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THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)、『Section #11』リリースインタビュー!
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2019.12.18wed

THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)、『Section #11』リリースインタビュー!

ピシッとスーツを身にまとい、50~70年代のブラックミュージックを現代の音楽へ変換しながら、ロックンロールを伝え続けるバンド、THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)。11月27日(水)にリリースした、オリジナル・フルアルバム『Section #11』に込めた想いを聞いてきました!

photo / Masaya Miyata

 

左から、ROYさん、JIMさん

THE BAWDIES / ザ・ボゥディーズ

小学生からの同級生ROY、JIM、MARCYと、高校からの同級生、TAXMANによって2004年に結成。唯一無二の圧倒的なボーカル・ROYを武器に、メンバーが敬愛するリトル・リチャード/レイ・チャールズに代表されるリズムアンドブルース、ロックンロールのルーツを現代の音楽に融合させ、老若男女問わず誰もを楽しませてくれる、パーティーのようなライブが各地で噂を呼んでいる。

『Section #11』のリリース、おめでとうございます! 結成15周年、デビュー10周年のアニバーサリーイヤーのリリースになりますが、今回のアルバムはどんな1枚に仕上がっていますか?

昨年4月、アニバーサリーイヤーに入るということを記念して、初のベストアルバム『THIS IS THE BEST』を出させていただきました。ベストアルバムが出ると、僕たちの歴史が一つまとまる感じがありますね。そこからまた一歩を踏み出す、新しい歴史に入っていくとなった時に、ぬるっと入りたくなくて、比べるものではないとは思うんですけど、ベストアルバムを超えるものができないと、次にはちょっと進めないな…と。なので今回は、ベストアルバムをライバルとして、それを超えるものを作ろうとして、出来上がったのが今回のアルバムです。
つまり、THE BAWDIESの歴史を超えるということなので、すごくハードルは上がっています。通常のベストアルバムって、言ってしまえばシングル楽曲や代表曲の寄せ集めなので、年代も関係ないですし、コンセプトもないことが多いんですよね。ただ、アーティストの強い曲がそろっています。それに勝つことを目標に、今回の『Section #11』は、新たなベストアルバムを作るところから始まったので、12曲すべて、シングルを書くつもりで作りました。

ベストアルバムを超える新アルバムということで、実際に2年9カ月ぶりのアルバムですが、やはり制作期間も長めに設けたかったのでしょうか?

実際のオリジナルアルバムとしては2年9ヶ月ぶりですが、前作のオリジナルアルバムを出してから、『NEW』のベストツアーがあって、ベストアルバム『THIS IS THE BEST』を出して、47都道府県を回って…とかで、制作期間が2年9カ月あったわけではなかったです。制作期間とすると、ベストアルバムが出てからなので、1年くらいですね。その中で、全曲シングル級のものを作りたいと、1曲1曲に力を入れて、時間をかけて作りました。

どのくらいの時間をかけて作られましたか?

普段、12曲入りのアルバムを書く時は、僕らの場合、だいたい14曲くらいを作ってから12曲に絞りますが、今回は本当に良い曲を選びたい気持ちがあったので、30曲以上作った中から12曲に絞りました。毎月2~3曲のデモを作って、選抜されたものを持ち帰って、デモを作り直して、またみんなの意見を聞いて、また持ち帰って…という工程を3回ほど繰り返した12曲がそろっています。

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タイトル『Section #11』の意味や思い入れは?

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