東岡崎駅と籠田公園を繋ぐ、まちの中継所的スポット「偶偶 GUUGUU」が誕生!飲食店やシェアキッチン、オフィスが入る複合ビルに注目【岡崎市】
#住まい

2023.12.7thu

東岡崎駅と籠田公園を繋ぐ、まちの中継所的スポット「偶偶 GUUGUU」が誕生!飲食店やシェアキッチン、オフィスが入る複合ビルに注目【岡崎市】

愛知県岡崎市で人が集まるまちを目指し、大規模なまちづくり計画が実行されている籠田公園周辺エリア。2021年には、名鉄東岡崎駅と籠田公園を繋ぐ散歩道“中央緑道”が再整備され、さらなる盛り上がりを見せています。2023年9月、そんな中央緑道沿いに新たな施設「偶偶 GUUGUU」が誕生しました!

空きビルを丸々一棟使用し、1Fにジェラート屋シェアキッチン出版社が、2、3Fには、市民グループ建築設計事務所イベント企画会社のオフィスが入った、まちの中継所的スポットとなっています。

今回は、気になる名前の由来や、現在も進化を遂げているビルの詳しいお話を、「studio36一級建築士事務所」の共同代表でもあり、南康生家守舎の代表としてプロジェクトを主導している畑さんに聞いてきました。

人との繋がりを意識した空間づくり

「studio36一級建築士事務所」で働く中で、もっと人とのつながりが直接生まれるようなオープンな場で、まちのさまざまなコンテンツを組み合わせた事務所を構えたいと考えていた畑さん。

ビルの目の前に広がる中央緑道

定期的にマルシェなどのイベントが開催され、人の集客が著しい中央緑道沿いに、空きビルになってしまう物件があることを聞きつけ、すぐにプロジェクトを始動。ただのオフィスではなく、飲食店と合体させることで、お客さんとの繋がりだけでなく、飲食店を始めたいと思っている店主との繋がりも生まれる空間が誕生しました。

飲食店と出版社が集合する1F

1Fには、食品卸会社の株式会社マルサが手がける「OHKA GELATO(オーカ ジェラート)」が入っています。農家から直接仕入れた野菜や果物を使用しているところに惹かれ、声をかけたそう。

▼「OHKA GELATO(オーカ ジェラート)」の詳しい記事はこちら
https://kelly-net.jp/enjoytoday/2023112800004097434.html

その隣には、カウンター席まで完備された「偶偶キッチン」を開設。「このエリアで出店したいのに、週7日で営業するのは難しい」といった悩みを抱える店主のための、週1日からでも気軽に飲食店を始められるシェアキッチンとなっています。

現在は、豚肉のセレクトだけでなく切り方や揚げ方、使用する揚げ油、パン粉、卵までこだわる「とんかつ しば太」が、月・火曜日に営業中。11月29日(水)からは、立ち飲み酒場「すいようくるくる」が出店しています。

週末にはポップアップも開催し、最終的には毎日開いているキッチンにするため、現在も出店者を募集中。「偶偶キッチン」での経験が、このエリアで実店舗を構えるきっかけに!

他にも、出版社として活動する「偶偶編集室」があります。まだ、机とイスしか配置されていないまっさらな状態ですが、今後はこのエリアで開催されているイベントを紙媒体として記録に残し、まちのポートフォリオを作っていくそう。ギャラリーのような空間が完成していく模様に期待です。

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東岡崎駅と籠田公園を繋ぐ、まちの中継所的スポット「偶偶 GUUGUU」が誕生!飲食店やシェアキッチン、オフィスが入る複合ビルに注目【岡崎市】

WRITER

Mizuki Seto

Mizuki Seto

愛知県出身。大学でデザインについて学び、編集職に憧れて入社。趣味はテニスと好きなバンドのライブへ行くこと。休日は愛用のカメラを片手に気になるカフェを巡っている。

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