2019.11.28thu
SANABAGUN.(サナバガン)岩間俊樹さん(MC)&大林亮三さん(Ba)、4thアルバム『BALLADS』リリースインタビュー!
巷で話題を集めている、平成生まれの8人組ヒップホップチーム・SANABAGUN.(サナバガン)が、4枚目となるフルアルバム『BALLADS』を10月23日(水)にリリース。今回、メンバーの岩間俊樹さん(MC)と大林亮三さん(Ba.)のお二人に、アルバムの聴きどころや普段の音楽作り、ライブにまつわることまで、インタビューを行いました!
photo / Kazuhiro Tsushima
左から、大林亮三さん、岩間俊樹さん
SANABAGUN.(サナバガン)
ニューアルバム『BALLADS』のリリース、おめでとうございます。前作から1年半ぶりのリリースということで、改めて本作の聴きどころを教えてください
岩間さん 今回は初のプロデューサー陣と、フィーチャリングに藤原さくらさんと、Creepy Nuts(クリーピーナッツ)に参加していただいて、今までのSANABAGUN.を知らない方たちにも聴いてもらえるような、周りの人たちを良い意味で巻き込みながらやれたら良いなと思っていて。自分達の中でもチャレンジしたアルバムでしたね。昔からSANABAGUN.って、実は作り方をちょっとずつ変えたりしていましたが、今回は一回聴いたら変化が分かるくらいの、目に見える形の変化ができた一枚だと思っています。藤原さくらさんとのコラボレーション楽曲「Sweet Dreams feat. 藤原さくら」は、藤原さんの透明感ある声が加わり、バンドとしての振り幅の大きさを感じました
岩間さん ありがとうございます!その曲のすべてを今、言ってくださいましたね(笑)本作の制作期間はどれくらいでしたか?
岩間さん 作り始めは今年の1月です。3月にプリプロを、4・5月で本番RECに入っていきましたね。割と長い間、制作させてもらいました。大林さん 約半年で作り上げたという感じです。
レコーディングで印象に残っていることや、今回新たにチャレンジしたことを聞かせてください
岩間さん 以前は8人がスタジオに集まって、実際に全員で音を鳴らして作っていくみたいな。ボイスメモに録って、それを聴きながら歌詞を書いていくっていう、アナログ的なスタイルでした。このスタイルだと、声のラップのプリプロを録ることができなくて。楽器の本番RECが終わってからボーカルRECまでの間でしか、実際にCDにパッケージされる音でラップすることができないのは、実際少しやりづらさを感じていましたね。今回は、メンバーが各々パソコンで組んだベースを持ってきて、バンドサウンドを鳴らしてみたりとか、新しいことにチャレンジしました。僕の家が声を録れる環境なので、事前にみんなで集まって、歌詞を書きながらサビを乗せて「こういう雰囲気になるんだね」とか、ゆっくり試しながらできたっていうレコーディングだったと思っています。大林さん アナログからデジタル的な方法にシフトできたのかもしれません。下準備をしっかりできたのは良かったですね。
岩間さん ようやくここに来て、「便利な時代なのに、逆になんで今までやらなかったんだろう」と(笑)