2020.2.14fri
【2/21公開】女性としての生き方を見つめ直す!映画『Red』の魅力を徹底解説【PR】
賛否両論の問題作が禁断の映画化となった、映画『Red』がいよいよ2月21日(金)公開!話題となった原作から、あらすじ、豪華なキャストなど、見どころを映画好きな女性編集者の視点から徹底解説します。
『Red』を観て、恋愛の価値観を見つめ直して
映画『Red』では、30代の普通の主婦を主人公に、家庭と恋愛で悩む等身大の女性の心情を描いています。女性なら誰しも共感できる感情や、自分だったらと思って観ることで自分の恋愛観を改めて見つめ直す楽しみ方もできます!観終わった後も、友人や一緒に観た人と感想を交えながら、恋愛の価値観を確かめ合ったりするのも面白いですよ。
主人公・塔子(夏帆)に影響を与える3人の男に注目!
主人公の塔子を惑わす3人の男性を、妻夫木聡さん、柄本佑さん、間宮祥太朗さんと個性的な実力派俳優陣が演じます。離れがたい空気感、包容力、誠実さと、それぞれ違った大人の魅力に惹きこまれること間違いなしです。
かつて愛した男・鞍田秋彦(妻夫木聡)
建築家で、塔子が学生時代にアルバイトをしていた設計事務所の社長。当時、結婚していながらも塔子と男と女の関係にあり、塔子にとって忘れられない人。塔子とは10年ぶりに再会し、二人の距離は自然と縮まっていくこととなります。
職場の同僚・小鷹淳(柄本佑)
鞍田と同じ設計事務所で、営業として働いている同僚。塔子とは社内で出会い、夫がいると知りながらも、塔子に興味を持ち、誘うようになります。しかし、社内での塔子と鞍田の様子を見て、二人の関係を見抜き、塔子を心配。自由で強引なところもありますが、憎めない性格です。
塔子の夫・村主真(間宮祥太朗)
誰もがうらやむ、一流商社勤務の夫。家族想いで悪気はないものの、夫婦の間で“価値観のずれ”があり、いいと思って、一方的に自分の意見を押しつけてしまうことも。子どもについても、塔子としっかりと話し合おうとしますが、無意識に塔子を傷つけて追い詰めていってしまいます。
賛否両論の問題の原作とは?
原作は、島本理生さんの同名小説『Red』。「今、幸せ?」と問われたときに、自信を持って答えられる女性は、どれくらいいるのか。女性が密かに抱いている不満や憤りを、どのように解決していくのかを、一人の女性をメインに描いています。妻や母親としての生き方を選ぶべきか、女性として生きる方が自分らしくいられるのかと、葛藤する姿に心揺さぶられる女性が多数。「小説と映画でラストが異なる。原作者として、最も素晴らしいと感じたのは、その点だった」と、島本さんは話します。原作者の島本さんも、感銘を受けたラストにも注目です!
島本理生
あなたなら、共感できる?塔子を通して考える、女性の感情
妻や母親として、理想の人物になることがいい生き方なのか、自分らしい生き方や本当の自分とは?
妻や母親として
幸せな家庭を築きたい思いで結婚し、何も問題のない生活を送る。しかし、母親や妻の責任感から無理強いされているわけではないが、夫や義母が理想とする妻にならなくてはというプレッシャーに、行き場のない気持ちが募っていく。それは、自分がなりたかった未来の自分の姿なのか。
女性として
一人の女性として見てもらえることで、自分自身を見てくれているように感じて、うれしい気持ちに。自分も知らないうちに、自分らしい本当の気持ちが解放されるようで、一人の人として、幸せを感じられるようになる。自分らしい生き方は、やっぱり素直に生きられることなのか。
どんな生き方が自分にとってベストなのか、考え抜く塔子の姿に、あなたは何を思いますか?観る人によって、感じることが違う今作。あなたの目には、どう映るのか?ぜひ、劇場でご覧ください!
公開直前!予告編で予習もばっちり!
『Red』
2月21日(金)~ミッドランドスクエアシネマほかで公開STORY
誰もがうらやむ夫と可愛い娘と暮らし、“何も問題のない生活”を過ごしていた塔子(夏帆)。ある日、かつて愛した男・鞍田(妻夫木)と10年ぶりに再会し、鞍田は塔子が抱える行き場のない気持ちを少しずつほどいていく。塔子もそんな鞍田に次第に惹かれていくが、鞍田には“秘密”があった。果たして、塔子が最後に自分で決断した答えとは――。
監督
三島有紀子
原作
島本理生『Red』(中公文庫)
出演
夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗 他
2時間3分 R15+
公式サイト
https://redmovie.jp/