2019.7.1mon
清らかな水にまつわる田舎体験!「つべて~水滞在」 TRIP.04 長野|星野リゾート 界 アルプス
極上ステイとホスピタリティが、旅好きの憧れの的である「星野リゾート」。『月刊ケリー』編集長が毎月、旬な施設を訪れて、現地の魅力をお届けしている連作企画です。第4弾は、古き良き田舎体験を満喫できる「界 アルプス」。7月1日からスタートする、暑い夏を涼やかに過ごせるプランを紹介します!伝統工芸「上田紬」のコンパクトミラープレゼント企画(8月15日応募締め切り)もお見逃しなく♪
profile 『月刊ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の38施設を制覇するのが夢! 夏の「界 アルプス」に訪れるのは初めて。
中庭にせせらぐ小川。足を浸して「つべて~水滞在」のスタート。
立山黒部アルペンルートや白馬の玄関口である大町温泉にあり、美しく清らかな水をたたえる「界 アルプス」。『信州の贅沢な田舎体感』をテーマにしたこの施設で7月1日から、金土曜宿泊限定のプラン「つべて~水滞在」を開催中です。この「つべて~」とは長野弁で「冷たい」という意味。中庭の小川で水に足を浸しながら水うちわで涼んだり、北アルプスの水を使った「流し水蕎麦」を味わったりと、様々な水にまつわる楽しみが用意されています。ここではその「つべて~水滞在」を中心にご紹介。チェックイン後はすぐに浴衣に着替えて足水体験!涼の満喫スタートです!!
小川の水につけてあおぐ、伝統工芸の水うちわ
名古屋の暑い夏を抜け出して来たならば、まずは足水でクールダウン。その時、長野・大町の伝統工芸品「松崎和紙」で作られた水うちわを忘れずに!うちわを小川の水に浸してから扇げば、一層風がひんやりと感じられます。澄んだ空気に包まれていると、時間が経つのも忘れてしまいます。
黒部ダムに続くトンネルの破砕帯の湧水を使った、大町のご当地ドリンク「ハサイダー」。小川の水で冷やしながら飲むのもおすすめ!
次の“涼”は、りんご尽くしの「界のご当地かき氷」で!
信州は、言わずと知れたりんごの名産地。風味のよい青りんご「ブラムリー」と爽やかな酸味の「紅玉」、果肉入りのシロップと3種類のりんごをふんだんに使っています。このかき氷は、週末だけでなく平日(15~18時)も味わえますよ。
夕食タイムまでのお散歩にも、季節のお楽しみがいっぱい
クールダウン後は、敷地内をお散歩。「滞在中、ゲストをもてなすコンテンツや楽しみ方を提案してくれているのがうれしいですよね」と、撮影のこの日(6月)は梅雨にちなんで設けられたコーナー「てるてる坊主の香袋作り」を、スタッフの橋口美和さんに教わりながら体験。実はこの部屋は乾燥室。このようなイベントは、スキーシーズンが始まる前までのお楽しみ。
囲炉裏では、おやきの振る舞いも。メイン通りの雁木通りを歩く宿泊者が、その香りにつられて続々と立ち寄ります。これは、「ご当地楽」の一環。夏の間はお休みしますが、10月の紅葉シーズンから再スタートの予定!
※「てるてる坊主の香袋作り」「おやき」は、現在は実施していません。
信州ならではの「鍬焼き」を、特別会席でいただきます!
特産物のりんごやわさび、旬のものをふんだんに取り入れた特別会席。メインの鍬焼きは、その昔、農作業の合間に鍬の上で肉や野菜を焼いて食べたことが始まりとされたとか。「まろやかなくるみ味噌も、信州ならではですよね。お腹いっぱいなのに、つい箸が進んでしまいます!」
夕涼みには、雁木通りの縁日へ!
メイン通りの「雁木通り」では、古き良き縁日が開催されています。水射的に金魚すくい…、ワクワクするものが並んでいます。
「ポイを持って金魚すくいなんて、何年ぶり!?」と編集長。大人も童心にかえることができる瞬間です!金魚はおもちゃなので、小さな子どもにも気軽に楽しませることができます。
縁日の賑わいの隣にある囲炉裏では、大人の「ディープな田舎体験」を。写真は熱燗ですが、7月からは冷酒が振る舞われます。子どもたちがはしゃいでいる縁日を眺めながらくつろぐ、まさに大人の時間♪
ひんやり空気が気持ちいい!朝一番の「アルプス体操」
翌朝、6時15分からの「アルプス体操」に参加。中庭からはアルプスの山々が見え、朝のさわやかな空気に気分爽快! 登山をするイメージを膨らませながら、体を動かしていきます。「ゆったりとした内容で簡単そうに見えるのですが、すごく体に効いている感じがします。空気のきれいな場所での運動って、本当に心地いい!」と編集長。
運動を終えた後、朝食までの間に「おめざ粥」をいただくのがおすすめ。運動をした後、温かいお粥を少しお腹に入れることで、胃の調子を整え、体を温めることもできるのだとか。このお米も地元のものを使用。囲炉裏にあるかまどで毎朝炊き上げています。「薪で炊く香りと音に癒されます」。
滞在の部屋「離れ」からの、中庭の景色も見収め。
朝食を終え、チェックアウトまでのひと時は、滞在した部屋「離れ」からの眺めでリラックス。この「離れ」は4名までが宿泊できる部屋で、メゾネットタイプになっているのが特長。また、上田紬のベッドライナーや松崎和紙の行燈、木曽木材の下駄…など数々の名産品に囲まれ、伝統工芸の美しさを知ることもできました。
「つべて~水滞在」を締めくくる、流し水そば体験。
北アルプスの名水をそのまま使った「流し水そば」は、水がきれいな地域だからこその食べ方。そばを水で食べることで、そばの甘みや香りが引き立ちます。冷え冷えの流しそばを食べたいならば、前日にそば猪口を氷で作っておくことも可能。
このプランには、農園で作られた夏野菜の収穫体験をもできます。とれたての夏野菜に信州みそをつけていただきます。「チェックアウト後にランチとして楽しめるので、ちょっと得した気分になれちゃいますね。今回は信州の食と文化を通して、贅沢なまでの田舎体験を楽しませていただきました」と編集長。どことなく懐かしく、心がほっこりする旅を終え、次はどこの「星野リゾート」へ!?次回もお楽しみに!
料金
※掲載されている情報は、2019年6月時点のものであり、変更となる場合があります。
PRESENT
「星野リゾート 界 アルプス」の上田紬コンパクトミラーを3名にプレゼント!
応募締切は2019年8月15日(木)
WRITER
Yoshimi Horii
『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!
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