2023.11.10fri
まさに映画のワンシーン!和と洋が織りなす華麗な邸宅「六華苑(ろっかえん)」【三重・桑名市】
三重県桑名市にあり、国指定重要文化財の建物と国指定名勝の庭園が有名な「六華苑(ろっかえん)」。 映画やドラマのロケ地として使われ、聖地巡りでも人気の観光地です。
今回は、風情を感じる洋館や和館、自然豊かな美しい庭園の様子など、見どころ満載の「六華苑」をご紹介します!
まさに“和洋折衷”。貴重な国の文化財「六華苑」
揖斐川・長良川を望む約1万8千平方メートルの敷地に、洋館と和館、日本庭園などがある「六華苑(ろっかえん)」。
大正2年に、桑名の実業家二代諸戸清六の邸宅として完成した建物は、和と洋の様式が調和した、今や明治・大正期を代表する貴重な文化財です。
まるで映画の主人公!洋館の華やかな空間に心奪われて
「六華苑」の洋館を設計したのは、「鹿鳴館」を設計したことでも有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル氏。“日本近代建築の父”とも言われ、多くの建築ファンの心を響かせてきました。
そんな洋館の最大の魅力は、メルヘンチックな外観!4層の塔屋が印象的な木造2階建ての建物は、葺きの屋根と華やかな装飾が特徴です。青空に洋館のブルーが映えて、おとぎ話に出てくる建物のよう♡
赤いカーペットが敷かれた洋館の「客間」は、来客接待用の部屋。コンドルが好んで用いていた天井のバラ模様など、一番凝った造りなのだとか。華やかな室内には暖炉や鏡、センターテーブルなどのアンティーク家具が置かれ、まさに映画のワンシーン!
洋館2階にある「サンルーム」も魅力の一つです。1階のベランダと同じ広さをもつこのサンルームは、当時としては斬新な設計だそう。
言葉通り陽の光が降り注ぐ明るいスペースで、広々とした緑豊かな庭園も眺めるには絶好の場所です◎。
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洋館の隣に続く「和館」も見どころ満載!
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