました」みたいな話をたくさんしていて、びっくりしました。

醍醐さん 共演者のスピードワゴンの小沢(一敬)さんと、よくご飯食べに行きました。いろいろな面白いお話を聞けましたし、お笑いについて勉強する時間があったりして。

――映画のお話じゃなくて、お笑いのお話だったんですね。

醍醐さん はい。お笑いの勉強をしていました! やっぱりキザな男を目指しているので…(笑)

剛力さん コメントが、役柄の大夏(だいき)っぽいな(笑)

原作者・秦さん大絶賛の凸凹姉弟

舞台挨拶中も、姉弟のような剛力さんと醍醐さんのやり取りがありました♪

――剛力さんと醍醐さんは、息ぴったりの本当の姉弟のように見えますね。

秦さん そうですね。さっきも控え室で一緒にいたんですけど、二人がケンカしている雰囲気がすごくイメージできるんですよ。仲良くケンカしそうだなっていう感じがとてもあって、小説の登場人物のイメージにぴったりでうれしいです。ありがとうございます。

――剛力さん演じる姉・美桜と、醍醐さんが演じる大夏というキャラクターは、どのように生み出したんでしょうか。

秦さん ヘタレな弟と、かっこいいお姉さんの話を書きたいなっていうのがあったので、すごくストレートに、それを書いていったつもりです。あと、「家族の愛」というのは、恥ずかしいところもあると思うんですけど、お互いにちょっと屈折してるけれど、よく見ると、やっぱり愛はあるなっていう。でも、目の前にいると殴っちゃうみたいな(笑)。そういう姉弟をイメージして書きました。

――すごくリアリティがある姉弟のように思います。秦先生も、撮影現場にはいらっしゃったんでしょうか。

秦さん 一日だけですが、撮影現場へ伺いました。その日は、剛力さんはいたんですけど、醍醐くんはいなくて。実は、醍醐くんとは今日が初めましてです。撮影された素材はずっと拝見していたので、「ああ、こういう雰囲気の姉弟なんだ」と思っていましたね。役柄にすごくぴったりで、ご出演ありがとうございます。

醍醐さん こちらこそありがとうございます!

秦さんも剛力さんも、今作で一緒に仕事ができたことを、うれしそうにお話していました。

――剛力さんと秦さんは、初めてお会いした際に、お互いどんな印象を持たれましたか。

剛力さん 私は、ずっと大ファンなので、今回もご一緒させていただけて、うれしいです。秦先生は、気さくというか、すごいお話しやすい方なので、大ファンと言いながらも、普通に話しかけさせていただいてます(笑)

秦さん ありがとうございます。初めてお会いしたのは、剛力さんが高校生ぐらいのころでしたよね。あれから、一緒に仕事したいなって思っていたので、今回、この作品で念願が叶って、本当にうれしいです。

――撮影現場での剛力さんの様子はいかがでしたか。

秦さん 剛力さんは、岐阜・柳ヶ瀬のクラブのナンバーワンホステスの役柄なんですけど、撮影に行ったのが、ちょうどそのクラブでのシーンでした。剛力さんを見て、もうこれはナンバーワンだなと。説得力がすごいと思いました。素晴らしかったです。

剛力さん うれしいです。ありがとうございます。

――剛力さんから見た、弟・大夏の魅力を教えていただけますか。

剛力さん 大夏は、ヘタレなんですけど、愛されキャラというか、結局、周りが放っておかないっていうのは、魅力の一つだと思います。美桜も実は大好きなんだろうなっていうのは、すごいわかりますね。ただ、それが弟に伝わってるかどうかはわからないんですけど(笑)。本当に憎めなくて、この愛されるキャラクターは素敵だなって思います。

醍醐さん演じる、大夏のピュアなリアクションは、見どころの一つです!

――醍醐さん自身も愛されキャラだからこそ、通じる部分があるのでしょうか。

剛力さん そうですね。醍醐さんの人柄が出てると思います。

醍醐さん ありがとうございます! 剛力さんは、普段はこんな風にお優しい方なんですけど、芝居で「よーい、はい」ってなった瞬間、怖い美桜に変わる瞬間がすごい好きです。美桜は性格が強いキャラクターなので、強さの説得力をもたせるのは、本来すごく難しいことだと思うんですけど、剛力さんの目といい、たたずまいといい、強さに説得力があって、勉強になることばっかりでした。

剛力さん ありがとうございます。うれしいお言葉をたくさんいただきました。

――怖い美桜の役作りは、大変だったんじゃないでしょうか。

剛力さん 思いっきりやらせていただいたので、演じていて、とても楽しかったですよ。大夏がそうさせているというか、自然とその怖さを引っ張ってくれている感じがありましたね。私には姉がいて、普段は妹なんですけど、この作品ではお姉ちゃん面がいっぱいできました(笑)

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Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

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