桜と紅葉を同時に楽しめる、神秘的な光景。
春と秋に花を咲かせる“四季桜”の名所・豊田市小原地区の秋は、他の紅葉スポットとは全く違った景色が広がります。ここでは、淡いピンクの桜と燃えるような赤い紅葉の美しいコントラストを楽しむことができます。特に小原四季桜まつりの会場のひとつ、「川見四季桜の里（せんみしきざくらのさと）には、約1200本もの四季桜が植えられており、山肌をピンクに染める四季桜と紅葉の共演は圧巻です。

愛知県・豊田市 「小原四季桜まつり」

鏡のように「上池」に映る、逆さ紅葉は素晴らしいです！
約7000種類の植物を観賞できる植物園エリア。自然の地形をそのままに活かした展示をしているので、街中にいながら山野のような美しい紅葉をゆっくり楽しめます。

東山動植物園（ヒガシヤマドウショクブツエン）

名古屋の街を遠望。夕暮れタイムを狙ってみて。
境内西側から見える夕焼けは、朱色の紅葉とマッチして、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。隣接の公園や散歩コースで、1日ゆったりと過ごすのも良いですね。

定光寺（ジョウコウジ）

あまり知られていない紅葉の穴場で、のんびりできます。
秋の「めだか池」は、水面に映る青空と木々の色彩が清々しい。敷地内にある「日本庭園」も周って、ゆったり紅葉狩りを楽しめます。

愛・地球博記念公園（モリコロパーク）

この景色を撮るために、何度も登頂したくなります！
山道の末に到着するのは、戦国時代の山城を復元した公園です。「香嵐渓」に引けを取らない景観美で、カラフルなモザイク模様に色づく山々を一望できます。

城跡公園 足助城（ジョウセキコウエン アスケジョウ）

広場から「世尊寺」へ向かう道の、紅葉トンネルを広角レンズで。
広々とした敷地では、約1500本ものモミジを栽培。園内には無料の動物園もあるので、家族連れでも楽しめます。かわいい動物たちのショットも、一緒に狙ってみてください。

東公園動物園（ヒガシコウエンドウブツエン）

公園内の「葵松庵（きしょうあん）」は、紅葉と建物の共演が見所。
「神君出生の城」として知られる岡崎城を中心とした、自然豊かな公園。四季折々の植物を観賞できる園内には、紅葉に際立つ家康公ゆかりの史跡なども多く、歴史好き女子におすすめです。

岡崎公園（オカザキコウエン）

京都の寺にも匹敵する見応えなのに、意外と知られていない場所です。
池には「無際橋」が架けられ、絵に描いたような美しい日本庭園が見事。国宝にも指定されている、趣深い「観音堂」は紅葉と相性が良く、ずっと眺めていたくなります。

虎渓山 永保寺（コケイザン エイホウジ）

建物の中から紅葉を眺めるのも、ぶらりと庭を歩くのも楽しい！
日本家屋と洋館が調和した建物が特徴。洋館は、イギリス人建築家のジョサイア・コンドルが設計しました。和室の緑側に腰かけて、風情ある紅葉をぼんやりと眺めてみてください。

六華苑（ロッカエン）

※この記事は、2018年『月刊ケリー』12月号の転載です。
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