四間道・円頓寺

石垣の上に建つ土蔵や町家が建ち並ぶ四間道と、古き良きレトロな商店街が残る円頓寺。江戸時代の面影を残すこちらの会場では、約10カ所でインスタレーション作品が展示されています。

円頓寺では、趣ある長屋を利用した会場も。まちなかにアートを点在させることで、いつもの風景が非日常の空間に変わっています。

梁志和(リョン・チーウォー)+黄志恒(サラ・ウォン)《円頓寺ミーティングルーム》

「那古野一丁目長屋」では、人々の後ろ姿を撮影した印象的な写真が和の空間に展示されています。靴を脱いであがるので、座って鑑賞するスタイル。写真とそのストーリーにゆっくり向き合う時間を過ごせます。

津田道子《あなたは、その後彼らに会いに向こうに行っていたでしょう。》

四間道の県指定文化財「伊藤家住宅」では、津田道子さんと岩崎貴宏さんの作品が展示されています。こちらは、津田道子さんによる、鏡とフレームと映像装置を配置したインスタレーション作品。実像と虚像、見ることと見られること、鑑賞者とパフォーマーの境界があいまいになる仕掛けになっています。

キュンチョメ《私は世治》

幸円ビル2階の1室では、《私は世治》と《声枯れるまで》の二つの映像作品を展示。トランスジェンダーの人たちの“名前”を巡って、そこに渦巻く感情や真実をあぶり出している作品です。

鷲尾友公《MISSING PIECE》

毎週末、円頓寺デイリーライブも開催!
円頓寺商店街内にある駐車場では、毎週木曜~日曜19:00~20:00に「円頓寺デイリーライブ」も開催!特設ステージのバックには、国際現代美術展の出展作品として、鷲尾友公さんが描き下ろした巨大な壁画が描かれています。ライブの観覧は無料なので、気軽に訪れてみて!

公式アプリのダウンロードがおすすめ!

「あいちトリエンナーレ2019」をさらに楽しむために、公式アプリを事前にダウンロードしておくのもポイント!展示の2次元コードを読み込むと、音声ガイドで作品解説を聞くことができ、より作品への理解が深まりますよ。

あいちトリエンナーレ2019 情の時代 Taming Y/Our Passion

期間
2019年8月1日〜10月14日
会場
愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、四間道・円頓寺、豊田市美術館、豊田市駅周辺
開館時間
会場によって異なる
定休日
月曜休館(祝祭日を除く)、9月17日(名古屋市美術館のみ)
料金
1DAYパス/一般1600円、大学生1200円、高校生600円
フリーパス/一般3000円、大学生2300円、高校生1100円
※チケットの取り扱いは、国際現代美術展会場のチケット販売・引換場所ほか、愛知芸術文化センター内プレイガイドなど県内主要プレイガイド、主要コンビニエンスストア等
問い合わせ
052-971-6111(あいちトリエンナーレ実行委員会事務局)
公式サイト
http://aichitriennale.jp/

※掲載されている情報は、2019年8月時点のものであり、変更となる場合があります。

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✔ 【「あいちトリエンナーレ2019」の注目作】参加アーティスト・鷲尾友公さんにインタビュー!

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