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普段はどんな感じのファッションが好きですか?

どちらかというと、レイヤードしたり、要素をたくさん詰め込むというより、基本的にはクリーンでシンプルなんですけど、一つアイコニックなものが入っているようなスタイリングが好きですね。自分の私服でいうと、何を着ていても品を損なわないようにしようと考えていて、そこは意識してやっていますね。品良くありたいな、って。

例えば、古着っぽいプルオーバーを着ていたら、バランスをとってスラックスで合わせたりとか、今の気分はそんな感じです。最近は、衣装以外では絶対着れないなっていう派手な洋服を入れたりとか、ライブで動きが出せるようなものを着たりとか、ちょっとずつ意識するようになりました。

アルバムタイトルの『SAVEGE』は、「やばい」「かっこいい」というスラング的な意味もありますが、どんな思いを込めたんでしょうか?

今回は、いろんな面で聴ける音楽を作りたくて。サウンド面でもビートとしてしっかり聴けるようなものに、めちゃくちゃ個人的で、自分をさらけだすようなメッセージが込められていたりとか。聞き手の感情や環境で、捉え方が変わるような音楽がしたいなと。

『SAVAGE』というタイトルにも、色んな思いを込めています。スラング的な「やばい」「かっこいい」は、全体のサウンドに対する意味だったりとか。あとは、ありのままの感情や隠したくなるような人間っぽいドロッとした質感のある言葉を入れているので、直訳の「未開な」「獰猛な」という意味合いが強いですね。

先ほど、楽曲の中でパーソナルな部分を強く出したものがある、とおっしゃっていましたが具体的にどのあたりの曲になりますか?

そうですね。結構、全体的に(笑)「最後は勝つ」とか、英詩の「Dying Young」も、自分が音楽家として死んでいきたいって言っていて。自分にとって一番コアな部分は音楽で、改めてそう思ったなと。あと「Voice Mail」は、個人的な家庭の話だったりとか。「Savage」も、シングルで一番最初にこの曲に出したのは、ミュージシャンとして自分を奮い立たせるようなものを作りたいという思いがあって。結果として、アルバムの全体を象徴するような曲になりました。


「最後は勝つ」は、誰に何を言われても自分を貫くという強いメッセージ性を感じて、向井さんの掲げる「ネガティブからポジティブなパワーに変えていく」ということが一番表れているのかなと思いました

この曲は、自分が本当に落ち込んでいたときに書いた曲ですね。僕のイメージ的には、ボロボロで崩れそうになりながらも、「絶対…最後は勝つ…!」みたいな、そんな感じ(笑)

ライブの袖で自分に言い聞かせている言葉でもありますね。「最後は勝つから、今はどれだけ落ち込だり、傷ついていても大丈夫」って自分に言い聞かせようとしている曲です。どちらかというと、全曲を通してポジティブさはない気がする。ネガティブをネガティブとしてどれだけパワーに変えて、ガソリンに変えていくか、みたいな。最初はこの作品が受け入れられるのか、すごく不安でしたね。でも、自分がアーティストとして今届けたいもの、歌いたいものを正直に作っていこうという気持ちが形になった作品だと思います。

なるほど。余裕のある「最後は勝つ!」ではなく、満身創痍のような…

そうですね。自己暗示というのかな。救いを見出せるようなものにしたいなと思って作りました。

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MAGAZINE 雑誌『KELLY』

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向井太一さん、3rdアルバム『SAVAGE』リリースインタビュー!

WRITER

Wakana Yamauchi

Wakana Yamauchi

兵庫県出身。京都の大学を卒業後、 編集者になるために名古屋へ。ゲーム、猫、ファッション、写真が好き。自宅をリノベーションして以来、インテリアにハマっている。

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