2023.10.30mon
【抽選で当たる!】『ゴジラ-1.0』オリジナルステッカー(非売品)を3名様にプレゼント!
ゴジラが初めて姿を現した1954年以来、世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。70周年を迎える記念作品であり、日本で製作されたゴジラ実写映画30作品目にあたる最新作『ゴジラ-1.0』が11月3日(金・祝)の“ゴジラの日”より公開されます。
監督・脚本・VFXを務めるのは、CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFXの第一人者とも言われおり、ゴジラのファンであることを公言している山崎貴監督。全てを失った戦後の日本に突如ゴジラが現れる、シリーズ史上最悪な“絶望”を描きます。戦後を生き延びる、残された人々はどう立ち向かっていくのか。ゴジラ愛あふれる山崎監督の経験や技術を惜しみなく注いだ、集大成!大迫力の戦闘シーンはもちろん、葛藤しながらも生きていく、人間味あふれる一人ひとりの物語にも注目です。主演には、神木隆之介さん。そして、ヒロインを演じるのは浜辺美波さん、さらに山田裕貴さん、青木崇高さん、吉岡秀隆さん、安藤サクラさん、佐々木蔵之介さんと、実力派俳優陣が脇をかため、ゴジラに立ち向かいます。無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラによって、負(マイナス)へと突き落とされた日本は、どうなってしまうのか―。
ゴジラとの近さにこだわったという本作では、目の前にゴジラがいるような、臨場感たっぷりの戦闘シーンに圧巻!観るより体感すると言っていいほどです。大きなスクリーンで鑑賞してこそ、より楽しむことができる衝撃の本作をぜひ、劇場でご覧ください!
映画の公開を記念し、『ゴジラ-1.0』のオリジナルステッカー(非売品)を抽選で3名様にプレゼント!
※5種類ありますが、種類は選べません
▼ご応募は下記応募フォームより
【応募締め切りは2023年11月10日(金)正午まで】
『ゴジラ-1.0』
- 公開
- 2023年11月3日(金・祝)よりミッドランドスクエア シネマ他にて公開
- 監督・脚本・VFX
- 山崎貴
- 出演
- 神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介 他
【大ヒット上映中】映画『アナログ』名古屋での舞台挨拶に二宮和也さん、今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇!
俳優の二宮和也さんが主演を、女優の波瑠さんがヒロインを演じたラブストーリー、映画『アナログ』が2023年10月6日(金)から全国の劇場で上映中! 2023年10月17日(火)、名古屋「ミッドランドスクエア シネマ」では、上映会&大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、主演の二宮さん、同僚役を演じた今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇しました。 ビートたけしさんの小説『アナログ』を原作にしている本作。“恋をしたのは、携帯を持たない君でしたーー”という印象的フレーズと共に、この秋一番の感動作として、早くも話題となっています。 この記事では、舞台挨拶の様子をお届けします。お三方の名古屋の印象や、作品が何度も見たくなるポイントなどは、すでに映画を見た人も必見です! STORY 手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をする。二人で積み重ねるかけがえのない時間。悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズすることを決意。しかし、当日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。なぜみゆきは突然姿を消したのか。彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは。ふたりだけの“特別な木曜日”は、再び訪れるのかーー。“大切な人に会える”その喜びを改めて知った今だからこそ。愛の原点を描いたラブストーリー。 監督おすすめの名古屋名物は「コンパル」のエビフライサンド! 左から、今井隆文さん、二宮和也さん、タカハタ秀太監督 ――まずは、一言ずつご挨拶をお願いします。 二宮さん 本日は、数ある映画の中で『アナログ』を選んでいただき、ありがとうございます。皆さん先ほど見終わったばかりということで、(スクリーンを指して)こういった映画です(笑) 我ながら良い映画だと思っています。本日はよろしくお願いします。 今井さん (二宮さん演じる)悟の同僚・坂上を演じた今井隆文です。本日はよろしくお願いします。 監督 名古屋の皆さん、今日は平日のお昼にも関わらず、たくさんの方にお越しいただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。僕は名古屋に来たら、必ず「コンパル」でエビフライサンドを買います。 二宮さん へぇ~! 監督 これが本当においしくて。ぜひ。 二宮さん それはぜひ買って帰りたいですね。 ――おすすめしていただき、ありがとうございます。名古屋のお話がさっそく出ましたが、お三方は舞台挨拶の前に、中部電力 MIRAI TOWERに行かれたということで。一瞬ではあったと思いますが、どうでしたか。 二宮さん オアシス21の広場の手前に“NAGOYA”っていうロゴがあるじゃないですか。それを3人で隠して、写真を撮ってきました。 会場 (笑) ――二宮さん、名古屋は久しぶりですよね。 二宮さん そうですね…。あれ?僕って大河ドラマやってないですもんね? 会場 (笑) 今井さん やられてないです。大丈夫です。合ってます(笑) 二宮さん そうですよね(笑) それこそ映画の舞台挨拶なんていうのは、余計に久しぶりです。 今井さん 僕はあまり来たことがなくて。多分人生で3回目ぐらいですね。 二宮さん えぇー!お芝居でも来てないですか? 今井さん 多分、舞台の上映会で1度来たことがあって。僕、脚本を書くこともあるのですが、そのときは全然脚本が書けなくて…。ホテルに閉じこもっていたので、外を歩けず、今日もいろんなところをアテンドされるがまま、ここに到着したっていう感じで。だからさっきの“NAGOYA”での撮影も、ちゃんと行くことが大事だなと感じました。 ――本日は大阪、名古屋、東京を巡られるということで、名古屋でゆっくりできる機会があれば、そのときはぜひ、監督おすすめのエビフライサンドも味わっていただきたいです。 次のページ… 今井さん驚き!二宮さんとの初対面エピソード 今井さん驚き!二宮さんとの初対面エピソード ――二宮さんと今井さんは今回が初共演ということで、お互いの印象をお聞かせください。 今井さん 二宮さんは、はじめましてのご挨拶のときに、「二宮和也です。お世話になります」って言ってくれて。大体はじめましての方って「よろしくお願いします」が多いじゃないですか。 でもこの作品中は「お世話になります」って言うと、同時に“何か一緒に作りましょう”みたいな思いをもらった感じがして。これめちゃくちゃ良いワードだなと思い、それから僕も使わせてもらってます。 二宮さん へぇ~、良かった。今後も使っていこう。 今井さん いやいや、普段から使ってますよね?今回が初めてですか?(笑) 二宮さん 使う、使う(笑) 基本そうです。でも普段から使いません? 監督 挨拶ではよく使いますよね。 今井さん えぇ!僕、結構役者やっていますが、俳優の方に言われたのは初めてでした。だから本当に座組の一員になれた感じがして。 二宮さん うれしい。僕は今井さんとの初対面のことは、ちょっと覚えてなくて。どうだったかな…。 会場 (笑) 二宮さん それこそ今井さんと共演した会議のシーンは、現場全体のクランクインの日で、ささっと流れるように撮影を行いましたよね。 監督 そうです。初日ということもあって、固い雰囲気もありましたが。 ――全然そんな風には見えませんでした! 今井さん 基本、二宮さんが他愛もない話をずっと喋ってくれて。他の俳優さんからも二宮さんはすごく喋ってくれるから、めちゃくちゃ楽しいよって聞いていました。 二宮さん 他愛もない話というか、最初の会話って最初しかできないじゃないですか。もう何シーンか撮った方たちと、「今日天気いいですね」なんて話はできないので。会ったことない方たちって、はじめましての特権と言いますか、唯一そういう会話ができる人だなって思ってます。 ――二宮さんの止まらない会話のおかげで、良い空気感が生まれていたのですね。短いシーンではありましたが、皆さんのキャラクターがとてもよく分かる場面でした。 今井さん 撮影自体もすぐに終わりましたよね。二宮さんが天才的なスマホの落とし方をされて。 監督 そうそう。一発できれいに落としてくれて(笑) もう一度見たくなること間違いなし!お三方が語る、注目ポイント ――他にも様々なシーンがありますよね。会場の皆さんは見終えたばかりですが、もし、もう一度ご覧いただけるなら、ここに注目してほしいといったポイントはありますか。 監督 撮影の中盤ぐらいで、和也さんが「悟より、みゆき(波瑠さんの役名)の方が、惚れてるな」って言い出して。本来は、悟がみゆきに一目惚れをして、毎週アプローチを続けることで、愛を育んできたじゃないですか。当然、物語は悟目線で描いているので、皆さんはどう感じられたか分かりませんが、再び見ていただける機会があれば、みゆき目線で見てみるのも面白いかもしれません。 ――リリー・フランキーさん演じる、2人を静かに見守るマスターの目線になることもできますよね。 今井さん 確かに、それもできますね。僕は特に、最後の海のシーンが好きで。悟の座り方に注目しています。すごい細かい見方をしているのですが、ここに悟の人間性が全部出ていて! 二宮さん そんな!?(笑) 会場 うんうん。 今井さん ほらほら!このシーンだけではないですが、とてもかわいらしい座り方をしていて。それが、健気に見えて愛おしく感じました。 ――皆さん次ご覧になるときは注目ですね。 二宮さん 僕はですね、悟とみゆきが海に行くところで、飛行機が飛んでいくシーンがあって、編集?手法?と言いますか。設定では夜の場面ですが、実際は朝方に撮影していて。 会場 えぇ! 二宮さん でしょ?(笑)リアルに夜撮影していたら、多分何にも見えなかったと思うんですよね。“つぶし”っていう手法を使うことで、夜なのに全部見えるっていうシーンで。僕もこの手法は初めて知りましたが、すごい新鮮で、だけど違和感なく見えたというか。 ――私も何度も観ていますが、まさにもう一度観たくなるポイントですね。 次のページ… 二宮さん発案のセリフを見つけて 二宮さん発案のセリフを見つけて 現場での仲の良さが伝わってくる、お三方の和んだ雰囲気が印象的でした ――さて、あっという間に終盤となりましたが、まだまだ喋り足りないことはありませんか。 今井さん 凧を飛ばして、糸電話を作るじゃないですか。悟、サステナブルだなと思いました(笑) 二宮さん そこ?(笑) あれは悟の「電話で話してみたい」っていう思いのもと、起きたアクションですからね。 監督 でも「電話したい」ってセリフも、実は和也さんの発案ですよ。 二宮さん ええ?僕でしたっけ? 監督 和也さんが発案したセリフ、結構ありますよ。 今井さん 覚えてないんですか?(笑) 二宮さんはやっぱり憑依型ですね。 監督 海で焼鳥屋の写真を見るやり取りも、“二宮アイデア”です。焼鳥屋のシーンを撮影したときは、写真を撮り忘れてしまって。次の日に「みゆきさんと写真撮っておけば良かったね」ってなって、もう1度ロケを組み直しました。 ――覚えていないのも、今は二宮さんですから、役になりきっていたということですね。どんどん良い話が出てきますが、お時間となりましたので、最後にお客さまに向けて代表して二宮さん、メッセージをお願いします。 二宮さん 改めまして、本日は映画『アナログ』を選んでいただき、ありがとうございました。みんなで話していると、それは俺だったのかとか、それは誰だったのかということが、実際に蘇ってくるので、答え合わせではありませんが、一つの映画作品となって、皆さまと共有できるのは本当にありがたいな、うれしいなと感じています。 この先もずっとこのまま映画が残っていきますが、こんなにもたくさんの方が一か所に集まって、一緒に映画を観るって、こういう機会でないと、なかなかできません。多くの方と、この感情を共有できる、このような機会を僕らも何回もやれたらいいなと思っています。 また、名古屋にも来られたらなと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。 会場 (拍手) ――皆さまも少しの時間でしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。本日お三方に聞いたポイントを踏まえ、また2度、3度と皆さんでご覧いただければと思います。本日はどうもありがとうございました。 EDITOR SETO 私も予告の段階から公開楽しみにしていた、映画『アナログ』。二宮さん演じる悟に思わず感情移入してしまい、映画は涙なしには見られませんでした。波瑠さん演じる携帯を持たないみゆきとの恋愛は、デジタルが発達した現代では想像も付かないもので、新鮮さも感じます。お三方の話を聞いて、注目ポイントを抑えつつ、次はいろんな登場人物の目線になって、映画を鑑賞したいと思いました。まだ劇場へ足を運べていない方も、すでに鑑賞された方も、何度でも見たくなるこの秋一番の感動作をぜひ劇場でご覧ください! 映画『アナログ』 出演 二宮和也 波瑠 桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎(なにわ男子)、坂井真紀、筒井真理子、宮川大輔、佐津川愛美、鈴木浩介、板谷由夏、高橋惠子、リリー・フランキー 監督 タカハタ秀太 原作 ビートたけし『アナログ』(集英社文庫) 脚本 港岳彦 音楽 内澤崇仁 インスパイアソング:幾田りら「With」(ソニー・ミュージックエンタテインメント) 製作 「アナログ」製作委員会 制作プロダクション アスミック・エースAOI Pro. 配給 東宝 アスミック・エース 公式サイト https://analog-movie.com/ ©︎2023「アナログ」製作委員会©︎T.N GON Co., Ltd. ※掲載内容は2023年10月時点の情報です
映画『Somedays』ついに公開! 西尾まうさん・勇翔さん・辻本達規さん・本田剛文さん・平松賢人さん・曽根剛監督が登壇した舞台挨拶&ミニライブをレポート
2023年10月6日(金)、映画『Somedays』が先行公開されました。 当日は先行公開を記念して、「ミッドランドスクエア シネマ2」にて舞台挨拶が行われ、主演の西尾まうさん・勇翔さん、出演の辻本達規さん・本田剛文さん・平松賢人さん、監督の曽根剛さんが登壇しました。 本作は、「マドリード国際映画祭」で、外国語映画として作品賞・脚本賞・監督賞・主演女優賞・主演男優賞・音楽賞の6部門にノミネート。 「マドリード国際映画祭長編部門」において、「外国語映画最優秀監督賞」「外国語映画最優秀主演女優賞」の2部門で受賞されました! 公開前から盛り上がりをみせている、映画『Somedays』は、10月13日(金)より池袋HUMAXシネマズ他、全国にて順次公開されています。 この記事では、10月6日(金)に行われた、先行公舞台挨拶とミニライブの様子をレポート! 出演者の皆さんと、役柄のキャラクターが一致しすぎる(!?)お話が盛りだくさんです♪ これから映画『Somedays』を観る方はもちろん、すでに作品を観た方も、劇中のシーンとリンクする場面があるので、ぜひチェックしてくださいね! ▼出演者の皆さんへのインタビュー 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2023.09.17映画『Somedays』が2023年10月13日(金)に公開!主演の西尾まうさん・勇翔さ...https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023091712005593108.html STORY 幼い姉の松平香(西尾まう)と、弟の松平勇人(勇翔)は、「必ず迎えに来るからね」と母親に言われ、児童養護施設に預けられたが、母が迎えに来ることはなかった。年齢で養護施設を退園した香と勇人は、二人で母親を探しながら、社会の片隅で懸命に生きていた。 ある日、育った養護施設の廃園が決まり、閉園式の手紙が二人の手元に届く。閉園式でかつての仲間、佐藤良太(辻本達規)、渡辺洋介(本田剛文)、西川光(平松賢人)と再会する。 ついに迎えた公開にドキドキ・わくわく! 作中では姉弟役の勇翔さん(左)と西尾さん(右) ――まずは、一言ずつご挨拶をお願いいたします。 西尾さん 松平香役の西尾まうです。今日、やっと皆さんにこの作品を届けられて幸せです。今日はよろしくお願いします。 勇翔さん 松平勇人を演じました、勇翔です。皆さん、本日はお越しいただき、ありがとうございます。撮影から1年以上経っての公開となり、皆様に観てもらえる日がきたということで、とてもありがたい気持ちです。よろしくお願いします。 登場からノリノリだった辻本さん(左)と、そんな辻本さんを楽しそうに見ていた曽根監督(右) 辻本さん (役柄になりきりながら)自分は佐藤良太を演じた、辻本達規です。今日は『Somedays』の世界観をみんなに届けたいなと思って、ここの映画館に来ました。これが全てです。お願いします。 本田さん その喋り方は「あばれる君」じゃん(笑) キャスト順についてひと悶着あった(!?)、平松さん(左)と本田さん(右) ――続きまして、平松さん、お願いします。 本田さん (!?) ――どうされましたか? 本田さん キャスト表の順番でいうと、けんちゃん(平松さん)よりも僕の方が先に載っているんですけど、最近は取材とか受けると、けんちゃんが先に話を尋ねられるようになって。作品の中でも、重要度でいくと、けんちゃんの方が実は高いということが…。 平松さん もう喋っていい?(笑) 本田さん ごめんなさい。どうぞお喋りください(笑) 会場 (笑) 平松さん 西川光役の平松賢人です。この大画面で、この最高の音響で、皆さんに『Somedays』を味わっていただくんですが、皆さんが羨ましいなって思います。ぜひ楽しんでいただきたいです。本日はよろしくお願いします。 ――ありがとうございます。では、本田さん。 本田さん はい。4番手の役だったはずが、最近ぬるっと5番手っぽい扱いを受けております。渡辺洋介役の本田剛文です。観ていただいたらわかると思うんですけど、めっちゃ重要な役なので楽しみにしといてください。そして、皆さんぜひ、たくさんご覧になってください。 曽根監督 『Somedays』の監督を務めました、曽根剛と申します。撮影から1年5カ月ほどが経ったんですけれども、ようやく皆さんに観ていただける日がきまして、本当にうれしいです。よろしくお願いします。 西尾さんは、「マドリード国際映画祭」で「外国語映画最優秀主演女優賞」を受賞。おめでとうございます!! ――『Somedays』は、「マドリード国際映画祭」で、外国語映画として、なんと作品賞・脚本賞・監督賞・主演女優賞・主演男優賞・音楽賞の6部門にノミネートされました。 曽根監督 はい。私、西尾さん、勇翔さんの3人で、「マドリード国際映画祭」へ行ってきたんですよ。 平松さん 僕らは日本に置いていかれちゃって。 西尾さん なんで来なかったの? 曽根監督 みんなに来てほしかったですよ。当日はものすごい緊張感の中、受賞式を迎えました。 辻本さん 俺がその緊張をほぐしてあげたのに。 曽根監督 (笑)。もう本当に緊張で、どうなるんだろう、どうなるんだろうという中、「マドリード国際映画祭長編部門」において、「外国語映画最優秀監督賞」「外国語映画最優秀主演女優賞」の2部門で受賞させていただきました。 会場 (拍手) 勇翔さんは、撮影期間を思い出しながら、感慨深くお話されていました。 ――今日は先行上映ということですが、ここ名古屋は、皆さんにとって、思い入れのある場所ですよね。 本田さん 僕たち「BOYS AND MEN」にとっては、名古屋はホームタウンです。(西尾)まうさんや曽根監督は、どうでしょうか。 曽根監督 年に1~2回は、名古屋に来ることがあります。 西尾さん 名古屋は、ご飯がおいしいですよね。今日は、「なごやきしめん亭」のきしめんを食べました。おいしかったです! 次のページ… 役柄と人柄がリンクする「Somedays」メンバー 「台本は覚えなくていいです」と伝えた曽根監督の思いとは 曽根監督が描いたキャラクター通りの5人 「Somedays」メンバーの中でも特に、「役柄そのもの」と言われていた辻本さん ――皆さんの演じる役はそれぞれ個性的ですよね。役と自分自身が似ているな、と思う人はどのぐらいいらっしゃいますか。 曽根監督 (挙手) 辻本さん 監督は出演していないでしょ。 曽根監督 僕から見て、皆さんが役柄と似ているなと思います。 本田さん 監督は、最初から、役柄と僕ら自身の人柄が結構似てるって仰ってましたよね。 辻本さん 役柄に寄せるのは、結構難しかったな。 本田さん いや、辻本と役の佐藤良太の間に、「あばれる君」を1枚挟んでいるだけで、めちゃくちゃそのままだよ。「辻本・あばれる・良太」みたいな(笑) 勇翔さん 今日って舞台挨拶だよね? いつも通りのトークショーみたいな雰囲気だから、ちょっと不安になっちゃう(笑) ――勇翔さんの役は、どちらかというと寡黙な感じの役ですね。 勇翔さん ボイメンの中でも、僕はあまり喋る方ではないです。あと、喋る喋らないだけでなく、勇人という役が、昔お母さんと別れてしまったという設定で、家族の距離感みたいなのがあるんですけど、僕も同じような時期があったりしたので、その辺りは役と自分自身が重なりましたね。 思わぬ展開に慌てる西尾さんと、優しくフォローしていた勇翔さん。さすが姉弟役! ――いろいろな親子の関係が出てくる、そんなお話だと思うんですけれども、西尾さんは何か感じられるものがありますか。 西尾さん そうですね…。もう一度お願いしてもいいですか。 会場 (笑) 西尾さん 今、自分の役について聞かれると思って、そのコメントを考えていたんですよ(笑) 辻本さん どれくらい考えとったんか、一回考えてたやつ言ってよ(笑) 勇翔さん 撮影現場も、こんな感じでしたね。 平松さん 今日は珍しく、勇翔がフォローに入りますよ(笑) 西尾さん こんな感じで、作品でも弟に支えられていて、今のこのシチュエーションが、ナチュラルだなって思いますね。香は、悩まずにやっちゃおうっていうタイプで、先のことを考えずに、常に楽しいことを求めているキャラクターだったので、演じていて楽しかったですね。すごいナチュラルに演じられました。 辻本さん 僕も似ているところは、確かに多々ありました。違いを探す方が難しいかもしれないですね。とにかく先陣切ってやろうという感じで、無責任に言っちゃったり、突っ走っちゃったりするところとか。あと、僕が掛け声しているのに誰も反応しないとか(笑)。結構、自分と重なるところがあったので、そういう意味ではすごく自然体にできたかなと思いますね。 本田さん演じる洋介のアドリブシーンでは、とある映画のセリフが盛り込まれています! ▼アドリブシーンの裏エピソード 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2023.09.17映画『Somedays』が2023年10月13日(金)に公開!主演の西尾まうさん・勇翔さ...https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023091712005593108.html?nextpage=2#h2_1_2 ――続いて、本田さんはいかがでしょうか。 本田さん 僕がけんちゃんよりも先でいいんですか(笑)。演じた洋介というキャラクターの職業が、「ホスト」って映画のホームページに書いてあったんですけど、ファンの皆さんから「とうとうホスト役をやるの?」「今まで見たことない本田くんのホスト役を楽しみにしています」っていうリアクションが結構あったんですよ。でも、ホストのシーンとか全然ないんです。もしかしたら、1発くらい、シャンパン開けないといけなかったかもしれない(笑)。 作中では、軽くてチャラいみたいな一面はあまり覗かせないんですけど、このメンバーの中では一番、センシティブな一面を持っているキャラクターです。人としての弱さみたいなところも描かれていて、その辺りは作品の中でも重要なポイントだと思うので、楽しみにしていただきたいですね。 ――その表現は、難しかったですか? 本田さん 役柄と僕の人柄、元の人間性が似通って見えるというような話はあったんですけど、自分的にはあまり似ていないと思いました。自分自身は、あまりクヨクヨしないタイプかなと。 辻本さん 一緒にいると、結構センシティブよ。 本田さん あれ? 僕、クヨクヨしてる?(笑) 自分の中で、キャラクターの気持ちに一生懸命、寄り添っていこうという思いはありましたね。 主題歌「Somedays」は、平松さんが振り付けを担当しています! ぜひ注目を!! 平松さん 映画では、このメンバーで「Somedays」というグループを組んで、やっていくことになるんですけど、僕が演じる光が、音楽のことをメンバーに教えたり、いろいろと進行したりする部分が、ボイメンの活動とも重なります。ボイメンでも、ダンスリーダーをやっているんですよ。監督も「自由に進めてください。お任せします」と言ってくれたので、ナチュラルにお芝居ができました。 本田さん ダンスシーンで、光が仕切ってくれている場面は、ボイメンの稽古みたいになっているね。 平松さん それこそ、ダンスの振り付けの稽古のシーンがあったんですけど、みんなそれぞれいろいろな仕事があるので、撮影をしながら本当に教えて、覚えていくみたいな感じはありましたね。 本田さん よく見てみると、後ろの方でバグっている辻本がいます(笑) 辻本さん まあ、それでもできちゃうのが、やっぱり俺たちは「Somedays」だなって思いますね。 曽根監督は、撮影から1年以上が経って、いよいよ迎えた公開をとても喜ばれていました! ――監督から見て、撮影現場はどうでしたか。 曽根監督 撮影に入る前、今、話にあったような役柄に関して、このメンバーの皆さんにそれぞれ話をさせていただいたんです。そこで、「皆さんのキャラクターそのままで出てもらった方が良い作品になるんじゃないかな」と思いましたね。それぞれのキャラクターでアドリブもやってくださいっていう感じでした。 本田さん 監督は「台本覚えないでください」って言っていたんですよ。 曽根監督 特に、辻本さんの役・良太は長セリフが多いので、覚えようとすればするほど、キャラクターから離れちゃうんですよ。なので、もう覚えずにいてもらった方がいいなと。 辻本さん それで、ラッキーと思って、じゃあすぐに寝ようと思って寝ていました(笑) 本田さん しっかり覚えていないから、毎回毎回、セリフが違っていましたよね(笑) 辻本さん 編集は大変でしたか? 曽根監督 いや、楽しかったですよ。「このパターンもありやな。あ、こっちのパターンもある」みたいな(笑) 次のページ… 「Somedays」メンバーによるミニライブ フルコーラスでたっぷり2曲を披露♪ 「Somedays」メンバーによるミニライブ♪ 挿入歌「Somedays」の曲中では、会場のお客さんも一緒に手を振って楽しんでいました♪ ――今日は特別に、「Somedays」の皆さんにミニライブを披露していただきます。 辻本さん え!? 勇翔さん 今、初めて聞いた訳じゃないでしょ(笑) 辻本さん 歌もやっぱり気持ちだから、覚えちゃダメって言われてるの。でも、監督の指示ならしょうがないですね。 曽根監督 さっき、楽屋で必死に覚えてた(笑) 辻本さん 僕、努力家なので。 本田さん 本当の努力家は、当日にやらないよ(笑) 勇翔さん 1曲目は、劇中の僕たちのグループ名「Somedays」の名前からきている、楽曲「Somedays」です。聴いてください。 ▼挿入歌「Somedays」を披露する皆さんの様子はこちら! 姉弟役のお二人によるハーモニー、素敵でした! 「Somedays」は、夢を追いかけることを後押ししてくれる楽曲です。 途中で辻本さんが、歌う平松さんの元へ行く場面も。 勇翔さん この曲は、映画タイトルと劇中のグループ名と同じ名前の曲なんですけど、これは主題歌ではないんです。 本田さん そうそう。この前、ラジオで流したんだけど、「映画Somedaysより、Somedaysで、Somedays」って曲振りをしました。リスナーみんな、混乱のドツボにハマるっていう(笑) 勇翔さん 次は、映画の主題歌「未来」を聞いていただきたいと思います。 ▼映画『Somedays』の主題歌「未来」を披露する様子はこちら! 「未来」はバラード曲。作品のメッセージがたっぷりと込められています。 歌詞をじっくり読みながら、聴きたい一曲です。 気持ちを込めて、力強く歌う皆さんの姿が印象的でした。 特に、間奏後の勇翔さんパートからの大サビは、劇中の登場人物たちと重なって、ぐっときます!! 勇翔さん ありがとうございました。みんな、間奏の時に曲が終わったって思いましたよね。 辻本さん そこで拍手した人は、間違っていないです。俺たちも終わったと思いました。 本田さん 知ってたでしょ(笑) 平松さん ちなみに、演歌歌謡では、良いビブラートが出た時は拍手するから。 本田さん 演歌歌謡の拍手だった?(笑) 舞台挨拶の終盤には、来場者の皆さんのために、フォトセッションの時間が設けられました! ――最後に、これから映画をご覧いただく皆さんへ一言ずつメッセージをお願いします。 西尾さん 『Somedays』は、友情、夢、家族、愛、すべてが詰まっている作品です。 ぜひご覧ください。 勇翔さん この作品を観て、改めて、自分の家族との距離感を考えることができると思います。皆さん、楽しみにしていてください。 舞台挨拶後、なかなかステージから離れない辻本さんを、曽根監督が手を繋いで連れ出していました(笑) 辻本さん この映画の結末を先に言うと… 本田さん ダメなのよ。 会場 (笑) 辻本さん みんなすごく魅力的なキャラクターですし、その中でも、本当に良太はすごくいいやつです。皆さん、佐藤良太の気持ちになって、この映画を観てもらえるとうれしいです。よろしくお願いします! 本田さん 家族という言葉の定義を、皆さんがどの辺りに設定するかわかりませんが、これは血の繋がりなのか、繋がっていなくても家族なのか、ギクシャクしていてもやっぱり家族なのか。いろいろとあると思うんですけど、この作品を観てもらうと、「やっぱり大事な人は大事だよな」と感じてもらえると思います。皆さんにとっての大事な人を、もっと大事にしようと思える作品です。ぜひ皆さん、『Somedays』を一回観て、気に入っていただけたら、次は大事な人と観に来ていただけるとうれしいです。作品をお楽しみください。よろしくお願いします。 辻本さんが曽根監督に連れ出されている時、ダンスリーダーの平松さんは、曲に合わせて踊っていました♪ 平松さん 今、他のメンバーから「友情」「愛情」とかいろいろな言葉が出ましたけど、すでに配信されている主題歌や挿入歌も含めて、様々な角度から楽しめるのがこの作品だと思います。ストーリーを深掘りしたいなっていう方には、分厚いパンフレットが用意されています。ぜひ、いろいろな方に楽しんでいただきたいので、この映画の良いところを身近な方に拡散して欲しいです。 曽根監督 この出演者の皆さんのキャラクターを、映画の登場人物にそのまま活かしましたので、楽しんで観てください。音楽は、作品に絡めて歌詞もすごく意味を持っているので、歌詞までしっかり追っていただきたいです。そして、「未来」の途中で先ほど皆さんに拍手していただいた、余韻の部分も意味を持って、映画の中でも余韻をかなり持たせました。劇中で、その辺りがどうなっているかも楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。 ――西尾まうさん、勇翔さん、辻本達規さん、本田剛文さん、平松賢人さん、曽根剛監督、ありがとうございました。 映画『Somedays』は、10月13日(金)より、池袋HUMAXシネマズ他、全国にて順次公開。 なんと、東海エリアでは、映画の上映に加えてスペシャルな企画もあります! 「ミッドランドシネマ名古屋空港」では、10月13日(金)から、映画『Somedays』の松平香(西尾まうさん)、松平勇人(勇翔さん)によるスピンオフ企画を実施。 スペインのマドリードを舞台に、香と勇人がすれ違う様子を描いたショートロードムービーが上映されます。 「刈谷日劇」では、10月13日(金)より、映画主題歌「未来」のMVフルバージョンが公開! 劇中の「Somedays」のメンバーが、インドネシアのバリ島で、王様と共に宮殿や児童養護施設など様々な地域で子どもたちや現地の方と触れ合った記録をMVとして上映されます。 そして、「ミッドランドスクエア シネマ2」では、静岡県での撮影時のメイキングショート映像を公開中。 主要キャストやエキストラ、スタッフの皆さんの、和気あいあいとした和やかな撮影現場の貴重映像が上映されています。 映画『Somedays』は、家族の絆、友情、人との繋がり…と、大切なことを再認識できる作品です。 ラストスパートにかけて、涙、涙の展開なので、ハンカチのご用意をお忘れなく! また、キャストの皆さんのそのままのキャラクターが活かされているので、その点に注目して観るのもおすすめです♪ アドリブシーンは、観るたびに新たな発見があります! ぜひ劇場でご覧ください!! 映画『Somedays(サムデイズ)』 公開日2023年10月13日(金)より、ミッドランドシネマ名古屋空港、刈谷日劇、池袋HUMAXシネマズ 他にて上映 監督曽根剛 脚本森田剛行 出演西尾まう、勇翔(BOYS AND MEN)、辻本達規(BOYS AND MEN)、平松賢人(BOYS AND MEN)、本田剛文(BOYS AND MEN)、西村知美、倉野章子、渡辺徹、東ちづる、大場康正 公式サイトhttps://www.somedaysmovie.com/ 公式X(旧Twitter)@somedays_5 ※掲載内容は2023年10月時点の情報です
名古屋・岐阜が舞台の痛快ミステリー映画『女子大小路の名探偵』が公開!主演の剛力彩芽さん、醍醐虎汰朗さん、堀夏喜さん、原作者の秦建日子さん登壇の舞台挨拶レポート
2023年10月13日(金)に、映画『女子大小路の名探偵』が公開! 本作は、名古屋・岐阜を舞台に、連続犯罪事件に巻き込まれた姉と弟が、地元愛あふれる仲間たちの助けを借りながら、真犯人に迫る痛快ミステリーエンターテインメントです。 数多くの話題作を手掛けている、秦建日子(はたたけひこ)さんによる、ミステリー小説が原作になっています。 公開を記念して、9月13日(水)に、名古屋「ミッドランドスクエア シネマ」で舞台挨拶が行われ、主演の剛力彩芽さん、醍醐虎汰朗さん、原作・脚本を手掛けた秦建日子さんが登場しました。 STORY 女子大小路のバー「タペンス」でバーテンダーのバイトをしていた大夏(醍醐虎汰朗)は、ストーカーの疑いをかけられたのをきっかけに、児童相談所の職員・秋穂(北原里英)と知り合う。 だが、彼女が自宅にお詫びのケーキを取りに戻っている間に、彼は中区の矢場公園でコスプレの衣裳を着たまま心肺停止状態の中学生・佐野あすかを発見。あすかは秋穂が担当していた少女だったが、同じ中学生の山浦瑠香の死体が中区で発見されてから3日後だったこともあり、大夏は連続殺人事件の容疑者として警察に連行される。 そんな彼の窮地を、柳ヶ瀬のクラブ「グレース」で働く姉の美桜(剛力彩芽)が救う。会うといつもいがみ合ってばかりいる姉弟だったが、やがて事件の鍵を握る「タペンス」の客“ヤマモト”(堀夏喜/FANTASTICS)と接触し、山浦瑠香を殺害した犯人に辿り着く。しかし…。 剛力さんと醍醐さんが好きな名古屋めし 岐阜・柳ヶ瀬のクラブの最強ナンバーワンホステスであり、最強の姉。広中美桜役・剛力彩芽さん ――ようこそ名古屋へ。それでは、一人ずつご挨拶をお願いします。 剛力さん こんばんは。皆さん、平日のこの時間にお越しくださり、本当にありがとうございます。今日は、初めて作品を観ていただけるタイミングです。短い時間ですが、ワクワクするようなお話もできたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 醍醐さん 醍醐虎汰朗です。今日は楽しみたいです。お願いいたしします。 秦さん 原作と脚本を担当しました、秦建日子と申します。名古屋の方に、たくさん応援していただいて、ここまで来ることができました。本当に嬉しく思っております。よろしくお願いいたします。 ――映画の完成を迎えて、いよいよお披露目となります。今の率直なお気持ちをお聞かせください。 剛力さん 素直にうれしいです。今日時点で、公開まであと約1カ月ありますが、公開前に先行して、名古屋へ来ることができてすごくうれしいです。皆さんがどんな反応をしてくださるのか、皆さんにどんな感想をもっていただけるのか、ちょっと緊張もあります。 皆さんにもご協力いただきながら、この作品をどんどん広めていっていただいて、10月13日(金)の公開日には、よりたくさんのお客様に見ていただけるように、私自身も頑張りたいなと思います。まずは、この作品をご覧になった皆さんが感じた率直な思いを、素直に受け取っていただけたらうれしいですね。 女子大小路のバー「タペンス」でバーテンダーのバイトをする、ヘタレでお調子者の弟。広中大夏役・醍醐虎汰朗さん ――名古屋にお越しになるのは撮影以来ということですが、久々の名古屋はいかがでしょうか。 剛力さん そうですね。と言っても、名古屋駅からすぐにテレビ局へ向かって、取材をしていただいて、またすぐこの会場に来たので、満喫はできていないんです。おいしいご飯とか食べたいですね。 ――醍醐さんは、名古屋めしがお好きなんですよね。 醍醐さん はい。すごい好きです。名古屋めしは、味が濃いので(笑) ――醍醐さんは、先日まで某舞台公演で、名古屋に滞在されていましたが、その間、名古屋には通い慣れたという感じでしょうか。 醍醐さん そうですね。滞在している時間が結構長いので、うなぎをたくさん食べられて幸せだなと思います。実は、よく行くうなぎ屋さんができました。名古屋へ来たら、できる限り行きたいなっていうお店ができて、最高です。 剛力さん うなぎがめちゃめちゃ好きなんだね(笑) ――剛力さんは、名古屋のうなぎは召し上がったことはありますか? 剛力さん 多分ないです。私は、某手羽先を食べます(笑)。大好きなんですよ。名古屋に来たら、テイクアウトで買って帰ることもよくあります。 『女子大小路の名探偵』の原作者であり、今回脚本を手掛けた秦建日子さん ――映画の撮影中は、剛力さんと醍醐さんのお二人や、共演者の皆さんと、名古屋めしを一緒に楽しむ時間はありましたか。 剛力さん 残念ながら、私はなかったです…。醍醐さんは、「撮影中にこのお店へ行きました」みたいな話をたくさんしていて、びっくりしました。 醍醐さん 共演者のスピードワゴンの小沢(一敬)さんと、よくご飯食べに行きました。いろいろな面白いお話を聞けましたし、お笑いについて勉強する時間があったりして。 ――映画のお話じゃなくて、お笑いのお話だったんですね。 醍醐さん はい。お笑いの勉強をしていました! やっぱりキザな男を目指しているので…(笑) 剛力さん コメントが、役柄の大夏(だいき)っぽいな(笑) 原作者・秦さん大絶賛の凸凹姉弟 舞台挨拶中も、姉弟のような剛力さんと醍醐さんのやり取りがありました♪ ――剛力さんと醍醐さんは、息ぴったりの本当の姉弟のように見えますね。 秦さん そうですね。さっきも控え室で一緒にいたんですけど、二人がケンカしている雰囲気がすごくイメージできるんですよ。仲良くケンカしそうだなっていう感じがとてもあって、小説の登場人物のイメージにぴったりでうれしいです。ありがとうございます。 ――剛力さん演じる姉・美桜と、醍醐さんが演じる大夏というキャラクターは、どのように生み出したんでしょうか。 秦さん ヘタレな弟と、かっこいいお姉さんの話を書きたいなっていうのがあったので、すごくストレートに、それを書いていったつもりです。あと、「家族の愛」というのは、恥ずかしいところもあると思うんですけど、お互いにちょっと屈折してるけれど、よく見ると、やっぱり愛はあるなっていう。でも、目の前にいると殴っちゃうみたいな(笑)。そういう姉弟をイメージして書きました。 ――すごくリアリティがある姉弟のように思います。秦先生も、撮影現場にはいらっしゃったんでしょうか。 秦さん 一日だけですが、撮影現場へ伺いました。その日は、剛力さんはいたんですけど、醍醐くんはいなくて。実は、醍醐くんとは今日が初めましてです。撮影された素材はずっと拝見していたので、「ああ、こういう雰囲気の姉弟なんだ」と思っていましたね。役柄にすごくぴったりで、ご出演ありがとうございます。 醍醐さん こちらこそありがとうございます! 秦さんも剛力さんも、今作で一緒に仕事ができたことを、うれしそうにお話していました。 ――剛力さんと秦さんは、初めてお会いした際に、お互いどんな印象を持たれましたか。 剛力さん 私は、ずっと大ファンなので、今回もご一緒させていただけて、うれしいです。秦先生は、気さくというか、すごいお話しやすい方なので、大ファンと言いながらも、普通に話しかけさせていただいてます(笑) 秦さん ありがとうございます。初めてお会いしたのは、剛力さんが高校生ぐらいのころでしたよね。あれから、一緒に仕事したいなって思っていたので、今回、この作品で念願が叶って、本当にうれしいです。 ――撮影現場での剛力さんの様子はいかがでしたか。 秦さん 剛力さんは、岐阜・柳ヶ瀬のクラブのナンバーワンホステスの役柄なんですけど、撮影に行ったのが、ちょうどそのクラブでのシーンでした。剛力さんを見て、もうこれはナンバーワンだなと。説得力がすごいと思いました。素晴らしかったです。 剛力さん うれしいです。ありがとうございます。 ――剛力さんから見た、弟・大夏の魅力を教えていただけますか。 剛力さん 大夏は、ヘタレなんですけど、愛されキャラというか、結局、周りが放っておかないっていうのは、魅力の一つだと思います。美桜も実は大好きなんだろうなっていうのは、すごいわかりますね。ただ、それが弟に伝わってるかどうかはわからないんですけど(笑)。本当に憎めなくて、この愛されるキャラクターは素敵だなって思います。 醍醐さん演じる、大夏のピュアなリアクションは、見どころの一つです! ――醍醐さん自身も愛されキャラだからこそ、通じる部分があるのでしょうか。 剛力さん そうですね。醍醐さんの人柄が出てると思います。 醍醐さん ありがとうございます! 剛力さんは、普段はこんな風にお優しい方なんですけど、芝居で「よーい、はい」ってなった瞬間、怖い美桜に変わる瞬間がすごい好きです。美桜は性格が強いキャラクターなので、強さの説得力をもたせるのは、本来すごく難しいことだと思うんですけど、剛力さんの目といい、たたずまいといい、強さに説得力があって、勉強になることばっかりでした。 剛力さん ありがとうございます。うれしいお言葉をたくさんいただきました。 ――怖い美桜の役作りは、大変だったんじゃないでしょうか。 剛力さん 思いっきりやらせていただいたので、演じていて、とても楽しかったですよ。大夏がそうさせているというか、自然とその怖さを引っ張ってくれている感じがありましたね。私には姉がいて、普段は妹なんですけど、この作品ではお姉ちゃん面がいっぱいできました(笑) 次のページ… サプライズゲストとして、 ヤマモト役・堀夏喜さん(FANTASTICS)が登場! ゲスト登場で剛力さんの“美桜な一面”がちらり! 剛力さんは、サプライズゲストの堀さんを愛あるいじりで歓迎していました! ――それでは、ここでマスコミ向けのフォトセッションのお時間を設けたいと思いますが…マスコミ席に見たことある方がいらっしゃいますよ。ちょっと立っていただけますか。 堀さん お邪魔します! ――本作で、事件の鍵を握る謎の男・ヤマモト役の堀夏喜さん(FANTASTICS)が、急遽駆けつけてくださいました。 堀さん 実は、愛知県出身なんです。『ホリナツのカンムリ(仮)』(毎週木曜深夜 メ~テレ)という番組をもっているんですけど、その収録で、剛力さんと醍醐さんに、舞台挨拶のお話を聞きまして。その流れで、「舞台挨拶に出ちゃいなよ」ということになりました。 剛力さん いや、私たち断りましたよ(笑) 堀さん いやいや、ちょっと待ってくださいよ。「いいですね」って言ったじゃないですか(笑) 剛力さん (笑)。うれしい再会です。ありがとうございます。 ――堀さんは、作中ではダークな役なんですけれども、こう見ていると結構いじられキャラなんでしょうか。 堀さん 剛力さんのセンサーがすごくて。さっきちょっと話しただけで、「あ、これいじれる」みたいなになっています(笑)。僕の性格を把握してくれて、引き出してくれて、大変ありがたいですね。 剛力さん いやだったら、言ってくださいね(笑) 堀さん 正直、おいしいです(笑) サプライズで舞台挨拶に登壇した、ヤマモト役・堀夏喜さん(FANTASTICS) ――堀さんは愛知県出身ということで、地元が舞台である映画に出演が決まった時の心境をお聞かせください。 堀さん 「女子大小路」という場所の名前が入っている作品で、愛知県民として、ゆかりがあります。あと、学生時代に、その辺りでダンスをしていたので、思い入れが強いです。自分にとって、特別な作品になりました。 ――女子大小路だけじゃなくて、名古屋のいろいろな場所が出てきますよね。 堀さん そうですね。食べ物もそうですし、愛知県民は特に、心に刺さるポイントが多い作品だなって思います。 ――映画の本編では、美桜と大夏、ヤマモトの緊迫したシーンがありましたが、現場ではどのような交流があったんでしょうか。 剛力さん 本当に、挨拶程度ですね。あまりネタバレはできないんですが、同じシーンはあったんですけど、距離があるところでやり取りするシーンだったので、本当に会話がなかったんです。こんなに面白い方だったことが、今日わかりましたね。 堀さん 僕も隙があれば、お二人とぜひ喋りたいなと思ってたんですけど、なかなかそういう機会がなくて。今日やっといじってもらえて、うれしいです。 ――秦先生は、ヤマモト役の堀さんはいかがでしょうか。 秦さん 良かったですよね。どれくらいネタバレしていいのかわからないんですけど、小説だと、もっと年配の男性なんだろうなっていう雰囲気なんですよ。でも、僕自身は映像にするなら、もう少し若い人がいいなと思っていたので、堀くんに決まったと聞いた時は、本当にうれしかったです。 剛力さん 撮影現場で見ていた堀さんと、全然違いますよね。 醍醐さん 話しかけにくい人だと思っていました。 秦さん 話してみると、雰囲気が全然違って、そのギャップが素晴らしいなと思います。 客席との記念撮影時、剛力さんが「映りたい方は、ぜひマスクを取って、しっかり映ってくださいね」と呼びかけていた姿が印象的でした。 ――最後に、剛力さんより一言ご挨拶お願いいたします。 剛力さん 今日はお集まりいただき、ありがとうございます。ここからがスタートだと思います。まずは皆さんの率直な、映画を見た感想を、ぜひいろいろなところで伝えていただいて、SNSにも感想を書いていただけたらうれしいです。私たち自身も、公開に向けて頑張っていきたいなと思います。 この作品はミステリーで、謎解きもありますが、“人との絆の大切さ”というのを改めて感じられる作品だと思いますので、ぜひ大切な人と観てください。そして、名古屋や岐阜の素敵な街を堪能していただけたらと思います。皆さん、映画を楽しんでくださいね。今日は、本当にありがとうございました。 ――以上をもちまして、『女子大小路の名探偵』公開記念舞台挨拶は終了となります。剛力さん、醍醐さん、秦先生、堀さん、ありがとうございました。 WRITER Hirata 剛力さん演じる姉・美桜が、強く美しい女性で、とてもかっこよかったです♡ 醍醐さんが演じる弟・大夏の見事なへたれっぷり&活躍にも、ぜひ注目を! 後半に向けて徐々に変化する、姉弟の距離感がたまりませんよ!! 名古屋・岐阜が舞台の映画なので、劇中に出てくる場所やお店が、知っているところばかりで、東海エリアの皆さんは、作品を違った視点からも楽しめます♪ 映画『女子大小路の名探偵』 原作秦建日子『女子大小路の名探偵』(河出書房新社刊) 脚本秦建日子 監督松岡達矢 出演剛力彩芽、醍醐虎汰朗、北原里英、今野浩喜、堀夏喜(FANTASTICS)、小沢一敬(スピードワゴン)、水野勝、寺坂頼我、柳ゆり菜、ゆきぽよ、遼河はるひ、田中要次、戸田恵子 公式サイトhttps://jyoshidaikoji-meitantei.com/ 公式X(旧Twitter)@jyoshidai_movie ※掲載内容は2023年10月時点の情報です