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【おすすめ名古屋観光】地元編集部が行ってみた!あっぱれ「名古屋城」

2019.05.01〈Wed〉

最終更新日:2019/05/08

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最終更新日:2019/05/08

「名古屋観光なら、どこがおすすめ?」と、よく聞かれる質問にお答えし、『日刊ケリー』編集部が名古屋のおすすめ観光地をナビゲート。情報があふれる今、やっぱり頼りになるのは、リアルなクチコミ!ということで、編集部スタッフが実際に現地に行き、目で見て、その場で感じた魅力を丸ごとお伝えします。名古屋に暮らしていながら、実はきちんと訪れたことがない人気・定番の観光スポットも…!?そこには、地元民でも楽しめる見どころが満載。名古屋に遊びに来る友だちを案内するのはもちろん、大人の遠足気分でおでかけすれば、いつもの休日がもっと充実します。

見て、撮って、楽しむ「名古屋城」の歩き方

¶ フォトスポット1|市役所駅前「@NAGOYA」のモニュメント
¶ フォトスポット2|名古屋城と言えば!「金シャチ」の実物大レプリカ
¶ フォトスポット3|400年前の姿がよみがえる「名古屋城本丸御殿」
¶ フォトスポット4|観光の思い出に、「顔ハメ」は外せない

名古屋城は、いつも外から眺めるだけ。恥ずかしながら、見学は人生初!の編集部・村瀬が行ってきました。

地下鉄「市役所駅」7番出口を出てすぐ。「@NAGOYA」のモニュメントで撮影し、「金シャチ横丁」宗春ゾーンの誘惑を受けつつ、てくてく散歩して正門から入場。

名古屋城のシンボル、金シャチがお出迎え


正門から入場してすぐ。光り輝く金シャチの実物大レプリカは、私の身長を優に超える約2mの高さがあり、想像以上に大きい!ゴージャスな金箔張りがインパクト抜群で、テンションが上がります。

城郭の国宝第1号!名古屋城は“お城の完成形”


ここで名古屋城について、ちょっとおさらいを。1610(慶長15)年、徳川家康によって建てられた名古屋城。徳川家の威信をかけて築かれた名古屋城には、金シャチをいただく巨大な天守閣、絢爛豪華な本丸御殿、広大な二之丸庭園、高い石垣と深い堀、直線的かつシンプルでありながら攻撃しにくい縄張などを備え、“近世城郭の完成形”とも言われる、立派なお城なのです!御三家筆頭・尾張徳川家の拠点として、名古屋城の周辺に城下町を形成したのが、現在の名古屋のまちづくりの原型に(つまり家康の作った町に、私たちが日々暮らしていると考えると、非常に感慨深い…)。この地のシンボルとして愛されてきた名古屋城は、1945(昭和20)年の空襲によって天守閣をはじめ、多くの建造物を焼失しますが、1952(昭和27)年には、国の特別史跡に指定。その後、市民の多大な寄附により、1959(昭和34)年に鉄骨鉄筋コンクリート造の天守閣が再建され、ただいま木造復元計画が進められていることでも、話題になっています。

※特別史跡とは、文化財保護法により指定された史跡のうち、特に価値が高いと認められるもので、国宝と同格とされます。


2018年5月7日から閉館となっている天守閣を横目に見ながら、本日のお目当ての場所へ…。

400年前にタイムスリップ!近世城郭御殿の最高傑作「名古屋城本丸御殿」へ


金シャチだけじゃない!名古屋城の見どころの一つとして絶賛されるのが、この「名古屋城本丸御殿」です。尾張藩主・徳川義直の住居かつ藩の政庁として、1615(慶長20)年に完成し、1930(昭和5)年には、天守閣とともに、城郭では国宝第1号に指定されました。空襲により焼失しましたが、戦前期までの記録が数多く残っていたため、他では類を見ない正確さで忠実に復元され、10年の歳月をかけて、400年前のお姿が復活!2018年6月8日に完成公開され、国内外から集まった観光客で、連日賑わいます。屋根の曲線が美しく、「これぞ日本の建築!」と惚れ惚れ。

400年前の華麗なたたずまいをそのままに、木造建築で完全復元するために、地元を中心とした職人たちが集合。すべて昔ながらの手仕事で、伝統工法を受け継ぐとともに、「ものづくり名古屋」の心と技を未来へと継承し、見事な本丸御殿を作り上げたことを考えると、同じ名古屋人として誇らしい気持ちに。完成公開時に発表された、ドラマチックなスペシャルムービー(山城大督さんが監督、蓮沼執太さんが音楽担当)も必見です。

平日の大行列に驚き!人気ぶりを肌で感じる


本丸御殿の入り口には、正門・東門から歩いて10分くらい。訪れたのは平日のお昼でしたが、約20分待ちの行列ができていて、海外からの観光客も多数。事前に入場券の売り場で待ち時間を確認し、時間に余裕をもって、来場するのがおすすめです。

見学のおともに、楽しい音声ガイドをスタンバイ


2019年4月22日から、音声ガイド(1回100円)の新バージョンを貸し出し開始。お城好きで知られる落語家・春風亭昇太さんと、名古屋おもてなし武将隊の徳川家康公が、本丸御殿の歴史や魅力、見どころをわかりやすく伝えてくれます。

いざ入場。写真撮影はOKだけど、ルールを守って観覧を


「名古屋城本丸御殿」は、ヒノキをはじめとする貴重な木材を用いており、飾金具や障壁画復元模写も、職人や絵師が心をこめて制作したもの。美しい姿を長く保つためにも、美術館と同じように、私たち一人ひとりの協力が必要です。

【入場者のルール】
・入口で靴を脱ぎ、素足・ストッキングの人は、備え付けのスリッパに履き替える
・リュックサックや肩掛けバッグはロッカーに預けるか、目が届く前方に抱える
・フラッシュ撮影禁止
・建物(襖、障子、金具類を含む)に触らない
・ボールペン類・携帯電話の使用禁止
・飲食禁止
・禁煙

また、江戸時代の空間を正確に復元するため、照明を控え、トイレは設置なし。体調には十分気を付けて、本丸御殿を堪能しましょう。

まさに絢爛豪華な金ピカ御殿!将軍や家康が見た、同じ景色を見る贅沢


玄関|一歩入ってすぐ、襖(ふすま)や壁に飾られた、金地の障壁画『竹林豹虎(ちくりんひょうこ)図』に圧倒されます。これは、歴史の教科書でもおなじみの、江戸時代の日本美術の中心となった狩野派の作品を、400年前と同じ色彩で復元模写。「一之間」(18畳)、「二之間」(28畳)の2部屋あり、出だしから心を奪われますが、これが一番格式の低い部屋というから、さすが藩主の住まい!次なる間にも、期待が高まります。


表書院|初代尾張藩主・徳川義直が、客と公式に対面する際に使用された、通称“広間”。「名古屋城本丸御殿」は、室町時代~江戸時代初期にかけて完成した、建築様式「書院造」の日本を代表する建造物であり、対面や接客のための「書院」を中心に構成されています。5つの部屋ごとに意匠が異なり、藩主の徳川義直が座る部屋「上段之間」は、他の部屋より一段高く作られ、床(とこ)、違棚(ちがいだな)、付書院(つけしょいん)など、豪華な座敷飾にも注目。


対面所|藩主が、身内や家臣との私的な対面や、宴席に用いた部屋。4部屋で構成され、「上段之間」と「次之間」の障壁画は、京都や和歌山の四季の風物や名所、生き生きとした人たちが描かれた風俗図になっていて、昔の様子をイメージすると楽しくなります。


「上段之間」では、尾張藩初代藩主・徳川義直と春姫の婚礼の儀を、高品質なドラマ仕立てで再現したAR体験もぜひ。

さらに、ここからすごかった!夢のような空間「上洛殿」に感動


「名古屋城本丸御殿」は、1615(慶長20)年と1634(寛永11)年の建築様式が混ざっており、江戸時代の間に移り変わった2つの文化を、一度に見られるのも魅力です。1634年に新築された「上洛殿」は、極彩色の華麗な彫刻欄間から「あっぱれ」の一言!今にも、鳥が飛び出してきそうな臨場感です。


上洛殿|3代将軍・徳川家光が京都に向かう途中、名古屋城に宿泊するために増築された、「名古屋城本丸御殿」の中で、最も絢爛豪華な格式の高い部屋。狩野派による襖絵・天井板絵、きらびやかな彫刻欄間、飾金具など、細部まで贅の限りが尽くされ、見れば見るほど素晴らしい!見学のハイライトと言っても、過言ではありません。狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた傑作『帝鑑図(ていかんず)』や『雪中梅竹鳥図(せっちゅうばいちくちょうず)』も、目を見張ります。

事前に入場整理券をもらい、+αのガイド・ツアーに参加

※解説員(日本語・英語・中国語)が付き、1時間に2回ずつ、約20分間のガイド・ツアーを実施。人気なので、入場整理券をもらってから、通常の施設を見学するのがおすすめです。

湯殿書院|将軍専用の浴室(湯殿)と、3つの部屋からなる風呂場で、「上洛殿」とともに寛永期に増築。風呂と言っても、現在のように湯船はなく、外にある釜で湯を沸かし、湯気を内部に引き込むサウナ式蒸風呂でした。その前で、私がなぜ、このポーズを決めているかというと…。


現場のQRコードをスマホで読み取り、指示に従って撮影すると、なんと!将軍・家光さまと、一緒に入浴するシーンが撮影できちゃいます。時代を超えた奇跡のコラボレーションが、ここで実現しました(笑)。


黒木書院|これまでの絢爛豪華から一変し、シンプルで小ぢんまりとした雰囲気。清須城内にあった家康の宿を移築した建物とも言われ、家光のおじいちゃん大好きっ子が伝わるエピソードです。他の部屋は、総ヒノキ造りですが、ここだけ良質な松材を使用。異なる香りに癒されながら、もし私が「名古屋城本丸御殿」を住まいにするなら、なんだかんだここが一番落ち着くかも…と思ったりして、泊まりたくなる部屋でした。

気分は、すっかりお殿さま!天守閣を背に、「余は満足じゃ」と記念撮影


匠の伝統が息づく「名古屋城本丸御殿」で、本物さながらの江戸時代の武家文化を体感し、ARなどの最新技術を利用したテーマパーク的な楽しみも。1時間半ほどの見学時間には、ここにしかない世界観がぎゅっと凝縮され、見応えは満点(写真と動画を撮影しすぎて、最後は、スマホ充電切れの危機…!)。身近な名古屋の歴史に親しめる、良い時間でした。名古屋城の見学に一度も行ったことのない、名古屋の人!百聞は一見にしかず。まずは、行ってみてください。

最後は「名古屋城本丸御殿ミュージアムショップ」で、お土産選び


ゴールドクリアファイル(450円~)や、ガイドブック(800円)といった人気商品をはじめ、お菓子やてぬぐい、Tシャツなどが、盛りだくさんです。

※掲載されている情報は、2019年4月時点のものであり、変更となる場合があります。

【おすすめ名古屋観光】地元編集部が行ってみた!あっぱれ「名古屋城」

店名

特別史跡 名古屋城 (トクベツシセキ ナゴヤジョウ)

営業時間

9:00~16:30(閉門は17:00) ※2019年8月31日までは~17:30(閉門は18:00※「本丸御殿」「西南隅櫓」の最終入館は17:00)

定休日

無休(催事により変更)

場所

名古屋市中区本丸1-1

駐車場

あり(有料)

タバコ

喫煙スペースあり(城内2カ所)

カード使用


平均予算

観覧料/大人500(団体割引あり)円

2019.05.01〈Wed〉UP

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