小栗さんの太宰治は、本当に色っぽかったですね

蜷川監督 モニターで小栗くんが演技しているのを見ているわけですが、私が最初の観客なので、テンション高めに「ふぃーー」って言いながら見ていました。それぞれの女性とのキスの仕方が違うなど、いろんな小栗くんがたくさん見られたので、そこも見どころの一つかなと。

©2019「人間失格」製作委員会

近代の方でもある太宰治の役は難しかったですか?

小栗さん 難しかったです。できれば、映像や音声が残っているほうがどんなしゃべり方をした人なのかとかわかりやすいのですが、太宰治さんの写真は残っていますが、音声や動いている姿などがほとんどなく、どんな声をしているのか自分では想像がつかなかったので、そこはすごく難しいところだなって思いました。逆に言うと、太宰治ファンの方たちもそれを知らないと思うので、あの人ってこうだよねっていうのが残っていないのは演じやすいと思いました。

作品の中には、可愛らしいシーンや笑えるシーンもあったりしましたね

小栗さん 本当に税金の紙が届いたときに泣いたらしいですからね。「なんだみんな、寄ってたかって」って。結構、泣き上戸だったみたいです。
蜷川監督 わりとひょうきんな方だったらしいですよ。
小栗さん興味がつきないですよね。

今回、女性陣はもちろん、男性陣も豪華でしたよね。小栗さんの一番近くにいた成田さんはいかがでしたか?

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映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の蜷川実花監督、小栗旬さんが公開記念舞台挨拶に登場!

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Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

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