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スタジオでその場で制作する時と、デモがあって制作する時の感覚の違いはありますか?

米田さん  デモから作るとあまりライブ感がなかったり、自分では「めっちゃいい!」って思っても、一歩引いて聴くと思った感じと違うこともありますね。逆に言うと、スタジオで制作するとライブで強い曲、聞いて乗れる曲を生み出しやすいと思います。『Ain’t no magic』は、スタジオで作った曲ですけど、東京のツアー初日で演奏したときに、自分が思ってたより想像を超えて、お客さんがノってくれてました。スタジオで一気に作った曲だから、曲にそれだけ熱量があったんだと思ったし、そこを思い知らされたライブになりました。

歌詞の言葉選びがすごいなといつも思うんですけど、どこから湧いてくるものなんですか?インプットなどがあれば、教えてほしいです。

米田さん  歌詞は完全にオケを完成させてから一人で考えています。改めて振り返ると、映画に関連したものが多いなと思ってて。5曲目の『NAVYBLUE GIRL』は、デヴィット・フィンチャー監督とブラッド・ピットにインスピレーションされてるし、7曲目の『Take it back』のイメージは、ディストピア。SFや近未来の荒廃した感じをイメージしてます。10曲目の『Eternal Sunshine』は、そのまま映画の『エターナル・サンシャイン』に影響受けてます。そう思うと、意外に映画からインプットしてるのかなと。作ってる時は気付かなかったですけど、今回めちゃくちゃそういった曲が多いです。


4曲目の『Movin’ feat. Creepy Nuts』では、Creepy Nutsさんとの共作ですが、いかがでしたか?

鈴鹿さん  すごい楽しかったです。フェスとか一緒になったり、対バンでもお互い呼び合ってたりもしてたので、いつかやりたいと思ってたことが形になりました。オケを作った時に「ラップとかのるやろ」と思ってRくん(R-指定)に、最初に声かけたらすぐOKもらって。歌詞のイメージのミーティングだけして、それからレコーディングまで、あまりやりとりはなかったんです。2Aとサビを考えてくれてて、レコーディングの日に「なんかあったら言ってください」と言われましたけど、何も言うことないくらい良いラップを付けてくれました。カッコよすぎて、鳥肌立ちました。
米田さん  元々この曲でフィーチャリングは考えてなくて、オケを完パケさせてたんですけど、この曲で参考にしたのが、日本語ラップのパイオニア・近田春夫さんのバンドなんです。ライブ映像のドラムのリズムがカッコよくて、「こういうの作ろう」と言って作ったのがこの曲で。結果的に、いま一番かっこいいヒップホップユニットのCreepy Nutsとやることになって。それには、自分でもドキッとしました。「繋がんねや!」って。イベントとかフェスとかで会うことも多くて、ツーマンとかの対バンでもお互い誘ったり誘われたりしてたので、お互い分かり合ってて、もともとの繋がりがあった仲だからこそできたと思います。これが、初めましての人だと難しいこともあると思うんですけど、お互いリスペクトしている関係だったから、Creepy Nutsしかないということで頼みました。

昨年10周年を迎え、11年目に突入しましたが、今後のビジョンや挑戦したいことを教えてください。

米田さん  今、京都拠点でやっているので、京都ででっかいイベントをやれたらいいなと思ってます。ラジオもやってたりするので、全部を絡めて、一つのイベントをしたいです。
鈴鹿さん  若いバンドとか、同い年くらいのバンドとも仲がいいけど、大好きな先輩たち、例えばフルカワユタカさんとか髭さんとか。そんな先輩たちと仲良くしてもらえてるバンドっていうのは、そんなにいないのかな、呼んだりできるのは自分らなのかなと思っているので、僕らにしかできないような、主催のイベントをできたらいいなとずっと思っています。京都なら名古屋も近いので、ぜひ名古屋の方も。新幹線で、36分?(笑)

刻みますね(笑)

鈴鹿さん  さっき教えてもらいました(笑)
米田さん  僕らにしかできないことがあると思うので、そこをどんどん表現していけたらと思います。

主催イベントの開催、楽しみにしています!

3rdアルバム『Fetish』

【初回限定盤】(CD+DVD)
VIZL-1588/3800円+税
<収録曲>
■CD
1 Ain’t no magic
2 Sweet Revolution
3 Magical Feelin’
4 Movin’feat. Creepy Nuts
5 NAVYBLUE GIRL
6 Music For Life
7 Take it back
8 MONSTER (Rougelike life)
9 Oh Love
10 Eternal Sunshine
11 Forever Young
 
■DVD
『O-KAGE-DOSS “きゃっち・ざ・京都”』(2019年3月10日 KBSホール)
※恒例のメンバー全員による副音声も収録!!
Crazy Dancer
Magical Feelin’
Can’t You See!!!
Bob Dance Bob
Afro
– HONKI DANCE TIME –
Japanese Style
fuckin’ so tired
B!tch
BIAS
Weekender
Eve
Fun Fun Fun
TAKE MY HAND
WHERE?
 
【通常盤】(CD)
VICL-65192/2700円+税
 
『”Ain’t no she see”TOUR』
7月05日(金)広島・広島クラブクアトロ
7月18日(木)香川・高松MONSTER
7月20日(土)福岡・Fukuoka BEAT STATION
7月23日(火)愛知・名古屋クラブクアトロ
7月25日(木)大阪・なんばHatch
 
公式サイト
http://fan.pia.jp/honkidance/
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夜の本気ダンス、新アルバム『Fetish』インタビュー!

WRITER

Wakana Yamauchi

Wakana Yamauchi

兵庫県出身。京都の大学を卒業後、 編集者になるために名古屋へ。ゲーム、猫、ファッション、写真が好き。自宅をリノベーションして以来、インテリアにハマっている。

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