【4/19~名古屋パルコで開催!】「ロバート激ヤバ祭」インタビュー
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2019.4.19fri

【4/19~名古屋パルコで開催!】「ロバート激ヤバ祭」インタビュー

独特なコントで、老若男女に人気のお笑い芸人「ロバート」。20周年を迎え、彼らのコントの世界観を詰め込んだ「ロバート激ヤバ祭 ~トゥトゥトゥ・版画・邪念0・ナイロンDJ・接しやすいサークル・大集合SP~」が「パルコギャラリー(名古屋パルコ)」で開催します。今回は、ロバートの秋山さん、山本さんにお話を伺いました。

気になる展覧会の内容をインタビュー!

すでに東京・大阪では開催されたということで、出来ばえはいかがでしたか?

秋山 いや、すごいよね。なかなかこんな風に、形にしてもらえることってないから。タイトル「激ヤバ祭」の通り、もうぎゅうぎゅうに!結構詰め込みました。

会場では、数々のコントが“展示形式”で楽しめるということですが?

秋山 20周年のときに「単独ライブに加えて、何かやりたいな」と思って、去年と一昨年は「クリエイターズ・ファイル」の展覧会で全国を回ったんです。ライブやテレビでネタを披露することはありましたけど、そのとき初めて、「展示でも笑いってとれるんだ」って気づいて。見るだけじゃなくて、ボタンを押したり、音が流れてきたり…そういうアミューズメント性を加えてみたらもっと広がるなということで、自分たちのコントを全部落とし込んで、ほぼ“一つの遊園地”を作りました。

ただ見るだけではなくて、自分もそのコントに入り込めるような?

秋山 そうですね。「同じサークルの部員になる」というか。
山本 たいていのコントは部活か、サークルか、研究所か、なので。
秋山 例えば、日本初の「写真撮るときだけ顔が版画になるマシーン」で、「版画クラブ」の僕らと一緒に写真を撮ることもできます。
山本 すごいよね。
秋山 あと、邪念を一切無くす「邪念0研究所」というコントにちなんで、目の瞳孔の動きや顔の筋肉を見て「邪念が0にならないと、合格をもらえないマシーン」もできました。
山本 それも発明だよね。
秋山 あと、特に見てほしいのは、梅宮さんの「体ものまね記念館」っていう…
山本 いやいや!あそこに関してはロバートじゃないから!
秋山 やっぱり20周年企画なんで、梅宮さんのブースは作らずにはいられないというか。あと、この展示用に作った映像がいっぱいあって、ミニシアターも置いてますので、ぜひ見てほしいです。

20年間の、歴史を振り返って。

これまでで、特にお気に入りのコントは?

秋山 うーん。やっぱり、小学校の時に遊んでたものがそのままネタになった「ナイロンDJ」ですね。最近できたネタなんですけど、原案は小学生のころに出来上がっていて。よくナイロンをこすって、キュッキュッてDJみたいにやってたんです。それで、大人になって作ったネタの設定が「DJ機材が買えないから、爪伸ばしてナイロンだけこすって全国回ってるヤバいヤツ」。それは結構好きですね。
山本 俺からしたら、「よくこれをコントにしようとしたな!?」って。そういうもののオンパレードです。そしてその原点が、「トゥトゥトゥサークル」。子どもがよく、そのリズムにはまっちゃう、みたいなことってあるじゃないですか。それをコントにするって聞いたときに、もうわかんなくなって(笑)。でもネタを一回作って、お客さんの前でやってみたときに、むちゃくちゃウケたんです。

私も最初に拝見したときは、笑い死ぬかと思いました。

山本 ほんとですか!「僕がチラシを持って、怪しい教室に入って始まる」、コントスタイルの原点がそれなんです。
秋山 今はリズムネタが主流になっていますけれど、当時はなかったしね。
山本 コントでは特にいないよね!あれがやっぱり、このミュージアムの原点でもあると思います。

この20年で何か変わったこと、逆に変わらないことってありますか?

秋山 うーん。やっぱり、なんでもかんでもネタにしてしまうようになったかな。昔は「これはコントとして成立してるのか」とか「トリオにおける馬場の生かし方」とか、そういうことも細かく考えてたんですけど、だんだん「なんでもいいや!」って。「別に馬場出さなくたっていいや!」みたいな。
山本 馬場が一言しか喋らない、みたいなこともあるもんね(笑)。
秋山 あと、僕のルックスも変わりました。
山本 変わったね~~。まず、だいぶデカくなったね。
(一同笑)

秋山 昔はもっと髪の毛をツンツン立てて、女子を意識してました。でもそれより、面白い風貌の方が…っていうのにシフトチェンジしてきて。変なプライドを捨てたというか。だから今、この髪型はなんっにも意識してないんです。若手の時は、いろんなワックス使ってたんですけど、今はもう「椿油」と「つげの櫛」しか使わなくなりました。(おもむろにポケットから櫛を取り出す)
(一同笑)
山本 力士くらいですけどね。そんな感じで歩いてんの。

山本さんは何かありますか?

山本 僕は逆になんっにも変わってないですね。昔から「芸能人ぽくない」って言われてましたし。
秋山 未だに僕も、一般の方だと思ってますしね。いや、ほんとに一般の方じゃないの?
山本 じゃないよ!

では最後に1分くらいで、コメントをお願いします!


3人に会える、イベントも開催!

名古屋パルコでは、4月19日(金)から5月6日(月・祝)まで、「G.W.FESTA-激ヤバ祭-」を実施。ポスタービジュアルにロバートの3人が登場し、「ポプテピピックポップアップショップ サードシーズン」や「HELLO KITTY × CRAYON SHINCHAN CAFE」など、様々な企画が行われます。4月29日(月・祝)には、会場にロバートの3人がやってくるイベントも!
ロバートのコントを知っている人も、そうでない人も、誰でも楽しめる展覧会へ、ぜひ行ってみてくださいね。

「ロバート激ヤバ祭 ~トゥトゥトゥ・版画・邪念0・ナイロンDJ・接しやすいサークル・大集合SP~」

開催期間
4月19日(金)〜5月12日(日)
問い合わせ
052-264-8111
会場
名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ西館6F パルコギャラリー
時間
10:00〜21:00(最終日は〜18:00)※最終入場は閉館30分前まで
休演日
なし
料金
500円(学生400円、小学生以下無料)
公式サイト
https://art.parco.jp/parcogallery/detail/?id=188

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WRITER

Moeko Mizuno

Moeko Mizuno

岐阜県多治見市出身。雑誌編集者として飲食店やショップを中心に取材経験を積んだ後、家業の陶器屋に転職。現在はライターとの二足のわらじで活動中。趣味は休日に各地のカフェや純喫茶を巡ること。

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