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【本日公開】映画『ひとよ』白石和彌監督にインタビュー!

2019.11.08〈Fri〉

最終更新日:2019/11/12

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最終更新日:2019/11/12


“家族”をテーマにした白石監督の待望の最新作『ひとよ』が11月8日(金)に全国公開。白石監督にインタビューしてきました!


©2019「ひとよ」製作委員会

今作は、桑原裕子さんの『ひとよ』が原作となっていますが、キャスティングは舞台のキャストを意識されたのでしょうか?

白石監督 桑原さんの脚本は本当に素晴らしくて、自分が描く世界観や目指しているものに近いかなと感じていました。また、万引きのシーンは、舞台では強く描かれていなかったので映画オリジナルですね。キャスティングについては舞台のことは考えず、映画ならではのキャストにしました。自分でもびっくりしているくらい、素晴らしいキャスティングだと思っています。

キャストの決め方や現場の雰囲気はいかがでしたか?

白石監督 お母さん役は田中裕子さん以外あり得ないと思って、最初にお話させていただきました。現場では、田中さんがあのトーンでいい緊張感を作ってくれて、メリハリのある雰囲気でした。三兄妹の健くん、亮平くん、茉優ちゃんもお母さんと向き合うシーンでは、田中さんを目の前にして、気合が入っていたと思います。松岡茉優ちゃんは、あのもの応じしない姿勢で、自然とみんなの空間を埋めてくれて、兄妹をより兄妹らしい雰囲気にしてくれていましたね。


©2019「ひとよ」製作委員会

3兄妹の各キャストで印象に残ったシーンはありますか?

白石監督 健くんは、雄二という一番マザコンで誰よりも兄妹を思っているけれど、母が願った息子になれていない自分とのギャップによる葛藤というものをうまく表現してくれたかなと思っています。アクションシーンについて話している時にも、健くんが「最後のシーンは、蔵之介さんに多少痛いのは我慢してもらうしかないかな」と話していて、映画を作ることに関して“作り手が作り上げる以上に役者が作りあげるんだ”という意識を強く感じて、かっこいいなと思いました。

亮平くんは、昨年の年末から打ち合わせを始めましたが、吃音の練習も始めていて、他の作品にも吃音が出ていないか、大丈夫かなと思いましたね(笑)キャラクターを作ることに関して、探求心と努力が素晴らしいなと感じました。本人が意識していない部分で、その器用さと不器用さが共存しているのも良かったですね。

茉優ちゃんは、階段で健くんと言い合いをするシーンがあるんですが、気がついたら、演出にないのにスリッパを投げていましたね。健くんも「茉優ちゃんが一番怖い」と言っていました(笑)「ああいう妹いますよね」って(笑)

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