2019.5.4sat
名古屋・上小田井「ワイマーケットブルーイング」の週末限定タップルームが誕生!
地下鉄・名鉄「上小田井」駅から徒歩で約15分|クラフトビール好きにはおなじみ!名古屋発のクラフトビール醸造所「ワイマーケットブルーイング」の新工場が、西区に昨年オープン。2019年5月4日(土)・5日(日)から、併設のタップルームが、週末の通常営業をスタートするとあって、ファンの間で早くも話題になっています。営業は12~18時。たまには大人の遠足気分で、いつもと違う昼飲みに出かけませんか?
名古屋を代表するクラフトビール醸造所「ワイマーケットブルーイング」
「ワイマーケットブルーイング」は、2014年1月、名古屋市内唯一のクラフトビール醸造所として、名古屋の玄関口「名駅」エリアで醸造を開始。名前の「Y」は、オフィスビルが立ち並ぶ名古屋駅前で、明治時代から続く「柳橋中央卸売市場」が由来です。「私自身が生まれ育った柳橋市場の賑わいのように、私たちが造るビールの楽しさが、人のつながりを紡ぎ、街に活力を生み出せたら素晴らしい」という、代表の山本さんの思いが込められています。ビール造りに適した名古屋の水を使い、個性豊かな味わいを届けてくれる「ワイマーケットブルーイング」のクラフトビールは、全国各地のビアパブやイベントでも大人気。名古屋発のクラフトビールとして、多くのクラフトビールファンに愛されています。
工場の近隣に、駐車場はなし。公共交通機関を利用しましょう(地下鉄・名鉄の他、市バス「平田中学校」停から徒歩で約1分)。
工場併設のタップルームで、醸造現場の雰囲気を感じながら「乾杯!」
「ビールを楽しく!人生を楽しく!!」をコンセプトにした、常時8種類のクラフトビール(600円~)がスタンバイしています。フードの取り扱いはなく、持ち込みはOK。ゴミ・食べ残しの処分は、各自で行うスタイルです。店内にカウンターとハイテーブルはありますが、椅子は設置なし。天気の良い日は、屋外に簡易テーブルとイスが置かれ、アウトドア気分で気持ち良く飲むこともできます。
※通常は、グラスで提供。
ペールエール、IPA、ゆずエール、ニューイングランドIPAの定番4種類など、行くたびに替わるラインナップが楽しみ。香り・味わいともに様々なメニューがそろい、飲み進めるほどに、自由で奥深いクラフトビールの世界を体感できます。
樽生クラフトビールの他、ショーケースでは、缶ビールも販売。家庭やアウトドアで、「ワイマーケットブルーイング」のクラフトビールを楽しむのもおすすめです。
隣のビール醸造現場の様子は…?一般非公開の工場へ、編集部が潜入!
写真左より、ロバートさん、山本さん、加地さん、マーチンさん。
あいにく現在、一般の工場見学は受け付けていないため、クラフトビール好きを代表して、編集部が取材してきました。新工場には、ドイツ「ブラウコン」社の最新醸造設備を導入し、これまで以上に高品質で楽しい!ビールをお届け。取材日は、「ワイマーケットブルーイング」代表の山本さん、ヘッドブルワーの加地さんに、「ブラウコン」のマーチンさん(ビール造り歴30年!のベテラン職人)とロバートさんが、最新設備での試験醸造に向けてトレーニングしているところでした。
200坪の新工場は、名駅の醸造所の約8倍の広さ!12基の大きなタンクが、ずらりと並ぶ様は圧巻です。
倉庫には、ビール原料となるモルト(麦芽)の袋が山積み!
モルトを粉砕し、糖化、ろ過、煮沸…の流れで、仕込んでいきます。
ホップを加えるのは、「ホップガン」で。見た目も、名前(商標登録)もカッコいい!
新工場では、業務用樽生ビールと、缶ビールを製造。缶充填機が活躍します。
名古屋から全国へ!業務用樽生ビールが、出荷待ち中。
ヘッドブルワーの加地さんを囲む、若手スタッフの皆さん。これからも、おいしい、楽しいクラフトビールに期待しています!
ゆっくり味わうなら、名駅の「ワイマーケットブルーイングキッチン」へ
名駅の醸造所2階にあるビアパブ「ワイマーケットブルーイングキッチン」では、最大10種類のクラフトビールと、相性抜群の料理(オリジナルの名古屋めしも!)を、カジュアルな雰囲気で満喫できます。土・日曜、祝日は、11時半~23時の通し営業だから、昼飲みにもぴったり◎。